【リーフの戯言(2001・5)】

(2001.5.26)

☆掲示板にも書きましたが、東亜大会ハーフマラソンは、我らが野口みずきさんが圧勝(71:18)、小鳥田さんが2着確保(73:31)という結果になりました。

☆入場券を買おうかとしたときに、見知らぬご婦人から「兄ちゃん、これあげるわ。」と団体購入されたと思われるチケットをいただきました。無論無料で。わけがわからず呆然となっている小生は、そのご婦人に腕組まれながら会場入場(笑)。ともあれご婦人、ありがとうございました(^^)

☆で、ハーフマラソンはスタート及びゴールは競技場なんですが、メインは長居公園を7周するわけで、これなら入場しなくてもよかったわけです。
あー2000円払わなくてよかった(再入場可能なんですけどね)。

☆スタート後は当然周回道路に赴き観戦。1周地点(約3k)で野口さん以外が暑さにまいっている印象を受け、2周地点(約6k)では早くも小鳥田さんと魏を6秒離す野口さん。孫はもうかなり離れる。3周地点(約9k)では魏と26秒差、小鳥田さんと39秒差となって、予想外の圧勝モードに少し拍子抜け。スタート時で26度という気温だったのですが、さすがはメキシコの熱風の中、世界ハーフ4位という実績を持つ野口さんといったところでした。

☆しかし、16:34、16:39と刻んだ5kごとラップもその後は17分台に落ち込んでしまいまして、つくづくマラソンの中でこれ以上のパフォーマンスを見せた橋尚子様の凄さを改めて感じた次第。結局野口さんは、昨年の世界ハーフとほぼ同じタイムの71分18秒で国内最強を印象付けたわけです。
日本王者→東洋太平洋王者ときたら、もう後は世界を獲るしかありません。さらにレベルアップしてがんばって欲しいところ。

☆しかし
解せないのは孫迎傑。周回道路ではへぼへぼだったのが、競技場に戻って来たときの走りは生き生きしてまして、ラップタイムみたら愕然としました。最後の1.0975kが3分24秒って…。ずっとジョグして最後だけ本気で走ったってことか?そうだとちょっと哀しいよなあ。

(2001.5.25)

☆折角のハーフマラソン超絶バトルも、生放送も何もなく、非常に不愉快なリーフであります。

孫迎傑も魏亜楠も来てくれたのにそれはないだろうって感じ。小鳥田さん、そして我らが野口みずきさんの4人が出るという、このような辺境の大会にしてはとんでもなく高いグレードのレースを生放送しないなんてどうかしてる。バカバカ。

☆こうなったらしゃあないんで、早起きして長居陸上競技場に行ってみようかと思います。ゴールシーンしかみれないかもしれませんが。

☆で、橋尚子様の調整は間に合うのかという点ですが、セビリアのこともあるので、むしろ準備期間は短いぐらいが丁度いいのではないかと思うのですが。それでも間に合わなかったら東京で有森先生とガチンコ対決すればいいんです。野口さんや小鳥田さんの参戦だって考えられますよ。ほら、面白そうじゃん。

(2001.5.22)

我らが重戦車、ヤネ・サルマエがウィーンで快勝(2:30:00)という知らせは非常に嬉しかったです。しばらく彼女の名前を聞いていなかったものですから。しかし、相変わらず二線級相手には激強です。また、東京に来て欲しいなあ。

☆プラハでは、ヴイチェコンテが2:26:33のコースレコードでこれまた快勝と、まあ順当とえば順当ってところでしょうか。

☆で、とりあえず、橋尚子様のモスクワ召喚問題は決着してやれやれって感じ。

☆とか言ってる間に、明日は東アジア大会1万mです。ちゃんとチェックしましょう。もちろんメインは26日のハーフマラソン、野口みずきさんと小鳥田さんの超絶バトルですよ。

(2001.5.20)

橋尚子様のモスクワ召喚問題については、まだ予断を許さない状況であります。

☆しかし、招致活動をこれまで以上に推進といっていたわりには、東アジア大会の運営で早くもボロがでまくり、恥の上塗りって感じな今日この頃。

☆そんな中、小出監督もきっぱり「NO」といえないこんにゃくぶりを発揮し、不安感を煽りまくっています。なんで「ビデオによる出演など、練習に影響があまり出ない形であれば協力OK」とかピシッといわなかったのかね。最初に橋尚子様が「英語の教科書を引っ張り出して勉強してる」とかいうから向こうだって期待を持ったという部分もあるでしょうしね。反省せんといかんですよ、そのあたりは。

☆せやけど、役人だったら「まず結論ありき」というやり方には慣れてるはずなんだけどなあ。ひっくりかえるわけないのに、それでも橋尚子様を持っていくのかね。JOC厚顔無恥会長もそのまま倒れててください、もう。

