【リーフの戯言(2000・3)】

(2000.3.29)

☆NHKのドキュメント見ましたけど、結構今までみていない映像(小出監督の名古屋での「カメラやめて」発言とか)も見れてなかなか面白かったっす。

☆しかし心配なのは浅利さんで、現役続行できるの?といった感じ。丸亀でのふっきれた君はどこへいったんだよう。でもボクはアンチ浅利派(笑)。

☆高橋尚子様が徳之島でカメラを拒絶した理由は、概ねこのコーナーで独自の分析による推測で間違ってなかった(無様な自分を見られたくない、ということ)ので、ますます高橋尚子様の性格は昔のボクと結構似ているのではと自信を深めました。つまり、

@頑固。こうと決めたら譲らない。これは本人も言っているので間違いないでしょう。
A心配性。というか自分を過小評価しすぎるきらいがある。高橋尚子様はアジア大会の後でも「自分の記録はすぐに塗り替えられてしまう」というような発言をされていました。それはボクがクイズ等の修練をしている時に「自分の知っている問題はみんな知っている、自分の知らない問題は自分だけ知らない」という思いで必死こいてやったり、中学の時に試験勉強をいくらやっても、次の朝起きたら全部忘れているのではないかと思いさらに追い込んだような、そういう心境に近いと考えています。それは高橋尚子様が全くの無名から叩き上げでここまでやってきたということにも一因があると思います。
Bよくもわるくも自意識過剰。これは徳之島の一件でもわかるように、万全の状態で「これが本当の私なの」というのを満天下に示したいというのが高橋尚子様のお考えであられることと思います。また、アジア大会直前に報道陣にそっけなくしたとお詫びした点などからも少し周りを気にし過ぎるきらいがあられると思います。これはプラスとマイナスの波が大きく出るので、シドニーでは良い方にでればよいのですが。
C求道者。いわゆる漫画のヒーローの様にただ純粋に強くなろうとされるその姿はまるでカカロットを見ているようです。


こんな感じかな(え、みんな知ってるって?まあ、そうだろうけどね)。

(2000.3.28)

ロルーペ先生、シドニーはマラソンだけでなく1万でも出たいという仰天プランをぶちあげて世界に衝撃が走る今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

☆これに対してボクがいいたいのはただ一言、

高橋尚子様、軽くひねってやっちゃってください!(石橋貴明風に)

(2000.3.27)

☆ロナウド・ダコスタがロンドンを回避したり、ポール・テルガトがハーフ世界最高を叩き出したりと結構世界は動いている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

☆しかしやはりリスボンハーフでは、
ロルーペ先生が67分24秒で優勝していることを注視しなくてはいけませんね。ロンドンに向かって視界良しって感じです。この調子だと人類女性初の2時間20分突破も覚悟せねばなりませんな。ボクとしては、シモンさんがロルーペ先生に快勝して勝負付けを済まして欲しいのですが。

☆とか書いている間にもローナ・キプラガットが66分台を叩き出したということを知り驚き。恵寿多が狙う3枚目の五輪チケット争いは熾烈を極めそう。


☆フレッシュアイで「高橋尚子」と検索すると6位にランクする今日この頃なので、少しはアクセスも増えるかな、とわくわくしている次第(笑)。

(2000.3.24)

☆巷では山口さんがシドニーマラソンを2時間40分を目処に走る予定だったり、鈴木ピロ先輩が4・23兵庫リレーカーニバルに参戦することが決ったり、犬伏選手もシドニーマラソンに出場する予定だったり、ハリド・ハヌーシはアメリカ国籍が取れそうになく、仕方なくロンドンを走りざるを得ない感じな今日この頃ですね。

☆しかし、地上波及びスカパーの4月の番組表を見ましたが、やっぱり海外メジャーマラソンは放送してくれないです。TV東京系もアサヤンをつぶすわけにはいかんようですな。しかし偉くなったもんだのう、おい。ま、とりあえず兵庫リレーカーニバルはスカパーでもやるようですからよかったじゃないですか。サンテレビでは11:00〜19:00ぶっ続け放送するんですが(笑)。

☆そういえばロンドンマラソンには寺内多恵子さん(資生堂)がチャレンジャーとして参戦するというのを忘れていたんですが、正直言って歯がたたんでしょうな…。

(2000.3.23)

