後書き。 はい、色々ありましたがとりあえず第一部はこれにて終了です。 伏線張りすぎですか? 張りすぎですね。 おまけにクソ長ぇ。35kって第二話から第六話の軽く倍。 ちなみに今回から35文字改行にしてみました。 第六話までもhtmlであらすじなんかをつけてアップする予定ですので、 その時改行予定。 他、こういう構成で「こうした方がいいんじゃないか?」と 思うところありましたらメールかなんかください。 それでは順を追って色々と解説。 ブレイド&シエルVSギーラッハ&ウピエルについて Gロボとバキの複合パロディです。 「卑怯とは言いませんよね?」のシエルの台詞は、ほら、 柳龍光の時のアレです。 その後、シエルの 「一度に二人も!?」 というのはまんまGロボですし、 「いかにも」というギーラッハの台詞はマスク・ザ・レッド。 おまけに最後の黒鍵を大剣で弾く描写はヒィッツカラルドと マスク・ザ・レッドのあのシーンのパロディです。 やりすぎですか。 剣舞奏鳴曲、というのは「ヴァンパイアナイト」(でしたっけ?) というナムコのガンシューティングの第二ステージの名前を取らせていただきました。 このゲーム、他にもステージの名前が色々とカッコイイんですよ。 しかし、剣舞奏鳴曲が始まった割にあっさりと終わらせてしまったのは ひとえに俺の描写不足によるものです。すいません。 それから「リズィの兄」というキャラがたびたび言及されますが、 これは「ブレイド」(映画)でブレイドにガーリックエキスを売っていた あの黒人がリズィの兄だ、という設定です。理由、黒人だから。 まあ、ここまではいいですね。 問題はエレンが目覚めて後。 ヴァチカナンガーズの説明についてはまあいいとして。 (マクナマス兄弟というのは「処刑人」(映画)の主人公二人です。 ちなみにイスラム急進派……というくだりは「クロスファイア」(漫画)からですね。 このバカコンビはクロスファイアでさんざ殺して後、お前等人間でも吸血鬼に勝てそう って理由で吸血鬼対策専門になった……という設定です) いや、ちょっと入れたかっただけなんですよ、こういう文章を。 「あなた、眼鏡かけた方がカッコイイと思いますよ?」 ってシエルに言わせたかっただけなんですよ! それがどうしたものかいつのまにかラブコメ一直線。ここだけ異彩放ち捲くり。 さて、ここでちょっとシエルの独白について不思議に思われた方が いらっしゃるかもしれないのでちと解説。 時間軸の設定を変更しました。 ファントム(日本での激闘)・それと同時期くらいに「月姫」(アルクェイドグッドエンド) ↓ 吸血大殲第一部 ↓ 「吸血大殲ヴェドゴニア」・それと同時期くらいに「ブレイド」 ↓ 吸血大殲第二部 と、大体こんな感じです。 つまりシエルは玲二に遠い異国に残してきた遠野君の姿を重ねている訳ですね。 同じ日本人だし。 神父服を着せてきゃーきゃー言っているのは……神父服フェチ? 眼鏡は……リーフガン一号さんのwebコミックに影響されました。 つまりこれ↓ http://www3.vc-net.ne.jp/~karasuya/moon/comic/moon001.htm そういう訳でシエルは眼鏡フェチです。 んで、全体の総評。 多分これは俺全体の作風に言えることかもしれませんが、 我ながら急ぎすぎ。 早く書きたいところがある、早く書きたいところがあるという思いに かられるので、もう少し煮詰めた描写をやればいいものをぞんざいに 流してしまうような箇所が多々あります。 これが反省すべき点ですね。 (第一部をhtmlに纏めるつもりなので、その時描写を足すかもしれません) 他、小ネタを入れすぎという非難もあるかもしれませんが、 「吸血大殲」はそういう作品――つまり、吸血鬼Gロボですから。 もっとも俺はその小ネタがわかりにくすぎる……というのは反省すべき点の二つ目。 「地獄のモーテル」ってマイナーかなあ(マイナー過ぎ) しかも吸血鬼版Gロボにしてはペイトン・ウェストレイクなんて出てるし! ちなみに「ダークマン」の主人公、日記でだらだら書いていた時には 本当に出すとは思わなんだ。 何はともあれ、ぶっちゃけて言うとこれ書くの無茶苦茶楽しかったです。 当初の予定では二週間に一度アップだったのが、 第一話5月20日(約25k) 第二話5月28日(約18k) 第三話6月7日(約18k) 第四話6月12日(約18k) 第五話6月19日(約16k) 第六話6月25日(約20k) 第七話7月8日(約35k) 49日で7話(合計150k)、つまり一週間に一話アップしていた勘定。 ヘタすると大学の時書いてたLメモより早いぞコレ。 んで、第二部までしばらく吸血大殲はお休みします。 (他にも色々とやりたいことがあるのですよ、色々っつーか一つだけ) 第二部「ヨーロッパ編」(もしかしたら「ニューヨーク編」を先行させるかもしれませんが) をお楽しみに、一番お楽しみなのは主に俺。 ギャー。