☆話はずれるけど、昨日大阪市役所の前を通りかかったところ、大きなスクリーンにマラソンコースの紹介のようなビデオが流れてましたね。で、結局締めは橋尚子様。デビュー戦の映像を切り貼りして、最後は名古屋のゴールシーン(苦笑)。

(2001.5.18)

☆やはりというか、ようやくというか、橋尚子様の「ヴァーム」CM起用であります。

☆しかしね、この明治乳業のCM起用理由、見てたら笑っちゃいます。だって、これに
正反対と思われる高木ブー氏だって起用されてるんですから。理由なんて本当はないんですよ。素直に「橋尚子様人気にあやかってウハウハ」とかいえばいいんですよ。ま、どうせ社長とかが「起用するんだ!」とか言ったんでしょうね。あーやだやだ(笑)。

☆松野さんもご結婚ということで、も少し落ち着いてもらえればいいんですけど。しかし、ナイナイ岡村さんとかとのからみも全部テレビゆえの演出ということもはっきりわかり、バラエティーなんてそんなもんなんだよなあと再確認した次第。

(2001.5.15)

☆何はともあれ、高橋進氏のご冥福を謹んでお祈りいたします。もうあの劇画調な文章の書き振りにもお目にかかることはないのですね。アルフィーとか旧ダイエー陣とか魔女だなんだといわれた方面はほっとしていることかもしれませんが(苦笑)。

☆で、掲示板に通り掛かりの者さんが書いてくださった、
「恵寿多資生堂入り」はなかなかごっついネタでありますね。しかし、資生堂ではごぼう抜きはできないなあ…。

☆それから、かんちゃんさんからの情報では、「スポーツYeah!」によると、ロンドンマラソンが橋尚子様招聘に成功した際には放映権を日本に売る予定だったとのことであると。すなわち、秋のシーズンでも橋尚子様の出るレースが中継される可能性はかなり高いと考えられますゆえ、プロなら是非ともゴールデン生中継も可能なベルリンに出て欲しいところ。

(2001.5.11)

☆ぼーっとしている間に事態は急変、ヌデレバとチェプケメイが世界選手権の代表から降りたようで、一転日本勢には金取りの大チャンスが巡ってまいりました。代わりがフローレンス・バルソシオでは、やはり日本勢が一枚上手でしょう。Jチェプさえつぶせばこっちのもんです。あ、シモンさんはどうするんでしょうね?

☆ともあれ、shibuにおかれましては、是非ともグランプリ大阪で元気な姿を見せていただいて、エドモントンへ向けての期待感を高揚させて欲しいところ。

☆ロルーペ先生やマロット、弘山さんや志水さんらのいる中でも存在感を出せれば、マラソンではさらに期待できるてもんです。がんばれshibu。渋井ワールド全開なん邪(大仁田厚風)!

(2001.5.8)

記念碑建立や、キシリトールのCMで話題を独占する橋尚子様。しかししっかりお守りもGETして着々と戦闘準備も整えているようで何よりな感じ。

☆しかし、この寺の住職、半年も欠かさず祈祷し続けるあたり、仕事熱心なのか単なるマニアなのか少し判別尽きかねるんですが(笑)

☆そうこうしているまにもうグランプリ大阪は目の前ですが、去年のあの混雑ぶりに辟易している小生はテレビ観戦にしようかと弱気モード。

☆で、さらに気をゆるしていると東亜大会がやってくるし、日本選手権もやってくるので注意いたしましょう。

(2001.5.5)

☆ようやく、男子1万も日本記録が更新されまして、高岡選手も順調にマラソンに移行できるってえものです。よかったよかった。

☆それから、橋尚子様が秘湯トレを行うらしいのですが、是非ともカメラ小僧の餌食にならないよう、十分気をつけていただきたく。

☆明日は水戸国際ですので、関東近辺の方は是非観戦をば。面白そうですよ。

(2001.5.3)

☆ということで、静岡国際陸上でまたマロットが勝ったようなのですが、問題は、なぜか吉松久恵さんの所属が三井住友VISAになっているというところに「?」マーク満載です。

☆東京ランナーズ倶楽部の同僚である2着の市川さんのところを見てると、所属は東京陸協になっているということは、これは
「これからは吉松さんに期待します。あなた達はもう用済みです」といわれたに等しいのではないかと思い、厳しい世界を垣間見た気がします。

☆でも、資金は東京ランナーズ倶楽部に入るんですよね…。じゃ、あんまり変わらないか(^^;

☆山口衛里さんも、悠長にやってたら日本選手権に間に合わないっすよ。5000m16分台なんか出してる場合じゃないでしょう。世界選手権に出たいんでしょ?