☆今日の「Number」でシドニーの難度に気づいた方も多いと思いますが、ボクも高低差については、体調不良で仕事を休んだ昨日にとあるサイトから仕入れた次第でして。一見してこのサイトや「Number」の記事の高低図を見ただけではピンとこないかも知れないけど、陸マガ12月号の付録にあった国内レースの高低図と同じスパンでグラフを書くと、とんでもないことに気づきますよ。はっきり言います。東京なんて全然難しくない。何せ25kからだけでも東京レベルの下り−上りが5回あるんですから。「気温があがらないからスピードマラソン」と思っていたボクは非常にバカでした。反省します。

☆さて、そうなると、早くもシドニー五輪の展望も見えてくるのですが、はっきり申しましてバネで走るロルーペさんはまず間違いなく轟沈するでしょう。難コースといわれる(がシドニーよりはかなりやさしいと思われる)ニューヨークで彼女が凡走していることを見逃してはいけません。クロカンで強くても所詮8k程度の距離。42kも脚が持つとは到底思えません。

☆そういう意味では昨年ニューヨークを2時間25分台で制したアドリアナ・フェルナンデス(メキシコ)は要注意でしょう。世界陸上では確か5000mであっさり予選落ちしていたような気がしますが、先月の北京国際女子駅伝では10k区間で区間賞といい感じ。

☆あとはボストンでの強さが目立つロバさん。最初の下りで脚にダメージを負わずにしっかり走れているからこその2時間23分台連発だと思うので、やはりシドニーでもいい線行くかなあと。最後の10kが持てばの話ですが。

☆というところで第一印象だけを書いてみました。

(2000.3.20)

☆なにやら高橋尚子様にCMのオファーが山のように舞いこんだり、実はボストンを走りたかったが結局春のサーキット参戦で落ち着いたり、五輪の後は日本選手権に出た後秋のメジャーマラソンにも参戦するとかいうビッグプランがあったり、あっという間に4k太ったりという激動の日々であったですね。

☆その高橋尚子様も顔を出した松江レディスハーフは、最近売り出し中の渋井陽子さんが快勝。土佐礼子さんといい、最近は三井海上勢に勢いがありますね。今年の実業団駅伝は注目でしょうか。

☆世界クロカンは、ロングレンジでは我らが野口みずきさんが日本人トップながらも26位、熊坂香織さんが33位、西村みゆきさんが39位と世界の強さの前に完敗。ジュニアでは阪田直子さんが欠場したものの、藤岡里奈さんが11位,田顔朋美さんが20位とまずまずの成績といったところでしょうか。昨年の藤永&阪田両名の活躍は凄かったんだなあ…。

(2000.3.17)

5月13日のグランプリ大阪のチケットが各プレイガイドで発売になったとの記事をみかけました。ボクは当然S席2500円を購入予定。今年は五輪代表がかかってるだけに春のサーキットが待ち遠しいですね。

スポーツ報知は今日はシモンさんをフィーチャーしています。日本勢のライバルという意味で。ボクはシモンさんファンなので是非頑張って欲しいとおもってますがね。まああの大阪で弘山さんに迫るシモンさんを見て「シモン、来い!来い!」と握りこぶしを作っていた人もそうはいないでしょう(笑)。

☆しかし
報知は誤植の類が多いのがたまにきず。ご存知の通り有森さんの名言は「自分で自分をほめたい」が正しいですから。「ほめてあげたい」は谷口浩美氏じゃなかったっけ(めっちゃあやふや)?

☆明日からの世界クロカン、我らが野口みずきさんをはじめ、みんながんばってほしいですね。

(2000.3.16)

☆今日は基本的に「市橋さん、昆明へ出発」というネタで決まりだと思いますが、一緒に写真に映っている市川さんがその他扱いなのが痛々しかった今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

☆今日気づいたのは、14日付中日新聞朝刊1面に高橋尚子様インタビューが載っていたことですが、何かこう胸にぐっとくるものがありましたね。特に「スタートから飛び出して行けるところまで行くのが私の理想のレース。途中でつぶれてもいいの。」というくだりにじんときてしまいました。「(見ている人と)一体になれるレースを一度でいいからしてみたい。」っていうのもありがたいですよね。インタビュー全体を読みたい方は是非中日新聞社販売管理部(大竹さん)に問い合わせて新聞を取り寄せてはいかがでしょう。

(2000.3.15)

