【リーフの戯言(2000・2)】

(2000.2.29)

☆藤田あっくん欠場も、各紙報道からすると我らが清水昭くんは体調面から好走を疑問視されているなあと感じる今日このごろですが、なんとか厩舎コメントを聞きたいものですね。

毎日新聞はびわ湖コラムを開始。今日は川嶋伸次選手です。気持ちとしては大阪の安部ちゃんみたいな感じなのでしょうか。捨て身で行けばチャンスはあるかも。

(2000.2.28)

藤田あっくんが結局びわ湖毎日マラソンを欠場すると発表され激震が走る今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか。

☆一方大阪国際女子マラソンに出てこなかった
土佐礼子さんが密かに名古屋にスライド出場するとわかって嬉しい今日この頃。以前注目しているとちらと書いた前田祐子さんもチャレンジしてくれて何より。小出正子さんも密かにエントリーしていますね。しかし伊藤真貴子さん、飛瀬貴子さん、市河麻由美さんといったところが結局選考会に出て来れなかった事は非常に残念です。

☆今日家に届いた
26日(土)付の中日新聞で重要なことが書いてありました。エントリーした千葉ちゃん、1月中旬から足に違和感があり10日程練習ができず宗茂監督「絶対的なランニング量が不足している」とコメント、あまつさえ「名古屋でまずはマラソン経験を積む事が大事」勝負自体は投げたかのような発言が飛び出しています。ともあれ先日の有森さんの例にもあるように、走り込み不足では絶対に勝てません(最後まで持たないから)。思うに千葉ちゃん陣営は「高橋尚子様の胸を借りて勉強させてもらう」という目的に切り替えたのではないかと。なので東京のような飛び出しもないと現時点では考えています。後ろにくっついて粘る展開のレース経験をするということね。

(2000.2.27)

今日の横浜国際女子駅伝はとにかく西村みゆきさん(ダイハツ)。先週のクロカンで好走した記憶も新しいところに10kを31分48秒の快走。これで一気に株を上げました。既に日本のトップレベルに突入と言っても過言ではないでしょう。長くTVに映ってたのでじっくり見れましたがいいフォームしてますよね。春のトラックシーズンは彼女から目が離せません。一気に五輪代表まで突き抜けるかも知れませんぜ。

☆また、我らが注目選手は国際経験の差がでちゃったかなあって感じ。大越さんは一時の神通力が消えた感じでお疲れかも知れません。野口さんは今日もいい走りをしてました。もう安心して見ていられますね。彼女らも春のトラックシーズンの台風の目になること間違いなしでしょう。


先日速報で書きましたが、アメリカの女子マラソン選考会は選考会出場リスト22位という伏兵クリスティン・クラークが2位に2分以上の大差をつけ2時間33分31秒で制し、奇跡の逆転五輪切符を獲得しました。暑さのため記録は低調に終わり、選考基準通り五輪A標準記録を得ていない選手の優勝となったため、アメリカ代表は彼女一人となってしまいました。ジョアン・ベノイト・サミュエルソンは2時間39分59秒で9位、序盤見せ場は作りましたがさすがに夢叶いませんでした。エースのヒックマンは2時間39分57秒で8位と惨敗。一発勝負の恐ろしさをまざまざと見せつけられた大会でした。

(2000.2.26)

☆朝起きたら名古屋国際女子マラソンの招待選手も発表されていたので思わず「うわあ」と声を上げてしまった朝の一時。

駅に行って新聞買い集めて、んで陸連サイトでも資料収集して結局漏れた一言は、「ぱっとせんなー」(笑)。いや、海外招待選手がね。呼ばないほうがいいよって感じです。もう少し日朝関係が友好だったらキム・チャンオクぐらいは呼べただろうになあと思うと残念です。いや、でも日本勢は豪華ですよ。充実の世代、次の時代を担う若手、往年の名ランナーとバランスも取れてると思うしね。まあ、このあたりは徐々に「名古屋国際女子マラソンを斬る!」を作成して行くのでそちらの方で。

☆で、
今日は米国では女子のマラソン選考会です。いわゆる一発選考で、日本代表を選ぶ際にもこうすればいいと言われている悪名高き(笑)一発選考。それについては今日の毎日新聞で痛烈に批判しています。まあボク流に解釈すれば、「自分ところでしか通用していないルールを『グローバルスタンダード』と言って押しつけようとする(一方で長さ・温度の単位などを一向にグローバルスタンダードに変えようとしない)お国のルールを無批判に受け入れるなっちゅうの。お前らはアメリカのいうことならなんでも聞くのかこの非国民め。複数選考こそグローバルスタンダードなんじゃい!」って感じですかね(笑)。とりあえず、ベノイトさんに奇跡が起こりますように(祈)。

