大学院進学希望者へ(2002.2.1記)

研究室の4年生の進学希望者へは、他大学の大学院へ進学すること勧めている。一つの大学の研究室しか知らないよりは、成長期においては良い刺激になるであろうし、日本の大学に多く見られる囲い込みの状況を積極的に避けたいという意図もある。当然、他大学や他学部から当研究室への進学を希望する人は、入学後独自でまた山田と相談のうえで、独特な研究テーマを選び学問や研究のすばらしさや楽しさを感じてもらいたい。山田は、物理学の基礎に関わるいくつかのテーマ(ランダム系の統計性、局在現象、量子カオス、非断熱遷移、など)に関わる研究を、主に計算機実験や理論を用いて進めている。もちろん、大学院生は自分の進めたい研究テーマを自ら見つけ出してもらいたい。その際、一台はパソコンを占有できる、またそれ以上の計算能力が必要なら、計算機センターや共同利用施設の利用も可能である。研究室訪問は随時受け付けますが、まずはe-mailで連絡をとってください。




学位(博士)

共同研究を通して、博士課程の大学院生の学位取得に向けた実質的、研究指導・協力を行ったもの(年代順)。

●岡部恒康 「一次元Lennard-Jones系のカオス」(博士(理学)1998年3月) 
関連する出版論文:[11],[17],[18],[21],[23],[25]

●板垣和宏 「メソスコピックな時間領域での古典液体粒子の前駆ガウス拡散過程の研究」(博士(理学)2000年3月)
関連する出版論文:[20],[27],[28],[34]

●五十嵐明 「時間依存の摂動外場下にある一次元二重井戸系における波束の動力学についての研究」(博士(理学)2006年3月)
関連する出版論文:[56],[57],[62],[63],[71]

●木下修一 「複雑ネットワーク上における遺伝子ネットワークモデルと適応度地形」 (博士(理学)2009年3月)
関連する出版論文:[61],[64],[68],[69],[70],[72],[73]


日本語ホームに戻る