【リーフの戯言(2000・9)】

(2000.9.30)

☆なんかすごく暑いらしいですねシドニー。給水がとれない川嶋選手にはつらいかもしれませんが頑張っていただきたい。佐藤選手は真価が問われますが、仕上がりが万全なようでなにより。犬伏選手もここでしっかりと日本最強をアピールしたいところです。

☆とにかく速くて恐いところが軒並シカゴマラソンにいってますから、意外と今回大チャンス。感動と言う意味では、女子マラソンよりも感動できるかも。

☆じゃあ、暫く更新できないので、あとはよろしく。

(2000.9.28)

☆多忙を極めているうちに、高橋尚子様は全国行脚で本格的なマラソンは1年くらい封印だとか、シューズが五輪殿堂入りだとか、いろいろありましたが。

☆週刊文春のインタビューではしっかりと、高橋尚子様が最後のトラックでサボっていた様子が赤裸々に語られています。残り400mからの200mは46秒くらい、最後の200mはサボったせいで脚がかたまっちゃってスパートしようとしても44秒くらいにしかあげられていない感じでした。でも最後の2.195kのペースを考えても46秒は遅いし、最初のホームストレートの表情が少し苦しくなさそうだったので
やはり力を抜いていたと考えるのが適当でしょう。

☆一方シモンさん、残り400mからの200mを39秒くらいで猛追しているので、どちらにせよある程度はトラックで差が詰まっていたと考えられますが、12秒も最後の500mで詰まるとは考えにくい。まあ8秒くらいは詰まってたかなあとは思いますけどね。そのシモンさんも最後の200mは42秒くらいにダウンしてるし、あれが限界だったでしょう。

(2000.9.25)

☆一夜明け、高橋尚子様の素晴らしさは広く世に広まることになりました。自称「高橋尚子様の素晴らしさをわかちあう会」の会長としては、非常にこの上ない幸福を感じます。そして、その使命を全うしたと感じました。「高橋尚子様の素晴らしさをわかちあう会」は今日をもって解体したいと思います。

☆さて、高橋尚子様の次走は春のメジャーマラソンが濃厚ですが、どこに参戦してくるのか予断を許しません。個人的にはボストンはないと思います。やはり正当な評価を受けるであろうロンドンではないかと。今年のメンツをみても事実上の世界選手権みたいな感じですからね。とにかく後はロルーペ先生をフラットコースで倒して「最速」の称号を得れば天下統一ですから。是非やっちゃっていただきたい。

☆それから、尚子ママ曰く
高橋尚子様の大好物は筑前煮だということだそう。土地柄「カレーハウスCoco壱番屋」は知っていると思われるので、限定メニューの「筑前煮カレー」の是非についてなんとしてもコメントをいただきたいところ。

☆っていうか、
もうエドモントン世界選手権ロードは目前なんだけど、全然気にしてないだろ(笑)じゃあ、適当に予想代表を(ほんま適当)。

土佐礼子さん、松尾和美さん、小幡佳代子さん、安部友恵さん、山口衛里さん。

んで土佐さんに勝ってもらって、アテネへの一番星となってもらうと。

(2000.9.24レース後3)

☆今、運良くNHKでの高橋尚子様インタビューを聞くことができました。

☆本音をいうと、実は今日の高橋尚子様のレースには少し不満とまでは言えないまでも、高橋尚子様の高橋尚子様たるレースができてないのではないか、とあまり手放しでは喜べなかったのです。具体的には2点。

@なんで万全なのにもっと序盤からがんがんいかないのか
A競技場で12秒も詰められて危うしとなったこと

しかし、それはこのインタビューで補完されたのです。

@については、先日発売になった小出監督の著書「君ならできる」の後書きに書いてあるシナリオ通りで行こう、と前日に監督と決めてシナリオ通り走っただけのこと(実際、相手がロルーペ先生でなくてシモンさんである以外は殆どパーフェクトなシナリオ通りに走った)

Aについては、競技場に入る前に後ろをみてもシモンさんを認識できなかったので、大丈夫と思ってスピードを落とした分急激に詰まっただけのこと

・さらにいうなら、30kあたりのシモンさんとの死闘を「いつまでも、このままでいてもいい」と楽しんでおられたこと

☆それを聞いて、わずかに心にあったつっかえは氷解し、
「やはり高橋尚子様は高橋尚子様であった」と心から素直に喜べた次第。それでこそ真の世界最強、超サイヤ人であると。