☆レギュラー購読に昇格したてのスポーツ報知、いきなり「山口さんシドニー試走」ネタで紙面を大々的に割き好印象を与えレギュラー定着を印象付けました(笑)。また山口さんが強化指定Sに格上げになったとのこと。まあ当然っちゃあ当然です。

☆今日の毎日新聞では社説で「内定いらん」論をぶち上げたため、一瞬キレかけましたが、新聞縮刷版で過去の記事を確認したところ11月22付夕刊のとあるコラムに記者が内定について「納得がいかない」としっかり書いてあったので、まあ許すことにしました。一応スジは通っているから。ただ、その時の記事は1万mの内定騒動をピックアップしていたんですけどね。

☆しかしねえ、桜井委員長。「22分台が3人も出るとは思わなかった」というセリフは口が裂けても言ってはなりませんでした。それは各マスコミと同様見識のなさ、想像力の欠如を自ら認めたと受け取られかねないからです。折角不承不承陸連擁護していたのに、そんなこといわれたらもうかばいきれません。

☆とにかくプロシージャ−作りは必要不可欠と思いますね。気温とか風とかまで加味した厳密なプロシージャ−を作ればいいんですよ。まあ口で言うのは簡単なんですけどね(苦笑)。

(2000.3.14)

☆代表決定を報じたスポーツ各紙でひときわ際立っており、スタンディングオベーションでお迎えしたいのはスポーツ報知。「内定が早い云々ということは昨年11月の時点で提起すべきだ」との痛快(至極当然であるのだが)なご意見。さすが大政翼賛姿勢に真っ向から異を唱える報知。明日からレギュラー購読決定です。一方で日刊はレギュラー落ち。

☆ちょっと今日は旅行疲れが出たのでこのくらいで勘弁してください。ごめん。

(2000.3.13)

☆今日のスポーツ各紙(新聞即売版)での五輪代表関連記事はについては、概ね「山口有力」という感じ。ただ、デイリーは山口さんに決定といわんばかりの書きぶり、そして大政翼賛体質に異を唱えるスポーツ報知は弘山の線が浮上という書きぶりでなかなか見てても楽しいです。

☆いや、だって今回難航するのはどうみても男子の3人目だぜ。選考について問題提起するならこっちを大きく取り扱うべきでしょ?「事の本質よりも、売れる記事を書きゃあそれでいいんだ」という姿勢がそこに見えてちょっといやですよね。まあ、男子についてはびわ湖直後に書いたじゃないかといわれればこっちも反論しようがないんですけどね(笑)。

☆今日初めて知ったんだけど
、シドニー五輪組織委の設定したマラソン優勝タイムは2時間25分なんですって。気温はともかくコースが話に聞いてたよりもややタフなんですってね(海沿いだから風もあるし)。というところを冷静に考えて見ると市橋さんの持ちタイムは致命的なものではないんですな。うん。ここらへんは少し小生も勉強不足で反省する次第。

☆昨日のNHKでの生出演を見て、さらに高橋尚子様に心酔するファンが続出すると予想されますですね。いよいよ国民的人気者への道を歩み出した感じでなによりです。高橋尚子様が尊敬の対象となってくれば日本はもう少し良くなるかもしれません(いやマジで)。

☆ということで家族旅行にいきますので、五輪選考についてのコメントなどは火曜日の夜に。

(2000.3.12晩)

宮原美佐子、高橋尚子様のアジア大会での最後の2.195kを7分3秒と紹介するという勉強不足を露呈する致命的なミスを犯し、見ているこっちまで恥ずかしくなった今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

☆瑞穂は明らかに去年よりも人が溢れ、高橋尚子様が競技場に戻ってきた時のあの異様なまでの歓声は何とも言えなかったです。みんな、みんな待っていたんだなあと思うと涙がこぼれました。

☆高橋尚子様、序盤は押さえ過ぎではないかと思いやきもきしていましたが、22k位からのペースアップ後はさすがとは思いました。25kから飛び出す予定を早めた分、15分50秒台という奇跡のラップは刻めませんでしたが、やはり強かった。うん、強かった。

☆でも、
今日はむしろ土佐礼子さん(三井海上)の走りに乾杯。あれだけの恵まれた体格は4年後にはとてつもない素材になっているかもしれません。野口みずきさんもあと10cm背が高ければとてつもない素材になるのになあと思うと残念です。