☆選考方法についてマジで思うのは、「選考方法が云々というのなら、
代表選考会の直接対決で勝っても五輪代表に選ばれないケースも多々ある柔道の選考方法には君らはなぜ異議を唱えないのか」って、そう思うんですけどね。マスコミが大きく取りあげるかどうかで事の重要度を決めるのはよろしくないと思うんだけどなあ。

☆で、以下のサイト等でアメリカ女子マラソン代表選考会の記事があるそうですので、ご覧になるとよいでしょう。
http://www.nbcolympics.com (NBC/Quokka Sports).
http://www.runnersworld.com (Runner's World On-Line).
ここではリアルタイムでレポートしてくれるらしいです。ちなみにスタートは、時差からすると多分日本時間の23:00かと(自信無いけど)。
http://www.wistv.com (NBC TV affiliate in Columbia)
http://www.thestate.com (The State newspaper in Columbia)
http://www.carolinamarathon.org (Carolina Marathon Assn - organizer)
ここがオフィシャルサイトのようです。
http://www.usaldr.org (USATF Long Distance Running)

(2000.2.25)

☆横浜国際女子駅伝の選手村に入った山口衛里さん、宮古島合宿は雨のため100%満足とまではいかないまでも順調に練習は進んでいる様子で、横浜での走りも注目されるところですね。

☆さて、今日は待ちに待った
びわ湖毎日マラソンの招待選手発表がありましたが、面子を見て一言、「ぱっとせんなー」

☆そりゃそうでしょう、だって
ケニア勢がいないという一点だけでしょぼいっすよ、もう。一般参加でいるかもしれないですけどね。まあ、とにかくびわ湖も春のメジャーマラソンに日程が近いので、世界の実力者はなかなか寄ってくれないですよね。フィス一人が頼りですわ。

☆さて、今日は各紙読み比べて、記事の見出しと記事本文にあがってきている選手の名前をあげてどのように各紙が注目しているか探ってみましょう。ただし、出場微妙の藤田敦史選手は除きましたす。また、日経は取り上げていなかったので省略です。

     見出し     記事本文
日  :早田    / 早田・真内・川嶋・清水・大家・鈴木(顔写真は早田・真内・川嶋・清水のみ)
朝日  :早田・大家 / 早田・大家・真内・川嶋・清水
産経  :早田    / 早田・大家・真内
読売  :早田・真内 / 早田・真内
サンスポ:−     / 早田(一覧表には真内・清水・川嶋・佐々も)
ニッカン:−     / 早田・真内・川嶋(一覧表には大家・清水も)
スポニチ:−     / 早田(顔写真入り表には真内・清水も)
デイリー:早田    / 早田・真内
報知  :清水    / 清水(一覧表には早田・大家・真内・川嶋・佐々も)

☆上の一覧では一見異様なのがスポーツ報知。しかし、先日の大阪後の記事で大政翼賛体質に真っ向から勝負を挑んだ報知が今回も自らの信念に基づいた渾身の記事(スペースは狭かったが)と評価しています。巨人嫌いなボクも新聞買わざるを得ません(笑)。

(2000.2.24)

☆そういえば、福岡クロカン(3/5)で市橋さんや市川さんや川上さんが出場予定だったり、京都シティハーフでロバさんやオソロや早田選手(びわ湖翌週なのに…)や秦さん(久々に聞いたね)が出るそうなんですが、それよりもなによりも。

☆とにかく今日の
「Number」の高橋尚子様の記事を見て少し心を痛めて今日一日は調子が悪かったのです。高橋尚子様の悲痛な叫び声が聞こえてくるようでね。しかし、中・高の頃のボクの性格に近い気が以前からするので、そこから考えると、@練習で「やることはやった」という自信をつけ、A相手が明らかに格下であった場合は精神面でも全く心配がありません。あの記事の追いこまれたように感じられる精神状態は2月10日時点のもので、ある新聞にはこの日は初めての40k走を走ったが腹痛のため完走できなかったともあります。つまり単にあの時点では自分に自信がなく、無様(だと過小評価しているわけです)な自分を見られたくなかったというところでしょう。

☆勿論ボクは高橋尚子様のことを知っているわけではありません。言葉の端々と、ボクの学生時の心理状態を照らし合わせて分析を試みているわけですので、ま、あんまりあてにしないでくださいね(笑)。取りあえず近々別コーナーで高橋尚子様分析を試みたいと思います。

(2000.2.23)