おめでとう高橋尚子様、ありがとう高橋尚子様。

(2000.9.24レース後2)

☆成績はhttp://www.olympics.com/eng/sports/AT/ATW099/result_ATW0991uu.html
に載ってるんですが、
エゴロワさんのリタイヤ周期はここにきてしまいましたか(苦笑)。

☆それから、キム・チャンオクは高橋尚子様との差を13分から12分に縮めました(無理してつこうとするから後半メタメタじゃん)。

☆それから、ロルーペさんは食べ物にあたって吐いたとか、シモンさんは生理だとか、
そういうことをいいわけにするんじゃない!(してないけど)
まあ、「高橋尚子様は強かった」と認めてたからいいんだけどね。

☆とりあえずシモンさんは次戦は大阪の防衛戦ということだそうですので、誰か挑戦するように(高橋尚子様ご本人でも可)。

☆とにかく
フラットコースでぶっとばしてもらわんとね。

(2000.9.24レース後)

☆いやあ、負けないでよかった、高橋尚子様

☆あの展開でシモンさんに残られたら、ああやって先手を打たないとダメですからね。最後はかつかつでしたけど、それはそれで仕方ないと思う。

☆まあ、
あの展開のほうが「競り合いの強さ」というものも高橋尚子様の評価に加わり、より最強っぽい感じはしていいっちゃあいいんですけどね。

☆しかし
シモンさん、ラスト2kで勝ちにいく体質はなんとかした方がいいですね。ロンドン、オリンピックと先手をとられて負けましたから。このままではいつまでも2番手3番手の地位に甘んじてしまいますよ。

☆山口さんについては、先行しなかったのが全てでしょう。集団でもまれるのは自分のレースじゃないってわかってたはずなんですが。転倒したこともリズムに影響を及ぼしたとは思いますけどね(本人は「影響ない」と語る)。がんがん前へ行くのが持ち味やねんからいかなあかんです。

☆その点市橋さんについては、ボクは評価しますよ。勝ちにいった結果ですから。自分のレースをしたが、相手が強すぎたというだけの話です。大きな挫折を味わいましたが、また大きくなって帰ってきますよ。

☆他の海外選手ははっきり言って全くレースをさせてもらえませんでしたですね。勢力地図としては高橋尚子様、シモンさん、ロルーペ先生の3強という構図で21世紀を迎えそうですね。

(2000.9.24朝)

☆みんなもそうだろうけど、ボクがどれだけこの日を待ちつづけたことか。

☆やっと、高橋尚子様が正当な評価を受けることができるということが非常にうれしいのです。

☆五輪だから、というわけではなく、世界のトップが殆ど集結したレースでどれだけ力の差を見せてくれるか。度肝を抜いてくれるか。それだけなのです。

☆そして、そこに神の領域をかいまみることができれば…。

(2000.9.23)

サンスポ本紙(関西)とトーンが若干違うサイトの記事の書き振りをどう評価するか。

☆問題はこの小出監督の「スタミナ不安」発言が海外の報道にまで届くのか、ですな。

☆もし届くのなら、マスコミを利用し、
海外の有力どころに「どうせ落ちてくる」と思わせて単騎逃げをまんまと成功させようという心理攻撃という見方もできます。策士、小出監督ならやりかねないぞ、と。

☆だって、名古屋の時でさえひた隠しに隠した小出さんが、そういうことをマジモードでいうかなあ、と考えちゃうんですよね。

(2000.9.22)

☆今日は「斬る!」ばっかり書いていたのでした。

☆とりあえず現時点での印を打ちましたが、ぎりぎりまで情報収集に努めたいと思っているので暫定ということで。当日の朝6時に最終結論を出そうかと。

(2000.9.21)

☆ロルーペ先生や、ロバさんのコメントを見て「ここらへんには負けないだろう」と自信を深めた次第。

☆とにかく
ロルーペ先生が高橋尚子様の飛び出しについていかないというのは「ついていって自滅するのは御免だ」という恐怖心の表れに他ならず、ロバさんに至っては2時間25分〜27分と事実上の敗北宣言。やはり相手してくれるのはシモンさんだけか。

☆そう言えば、週刊文春の著名人による予想、面白かったですね。相変わらず武田薫氏は独自路線を歩んでおられるようでなにより(笑)。いや、ロルーペ先生轟沈という点では意見の一致をみたので少し嬉しいなあと。

(2000.9.19)

