【リーフの戯言(2000・5)】

(2000.5.25)

☆今日は何をおいても高橋尚子様。シドニーでの45k走を3分30秒ペース(フルマラソン換算で2時間28分台)で走破という世界中の度肝を抜くニュースが入ってまいりました。一体この人どこまで行くつもりなのかしら。

☆また、週刊文春に対談で高橋尚子様と小出監督が出ておりますが、なんか高橋尚子様の深層心理ににも触れられるような会談で、要チェックです。98年の全国実業団で小出監督が高橋尚子様を叱り飛ばしたシーン(高橋尚子様の天狗への芽をしっかりと摘み取った小出さんはえらいと思う)なんかみると、世の母親はちゃんと子供を叱って育てないといかんなあとマジで思う次第です。

(2000.5.21)

関西実業団なんですが、実は、見たかった1万mは土曜日にやっちゃってたんですね。結果は、
1位 大越一恵(ダイハツ) 32:00:03
2位 野口みずき(グローバリー) 32:31:03
3位 西村みゆき(ダイハツ) 32:35:09
と、少なからずここでも取り上げた方々で上位は決まっちゃいました。大越さん、2位に大差をつけての快勝劇で6月の全国実業団が楽しみです。

☆で、今日は
5000mでした。男子では犬伏さんがでてましたが、4000mから失速で結局3位。優勝は昨日の1万に続いておおかわさん。ユニークなサイトを持ってはるだけに親しみ深いですね。

☆女子では野口さんが欠場で、大越・西村のダイハツ勢と、昨日は1500mを走った小崎まりさん(ノーリツ)との三つ巴が予想されました。しかしながら西村さんは2000mで後退、中盤戦で早くも大越さん、小崎さんと、真鍋裕子さん(四国電力)の三つ巴となりました。結局ラストの直線でまず真鍋(裕)さんがギブアップ、残りの2人はそのままの隊列でゴール。残り500mでハナにたった分だけ小崎さんが逃げきりました。余力は殆ど同じでしたね。
1位 小崎まり(ノーリツ) 15:38:19
2位 大越一恵(ダイハツ) 15:38:40
3位 真鍋裕子(四国電力) 15:40:07

☆若手の台頭に老兵はただ消え去るのみが勝負の世界なのか、
浅利純子さんの引退が本決まりになりました。丸亀ハーフでのゲスト出演の様子にカムバックも有り得ると思っていたのですが、その後のNHKのドキュメントでの様子でその期待感はほぼ打ち砕かれていました。ここではかなり辛辣な評価をしていたのですが、さすがに残念でなりません。特に、高橋尚子様を倒すために積んだスピード練習の成果を満天下に発揮できないままなのは残念ですよ。

☆今年のパリマラソンの録画ビデオでようやく
マーリーン・レンダース(ベルギー)の走りを見ることができました。しかし、あれでよう2時間23分台で走れるよなあ。一言で言えばエレナ・マイヤー(南ア)やモニカ・ポント(スペイン)をパワーアップさせたような感じですわ。あれで起伏の激しいシドニーのコースを戦えるのか(出るのかどうかわからんが)?

(2000.5.20)

☆別紙では、小出さんが、優勝争いをロルーペ先生、シモンさん、ロバさん、山口衛里さんと高橋尚子様で争うのではと書いていたみたいで、まあ順当といえば順当かなと。まあボクはロバさんはノーマークにしてますが。

☆土曜日曜と加古川で関西実業団があるようなので、日曜は行ってみようと思っています。野口さんや西村さん、大越さんなども出る予定なので行って損はないですよ。

(2000.5.19)

高橋尚子様、ついにシドニー入りですね。あまり頻繁に移動すると飛行機の座席で腰をいわしてしまうのではないかという危惧があるので、シドニーが寒くなるまでは暫く滞在した方がいいんじゃないでしょうか。

