2月28日(火)
「ゾンビワーム:新種、新江ノ島水族館で公開」
このワームの特性を鑑みるに、「ゾンビワーム」ではなくて、強いて言うなら「グールワーム」になるのではなかろうか、という気がしますがどうでしょう。
こんな事ばかり考えて無為に過ごしている曇りがちの昼下がりですが、皆様いかがお過ごしでしょーか。私は漫画とか本ばっかり読んでて世の中の役に立たないこと夥しいです。
「高2、ケータイで書いた小説」
こないだは13歳でライトノベル作家デビューとかの話もありましたし、若年での作家デビューはもはやあまり珍しい事ではなくなってきていますが、携帯電話で執筆とは恐れ入りますのぅ。
個人的には文章を書くのに、あんなに使いにくいツールは無いと思っていたのですが、今の若い人にとってはそうでもないのでしょうか。
だって、変換はバカだし、一文字打つのに何度もキーを押さなくてはならないし、画面は小さくて一度に表示される情報量は少ないですし……。
ツールの使いやすさとは、それ自身のインターフェイスよりも、使用者がどれだけそれに熟練しているか、の方が大きいということでしょうか。それにしても携帯電話でそれも250枚とは……個人的には信じられませんわい。純粋な労力の問題として。
それとも、私の使っている機種が古いから使い難いだけで、最新機種はキーボードで文字を打つより快適だったりして。
2月21日(火)
昨日の個人情報漏洩の続き。
それにしても酷い対応であるなあ、と呆れるより他にありません。
昨日の11時近くに公式に経過が発表されたのみで、以降全く音沙汰無し。
昨日の昼間に送ったメールも未だに返信が無い、という状況であります。
公式発表されている情報も、事実の改竄が見られますし。
個人情報が悪意を持った第三者によって公開されたような書き方をしていますが、そんなことはない、その会社が提供する別サービスのサイトからリンクが張られているFTPサーバーに誰でも閲覧可能な状態で個人情報が放置されてたのです。それも三日間も。
その会社が「信義」をポリシーに掲げているのだから、もう何をか言わんや。
この2月頭に管理会社が変わった途端にトラブルが続出、そして今回の個人情報「公開」。
ちょっと開いた口がふさがりませんなあ。
いや、キレてないッスよ、オレをキレさせたら大したもんだ。
まあ、色々なニュースで報じられているようなので、何のサービスかはここをご覧の方はだいたい見当が付いていることかとおもいますけれども、一応関連ニュースでも。
http://www.4gamer.net/news/history/2006.02/20060220181011detail.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000003-imp-sci
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060221/moe.htm
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/21/10953.html
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0602/21/news042.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/gamenews/news/20060221org00m300113000c.html
2月20日(月)
「ネット上で個人情報が流出」、そんなニュースを見るたびに
「あらやだ、怖いわねー。ほんと、これが情報化社会の弊害ってやつかしら。気をつけなくっちゃ。ねぇ、パピーちゃん?」(プードルを撫でながら)
といった風に全くの人事と思っていたものですが。
まさか、自分の身に降りかかろうとは。
あー。P2Pソフトでウィルスに引っかかって云々とかじゃないですよ。
(登記上は)きちんとした会社が提供しているサービスで、顧客情報が流出――流出というより寧ろ「公開」と言った方が適当なほどに杜撰な個人情報管理だったわけですが――しまして、どうも、私の情報も漏洩分に含まれているらしい、と。
そのサービスのアカウントとパスワード、登録メールアドレス、生年月日等、要するに登録した情報が全てが流出してしまっているようで、全く困ったものだなあ、と。
個人情報漏洩が発覚してから半日以上経つのに、その会社は公式には情報漏洩の発表も為されておらず、問い合わせのメールの返答も無く、謝罪の言も無いという状況。会社って、そンないい加減でやっていけるもんですかね。
しかしまあ、ここから先は私自身の責任の話になるのですが、今回漏れたパスワードと、他にもネット上で利用している様々なものが一緒なんですよねェ……。
もちろん、今は全部変更し終えましたけれど……いやほんと、あぶねえなあ、と痛感した次第です。
しかしまぁ、個人情報も碌に保護できないような会社はどうかと思うわけです。
2月19日(日)
この頃のゲームには「買いだ!」と思わせるものが少なくなったなあ、とつい最近書きながらも、「キミキス」(→公式)だけは買うことが決定している大変にダメな僕です。
2月にもなったというのに、発売日が「今春予定」のまま動いていないこの作品、発売になるのは初夏くらいではなかろうか、そんな気がしますが、ファミ通.comに関連記事が。
『キミキス』キスする場所は選びマセン!!
ええっ! 家庭用ゲーム機なのに、大丈夫なの?!
18禁になっちゃわないの?!
………………ああ、何だ。
「どこにキスをするか」じゃなくて「どこでキスをするか」だったのね。
おじさん、焦っちゃったよ!