☆おい、シドニーやばいよ。サンダーストームだってよ。勘弁してくれよ。快晴無風でやらせてくれよ。

☆やっぱり新聞社の雑誌は違うんかなあ、と
週刊朝日で増田明美さんが語る玉虫色記事をみるにつけいろいろ考えさせられる次第。

☆まあ、朝日は自分とこで中継するからね。どこにもいい顔しようとするんだよね、
大衆迎合主義だから(嫌味120%)。くじ引きで当たっただけのくせに嬉しがって「独占生中継!」なんていうのははずかしいし、やめたほうがいいと思うんだけど。

☆しかし、ボクの友人が「うちはハイビジョンじゃないけどハイビジョンの放送入るぞ」っていってるんですけど、そんなことありえるんですかねえ(笑)。うちのTVも気合で映して欲しいものです。

(2000.9.18)

☆今日はやむなく(笑)、各雑誌の記事を見てみましょう。

☆まず、気になる
週刊現代の小ネタ。山口さんの空港大立ち回り事件についてですが、ここは、山口さんが表紙になったAERAの「表紙の人」の欄をあわせて読むといいんじゃないでしょうか。どっちを信用するかですが、まあまだAERAの方が信頼がおけるのではと思い、週刊現代の小ネタは忘れることにします。

☆しかし、
同じ週刊現代でも、高橋尚子様の脚の矯正が完了したという記事は信用したいですね。前向きな記事はどんどん信用したい次第。それに続く「禁止薬物を混入されて云々」は、まあ注意するにこしたことはないということで。ただ言うてるのが武田薫氏というのが…。で、問題は次なんだけど、増田明美さんへ一言。

マッキーナンはオリンピックに出られないといっとろうがっ!!

この記事でも読んで反省してください。 もしくは昔にとったコメントをそのまま載せた週刊現代、反省するように。

☆さてさて、
週刊ポストではその増田明美さん、もう自らのスタンスがばれてしまったので開き直ったのか、「高橋尚子様が勝つ可能性は限りなく100%に近い90%」とずばっと一刀両断。高橋尚子様に見開き2ページ使いながら、山口さん市橋さん評はあわせてわずかに4行。これほど不当な扱いがかつて存在したでしょうか(笑)。

週刊大衆の実況中継風予想も結構頑張って書いてるんじゃないかしら。まあ、ボクはそんなに終盤までもつれるとは思ってないですが。でも、週刊大衆ですら玉虫色な締めくくりをするたあ…。チキンな野郎だぜ。

(2000.9.17)

☆ドイツの五輪委員会のページ見てたんですが、ドーレさんケガでやっぱダメみたいですね(ドイツ語わからんので確証はもてませんが)。でも一応代表団には入っていたみたいで。ちょっと残念ですわ。

☆さらに、そこのDBで検索してみたところ、やっぱりオベレムとドレーアーは代表になってました。どっちにしても相手にならんけど(笑)。

(2000.9.16夜)

☆もうしわけない!!

8月下旬に体調を崩したのは小出監督本人であった!

☆ということで↓の文章は修正を入れました。無用な心配をさせて申し訳ないです。猛省していますのでご容赦あれ。ねぼけてたんだよう。


☆トライアスロンって結構面白いね。

(2000.9.16)

☆映像では見ませんでしたが、今日の各スポーツ紙を見て思いました。

「勝った!」

☆さて、それでは各紙の記事を総合した高橋尚子様陣営の状況をまとめてみましょう。

 「8月までは、毎日のように去年の日誌を見て超サイヤ人への感覚を取り戻そうとしていたが、精神と時の部屋(3500m)での修業に入ってからは一日一日の練習をこなすことで頭が一杯、風邪もひかず怪我もせずにいい感じでここに来ることができた。やるべきことは全部やった。仕上がりも今までで一番いい、(今年の)名古屋の倍はいい。本番1ヶ月前くらいから精神的にピリピリしてくると聞いていたが、主観的にはそんなことは全くなく、本当に五輪に出るのか、というくらい落ち着いている。後は気分を盛り上げてスタートラインに立ちたい。明日レースだと言われても走る準備はできている。優勝は2時間20分から21分の争いになり、レースパターンも3つか4つ考えてはいるが、
本番では思いきり力を出し切るレースでいくつもりである。ライバルとして選手をあげるとすれば、まずロルーペ先生、後はシモンさん、ロバさん、市橋さん、山口さん、アレム、その他ダークホースも1人か2人くらい出てくるのではないだろうか。」