☆今日はなんといっても、読売新聞のロルーペ先生単独インタビューでしょう。とにかく

@シドニー五輪はマラソンで出たいが、それはケニア陸連が決めること
A
日本勢で一番強敵なのは高橋尚子様

ということが明らかになったのでよかったと思います。ただ少し気になったのは意味が通らない訳しかたもあって、例えば高橋尚子様を評して「コンディションがいい時、すごく速い」というのはいまいちピンときません。思うに「(アジア大会であの走りなのだから)コンディションがよければ、もっとすごく速いと思う」というようなことを言っていたのではないでしょうか。

☆前にも書いたと思うけど、これに対して日本及びケニアの陸連はどう応えてくれるのでしょうか。しかし、この2人が走るというだけで視聴率がどれくらい跳ね上がるかわかりませんぜ。

(2000.2.22)

☆みなさん、今日のサンスポを読みましたか。ボクははっきり言って本当に悔しいです。我らが清水昭君は完全にないがしろなのです。あまつさえ「佐藤・犬伏・小島で確定ムード」なんて書かれボクはふつふつ胸の奥から熱いものが込み上げてきて仕方ありません。九州一周駅伝MVPで完全復活した清水昭君を、その時三木選手も倒している清水昭君をそこまでノーマークにして、レース後「新星」とか「伏兵」などとわけのわからないことを書いたらボクはキレますね。「お前ら全部辞表書け!」と暴れることでしょう(苦笑)。

(2000.2.21)

エスタ・ワンジロさんがロッテルダムマラソンに出走するというニュースが飛びこみ、「なぜロンドンでガチンコ勝負しないの?」と残念な今日この頃です。相手は目の上のたんこぶかスーザン・チェプケメイ(ケニア)、おなじみ重戦車ニコル・キャロル(豪)、その他にもアロンソ、ポント、ドレーアー、マッチョーニと準レギュラークラスが目白押し。でもさあ、そうしたら一体誰が名古屋に来るんですか?

☆もう多分ね、今後日本の女子マラソンは大阪しか生き残れないよ。秋のマラソンと春のマラソンの丁度中間にいるから(ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)→大阪→(ボストン、ロンドン、ロッテルダム)というローテーションがなんとか組めるしね。名古屋は一番きついよね。春のメジャーマラソンが近過ぎるよね。

☆千葉クロカンでは密かに我らが
野口みずきさんが3着に入って嬉しいですね。

☆一方熊日30kでは高橋健一爆勝ということで、オリンピックにない種目には絶対の強さを誇る高橋選手、世界ハーフで戦えばいいのに、と思うのはボクだけかな?

☆今日、ようやく高橋尚子様が合宿打ち上げの記事を載せた中日スポーツ、中日新聞が届きましたが、やっぱり
名古屋系は高橋尚子様を大きく扱って嬉しいですね。中日ファンで高橋尚子様信者なら迷わず「買い」ですよ。

(2000.2.20)

安部ちゃん、泉州国際市民マラソンを2時間29分09秒で優勝という知らせを書けることを嬉しく思います。スポ−ツ報知によると2時間40〜45分を設定したにもかかわらずこの激走。中2週でよくやりました。久々の勝利で、出走が予定されている北海道マラソンに向けても弾みがつくことでしょう。世界選手権ならまだまだ狙えるぞ!

☆北京国際女子駅伝は中国勢強かったですね。地元開催ですし、メンツの問題もあるので負けないとは思っていましたが。その分横浜では手薄になるでしょう。

☆青梅は甲斐さん、転倒にもめげずまずまずのタイムで優勝していますね。天候がわからないのでかなりいいのかもしれませんが。地元ケーブルTVでは放送しているそうで、非常にうらやましい限り。

☆千葉クロカンは市橋さんや佐藤くんまで欠場なので、テレビ局サイドとしては頭を抱えたことでしょう。これで市川さんが勝ってなかったら最悪でしたね(^^;

(2000.2.19)

高橋尚子様、「8割」になって徳之島から帰還の話題で決まりな今日この頃。ここまでは順調、手応えは掴んでいる様子ですね。小出監督の「2年前の名古屋よりいい」という言い方は、まあ名古屋に出走ですから比較するのは当然としても、結構控えめな印象をうけるのですよね。積水化学最後の砦ということもあり、浮かれないでいこうという気持ちの現われでしょうか。

☆本日入手した前日付の中日新聞には北京国際女子駅伝の記事が少しありました。日本勢では菅沙希世さん位しか出場選手はわからないのですが、あのチョン・ソンオクが出るというのがビッグニュースかな。20日は、千葉では市橋さん、北京ではチョンに注目です。