2月15日(水)
ここ一年以上、一度も実家に帰っていなかったので、今週末に帰省しようと思って実家に電話をしてみました。
しかし、母親の話ではちょっと色々あって忙しいそうなので、帰省は延期に。まぁ、来週末にしておきますか。
その際、親戚周りの近況を聞かされまして。
数年前結婚した従兄に、数日前、女児が誕生とのこと。
ああ、目出度いですね。
しかし、その従兄の付けた名前を聞いて、思わず
「学がなさげな命名だなァ」
と言ってしまって、間違っても本人の前でそんなことを言うなよ、と母親に窘められてしまいました。
そりゃあ、そんなことは本人の前では言いませんけど、しかし字と音がなあ。
外国語系のに無理矢理字を充てたような感じで。
某プロレス団体と音が一緒なんですもの。
うーん。うぅーむ。
いや、しかし親が一生懸命付けた名前をどうこう言ってはいけませんな。
反省します。兎にも角にも目出度いことで。
2月14日(火)
ちょっと前からチマチマとプレイしていた「ICO」をようやくクリアしましたよ。
大変に今更ですけれども。
もう既に語り尽くされている感のあるゲームですし、今更私が新たに述べる事などないのですが、世評に違わぬ出来であるなあ、と。
イコとヨルダの関係は、強き男の子がか弱き女の子を守るという古よりの美しい形。
繋いだ手から伝わる振動とか、ヨルダの仕草とかキュンとしちゃう。
台詞やBGMが殆どありませんが、逆にそれが多くの事を物語ります。上手いわあ。
しかしこの頃、家庭用ゲーム機では「こいつぁ発売日が楽しみだ!」というゲームがめっきり減りました。
新しいモノに飛びつくより、既に評価の定まった所謂「名作」に手を伸ばしがち。そんな状況なのは私が年を食ったからか、それともゲーム業界から活力が失われているからでしょうか。
2月9日(木)
こないだ大学の近くを歩いていたら、メイドの格好をした人が
「メイドさん洋風弁当」
というノボリを掲げて、弁当売ってました。
しかし、大学のそばでメイドさんを見るとは思わなんだ……。
と、秋葉原だけに留まらず、メイドを旗印に掲げた商売というのは増えて来ているのでしょうか。
ビジネスチャンスなのでしょうか。
というわけで、新しい商売を考えてみました。
その名も
「メイドの飛脚」
メイドさんが荷物を運んでくれるのです。手渡しもしてくれますよ。
あんまり重い荷物は運べないけれど、それがまたチャームポイントになるに違いない。
佐川急便さん、どうですか。このアイデア、買いませんか。飛脚。
しかし、まあ、名前から荷物に手を付けそうな感じがありますが。
手に手をとって逃げてしまいそうな気もしますが。
2月8日(水)
そういえば、スピリッツの今週号(2006/02/20号)には冬目景が短編を書いているなあ、というわけで購入です。
「ももんち」
ぽややんとしたトロめ女の子の、恋愛未満の恋のお話。
家族が絵描き一家(親父失踪中)、舞台が美大のための予備校というところが姐さんらしいなあ、と。
冬目景描くところの女の子は、一日中飽かず眺めていられるなあ、と。
やっぱり、冬目景は大きな枠組みを持った話を書かない方がしっかりまとまるというか、何というか。
そして、いろいろな所でつまみ食いしていないで、本線の連載をきちんと書いて欲しいなあ。
更に、未収録の作品をどこかまとめて出してくれないかなぁ、と。
2月2日(木)
娯楽と言いますと、本や漫画を読むか、ゲームをやるか、アニメを見るか、映画でも見に行くか、のどれかになってしまうという典型的なインドア野郎A(アキバ)チームな私ですが。
やあ、あんまり金がかからなくて良いですよね。映画以外は部屋の中に居たままで金がかかりませんし。
しかし、娯楽に気力、と言っちゃあ変ですが、「さて、やるか」という気持ちが必要でして、上記のものでも、結構必要気力が違います。
漫画はこれが一番楽に始められて、殆ど気負うことなく手を伸ばせます。
次が小説等の活字媒体。漫画とあんまり変わりませんが、多少のまとまった時間が無いと躊躇します。
結構腰が重くなるのがゲーム。ゲーム機の電源入れてTV付けるのには時間を考えてしまいます。
アニメ。リアルタイムで放送しているのを見るのは流れで見られますが、録画してしまうと、途端に重くなります。
再生までには相当気力が要ります。
どうもこの重さは拘束時間(娯楽で拘束というのも妙ですが)に由来するようで。あと姿勢。
本、漫画は寝っ転がったままでも、自分の好き時に好きな所で放り出せますが、ゲームだとセーブポイントまで云々とか考えてしまいますし、最低限TVの前に座ってなくてはならない。
アニメは最低でも24分掛かりますし、やはりテレビの前に居なくちゃいけない。
それを考えちゃうとと、どうしても軽い方に流れがちです。
他の人はこういうのは無いですか。
2月2日(木)
抱えていた最後の仕事(みたいなもの)がようやく終わり、ここ数日、落ち着いた日々を送っております。
というわけで、やっと、沖縄に行く時間が再び取れるようになりました。
――今更説明の必要もないと思いますが、一応断っておきますと「風雨来記2」のことですぞ。
現在海琴シナリオのクライマックス。
去年一年はなかなか自分で好みの本を自由に読むということをしなかったので、これから積みに積んでおいた本を崩していこうかなあ、と。
取り敢えず同時並行で三冊。
・桐野夏生『柔らかな頬』
・箒木蓬生『エンブリオ』
・田澤拓也『虚人 寺山修司』
はい、柔らかな頬は未読だったのでした。
『柔らかな頬』と言えば、出版当初、ニュースステーションで桐野夏生をゲストに呼んだ時に、久米宏が得意げにラストシーンを朗読し始めて轟々たる非難を浴びたのを思い出しますけれども。私も「何をしているんだ、このオヤジは?!」と呆れた記憶があります。
今でも、どうして久米があんな事をしたのかサッパリ分かりません。