☆まあ、本年2月24日付戯言にも書いたように、高橋尚子様については@「やることはやった」という自信があって、A相手が明らかに格下であれば精神的にも全く問題ではない、という分析をしておりますが、コメントからすると@の部分は完全にクリアできたわけです。あとは、練習時にはなんぼでも「こんな練習じゃ○○さん達に勝てない」という気持ちで追いこんでもかまわないから、レース本番時に「○○さんなんか関係ない」という精神状態に持っていければ完全に勝ちですね。

その点、「世界一のスタッフで世界一の練習をやってきた、だから世界一になるのは自分しかいない」という思いこみが高橋尚子様には絶対にあると踏んでいますので、だから勝つと思います。少なくとも実力負けは絶対にない。

☆というか、またアジア大会のように「化け物かこいつは…」と絶句させて欲しい。今度は世界中の人々に見せつけて欲しい。勝ち負けなんかはっきり言ってこの際どうでもいいんだ。

☆今日のニッカンで、いわゆる向こうのイントラネット内システム「info」にあるエントリーリスト(上位30人)が載っていましたが、やっぱ垂れ流し報道だなあという感じ。「ダダバエワ(タジキスタン)の自己ベスト1時間も違う疑惑」を筆頭に、孫迎傑は一応2時間25分台の自己ベストがあるのになんで載ってないのか、とか、ボガチェワは今年2時間26分台を出しているのに全然反映されていないとか、エチオピアやオーストラリアが4人エントリーしてるとか(笑)、いろいろあるのでやっぱり無批判に受け入れるのはよろしくないと思いますのでご注進差し上げます。

(2000.9.15夜)

ロルーペ先生は優雅に開会式で行進。余裕があるなあ。試走も10kくらいしかしないんでしょ?でも、体感しないと、頭で想像するのとはまた違うし大変じゃないのかなあ。…自然体なのが逆にこわいです。

☆聖火リレーの最終点火者、トラックで女性ばっかり走った時点で「五輪関係でメジャー、女性、アボリジニ」で
引っ掛けリーチだったはずのフリーマン待ちが見え見えになってしまい、驚きもなにもない悲惨な状態になってしまいました。NHKのアナウンサーの驚きの声に対して「ほんまに驚いてるんやろか、やらせやないやろか」と思った次第。

(2000.9.15)

高橋尚子様及び市橋さんもシドニーへ到着、いよいよ超戦士たちの争いへ向けて気分は盛り上がる一方です。

☆その高橋尚子様、「やるべきことは全部やった」と凄く落ち着いている御様子。ドラゴンボールに例えてみれば、100Gの重力を克服して後はナメック星への到着を待つ状態と言えましょうか。

☆上記の記事のリンク先を時事通信の速報にしたのは、
小出さんの「レースは3パターンくらい考えている」という口ぶりを見て欲しかったから。TVで放送された映像の時点では小出さんは序盤からの飛び出しにしか活路を見出せない状態だったにもかかわらず、今日になってこの発言。これは明らかに高橋尚子様が完調であり、「序盤から飛び出しても、中間点くらいから爆発しても、終盤まで勝負どころが延びても、どんな展開になったとしても勝てる」との事実上の「勝利宣言」と受け取りました。是非満天下に異次元の走りを見せつけて欲しいです。したり顔で常識を語る人々がぐうの音も出ないほどにやっちゃっていただきたい。

☆一方、実は
既に心はシカゴマラソンに一部飛んでいる次第。既に一部エリートランナーの参加リストが公表されていますが、はっきり言って「裏オリンピック」です。理不尽一発勝負に涙を飲んだアメリカ女子2枚看板のヒックマン、ジョンソン。五輪にあと一歩届かなかったケニア女子のキプラガット、デレバ、オカヨ。男子もハヌーシをはじめ、キプロノ、キプロプ、タヌイ、タイス、ジファーと6分台の選手が目白押し。男子は絶対五輪よりこっちの方が面白いです。個人的には小幡さん、小島さんもこの裏オリンピックに参戦し、五輪補欠の無念を晴らしていただきたいところ。特に小幡さんにはここに出て欲しいですね。その注目のシカゴマラソンは10月22日です。

☆あ、今中日新聞のサイトを見ていましたら、こんなのが載ってるじゃないですか。小出さんも実はロルーペ先生轟沈説じゃないですか(笑)。ということはあの「ロルーペさんとは普通にやったら勝てない」発言は自らを浮かれさせないためのものだったのか?

