【リーフの戯言(2000・6)】

(2000.6.29・その2)

☆そうなんですよね。札幌国際ハーフの招待選手が既に明らかになっているんですね(高野さん多謝!)

☆では、リーフなりのレースの注目点をば。

その前に、野口みずきさんはこの翌日が22歳の誕生日でごわす。

☆さて、やはり何といっても今回は
野口みずきさんが国内最強を世間にアピールする大チャンスなわけです。昨年は世界ランク4位、世界ハーフ銀(マイヤーやチェプチュンバにも勝っている点を思い出していただきたい)、日本人には士別ハーフで宮崎あずーさんに先着を許したのみという文句のつけようがない成績にあるにもかかわらず、世間の評価は不当なまでに低い。低すぎる。今回高橋尚子様に先着して、なおかつマイヤー、マッキャンといったマラソンシドニー五輪代表組を倒すことが出きれば相当のアピールになります。そしてできればそのまま世界ハーフにも参戦してもらいたいものです。北海道マラソンでマラソンデビューというのも面白いけどね。

☆一方で昨年の札幌、世界ハーフで後塵を拝した土佐礼子さんは、名古屋での実績をひっさげリベンジマッチに挑みます。アテネの星一番手としては、目の上のコブは取り除きたいところですね。三井海上勢は他にも強いのが一杯いますので、このレースで他のチームに威圧感を与えて、秋以降の駅伝シーズンにつなげたいところですね。

(2000.6.29)

☆昨日の朝刊では「高橋尚子様帰国」が躍っていましたですな。

☆高橋尚子様の説得は嬉しかったですね。やはり実戦のカンをさび付かせないようにしておくことは大事ですよ。後はモチベーションの持続ね。
大舞台にたどり着く前にもいくつもの小さい目標は必要ですよ。例えば入試なら模試がそれにあたりますね。出来は4割ということだそうですが、高橋尚子様の発言からして期待するのは「途中で失速してもいいから最初からぶっ飛ばす」っていうことかな。状況的には全日本実業団駅伝みたいな感じになるのかなあという印象。

(2000.6.27)

☆うっかりしてましたが、競馬雑誌「週刊Gallop」では藤沢調教師と小出監督の対談が載っていまして、これはぜひ一読をお勧めしますぜ。

☆内容的にはトレーニング論、って感じだけど、小出監督が結構マラソンのトレーニングについていろいろ語っていますし。かなり効果的な方法もみつけたそうですし。当然高橋尚子様のことも話題にあがっていますからね。

(2000.6.26)

☆今日は何といっても「安部ちゃん、サロマ湖100kマラソンで世界最高」につきるでしょう。

☆といっても、陸上記録愛好家のバイブル「ATHLETICS2000」ではシカトされているのであまり世界的には注目されないでしょうけど。

☆でも、昨年のランキング1位よりも1時間早いというのは驚異的です。男子に照らしても昨年度世界ランク9位相当だもの。しかもこれが「遊び気分」っていうのだから、すごい。安部ちゃんも走るのが好きなんだなあ、としみじみ思います。この後は北海道マラソンを一叩きして、それから3度目の世界陸上出場を目指すとか。頑張って欲しいっす。まじで。

(2000.6.22)

☆例の件についてTAKAさんのサイトの掲示板で、「ちょっとそういう書き方はやばいぞ」という書きこみがあったので怖くてちょっと見に行けなかったんですが、やっぱり一悶着あったみたいですね。詳しくはよくわかりませんが。

☆しかし、そうなるとシャークブレイン森首相なんかはネット社会では生きていけないなあと思う次第。ほんと、政治家でよかったね。

☆さて、そういえば弘山さんはボルダーへ、市橋さん市川さんはサンモリッツへ旅立たれてしまい、「そうだよな、あと3ヶ月だもんな」としみじみ時の流れの速さを痛感する次第。だって、名古屋からもう3ヶ月たったんですよ。もう半分きちゃんたんだもの。あっという間にシドニー五輪ですよ。

