「校歌」

卒業した出雲崎町の西越小学校(下校舎)は出雲崎小学校と統合され
新・出雲崎小学校になり、校歌も新しく作成された。わけにわからない
君が代は歌わなかったが、運動場(体育館というほどのもではなかった)
の前に歌詞も掲げてあったし、6年間も歌ったので校歌はある程度覚えて
いる。なかなか興味深い歌詞だ。全校120人くらいの下校舎だったため、
今思うと、歌詞の日本海や小木の城山は、結構距離がある。三番がいちばん
当時の雰囲気とはしっくりいく。噂で聞いたが、戦前は四番もあり、歌詞が
戦意高揚に繋がるものであった為、カットされたようだ。
ようやく探し当てたが、一部解明できず。 サスガに、「勅語の、、、」では
カットされるであろう。

ついでに、「出雲崎中学校」「柏崎高等学校」を書き出した。
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西越小学校校歌(作詞 相馬御風, 作曲 中山晋平)
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一、
波路はるけき日本海
ほのぼのかすむ佐渡が島
越の神山いやひこの
雄姿尊きわが郷土

二、
沖ゆく船の目じるしと
ももちの人にあおがるる
小木の城山とこしえに
ゆらぐことなきわが郷土

三、
耕す土に野に山に
あまねき代々の父祖の恩
天地の恵み思いつつ
いざや はらから励まなん

四、4番

進み **きの光りうけ
勅語のみむね かしこみて
学びの*をゆるみなく
いざやはらから進まなん
(一部解明できず。)

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出雲崎中学校校歌(作詩 押見虎三二, 作曲 上田昭)
http://www.nscs.co.jp/izumo-jh/01_gaiyo/04kouka/kouka.html
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一、
さ蕨萌えて 山並みの
緑の精気 地に満つる
小木の城址の 碑文に
歴史を刻む 我が郷土
鎮めの御山 弥彦(いやひこ)の
峯に希望の 天翔けて
若き力 集う此の岡
努力 勤勉 伝統の
国の礎 築くのだ
嗚呼 我等の誇り 出雲崎中学校
心一つに 叡知(ち)を磨き
真理の扉 開かなむ

二、
波濤砕ける 日本海
不屈の意志の 今滾る
詩聖(ひじり)と仰ぐ 良寛の
遺訓(こころ)を生きて 我が郷土
銀河の流れ 佐渡が島
沈む夕日に 夢馳せて
若き生命 集う此の岡
信義 誠実 一すじに
栄(さか)ゆく国を 創るのだ
嗚呼 我等の誇り 出雲崎中学校
苦難に耐えて 逞しく
雄飛の明日 培わむ


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柏崎高校(作詞 中西 利徳,作曲 村山沼一郎)  
http://www.kashiwazaki-h.school-info.jp/
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1. 米峰突兀雲を貫き
み空にゑがく玉芙蓉
嗚呼麗しく嗚呼高し
くらべても見む我が校や

2. 怒涛膨湃天を衝き
逆巻き寄する日本海
剛毅勇健誠実の
我等が意気をここに見よ

3. 義侠に勇み武に強く
威風天下を靡かせる
霜台公が旗あげし
仰げ米山その旧跡を

4. 右文尚武勤倹に
重き責任尽くされし
楽翁公が旧治蹟
汲め白河のその流れ

5. 霜凛烈の朝まだき
雪繚乱の夕まぐれ
守れや規律厳かに
踏みならしてよ我が健児

6. 蛍を集め雪を積み
弥いそしみて身を照らせ
世は我が起つを待てるなり
何処飛躍の地ならざる

7. 謳ひて祝がむ諸共に
葉守の神の柏木の
常盤堅磐に色そひて
根ざし揺るがぬ我が校や

 

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