☆ま、あとは、静かに代表決定まで待つとしましょうか。ボクは網野でカニを食いながら吉報をお待ちしています(笑)。


☆そういえば、全日本実業団ハーフでは
岡本幸子さん(沖電気宮崎)が69分12秒で優勝、日本選手8人が70分を切るという大戦果をあげ、女子陸上長距離界は景気のいい話ばかりが続いてよろしおますね。

☆仙台ハーフではマイヤーが69分04秒で恵寿多に7秒差の勝利。下司さんは4位(72:39)、山口さんは7位(73:53)でした。

☆京都シティハーフでは、ロバさんが70分16秒で優勝です。面子薄かったから楽勝でしたね。

(2000.3.12朝)

☆今日の各紙厩舎コメントで目だったのは、藤川亜希さん(ラララ)陣営が「2時間25分台」をクリアしたいという積極的な発言でしょうか。2着争いはコメントだけで言えば大南博美(東海銀行)との一騎討ちですが、まあそう簡単にもいかんでしょう。25分台はなかなか出せませんよ。特に名古屋では。

☆小出監督はとにかく高橋尚子様に余計なプレッシャーを与えない様に幅を持たせた発言に終始していますが、当のご本人は常に2時間20分を切る自分が幻としているような感じで、殆どそれは求道者の感覚なんでしょう。今日はどうなるかは全くわかりませんが、それこそ「奇跡」を祈りたい気持ちです。

☆名古屋の12日の天気予報、曇り→晴れ、最高気温14度。北西の風のちやや強し。12時〜18時の降水確率0%。午前5時現在は北の風2m。どうか風は後半に吹いてくれ。

☆では、夜にまた。

(2000.3.11その2)

☆今日はTVで「フォレスト・ガンプ」をやっていた。そういえば、ボクは98名古屋での高橋尚子様の走りとフォレストの走りとをだぶらせてみていたんだっけ。そう思い出した時に早くも目頭が熱くなった。「走りたいから」走るフォレストの後ろを付いて行く少年達の様に、ボク達は高橋尚子様を追いかけるんだ。

(2000.3.11)

☆今回は大阪とは違って、静かなレース前日の報道ぶり。千葉ちゃん欠場がなければ普通の日と変わらない感じです。

☆しかしサンスポ、2時頃に7〜8mの風のどこが不吉な予報なの?まるまる
後半の追い風じゃん。そう、真木和さんの快走の時と同じように。

☆10日の中日新聞・中日スポーツは高橋尚子様名古屋に到着の記事を載せ、小出監督の「調子は8割5分から9割」というコメントに、どう判断していいのかがわからない感じです。アジア大会との比較発言がないのでわからないんですよね。一方で今日の中日新聞には、前半は自重させるが後は任せるといったことが書いてあるそうですが、ボクの手元に新聞が届くのは旅行帰りなので火曜日になってしまい残念です。

☆名古屋の12日の天気予報、曇り→晴れ、最高気温14度。北西の風やや強し。12時〜18時の降水確率0%。風は後半に吹いてくれ。

(2000.3.10)

☆とにかく千葉ちゃんが欠場となって、面白みが高橋尚子様の記録オンリーになりつつある今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。また長野マラソンではベノイト、イカンガーといったオールドファンには懐かしい面子で人気取り作戦にきています。女子はまたエゴロワの優勝でしょう。

高橋尚子様、本日は名古屋で軽く試走しています。

☆9日の中日新聞のコラムは千葉ちゃんだったんですが、欠場となってしまい残念です。また9日付中日新聞・中日スポーツは見開きで特集を組んでまして、やはり購読しててよかったと感激する次第。記事的にはあまり新しいものはなし。

☆また、今日の産経新聞でも選考についての記事が出ていましたが、まあましな書きぶりでしょう。少なくとも身のほどをわきまえていると思います。それに比べて…。

☆昨日の激怒話の件で強調したいのは、
朝日は内定の際には市橋さんの内定は「当然の決定だろう」としっかり書いていたじゃないかという点です。なのにああいうことをいけしゃあしゃあTVで放送するからボクは怒るんですよ。節操がないんですよ。大衆迎合主義。そういうことをしてるから日本をミスリードするんだ、と声を大にしていいたいですね(笑)。

☆その朝日で高橋尚子様に関して「他人の記録を意識して走る今までと異質なレースが待っている」と書かれていましたが、それはおおげさというもの。あの人のことだから、一旦走り始めたらそんなこと考えないっすよ。気持ちよく走ったら記録はついてくるんだから。