☆とか書いている間に千葉クロカン、
阪田直子さんまで欠場とのことで、非常に残念。

(2000.2.18)

高橋千恵美さんが千葉クロカン欠場ということで残念な今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。都道府県駅伝といい欠場続きでとても心配であります。

☆なんか
藤永さんも欠場で、3強対決はついに実現せず、か…。

☆昨日の中日スポーツでは、中日浜名湖一周駅伝が20日に開催されるそうで、高校では立命館宇治、須磨学園、大学では城西大学、実業団ではスズキといった強豪が顔を揃えているようで面白そうです。ただ、阪田直子さんは千葉クロカンの方に出るのであれですけど。

(2000.2.17)

☆スポーツ報知の青梅マラソンの囲み記事で、ごたごたのあった京セラの甲斐智子選手が、干された格好となった師匠永田監督とともに移籍先を探しているという事実が明らかになり衝撃の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。甲斐さん自身は高速マラソンに対応すべくトレーニングを積んでいるそうで、名古屋での走りも注目です。

☆一方男子ではソロモン・ワチーラが九州産交からNECに4月1日付で移籍するという記事もどっかの新聞に載ってましたね。実力があると別天地でも仕事ができる、日本の実業団陸上界は明日の我々かもしれませんな。ボクは今のところ役人なのであれなんですが。

☆海外では東京を制した
コスゲイがロンドンに出走、女子長距離の第一人者リベイロも出場ということでますます豪華な顔ぶれとなっています。出場料にいくら使っているのか想像もつきません。これで採算あうのかしら?

(2000.2.16)

☆読売新聞の「渡辺康幸選手、左足アキレス腱痛のためびわ湖欠場」報道に大揺れの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。奇跡の成就には一歩近づいたのですが、藤田選手の故障といい寂しい限りです。

横浜国際女子駅伝の残りのメンバーは、小鳥田貴子さん、小島江美子さん、山中美和子さんとこれまた結構なメンツであるので必見です。すぐその後にある大阪シティハーフマラソンと併せて27日はのんびり家で過ごしましょう。

☆っていうか、仙台ハーフが物凄く面白そうなんだけどどこか放送するんでしょうか?

(2000.2.15)

横浜国際女子駅伝では、山口衛里さんはともかく、渋井陽子さん大越一恵さん野口みずきさんといった垂涎ものの豪華メンバーを揃えてくることがわかった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。ボクは27日は犬山ハーフに野口みずきさんが出るのではと睨んで見に行く計画を立てておりましたが、それも水泡に帰したわけで(笑)。しかし日本チーム、マジで勝ちにきてるよな(笑)。

☆で、ようやく雑誌で取り沙汰された女子マラソン選考問題について書けるわけですが、実は今のところは大衆誌くらいしかとりあげてません。っていうか、今更結果論で「市橋さんの内定は早すぎた云々」と言うのは自らの見識を逆に問われるんですよ。だって、そんなの最初っからわかってたことだから。仮に今バッシングしたとするとね、なんで最初に猛バッシングしないのって逆にバカにされますよ。たとえば当サイトでは内定直後に(3日間位ですが)「市橋さん陣営は名古屋に出走せよ」といった類のキャンペーンを張っていましたが、そういうことを続けなかった各マスコミには「市橋さん内定」を云々する資格はないんですよね。

☆つまり、桜井シドニー強化委員長は「国内選考会で好記録を出した選手よりも市橋さんの方が世界と戦えると判断した」と内定時に説明しています。すなわち
陸連としては「みんな市橋さんより下」という評価なんです。例え高橋尚子様が2時間18分出しても市橋さんの方が上。これに猛批判しないマスコミは陸連の説明に完全同意したわけですから、いまさら市橋さんのことをとやかくいう資格はないということはお分かりかと思います。

☆ということで、先週見かけた主な記事をば。まず
週刊大衆。『五輪女子マラソン代表3人枠をめぐる残酷バトル』と銘打っていますが、いきなり噴飯しましたね。世界最高記録を未だに2時間20分47秒と書いている奴の記事が、あなた、信用できますか?ただ、「市橋さんを早々と内定したのはメンツを保とうとした陸連の思惑が働いている」という書きぶりはあながちウソではないとは思っています。しかしここに出てくる陸連幹部のB氏は非常にうそ臭い。「高橋尚子様に内定を出さないのは、アジア大会が陸連主催の大会でないからだ」っていうのは無理があるでしょう。あと、高橋尚子様が陸連に睨まれているかのようなものの言い方をしていますが、それもうそ臭いですよね。だって、佐々木専務理事なんかべた褒めしてるじゃないですか。