(2000.6.19)

☆出る杭は打たれるのか、ついに世間は高橋尚子様の足を引っ張り始めました。大衆誌にあった例の件です。

☆しかし、私としては、あのような下賎なネタを吹き飛ばすほど高橋尚子様は大きい存在である、と確信しております。以上、この話題終わり(笑)。

☆サンスポのコラムで、山口衛里さんはテレビカメラがないところでは非常におちゃめな面を見せるという話がありましたが、それはよく理解できます。昨年の全日本実業団駅伝のおり、成績掲示板のところで生・山口衛里さんを見かけましたが、知り合いとおぼしき高校生くらいの男の子に声をかけて明るく談笑されていたのが思い出されます。一時期はマスコミを避ける態度が不評をかっていたりしたものですが、気にしてはいけません。オーちゃん(小川直也)のように信念を持ってマスコミには相対すればいいのです(ここらへんは『反則ですか?』を参照のこと)。媚を売るようなやつは俺はきらいだぜ。

(2000.6.17)

高橋尚子様が、急遽7月2日の札幌国際ハーフマラソンに参戦することが決まり、気持ちが急に高まってきたって感じの今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

☆ハーフの女王、エレナ・マイヤー(南ア)も出るそうで、多分負けちゃうでしょうがそこはみなさん大目に見てやってください。勝ったら勝ったでそれはすんごいことだとおもいます。

☆どのくらいで走る予定なのかはわかりませんが、今年はじめの千葉マリンを考えると、68分台はぴしっと出してくるだろうなあという気はするのですが。

☆ここで一気にハーフ世界最高まで突き抜けてもらうのもそれはそれで盛り上がるからよいですけどね。

山口衛里さん「アクエリアスのCMに起用」というネタもきちっと押さえるように。

(2000.6.13)

☆ついにトラックの代表もほぼ出揃いまして、まあ順当な顔ぶれ(逆に言うとつまんない)だなあという感じ。次回にはメンバーはがらっと変わるでしょうから、其の時にこそ現在の若手有望株の出番がやってくるというものです。

☆それから、早くも
世界選手権の代表選考方法が発表されておりますですね。しかも選考会で基準タイムをクリアした日本人トップは即代表、といういつにない素早い対応を見せた日本陸連でありました。女子の基準タイムは2時間25分59秒以内ですから、とりあえず小幡さんあたりが来年の大阪で決めてくれそうですね。で土佐さんもくるでしょうしね。高橋尚子様が借りを返しに参戦するのかどうかは微妙ですよね(むしろ2003年のパリ世界選手権→2004年アテネ五輪ルートで借りを返してきそう)。

(2000.6.11)

☆鳥取で行われれいる全日本実業団、女子の1万mは大南博美さん(東海銀行)が31分50秒89で優勝、2着には心境著しい松岡範子さん(スズキ)が31分52秒45、3着には松岡理恵さん(天満屋)で31分52秒50とのきなみ31分台。山口衛里さんは32分07秒25で8位、スポーツ報知の写真からすると野口みずきさんは7位のようですね。

☆個人的関心はどっちかというと、山口さんの後援会員に配られる山口さんの写真集、なんとか実費で分けてもらえないかということでしょうか(笑)。しかし本人の許可は取ってるのかねえ。

(2000.6.6)

☆サンディエゴ・ロックンロールマラソンではマーガレット・オカヨ(ケニア)が2時間27分05秒で優勝している感じ。小出監督の娘さんである小出正子さんは2時間32分52秒で4位。しかし、日本の一線級への道が見えてきた2時間32分台ですね。しかし、イリーナ・ボガチェワ(キルギスタン)はタフですね。ここにも出場して2時間34分台で6位ですからね。

☆そういえば、高橋尚子様は五輪終了まで日本に帰らないそうですが、そのほうがいいですよ。結局マスコミにおもちゃにされるだけですからね。本人の言うとおり雑音の少ないボールダーで調整するのが吉です。我々はひたすらあなたの無事を祈りましょう。