☆それから、市橋さんとのツーショット写真見ましたが、まだ太いですね。これから徐々にって感じですね。

☆で、
「生きていた証を残したい」というのはいい心がけです。自意識過剰がいい方にでるでしょう。プレッシャー以上にその気持ちが強くなれば勝ちです。五輪戦線において全く死角はなくなるでしょう。

☆それから小出監督のいうベスト8、日本勢3人とロルーペ先生、恵寿多、シモンさん、ロバさんともう1人は誰?チェプチュンバ?レンダース?うーん。

(2000.5.13)

☆グランプリ大阪は男子100m決勝を見ずに帰ってきてしまいました(だって電車こむんだもん)。

☆そんなボクが注目したのは当然女子5000m。なんといっても今日は
恵寿多vsヌデレバ、世紀の遺恨マッチが実現という注目カード。さらには藤永vs阪田、弘山vs川上といったゴールデンカードが目白押しということで、いやあ、前売り2500円払った甲斐があったよ。

☆スタートしてすぐ藤永さんが先頭にたち、阪田さんが3番手に着けた時はぞくぞくしましたね。ただ、阪田さんは故障から完全には復調しておらず2600mで脱落、結局ブービーだったのかな。そういう意味では藤永さんとの差はかなりついてしまったかなあという気もしなくはないです。なんとかしっかり高校王者となってリベンジしてほしいですよね。

☆また、恵寿多vsヌデレバの遺恨マッチは、終始恵寿多がイニシアチブを取っていましたが、最後に失速、0秒38の差で恵寿多が逃げ切ったわけですが、
殆ど両者リングアウトな結末ですからすっきりしなかったですね。

☆勝負はラスト1周までもつれましたが、エチオピアのターイ(伏兵?)がスパートして志水さんと弘山さんの三つ巴に。最終コーナーで3番手から弘山さんが急襲しましたが胸の差でターイには届かずというなかなか見応えのあるレースでした。

1位 ヤメナス・ターイ(エチオピア) 15:20:32
2位 弘山晴美(資生堂) 15:20:36
3位 志水見千子(リクルート) 15:21:04
4位 川上優子(沖電気宮崎) 15:23:59
5位 藤永佳子(筑波大) 15:23:70
6位 田中めぐみ(あさひ銀行) 15:26:36
7位 市川良子(JAL・AC) 15:26:97
8位 エスタ・ワンジロ(日立) 15:27:46
9位 キャサリン・ヌデレバ(ケニア) 15:27:84

☆室伏選手の80mスローは凄かったです。

(2000.5.10)

☆間があきましたが、その間に弘山さんが水戸国際で快勝して1万の代表をほぼ手中に収めたり、高橋尚子様がいよいよボルダ−に旅立たれたり、早田さんが本田技研に移籍していたりと、なんかいろいろありましたね。

☆しかし早田さん、本田技研に移籍したということは、駅伝に出ることもやむなしということなんでしょうか。マラソン練習の一環として駅伝を走らせてくれる会社だったらいいんですけどね。

☆そういえば水戸国際では、土佐さんが日本人2位に入っていましたね。トラックでも上位に食い込めるようになってくると、これからますます楽しみが増えるというものです。

☆そろそろシドニーに向けて世界の強豪リストを作ろうと思っていますが、下資料はなんとかあるもののやる気が今一つ出ないでなかなか前進しません(^^;

(2000.5.4)

☆兵庫の1万に続いて、静岡の5000でも勝った川上さん。1年前にはマラソンと1万に出たいとおっしゃっていましたが、5000と1万ではいかがでしょうか。ボクはいいと思うなあ。

☆それはさておき、

祝!恵寿多、五輪代表入り!

いやあ、てっきりヌデレバで決まっちゃうかと思いましたが、ケニア陸連も少しは良識があったということでしょうか。これで日本対ケニアのガチンコ勝負が見られると思うとぞくぞくしますね。

☆一方折角米国籍を取得したハヌーシ、ケガで選考会を欠場で結局マラソン代表は夢と消えました。無念。