☆また、
週刊アサヒ芸能では、『松野明美・谷川真理が「女子マラソン選考」で激論!』と銘打っていますが、まあまともな議論にはなっていたと思います。しかし松野さん、「27分台の市橋さんが選ばれるのは危険だと思います」って、それは当時27分台出して選ばれなかったあなたの恨み節にしか聞こえませんよ(苦笑)。また、スポーツ紙記者曰く「『高橋尚子様だけは間違いなく五輪へ連れて行く』で、陸連の意見は一本化しています」という記述もありました。無批判に受け入れるのはどうかと思いますが、まあ陸連側も金メダル欲しいでしょうから似たような印象は持っているんじゃないでしょうか。

(2000.2.14)

☆各紙は犬伏選手シドニー「当確」といった書きぶりで、まあ当然と言えば当然のなりゆきでしょう。しかし残念ながら優勝できずスポーツ紙一面は飾ることができませんでした。残念。

☆しかし悔しいのは、
びわ湖の有力選手に清水昭選手の名前が殆どでてこないという点です。くそう、覚えてろよ、後でほえ面かいてもしらないからな(笑)。

☆スポーツ報知では結構出走予定の選手をリストアップしてくれていますので、早めに「ちょっとだけびわ湖毎日マラソンを斬る!」を作成したいと思っている次第。大阪国際女子、東京国際としっかり上位4人は(組み合わせはともかくとして)きっちり当ててきているので気合十分です。

(2000.2.13レース後)

☆予想はまずまず(◎−△−▲−○)って感じでした。35kで犬伏選手がスペシャルドリンクを取れていれば、腹部に差しこみが起こらなかったでしょうから結果は変わったかも知れませんが、でもまあ多分コスゲイと李には負けていたでしょう。李の粘り強さとケニア勢のスピードを改めて思い知った次第です。今日の結果を見て、「世界とは全然戦えない」って思いました。ケニアから3人しか五輪代表が出ないのが救いですよ。日本勢は兎に角駒が足りない。何とか太刀打ちできそうなのが犬伏選手しかいない状況では…。だからボクは彼を、あの救世主を待っているのです(結論はそれかい)。

☆しかし、あの
35kの出来事には、結果論で申し訳ないが憤慨したものです。序盤ならともかく35kですよ。テーブルがあんなに幅があるのに、何故間隔を空けて給水ボトルを置かないのか?もしくは、フズダドor犬伏に手渡すという方法を取らなかったのか?フズダドが普通に給水取っただけで腕に当たって犬伏の給水ボトルは倒れたんですよ。迷いに迷って最悪の場所に置いてボトルを倒して、通り過ぎてから起こして渡そうとしてどうするんだ係員。去年の世界ハーフでテルガドに係員がぶつかった事件といい、係員がレースをぶち壊してどうするんだ。

まあ、マラソンでは勝負のみどころ(ほんの一瞬)がCMとか第2放送車にカメラが映ってたりの瞬間に起こるのでなかなか目撃できませんが、今回は35kの給水がどアップで映し出されてましたんで、その点ではよかったんじゃないですか。

(2000.2.13レース前)

☆今朝は各紙報道の度合いも減り寂しい感じ。デイリースポーツなんて一言も書いてないもんね。

☆そんな中、まず目に飛び込んだのが
藤田敦史選手、右足土踏まず(足底筋でしょうか)を痛めるという記事。世界選手権直前には左足底筋を痛め、痛み止めを打って世界選手権には出走したという経験もありますが、とにかくびわ湖毎日マラソンへ向かって不安増大です。

☆びわ湖といえば、
旭化成勢のびわ湖出走選手は、川嶋伸次、真内明、渡辺共則、佐々勤の各選手らしいですが、一言でいうと「弱い弱い」。かろうじて渡辺選手に勢いがあるかなあという気がしますが、後は相手にならんでしょう。え、誰のって?そりゃあ清水昭選手に決まってるじゃあないですか。

☆さて、東京国際マラソン当日の展望としては、
「旭化成勢ワンツー宣言」が目立ちます。まあ、頑張ってください(笑)。また、「犬伏選手、花粉症に不安」というのもありますが、症状が鼻水の方にいかず、目のかゆみだけならばゴーグルでもなんでもして対応すればいいんですから犬伏選手の言葉を借りれば「なんとかなる」って感じです。

☆また、スポーツ報知では清水康次選手の囲み記事ですが、流麗なフォームのことなどが書かれている程度で特にレース参考になる要素がなく残念。

☆外国招待選手の情報は特に入っておりませんで、結局予想は推測の連続で打ち出さないといけないので非常に苦しいです。

(2000.2.12)

