■長野県美研 研究推進係

 


 長野大会研究概要


(平成18年)

 

1.大会テーマ わたしっていいな!!“いろ・かたち”生きあい・学びあい

 

2.大会テーマについて

 「私っていいな!!」全ての子どもにこの思いをもたせられないか。これが私たちの願いです。造形美術活動の中でならば、例えば失敗した経験からでもそこに意味を見いだし、試行錯誤を続け自分らしい表現をしようとすることができます。そして、その過程で、かけがえのない自分を見つけ自分の表現や存在を肯定的に受け止められると考えるのです。それこそが、真に造形的な姿勢であり、このめまぐるしく変化する現代をたくましく前向きに生き抜いていく力といえるでしょう。
 そのため本会では現在まで「生きる力をはぐくむ教科」として継続的な研究を行い、造形美術教育の必要性や、願う子どもの姿への成果を確かめてきています。けれど、今まで行ってきた研究は、どこでも意欲あるどの先生でも実践できる授業であったのか、本当に子どもが求めてやまない造形美術活動であったのか、といった課題ももたれてきています。

 今日、キッズ造形フェスタでの信州大学や福祉関係の方々をはじめ、造形美術の授業での美術館や作家、諸団体との協働、共育などの新しい波が確かなものとなってきました。今こそ学校の中はもちろん、そこだけにとどまらず、広く造形美術を愛する人たちと手を携え、社会からも造形美術のあり方を問い直していくことも必要なのではないでしょうか。
 そこで、子ども同士が、子どもと教師が、そしてもっと広く色々な立場の者が、造形美術活動の中で、“いろやかたち”に心を寄せながら共に生き、共に学び、共に育つことで、一人ひとりがかけがえのない自分を見つけられるようにしたいという願いから、標記のような大会テーマを設定しました。

 

 研究構想図

 

研究構想図