(2001.5.2)

橋尚子様、ベルリンとシカゴを連闘で走るというナイスなプランをお持ちのようで日本中に衝撃が走りまくりの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

☆思うに、こういう無理っぽい話ほど実際にはやっちゃうんじゃないか、という深読みが
既に小出マジックの術中にはまっているような気も致します(苦笑)。

☆しかし、このレース前90日以内の出走をさせない契約というのも、ビジネスライクで嫌ですね。でも…、
だったら一般参加で出ればいいじゃん。

☆小幡さんといえば思い出しましたが、市橋さんたちの行く末も心配です。せめて市川さんが名古屋で見せ場を作っていれば…。しかしVISAもえげつないことしますなあ。スポンサー一本化して一ヶ月で契約打切りって、少年誌の連載でも10週は待ってくれるのにさあ。

(2001.5.1)

遂に見ました、ロンドンマラソン。

☆まず声を大にして言いたいのは、みんなのナンバーカードのスポンサーは「FLORA」なのに、
犬伏さんのだけ「ラーマ」なのは恥ずかしいので止めた方がいいってことですね。ジャパンマネーも使いどころを誤るとこういう滑稽なことになってしまいますね。

☆さて、注目のレースの方ですが、コマーシャルがないのはいいとして、市民ランナーとかホイールチェアのレースとか見せられると「早く映像を戻さんかい!」といらいらしてしまいます。

☆で、女子の映像に戻ったと思ったら、
もうロルーペ先生が立ち止まってストレッチしているシーンが映ってですね(苦笑)。まだ十数分の段階です。だけど、ここからロルーペ先生が追い上げるなんて生で見てた人は想像もつかなかったでしょう。

☆先頭集団は4マイルで早くもラビット2人にツル、フェルナンデス、アレム、弘山さん、ビクタギロワ、Jチェプ、シモンの9人。です。
何とザハロワは後ろの集団なのでありました。弘山さんは15kあたりでは先頭とは50m位の差じゃないんでしょうか。じりじり下がっていってましたね。

☆先頭集団は、中間点前のラビット急激ペースアップ(中間点通過が71分21秒、ということは、設定タイムの70分を下回っていたので焦って飛ばしたのかもしれません)のせいで、シモン、アレム、ツルの前3人とJチェプ、ビクタギロワ、フェルナンデスの後ろ3人に割れてしまいました。一方、ロルーペ先生はぐんぐん追い上げ、第2(弘山さんを勘定にいれれば第3集団だけど)集団を引き連れて弘山さんをかわし、先頭集団を追い上げますが、まだ40秒以上は差があったような感じ。

☆1時間35分でJチェプが前3人に追いついて先頭が4人。ここから牽制ムードになる間に第2集団がみるみる大きくなり、
1時間51分で遂にロルーペ先生が先頭集団にまで追いつき、ほどなくザハロワ、オラルも追いつき先頭集団は7人に。

☆しかし、ロルーペ先生も2時間12分あたりで力尽き後退、オラルも後退し、5人の優勝争いに。41kくらい、
2時間20分過ぎに溜めに溜めていたツルが爆発的スパート、後ろからじっくり来てて余力があったかザハロワが単独2番手にあがってそのままフィニッシュと、そういう感じだったのです。残り1kくらいまで5人の集団って異常ですよ。典型的なヨーイドンの勝負になってしまいました。

☆で、シモンさんなんですが、前半ラビットのすぐ後ろについていたことと、後半の駆け引きが終盤の余力のなさにつながったのかなあ、という気がしないでもありません。ツルは先頭集団でも目立たないところにいましたからね、シモンさんよりもダメージは少なかったのでしょう。
今回のレース結果は展開によるものが大きいので、シモンさんの4着もそう深刻にとらなくてもいいかなあと。牽制してなければザハロワの2着はありえませんでしたからね。ロルーペ先生も、序盤のアクシデントを除けば強さを見せていたと思います。故障がクリアできればトップに返り咲く可能性は残しているとみました。

☆男子はね、エルムーアジズがシドニーでの橋尚子様を思い出させるスパート(中間点あたりで一発、その後も様子をみつつ何度もスパートをかけるという素晴らしさ)で完勝。ありゃあ強いわ。藤田あっくんでも勝てないんじゃないかしら。

☆テルガトも、最後はちょっと惰性っぽい走りになってしまいましたが、エルムーアジズの揺さぶりに最後まで耐えて2着を確保したあたり非凡さを見せ付けましたね。犬伏さんも、真の意味で世界と戦うには、エルムーアジズのスパートに対応出来る切り替えのスピードをもっていないときついですよね。1k3分で流れるマラソンなら対応できるとしても、現実にはそうそうイーブンでレースは流れませんから。