☆今回も各紙読み比べしてみました。まあ、大阪国際女子マラソンに比べるとヒートアップ度は低いですよね。女子の代表争いの報道が過熱しすぎというのがよくわかります。

☆その前に、まずスポーツ報知では三木選手、読売新聞では小島忠幸選手をコラムに取り上げております。それも踏まえてまとめをば。


☆日本人選手については、とにかく、
犬伏選手と三木選手が優勝宣言しているというのが第一点。しかし調整具合では犬伏選手が「ベルリン前よりよいくらい」なのに対し三木選手は「調子は去年の方がいい」。ただ、国内レースで犬伏選手がベルリン並みの走りができるかという点をどう考えるか。調子といえば、小島忠幸選手が三木選手よりもいい仕上がりということでさらに判断が難しくなります。また、清水康次選手は「今までの練習の成果を出したい」と秘めたる闘志を燃やしています。さあ、貴兄は誰に一口乗るのかい?

☆で、海外招待選手ですが、2年前のチャンピオンのフズダド(スペイン)、デビュー以来3戦3勝のコスゲイ(ケニア)、アトランタ銀の李鳳柱(韓国)といったあたりが五輪代表を狙って乗り込んできていると思われますが、調子がどれくらいなのかというところが判りにくいです。基本的にはコスゲイが「6分台」、フズダド、李は「自己ベストの更新」が目標のようですが、新聞によって書きぶりが違うのでどこまで信頼してよいものやら。

☆それから残念なのはやはり、
清水昭選手が風邪のため欠場するということでしょう。びわ湖にスライドらしいので是非頑張って欲しいです。そう、ボクとしては男女の救世主が再び降臨し、びわ湖・名古屋と2週続けて奇跡を起こせばボクはいつ死んでも悔いがありません(言い過ぎ?)。

(2000.2.11)

スポーツ報知で清水昭選手を取り上げたと思ったところに欠場の知らせが届き、ボクの東京での楽しみの3割はこれでなくなってしまいかなりショックな今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

読売新聞では、フズダドとモネゲッティという渋いところを取り上げてきました。どちらも五輪がかかっているようでマジで日本に来ていると思われます。しかしおっさん同士どこまでやれるのか頑張って欲しいですな。

☆しかし、今日は何といっても
高橋尚子様の徳之島でのご様子の記事でしょう。名古屋優勝なら徳之島での練習に使用している道路に名前を冠してもらえるという破格の扱い。気になる調整も故障もなく順調に来ているようでなにより。いい時の感覚が戻ってきているとのことで頼もしい限りです。また、小出監督のいう「ロケット発射を控え検査検査の毎日」という言葉が今の心境を見事に言い表しているなあと思います。きっと高橋尚子様ファンの皆もそう思っていることでしょう。

(2000.2.10)

読売新聞、今日は清水康次選手です。彼も練習はきちんと積めてきているようですので、なかなか楽しみですね。特段これといった情報はありませんでしたが。

スポーツ報知では小島忠幸選手です。宗茂監督が、旭化成勢の中で一番いい記録を出せる練習の内容である旨評していますので、故障上がりの世界選手権のイメージは捨て去った方がよいでしょうね。

☆産経新聞で東京国際の展望っぽい記事が載ってましたが、新聞を貰ってくるのを忘れたのであまりきちんとは覚えていません。ただ外国招待選手で名前があがってたのがJ・コスゲイと李鳳柱だったはず。

☆さて、2月20日に行なわれる青梅マラソンに甲斐智子さんが招待リストのに名を連ねていました。そして
甲斐さん、ゲンのいい名古屋国際マラソンに出場するとのこと。そうです、高橋尚子様の勝利を見届ける女神、甲斐さんが名古屋にやってくるのです。東京では競技場内で既に置いて行かれ加減でしたが、名古屋ではどこまで粘れるのか期待しています。

☆また、2月27日の大阪シティハーフには山内美根子、寺内多恵子といった資生堂のメジャー所も登場。男子はとオールドファンには嬉しい宗猛、谷口浩美、中山竹通という豪華メンツが大阪を駆け抜けます。

(2000.2.9)

☆20日の千葉国際クロカンに市橋さんがエントリーしたことはご存知でしょうが、ジュニア女子では高校3強、藤永、阪田、長尾があいまみえるゴールデンカードになっております。しかしなぜかTV雑誌を見ると関西では放送しない可能性が大。まあ放送してもジュニア女子などは結果しか見せてくれないでしょうが…。

読売新聞の東京国際マラソンの選手の特集、今日は三木選手です。結構自信を深めているようで、ハイペースにも最後まで対応できると。しかし、彼はどうしてああ爬虫類顔なんでしょう。すぐに顔を覚えるという意味ではいいのですが。