☆名古屋の12日の天気予報、曇り→晴れ、最高気温13度。降水確率30%。なにやらいい感じになってきました。後は風がなければ最高か。

(2000.3.9)

☆折角今日の「Number」で心温まる山口さん・弘山さんの話を聞けた直後にやってくれました、バカニュースステーションボクはシドニー戦線中最大の怒りに震えています。

☆とにかくバカ久米・渡辺の発言に日本中の騒動好きが煽られたのは間違いないでしょう。あの報道は卑劣極まりない。物凄く不愉快です。何が不愉快か、以下に具体例をあげて述べたいと思います。

(具体例1)弘山さんが1万の内定を受けるのならマラソンを走ってはいかんという陸連の姿勢に疑問を投げかけた点について:あのさあ、内定自体が「シドニーに向けて時間をかけて準備をしてもらう」ためにあるんだから、1万のためのの準備をしないのなら内定を断るのは当然でしょうが。市橋さんはちゃんとマラソンを走るための強化につとめてるでしょ?バカじゃないの?

(具体例2)日本陸連はお役所みたいという発言について:だからあ、お役所なんだって(笑)。こいつら親玉が河野洋平ってことすら知らないんだろうなあ。バカだから。

(具体例3)代表選考理由について納得のいく説明をしろ(すなわち市橋さんを選ぶ理由を説明しろと言っているに等しい)という発言について:同じことを2度書くのはバカらしいのでやめます。とにかく2月15日の戯言を参照してください。結果論的に後からぎゃあぎゃあいうのは卑劣極まりないというか想像力が足りないというか(少なくとも高橋尚子様、弘山さん、千葉ちゃんでこういう事態になる可能性は十分にあったわけでしょ?)、自ら「バカです」と言っているに等しいのにそれに気づいていないというのは救いようのないバカです。真性バカ。

☆そもそも、今日の「Number」にあるように弘山さんも山口さんも、代表に選ばれなくても悔いはないって言ってるんですよ。当事者がそう言ってるんです。じゃあ、もう第三者がぐちゃぐちゃいう余地なんかはないじゃないですか。それを、弘山さんを悲劇のヒロインと決まったかのように扱って、市橋さんのちゃくちゃくと準備を進めている分についてはコメントひとつ報道せずに、事実上市橋さんを悪役に仕立ててさあ…。有森さんのコメントをあんたら聞いてなかったのかって。これで市橋さんに対する誹謗中傷嫌がらせが激増することは想像に難くありません。TVという公器を用いてあのような偏向的な報道をしていいと思ってるのか。というように朝日の卑劣破廉恥報道ぶりには怒りが収まらない次第です。せめて、陸連の選考基準の不透明さを各国の例をあげて指摘し糾弾するという、先日の読売新聞みたいな切り口でやってもらわんと、結局市橋さんへの個人攻撃になってしまうのがわからんのかなあ。

☆朝日さあ、あんなクソな報道する暇があったら、ちゃんとサイト作れよ、このクソバカが(怒)

☆とバカバカバカバカ怒りをぶちまけたところで。8日は中日新聞のコラムは甲斐智子さんで、中日スポーツは大南姉妹。従前の内容と特に変わったところはなかったのでコメントは省略。

☆一方、産経新聞では名古屋の展望記事が。まあ、無難な記事ですわ。中身は特になし(笑)。

☆そういえば、山口さんの公開練習の記事も載っていましたですね。結構いい感じでみたいでなにより。マスコミも控えめにね。個人的には米国でよくある合同会見みたいなのがあれば十分なんですけどね。

☆後は週刊宝石で、高橋尚子様の強さを分析するということで、フォームの話とかが載ってました。是非一読を。


☆名古屋の12日の天気予報、曇り→晴れ、最高気温11度。降水確率30%。でも大阪とかは10度下回る予報だし、少し気候的は厳しいかも。

(2000.3.8)

