安部友恵(あべともえ・1971.8.13生)

 自己ベスト 2時間26分09秒(94年・大阪)

 過去の戦績(11戦3勝)

日付 大会 タイム 順位 1位(2位)の選手 タイム差
93.01.31 大阪 2:26:27 浅利純子 00:01
93.08.15 世界選手権 2:31:01 浅利純子 00:58
94.01.30 大阪 2:26:09 藤村信子 00:00
96.01.28 大阪 2:28:00 ドーレ(独) 00:02
96.08.25 北海道 2:31:21
97.08.09 世界選手権 2:45:19 29 鈴木博美 15:31
98.08.30 北海道 2:31:12 山口衛里 03:36
99.01.31 大阪 2:27:05 シモン(ルーマニア) 03:41
99.08.29 北海道 2:33:45 松尾和美 01:31
00.01.30 大阪 2:28:01 シモン(ルーマニア) 05:07
00.02.20 泉州 2:29:09 シモーネ・スタイク(ルーマニア) 06:26

 過去のレース模様

(98年:北海道)序盤から山口衛里(天満屋)との高速マッチレース。ペースが落ち着いてきた22k、山口のペースアップに置いて行かれ3分半の差をつけられる完敗。

(99年:大阪)予想外の急なペースアップに体が動かず、6kで早々と優勝戦線から脱落。後半粘って6位にポジションをあげたものの高速レースでの評価を大きく下げることになった。

(99年:北海道)サバイバル夏マラソンとなったこの大会では、30kで松尾和美(天満屋)、小尾麻美(リクルート)、赤木純子(積水化学)の初マラソントリオ3人に置いて行かれるという屈辱を味わう。小尾、赤木をすぐに捉えたものの、松尾からは1分半離された2着に終わる。

 寸評

90年代前半の日本女子マラソン界の牽引者。93大阪で個人的に完成したヒールの浅利、ベビーフェイスの安部という線引きにより、安部ちゃんにはずっと期待をしていました。最近期待に完全には応えきれないレースが続いておりましたが、2000大阪から中2週にもかかわらず予想以上のタイムで泉州を制して弾みがついたことでしょう。次は北海道が濃厚。