北朝鮮は、少なくともキム・チャンオクは出るみたいですな、この感じからすると。まあ、キム・チャンオクとは勝負付けが済んでますからね(向こうはバンコクにおいて、戦わずして負けています)、どうでもいいんですが。

(2000.9.14)

☆「月刊陸上競技」及び「陸上競技マガジン」が今日発売なのでその感想等。

☆まずは、士別ハーフで野口みずきさんがきっちり勝っていることを確認してと。

☆なによりも楽しみなのは、
高橋尚子様が精神と時の部屋で限界をさらに超えてもう絶好調という記事が書かれていた点ですね。

☆それから、小生をこのような修羅の道(笑)へと導いてくれた
Ken Nakamura氏が山口さん優勝、市橋さん2着、高橋尚子様3着というなかなか出しにくい予想を開陳されていたので興味深く見た次第。ATFS会員としてこのような予想を打ち出すなんてなかなかできませんよ。やっぱすごいなあ。大尊敬です。

☆予想といえば、ロルーペ先生の「マラソンの勝者を予想するなんてナンセンス」という言葉をみて予想屋として一言。

「だからいろいろ想像が膨らんで面白いんだって。」

☆さらに予想といえばブックメーカー、あれから散々スポーツ新聞とかに載ってたりするのをみかけるけど、本当にいいの?日本国内から賭けたらまずいのではないのか?法律に疎いからよくわからんけど(^^;

☆当然オッズはブックメーカーによりけりなので、おいしいとこ狙って一発かっぱいでやってください(笑)。

(2000.9.13)

☆とにかくFLASHと週刊文春は買うべし。

☆まずはFLASHでの高橋尚子様ぶち抜き8p大特集はファンには垂涎もの。しかし、深山コーチに一言いいたい。

「全てを犠牲にして金メダルのためだけに頑張ってきた事を私は知っている云々」とは何事か!

小生には例えば孫悟空が修業しているのを見て「全てを犠牲にして地球を守るためだけに頑張っている」と言っているようにしか感じられないのだがいかがなものか。そんな次元の低いランナーじゃない、スーパーサイヤ人だと認めたからこそ小生は高橋尚子様には「様」を付けさせていただいているわけですよ。

週刊文春についてはなんといっても「瀬古・中山対談遂に実現」というこの一点だけでも永久保存したくなるですね。

☆小生としては、瀬古氏があの伝説の福岡について「一緒に走らなくてよかった、勝てなかったね」と素直に認めているところに好評価。

☆また、高橋尚子様の勝負どころについては、中山氏20k、瀬古氏11kとやはりいろんな見方があるんだなあ、と思う次第。ちなみに小生は掲示板の方でも書きましたが、6kか7kくらいから一旦急に上るところがあるのでそこから行って欲しいと希望しています。

早く飛び出せば飛び出すほど勝つ可能性が相当に高まるということは、実はそれってそのレースの主導権をスタート時から握っているということに他ならないのではないか?と思うわけです。最初から超ハイペースでの消耗戦を構成すれば、仮についてこられても、ロルーペ先生のスプリント力やシモンさんの二枚腰などを発揮させるだけの余力を残させない状態で勝負どころを迎えることだって可能なわけで。

(2000.9.12)

☆オーストラリアのブックメーカーが、高橋尚子様に対して4番人気9.0倍のオッズを付けたというニュースを見て、20世紀最後のゴールドラッシュの予感を感じた人はきっとボクだけじゃないと思います。

☆だって、野球で日本が優勝するオッズも9.0倍なんですよ。こんなおいしい話はないっすよね。他の日本勢はそれよりさらにオッズが高いはずなので、日本勢3点買いでも十分おつりがくる。有馬記念よりも堅いっすよ。

☆しかし、YAWARAちゃんの1.5倍よりも個人的には鉄板だと思うけどなあ…。

☆でもブックメーカーの賭博、多分日本ではお縄になると思うので、想像だけにとどめとくのが無難ですわね。

(2000.9.11)

☆ベルリンマラソンの結果。

(女子)
優勝 松尾和美 2時間26分15秒
2位 F・フィアッコーニ(伊) 2時間26分42秒
4位 下司則子 2時間27分41秒
7位 五十嵐ひろみ 2時間29分39秒
11位 麓みどりこと清水みどり(笑) 2時間34分56秒
15位 寺崎史記 2時間39分55秒

(男子)
優勝 サイモン・ビウォット(ケニア) 2時間7分42秒
4位 砂田貴裕 2時間10分8秒
12位 鈴木博幸 2時間14分34秒
19位 三木 弘 2時間20分34秒