☆で、スポーツ報知では
犬伏選手が「優勝しちゃえばいいんですよね」とプレッシャーを感じさせない頼もしい発言。しっかり練習できていることがここらへんからも見て取れますね。

☆今日、ようやく2月5日付の中日スポーツが入手できたのですが、
徳之島出発時に高橋尚子様、「昨日の夜に食べ過ぎておなかの調子が悪い」と豪快な発言をされていたことが判明。加賀女子駅伝でも前日にたらふく食って走りながら「しまった食べ過ぎた」とお茶目なところを見せていた高橋尚子様、いつもながら感服致す次第。

(2000.2.8)

☆ようやく読売新聞で東京国際マラソンの選手の特集をやり始めましたです。今日は犬伏選手でしたが、いい感じで練習が積めているご様子。これなら優勝争いに絡めそうです。去年の借りを返してほしいものですね。

☆さて、昨日のスポーツ紙には
取材攻勢に疲弊した山口さんをケアする様にとの陸連からの注文が出た旨報じられていましたですね。確かに山口さん、東京の後のTV出演とか見ると結構繊細な感じはしますよね。しかしメダルキ●ガイの日本マスコミ陣が待ち構える中、五輪代表で走りたければそこは乗り越えないといかんのは宿命なので、何とか開き直って欲しいです。「注目される快感」みたいなのが見出せれば楽なんでしょうけど…。

☆で、JOC八木会長の思いつき「女子マラソン6人代表案」は半ばバカにされた格好で一蹴。勝利の方程式ったって「虚数解」ではどうしようもないってことですぜ。ただ、心配なのはこれを境に外野がぐだぐだいいかねないということ。現に大衆雑誌ではそういう記事を書きたてはじめています。そのあたりについては明日以降(笑)。

(2000.2.7)

☆夜中に起きて「香川・丸亀ハーフマラソン」を携帯テレビでみてました。いやあ、携帯テレビって便利だなあ。という話はさておき、感想をばひとつ。

浅利さん、いつになく饒舌ぅ〜!

いつもあれくらいぱきぱき質問に答えてたら少しは印象も変わったでしょうに。でも、ちょっと評価アップしました。まあ、ショックからは結構立ち直っているみたいでよかったですね。
本人の口から現役続行宣言も聞けたし。海外に出たいということですので、とりあえずロンドンなんかはいかがでしょう(こればっかり)。

☆現役続行で思い出したが、「浅利引退」をスクープして自信に満ち溢れていたスポーツ報知、今日は浅利さんの件に触れず終い。少し潔くないです。「浅利、引退撤回」で記事をちょいと書けば済む話なのに。マスコミもメンツにこだわったら正確な報道はできませんわよ。京都の事件で「中学生から事情聴取」みたいなのを1面トップに出してきたがゆえに、結局ひっこみがつかなくなった某紙などのように(笑)。

☆さて、レースの方は
「練習らしい練習ができていない」山口衛里さんは後方待機、トップ争いは上野理恵さんと大越一恵さんというスーパールーキー対決となり申した。上野さんは距離が伸びてどこまで持つかと思われましたが、なかなかどうして、大越さんを振りきって69分57秒と初チャレンジでいきなりの69分台。うーん、どこまで強くなるのか見当もつきません。2位は大越さんで71分16秒、3位は後続から順位を上げて来た山口さんが71分45秒で入りました。しかし、練習できてなくてもここまで走れるのは逆に実力のあるところを見せ付けた気がします。日刊スポーツは結構厳しい書き方をしていましたが…。

☆まだ書き足りないのですが、ネタ不足に備え、明日以降に(笑)。

(2000.2.5)

☆なんといっても今日は「高橋尚子様、徳之島入り」の各紙報道に尽きるでしょう。その徳之島合宿は14日までだそうですね。

☆写真を見た限りでは、
まだ丸いといった印象がありますね。しっかり食べてじっくり調整していることがうかがわれます。徳之島でもお気に入りの焼肉屋があったとかいう記事を以前読んだ気がするので、食生活は大丈夫でしょう。

☆なにやら
高橋尚子様、「絶対このタイムで走らないといけない」目標があるそうですが、具体的には明かされておりません。なにはともあれ、我々の想像を膨らませれる頼もしい発言ではありませんか。

☆一方浅利さんの進退に関しては各紙で見解が割れていますが、精神的ダメージも大きかった様で明日の香川・丸亀ハーフのTV中継のゲストにはこれないのでは、という心配が頭をよぎります。

(2000.2.4)

