有森裕子(ありもりゆうこ・1966.12.27生)
自己ベスト 2時間26分39秒(99年・ボストン)
過去の戦績(8戦1勝)
日付 | 大会 | タイム | 順位 | 1位(2位)の選手 | タイム差 |
90.01.28 | 大阪 | 2:32:51 | 6 | モタ(ポルトガル) | 05:04 |
91.01.27 | 大阪 | 2:28:01 | 2 | ドーレ(独) | 00:18 |
91.08.25 | 世界選手権 | 2:31:08 | 4 | パンフィル(ポーランド) | 01:15 |
92.08.01 | オリンピック | 2:32:49 | 2 | エゴロワ(EUN) | 00:08 |
95.08.27 | 北海道 | 2:29:17 | 1 | 山口衛里 | 03:30 |
96.07.28 | オリンピック | 2:28:39 | 3 | ロバ(エチオピア) | 02:34 |
99.04.19 | ボストン | 2:26:39 | 3 | ロバ(エチオピア) | 03:14 |
00.01.30 | 大阪 | 2:31:22 | 9 | シモン(ルーマニア) | 08:28 |
過去のレース模様
(92年:バルセロナ五輪)中盤でビクタギロワ、エゴロワといった旧ソ連勢らに先行を許すもじわじわと追走。36k手前では遂に先頭のエゴロワを捉えそのまま並走。どちらも一歩も譲らずしのぎあいが続いたが、残り700mでエゴロワに突き放され惜しくも2着。
(96年:アトランタ五輪)序盤で飛び出したピピヒ(独)を17kに集団で捉え、そのまま先頭を引っ張る積極的な走り。19kでロバ(エチオピア)の飛び出しには対応できず逃げ切られたが、2位集団のポジションはキープ。30kで2位集団から抜け出すものの、33kで追走して来たエゴロワ(ロシア)に追いつかれ暫く並走するも突き放される。しかし3位のポジションは死守し五輪2大会連続のメダル獲得。
寸評
ここ一番の大舞台に実力を発揮できる精神力の強さが何よりの武器。スピードについてはまだ疑問符がつくが、安定した力は発揮できるでしょう。2000大阪では調整不足なりに日本の人々にいい走りを見せたとは思います。