☆いやあ、三木選手がここまで轟沈していたとはアイドンシンク。砂田さんここでサブテン目前とは男を上げましたね。女子については、中盤までよくついていた五十嵐さんが健闘って感じ。麓さん、寺崎さんについては残念な結果となりました。

☆春のハンブルグでドーレさんを倒したジプセは2時間47分台とめためた。ジプセが五輪に出ないのなら、ドレーアーとオベレムという2枚でドイツはくるということね。小物だけど(笑)。

(2000.9.10)

☆ぶちぶち落とされながらも頑張ってベルリンマラソンの生中継を見ていた次第。

☆まずは祝!松尾和美さんV(2時間26分10秒台)の朗報から。

☆なんといっても山口さんへの波及効果がありますよね。そりゃあ一緒にトレーニング積んでいて直前でこの結果出されたら発奮しないわけにはいかないでしょう。よけいなプレッシャーも消し飛ぶかもしれません。

☆そしてインタビューで「名古屋に出る」宣言も飛び出してました。これは楽しみです。

☆男子は、別の映像が長々続いた後あっさり三木選手が消えていた(25k前くらい)のでよくわかりません(苦笑)。優勝はサイモン・ビウォット(ケニア)で2時間7分40秒台くらいでしたね。

(2000.9.7)

☆今日の報知を見ている限りでは、馬軍団では唯一、李季だけが生き残り、マラソン陣に至っては馬軍団ではなかったことがわかって少し安心な今日この頃。去年のボストンみたく、孫迎傑あたりに「最初15分台をたたき出した挙句結局轟沈」という芸当を期待しているだけにほっとした感じです。

☆これを書いてる時点ではテレビ東京系の生番組、まだ放送始まってないので感想などは後日。

ベルリン、よく見たらビクタギロワは回避してるので、フィアッコーニ1枚だけの壁になり申した。これは大チャンス。

☆男子ではファビアン・ロンセロ、「最低でも2時間6分」宣言、1万m代表にまわった恨み節か(笑)。

(2000.9.6)

「馬軍団出場辞退、チベットで失踪」という生々しいニュースが世界を飛び回り、なんかつまんねーなーという今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

☆中国も2008年開催へ向けて徹底的にクリーンなイメージを植え付けようとしているのがみえみえで、こりゃあ大阪開催は結構苦難の道ですな。個人的には開催して欲しくないけど(笑)。

(2000.9.5)

☆山口さん早くも豪州で初練習ということだそうですが、やはりマスコミ対策には頭を痛めている感じ。流石に開き直るのは難しいみたいですね…・。

☆しかし心配なのはシドニーはインフルエンザが流行しているとかいうのを数日前に見たような気がするので、そのあたりがちょっと。

(2000.9.4)

☆女子マラソンにエントリーしている55人って誰なんだ!と思う今日この頃。一部は3日付スポーツ報知に載ってましたが、さてさて。

(2000.9.3)

☆山口さんが、5000mのタイムトライアルで目標タイムをクリアする仕上がり具合を見せ、期待感を持たせているところがよろしいのでは。

☆しかし、歯がゆいのは、五輪前とか世界選手権前とかはみんなが期待している裏で、選手は故障に苦しんでたりしてるケースが多いのがあれですよね。今回はそんなことがないようにみんな万全の調整で迎えて欲しいのですが。

(2000.9.1)

☆週刊大衆はまあそれなりの記事でしたが、週刊ポストはまたしても言いがかりな記事を書いているなあ、と本当は数日前に書くつもりだったのですが、激務のため書く気力が湧かなかったのです。

☆だってポストさあ、市橋さんには「マスコミに注目されない余裕が隙を生む」みたいなことを言っときながら高橋尚子様には「マスコミに注目されすぎて云々」みたいなことをいっとるわけで、どっちやねんとかツッコミを入れたくなりますわよね(笑)。

☆さて、朝に毎日新聞を見ていましたら、ベルリンマラソンへ派遣される日本選手が発表されていましたわね。男子は何といっても三木選手でしょうが、女子は下司則子さん、麓みどりさん、松尾和美さんといったなかなか見てみたい選手が出てくるので注目です。有力どころはみんなシドニーですから大チャンスですよね。

☆しかしビクタギロワ、フィアッコーニ越えができるのかは微妙ですな。というか、こいつらオリンピックに出てこないのかよ。特にビクタギロワは吉村アナの言葉を借りれば「これほどオリンピックに縁のない人はいない」のですが、ほんまにそんな感じになってしもうたですね。