☆1月10日付で吉松久恵さんの素性を知っている人はいないかと書いたのですが、今日久々に「マラソンに勝つ。」を読んでいたところ、吉松さんは98年4月から例の陸連プロジェクト「東京ランナーズ倶楽部」に入っていることを知って大反省。ということは、じきに名前が知られる可能性が高いということでしょうな。そうすりゃ彼女にもスポンサーがつくだろうしね。

☆ダイハツサイドは浅利さんは現役続行、名古屋は出場せずと発表したそうですが、本人はどう思っているのか。取りあえずは6日の香川・丸亀ハーフのゲスト出演は見逃せないねと。

☆マラソン代表発表は、名古屋の翌日3月13日に決定したそうですが、まあ1日あれば十分でしょう。それ以上は思考が堂々めぐりするだけっすよ。

(2000.2.3その2)

☆なんか千葉ちゃん名古屋出場の方向で話すすんでるみたいですね。見応えのある戦いになりそうですな。

(2000.2.3)

☆某アホなおっさんのせいで一気にシドニー代表争いに関してボクはしらけてしまったので、もう勝手にやってって感じです(苦笑)。ボクは高橋尚子様が世界最強の証明をしてくれるシーンを見たいだけですので、例えば五輪じゃなくても今度のロンドンマラソンでもいいんです(五輪は世界最強を印象付けるには最適な場所だと思ってるだけ)。ロルーペ先生、シモンさん、チェプチュンバその他諸々を相手に世界最高で圧勝するシーンが見られるのならボクにとって五輪など不要。一応サイト的にはシドニー代表戦線もあった方がよいでしょうからそのまま置いておきますけどね。

☆しかし、「五輪にはベストメンバーを出さなければならない」義務などどこにもないわけで、だから陸連が先に基準を明確に出しておけば話は大きくならないで済んだのになあ、というのが率直な感想。

☆つまらない話はこれくらいにしまして、今日はまずは
2月20日泉州国際市民マラソンに安部ちゃんが特別招待されたことがトップでしょう。あとはシモーネ・スタイク(ルーマニア)もくるらしいです。一応大阪府内でやりますから見学に行くつもりです。安部ちゃんも大阪から中2週で出場とは、やはり本人のいう通り、走るのが好きなんですね。ここで久しぶりの勝利を得て新たなスタートを切って欲しいです。

☆それから、
2月6日は山口衛里さん出場予定の香川・丸亀ハーフマラソンなのですが、実は関西テレビではその日の深夜に中継してくれるのだ!これでわざわざ行かずに済んだよ…。しかしTV番組雑誌を注視していると、ゲストのところに浅利さんの名が!時期が時期だけにゲスト出演してくれるのでしょうか?今後の去就も含めて注目です。

(2000.2.2)

☆女子マラソン代表6人ネタは昨日書いちゃったので、ネタがないんだなこれが(苦笑)。

☆取りあえず、高橋尚子様情報をゲットしたく
中日新聞や中日スポーツを購読したい方hanbai@chunichi.co.jp まで問い合わせてください。郵送料込みで現金書留で前納すれば郵送してくれるらしいです。ボクは2月14日〜3月13日の1ヵ月間中日新聞(朝刊のみ)と中日スポーツを購読しようと思っていますが、これだと8385円になります。高橋尚子様の記事がより詳しく読めるのであれば安い安い。

☆↑ただ、郵送なのでタイムラグはあるよ。

☆あ、思い出した。天満屋からの移籍ニュースについては、松尾和美さんは天満屋残留だそうです。以上。

(2000.2.1)

☆突然にJOCから「女子マラソン代表を6人にしてはどうか」という提案があったという超ド級ニュースからお伝えしてと。ベストメンバー3人にいつ絞るの?それって問題の先送りってやつじゃない?って感じ。ダメなひとは「ベルリン直行」とか飛行機に乗せられてしまうのかしら?

☆で、
京セラが女子のみになって、拠点を京都に移すということだそうで。これで来年の都道府県女子駅伝は京都の優勝かな(笑)。

☆後は、
有森さんがアテネも狙うということで立派な心がけだなあと思う次第。つくづくプロなんだなあと感心。ニューヨークの前に北海道でひと叩きするプランもあるそうで楽しみですね。

☆また、弘山さん陣営は「実は世界最高を狙っていた」等のコメントで必死のアピール。しかし、弘山さんの最大の弱点は「トラックでも勝負できるのでトラックに回ってもらおう」という理屈が通されてしまうことにありますね。

☆去年の世界ハーフのビデオを注文したんだけど品切れ中なので入荷まで待たないといかん。野口みずきさんの走りが是非みたいのにい。