管理者の山田です。いまのところ旧職場と「物理と教育」に関する事柄が殆どです。
しかし、趣味や好きな事柄に関する記述も加えていきたいと思っています。

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名称「YPRL」について

現在の私はどの組織にも属さない研究者である。しかし、研究会や国際会議に参加する際、所属が明確でないと参加に関する「補助金」を受けられないことがある。そのため、敢えて研究機関としての名称を付けた。Yamada Physics Rresearch Laboratory (略称:YPRL)という。(Physical Review Letter、略称PRLとは無関係だし、その雑誌への批判に由来するわけでもない。)国内外の物理学の専門雑誌への論文投稿に際して、特別な所属の必要性はないが、最近はYPRLを付けて投稿する事も多い。 日本語の名称は現在、検討中である。
 時々、このHPにある「龍門窟」所属とか、メールアドレスにある「DTI」所属と勘違いされることがあったが、決して特殊なプロレス組織や営利企業に所属しているわけではない。
(2006/1)

私の論文の著者名でHiroaki Yamada ではなくてHiroaki S. Yamadaと記されたものがある。 このsecond nameの「S」は「仙音光」(センネミ)の略である。元もとの由来は良くわからないが、私の実家の「屋号」である。田舎ではいまだに苗字ではなくて屋号で呼び合う習慣が根強く残っている。 また、祖父の名前もこの「仙」が使われていた。 山の田んぼの中の百姓で、音や光を放つ雷(イカヅチ)の様にうるさかったのかもしれない。 妻からみると、ただ土から湧いてでた蛮族だそうだ。(2006/1)


現在進行中の主な共同研究
  ●Research on Dissipation in Quantum Systems, 2007 April-
  ●Research on Self-Organization in Biological Systems, 2005 April-
  ●Research on Biodiversity on Rice Field in Japan, 2006 April-



2016年に論文集を作成した。 以下は、その「序」に加筆したものである。

この論文集には、2007年途中から2016年にかけた約10年間での審査付の学術雑誌に出版された論文(主にアメリカ物理学会のPhysical Review関連、ヨーロッパ物理学会のEuropean Physical Journal関連のもの)を内容ごとのカテゴリーに分けて集録した。それ以前に出版された論文に関しては、既に「LIST OF PUBLICATIONS MARCH 2002」および「LIST OF PUBLICATIONS September 2007」に集録済みである。 このリストと関連する日本語での論文やエッセイ、書評などはこの論文集とは別の論文集(2007年からの日本語での物理やその周辺の研究に関するもの)に収録する予定である。 まず、年代順の論文リストを付け、次にカテゴリー別に論文を並べた。

ランダム系における非局在化と少数自由度量子系での不可逆性
相関のあるランダム系における局在とDNAの伝導モデル、その他
二重井戸系におけるトンネル現象と量子状態の非干渉化
スケールフリーネットワークの特性とブール動力学、その他
●大学における物理教育、数学教育の在り方

実質、上記一つ目、二つ目のテーマが研究の中心となっている。

これらの研究成果を得るためには、ごく一部を除いて、公的資金や研究助成は受けていない。主な研究費は、計算機関連と書籍代であるが、年間約10万円程度である。 2006年度から2015年度にかけては、学術雑誌のReferee Physical Review Letters, Physical Review A, Physical Review B, Physical Review E, Physics Letters A, Physica A, Physica E, Applied Physics Letters, Applied Mathematics Letters, Entropy, International Journal of Quantum Chemistryなど)を比較的精力的に引き受けた。 また、2010年度からは、非常勤講師として「自然現象の数学」(日本歯科大学)、「基礎物理工学」(新潟大学)など週3コマの講義を行っている。

LIST OF PUBLICATIONS September 2007」の序で記したように、相変わらず主な研究場所は、自宅内の畳2畳程度と県立図書館などであるが、出張で立命館大学(河原屋の辻分館を含む)や小池古民家(山田物理学研究所分館)での滞在により研究が進展したことも多い。

家族、共同研究者をはじめ、この研究を進める間に様々な形で協力してくれた方々に感謝する。 なお、HPでは随時、論文リストを更新する予定である。http://www.uranus.dti.ne.jp/~hyamada/publications/ypublications-r.htmlhttp://www.uranus.dti.ne.jp/~hyamada/publications/ypublications_j-r.html

 また、多くの英文の論文は、プレプリサーバーやResearchGateを通して入手可能である。




2007年に論文集を作成した。 以下は、その「序」である。

私は、20033月に新潟大学を辞職し、その後2007年にかけて、Yamada Physics Research Laboratory (YPRL)を所属としながらも、実質フリーの理論物理学研究者として研究を続けてきた。

この論文集には、2002年から2007年にかけて審査付の学術雑誌に出版された論文(投稿中の論文を含む)を内容ごとのカテゴリーに分けて集録した。それ以前に出版された論文に関しては、既に「LIST OF PUBLICATIONS   MARCH  2002」に集録済みである。 まず、年代順の論文リストを付け、次にカテゴリー別に論文を並べた。

ランダム系における非局在化と少数自由度量子系での不可逆性
相関のあるランダム系における局在とDNAの伝導モデル、その他
二重井戸系におけるトンネル現象と量子状態の非干渉化
スケールフリーネットワークの特性とブール動力学、その他

これらの研究成果を得るためには、ごく一部を除いて、公的資金や研究助成は受けていない。主な研究費は、計算機関連と書籍代であるが、約年間10万円程度である。主な研究場所は、自宅内の畳2畳程度と県立図書館であり、キャンパスを大学内から町の至る場所(ファミレス、公園、河川敷、森、角田山、弥彦山など)に拡大し、理論物理の研究を続けた。このような意味においても、大学や研究所とは違う、一般市民向けの文教施設のあり方の重要性を痛感した。さらに、農作業や趣味(自然観察、人間観察、飲酒)の最中に得たアイデアを基に研究が進展したことも珍しくなかった。

家族、共同研究者をはじめ、この研究を進める間に様々な形で協力してくれた方々に感謝する。




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