☆7日は中日新聞のコラムは藤川亜希さんで、中日スポーツは甲斐智子さん。ともに自己ベストが目標ということで、アテネに向けて着々と成長して行って欲しいです。

☆昨日のプロ野球ニュースの名古屋国際女子マラソン情報は高橋尚子様であったが、最新の情報でなかったのであまり実りありませんでした。

世界クロカンの日本代表が発表されましたが、何といっても我らが野口みずきさん、熊坂香織さん、そしてブレイクしたての西村みゆきさんが代表に入りなかなか面白そうであります。ジュニアでは、藤永さんは出ませんが、田顔さん、阪田さんといった強豪がでるので今年も期待できるでしょう。もう、折角名古屋でひと段落と思いきや、翌週は世界クロカンですからね。そうこうしているうちに海外メジャーマラソンに突入してしまいますわ。

☆しかし
仙台ハーフはビデオ入手できないものか。マイアー、恵寿多、山口衛里さん、小幡佳代子さんと豪華面子。この放送を見た後名古屋国際女子マラソンを見て、さらに実業団ハーフまで見れてしまう東北の人がうらやましくて仕方がありません。とにかくビデオ入手が可能な方、是非連絡をください。

☆名古屋の12日の天気予報、曇り→、最高気温11度。降水確率50%。非常にやばい雰囲気になってきましたぞ。

(2000.3.7)

☆6日は中日新聞のコラムは休みで、中日スポーツは藤川亜希さん。なんか髪型もかわったようでかわいいっす。今回は少し厳しそうですが、自己ベスト目指して頑張って欲しいです。

☆今日はネタがないので、ひそかに日曜の読売新聞3面に載っていた選考の話について少し触れたいと思いますが、まあ「明確な選考基準を」という論調で書かれていましたが、今言っても遅いわけで、ずーっと言いつづけないとダメですよね。特に1年前の今ぐらいからいわんと、役人組織はなかなか動きませんぜ。ということで男子の選考でも悩ましい状態になってきましたです。さあどうする日本陸連。


☆名古屋の12日の天気予報、曇り→晴れ、最高気温11度。降水確率40%。

(2000.3.6)

☆ヤネ・サルマエがロスアンゼルスマラソンを快勝した(2時間33分台だけど)一報が入り重戦車ファンには嬉しい今日この頃いかがおすごしでしょうか。

高橋尚子様、佐倉朝日健康マラソン10kに出場希望も小出監督にたしなめられて思いとどまったという微笑ましいエピソードが朝日新聞に掲載されましたですね。前日には10k走が自己ベストという状態であるそうなので臨界値寸前まで上げてきているかもしれません。その気持ちは日曜日に爆発させてください、高橋尚子様。

☆今日の違和感といえば、「川島川島って、川嶋ぢゃないのか!」って感じ(笑)。昔の「長島と長嶋、一体どっちやねん!」というのと同じパターンです。非常に紛らわしい。

☆中日スポーツでのコラムは4日は高橋尚子様、5日は千葉ちゃんです。まあ、特に目新しい情報はありません。

☆一方、中日新聞のコラムは4日は高橋尚子様。5日は
大南姉妹です。妹の敬美は故障による練習不足で少し期待薄という感じ。一方姉の博美は順調で、竹内監督も「2時間24〜25分台」と期待を寄せています。2着争いの有力候補でしょう。

☆名古屋の12日の天気予報、曇り→晴れ、最高気温11度。

(2000.3.5レース後)

☆清水昭くんについては、非常に無念でありましたが、彼もまだ23歳。いろいろ勉強して更なる飛躍を願いたいところです。早田選手も結局後半失速で、一朝一夕には変革はうまくいかないというところでしょうか。非常に残念でした。

☆しかしまあ、川嶋選手があそこまでやるとは正直言って予想しませんでした。「捨て身」という本人の言葉もあながちウソではなかったということですね。

☆だけど、3人目の代表は小島宗幸選手で決まるんじゃないかなあ。福岡終了時に言っていた「4連続サブテン」が選考時にものをいう選考になりそうですしね。ボクも小島選手の方がいいと思うのですよ。フィスにも勝ってますからね。

☆後は佐藤敦之選手(早大)の頑張りはすごかったですね。前評判では西田選手(駒大)の方に注目が集中したのですが、サブテンでの学生最高記録です。
気が早い話ですが、最後の箱根でも相当注目を集めることになるでしょうね。

☆深夜に福岡クロカンの放送があるので、忘れず見ましょうね。では。

(2000.3.5レース前)

☆ということで、びわ湖毎日マラソンについて新聞各紙で厩舎コメントを拾ってみましょう。

☆まずそのまえに、
毎日新聞で見落としそうなところに、鐘紡の伊藤国光監督が、初マラソンの井幡政等選手について「日本人トップもありうる」とコメントしているところは捨て置けないでしょう。ナンバーカード222番ですので注意して見といてあげてください。

