中美連ホームページ開設に寄せて

 長野県中学校美術教育連盟では、中学校現場教師たちが、美術の学習を通して制作された生徒の作品について、お互いに情報交換をしあってよりよい題材の選定をしたり、指導の工夫や生徒の表現を通して、美術教育を語り合う場として、ホームページを開設することとしました。
 新学習指導要領が完全実施され、中学校の美術の時間数が大幅に変わりました。1年生は年間45時間、2〜3年生は35時間、つまり1年生にとっては一週間に1.5時間、2〜3年生にとっては、週1時間ということになったのです。
 現場教師たちは、戸惑いと悩みの中で、いかに充実した美術表現を生徒に経験させるか、懸命に努力をしております。時間数の削減は、「複数の学校を兼務する教員」「講師の増加」「若い新採教員の減少」「他教科との掛け持ちの美術教師の増加」など人的な条件も変わってきました。従来の学習内容に代わるものとして、短時間扱いの題材を工夫しなければならない状況であります。
 こうした中で、教師たちは、どんな生徒の作品が生まれてきているのか、そして美術教育に何を期待し、どのように考えているのか。新しい方向を探るために、お互いの指導を他へ発信し、情報を提供しあい、意見交換をあわせながら、よりよい充実した美術教育をめざしております。


平成15年 6月
長野県中学校美術教育連盟
理事長  松田 幾夫



戻る