わたくしたちが最も大切に考える点は、施主が求めておられる第一の目的を究明し、あらゆ
る可能性をいろいろな角度で組み合わせ“類似にして同等以上の価値あるもの”を作り上げる
ということであります。 またその背景には常に経済性、施工性、安全性が最大限満足されてい
なくてはなりません。そして大変おろそかにされやすいのは施主側にたっての経営管理面から
のとらえ方及び急激に変化する社会、環境の中での価値付けであります。
建築学の研究はもとより、社会、経済、心理等々広範な追求こそ我々の任務と考え努力してい
るものであります。