☆では、各紙チェック。まず、
フィス選手(スペイン)から。本人コメントを総合すると、「シドニー五輪前の最後のレースとなるこの大会には5カ月前から準備をしてきた。2時間8分を切って優勝したい。」と強気。ということは調整はうまくいったということなのでしょうか。すると本紙予想を少し修正しなくては。

☆では我らが
清水昭選手(杵築東芝)。例によってかなり軽視された扱い。昨日のNHKのスポーツニュースでもコメントをカットされていました。くそう。さて、そんななか日刊スポーツが本人コメントを掲載。曰く「東京の前よりも良い状態。自己記録を更新して結果を残したい。」との落ち着いたコメント。また、昨日の読売新聞サイトによると「レース展開に精一杯ついていきたい。」と意欲あるコメントを寄せていました。優勝の言葉が出ないということはチャレンジャー精神でぶつかれそうな感じ。やはり心境は98別大の頃に戻せているのではないかと推測されます。地に足が着いているということね。

☆それからリベンジの
早田俊幸選手(ユニクロ)。スタミナアップのため体重2k増で臨むこの大会には「まずびわ湖をしっかり走ること」としながらも、「最後まで競れば2時間8分台は確実。出るからには優勝を狙いたい。」との本人コメント。練習も順調にこなせたそうで、後は今回の新調整法が吉と出るか凶と出るかということでしょう。

☆旭化成勢期待の
真内明選手は、12月に右足甲を痛めたり、2週間前に1日風邪をひいたりしましたが、概ね順調に仕上がった様で宗茂監督も「マラソンの走り方がわかってきた」との評価。本人は「優勝しかない。速いペースでもついていき最後まで粘る。記録は後からついてくる。」とのコメント。大阪の安部ちゃん同様、時計をせず試合に臨むそうで。

☆同じく旭化成、ベテランの
川嶋伸次選手は昨年10月に左足首を手術しましたが、その後の練習は完璧ということで、「2時間8分30秒での優勝を狙って行く。そうでないと五輪には行けない。」とのこと。

☆厩舎コメントではないですが、大家正喜選手(佐川急便)、武井隆次選手(ヱスビー食品)は故障上がりで練習量に不安が残るみたいですので「消し」ですかね。山本泰明選手(営団地下鉄)は好調でびわ湖に乗りこんできたようですので、小幡さんの借りを返したいところでしょう。

☆3月2日付戯言で松野明美さんの爆弾発言について「かなりやばい」と書きましたが、スポーツ報知ではこの点について「日本陸連、週明けにも対応を話し合い」との記事を掲載。出版社や松野さんからの事情聴取も検討されるそうで、さあ、女子マラソンを巡るごたごたはあらぬ方向に飛び火してこれからどうなるのでしょう。

☆清水くんVで男泣きしたいです。ではレース後に。

(2000.3.4)

毎日新聞は今日はフィスでした。週200kの走りこみとクロカンで調整を積んできているようですが、とりあえず明日の新聞のコメントを拾って何とか調子の良し悪しを把握したいところです。

☆今日は朝日新聞で展望が書かれていましたが、「ベテランに注目」という視点からの記事で、これはこれでまあいいかかなと。清水昭くんに対しても「若手の中では彼が有力」と書いてくれてるしね。

(2000.3.3)

☆我らが重戦車、ヤネ・サルマエが5日のロスアンゼルスマラソンに出走。こういう二線級揃いの大会には滅法強いので優勝の可能性は高いと思います。がんばれ。

毎日新聞は今日は真内くん。マラソン経験は豊富ですからこわいっちゃあ恐い存在ですが、何せ華がない。それは旭化成男子選手全体に言える事です。宗監督の「前に飛び出さず我慢」「欲がないとだめだ」という決まり文句を実践してるとそりゃ、あなた、はっきり言って見ててつまらんですよ。早田さんとか、高橋健一くんとか、犬伏くんとか、清水康次さんとか、清水昭くんとかを見て御覧なさい。みんな個性(ウリ)があって面白いじゃないですか。そういう意味では、木庭くん、ガンバレ!!

☆産経新聞には展望が書かれておりましたが、
旭化成勢が仕上がり順調ということで、結構手ごわそうです。とりあえず明日明後日の新聞はまた読み比べしないといけませんな。

☆こちらのサンスポでは載っていなかったのですが、なにやら
千葉ちゃんの名古屋出場は微妙との記事が載っていたらしいじゃないですか。まあ、まともに勝負できる状況じゃなさそうということは既に2月28日付戯言でも触れていました(中日新聞の好スクープでしたが)けど、出場すら危うい状況なのは意外といえば意外。

☆なんか
話のチャンネルでは物凄い記事が踊っていました。いや、関係者のコメントはもしかしたらある程度真実かも知れませんが、それを踏まえた記事の書きぶりが酷い。まあ、有森先生を「五輪オタク」といっている時点で信憑性はゼロに等しくなっているところが涙を誘いました。五輪オタクがなぜあの状態で大阪に強行出場するんだっての。とにかく事実認識が根本的にずれている(ずらしている?)ので憶測が全て悪意に満ちたものとなっています。あそこまでいくと笑うしかない。最後の「今回もまたひと騒動云々」だって、あんたらがこれを飯の種にしようと騒いでるだけじゃん(笑)。

(2000.3.2)

毎日新聞は今日は早田さんでした。今回は体重増によるスタミナアップを狙っている様で、また、練習方法も思いきって変えたということで、非常に予想が立てにくい。うまくいくのかどうかは走ってみないとわからないですから…。ただ要チェックなのは確かです。

☆また、
毎日新聞は全出場者の名簿を載せてくれました。一般参加選手で注目しておきたいのは、まず西田隆維選手(駒沢大)。油谷繁選手(中国電力)、ネットの世界ではおなじみのおおかわさん(山陽特殊製鋼)、アトランタ選考会での日本人トップである田幸寛史選手(ヱスビー食品)なども一応注目をしておきたいですね。あとはびわ湖には欠かせないテクモかたT・ゲブレ選手。後は早稲田大学の佐藤敦之選手などはいかがでしょうか。

週刊宝石では、松野明美さんが激白しておりましたが、金銭の授受の話は爆弾発言でしょう。かなりやばいと思います。基本的には真っ当な意見を言っているとは思います。つまりは「選考基準を明確にするのが最も大切」ということです。一発選考にしろ複数選考にしろ、結局事前に明確な基準を公表するということが大切なんですよ。アメリカを見て御覧なさい。一発選考なのにあんなに場合分けをしてきっちりとした選考をしようとしているではありませんか。アメリカ嫌いなボクもその点は評価しています。複数選考であっても場合分けをすれば明確な基準は作れると思うのですよ。

☆とりあえず、
昨年の9月12日に某氏宛に出したメールの中にこういうことを書いていたので参考までに載せときます。

(前略)私としては、別に選考会で優勝(or日本人1位)である必要はないと思うのです。
例えば「選考会で2時間24分以内の記録を出した者を優先的に選考対象とする」と打ちだせば、旧態依然たる日本人1位を巡る低レベルのタイムでの争いがなくなり、シドニーで世界と戦える人材がはっきりわかってよいんじゃないかなあ、と思ったりします。なにせシドニー五輪では気温10度程度でのマラソンになりますから、2時間23分台の記録を出せるという証明をしてくれないと困るんですよね。例えばチョン・ソンオクがシドニー五輪の条件でロバやシモンに勝てるとは到底思えないです。選考会がチョン・ソンオクが勝つようなレース展開になってしまったら、代表は間違いなく五輪では惨敗するでしょう(ということで市橋さんも予定通りもう1本選考会走ってスピード証明をしてほしい)。陸連は今回に限ってははっきりと「基準タイム」を打ち出すべきだったと思います。(後略)

(2000.3.1)

毎日新聞は早くも清水昭くんをコラムに出してきましたが、雰囲気が大分違います。なんか格好良くなってるって感じ。ボクとしては別大の時の精悍な顔立ちが好きなんですけどね。まあ、コラムによるとどうやら別大の時の宗茂氏が言っていた「世界が変わ」って歯車が狂ったって印象ですわね。でもそれも乗り越えたみたいだし、調整もうまく行っているようなので安心です。

☆それから読売新聞で「旭化成陸上部を辞めた
木庭啓くん、4月1日付でヱスビー食品へ移籍」という記事をみかけて少しほっとしました。木庭くんはマラソン転向を希望しているようですので是非頑張ってほしいです。