2015年5月31日(日)
国立の「文系」が・・・無くなる?

 普段より1時間の早起きで、振り子号で用賀まで6.5キロ・1時間のドライブ。マンションの戸別排水管の清掃アシストの臨時内職、風が吹いているので・・・何とかやり過ごせる暑さ。連日の最高気温30℃オーバー、今年の夏は・・・どこまで暑くなるのやら。

 文系は私立大学に任せ、国立大学は理系のみに・・・という話題が、フェイスブックを賑わせている。巨額負債を抱えた日本、改善の道は・・・出費を押さえて稼ぐこと。そう考えると、納得できない話でもありません。理系に投資を集中させ、発明を輸出して・・・。文系で外貨を稼ぐとなると、出来ない話でもなさそうですが・・・何んとも胡散臭い。
2015年5月30日(土)
またしても・・・地震

 爽やかな晴れ空、時間の経過と共に気温がぐんぐん上昇して・・・30℃越え。強めの風が、心地良い。振り子号で経堂まで、7.5キロ・20分のドライブ。穴に潜る人を眺める・・・臨時内職、1件目があっぷあっぷ、近隣に移動して昼食後の2件目も・・・あっぷあっぷ。残業する担当者に挨拶をして、定時で内職終了。

 明日の臨時内職依頼メール着信、コインランドリーで洗濯をしていたら・・・またしても地震発生。けっこう長い時間揺れが続き、かなり陰鬱な気分に落ち込む。小笠原の深い場所が発生源で・・・東京が震度5弱、小田急線に東海道線・山手線が・・・点検のために停止した。東京タワーのエレベータも、止まったそうです。
2015年5月29日(金)
地震・・・

 ぼんやりとした曇り空、夕暮れ時から小雨が降り始めて・・・一時本降り。口永良部島が噴火して、全島民が屋久島に避難した。島と言うものは・・・増長を続ける西ノ島のように、海底のマグマの流れが部分的に噴出して出来上がったものである。ハワイなどは、ものの見事に・・・噴出島が連なっています。茨城県南部が震源の地震が深夜に発生、東京の震度は4だが・・・。何んとも嫌な揺れ方で・・・日本全体が危うい。
2015年5月28日(木)
故小泉文夫氏が結んだ・・・縁

 普段より1時間早く起床して、振り子号で用賀まで6.5キロ・20分のドライブ。ぼんやりとした曇り空で午前中は凌ぎ易かったが、午後からは気温・湿度共に上昇して・・・蒸し暑さ全開。先週と同じ現場の別棟で、戸別配水管の清掃アシストの臨時内職。定時で内職終了。

 窓からひんやりとした風が吹き込んでくる。フェイスブックで民族音楽研究者の、故小泉文夫氏に関する記述を見つけてシェアしたら・・・。芸大の・・・学部は違うが、1年後輩に当たる女性から友達リクエストが届いた。メッセージのやり取りで、学生時代のマドンナの友人と判明。マドンナの消息も・・・判明した。
2015年5月27日(水)
東京湾でシャチが遊泳

 蒸し暑い晴れ空、5月に30℃オーバーの真夏日が2日続くのは・・・11年ぶりだそうだ。11時過ぎに家を出て、和泉多摩川整形外科で怪我を負わされた右手親指の検診。腫れも引いてきている・・・と言われたが、べた〜っと潰れて平たく変形した爪&他の部分は・・・まだ炎症中なのだろうか?範囲は狭まったが、指先の麻痺が残っている。親指を使用すると、関節部に鈍痛。ぶつけたりしないよう注意して、ビタミンB12を継続服用との指示。1時間少々で、診察終了。

 パスタや饂飩を茹でる時に、菜箸で持ち上げるようにかき回す動作が・・・親指が痛んで出来ません。不便なものです。昨日から東京湾に、シャチ5頭が来訪中。氷の海でアザラシを捕獲するイメージが強く、いったい何処から何の目的で来たのだろう?
2015年5月25日(月)
ジャミヤンモデルに張った、馬の尻尾の弦のその後

 ぼんやりとした晴れ空、唐突に・・・縦揺れのち横揺れという地震が発生。テレビ&携帯電話から地震警報アラームが鳴ったが、揺れた後からでは・・・意味も無い。東京は震度4、震源地から離れている土浦が大きく揺れて・・・震度5弱。この辺りは、地盤が緩いからだそうだ。日本のあちらこちらで、地震やら火山の噴火が相次いでいます。

 近代馬頭琴の始祖ジャミヤン先生が最後に使用していた、馬頭琴のレプリカが愛器7号である。裏板にジャミヤン先生の、自筆のサインが入っています。馬の尻尾の弦は・・・湿度や温度変化に対してデリケートすぎて、日本国内での使用には否定的でした。それでも・・・試してみようと、しばらく前から張って・・・観察中。

 現在のモンゴル国では・・・ナイロン弦で「F」・「B♭」の調弦が一般的であるが、革張りの馬頭琴に馬の尻尾の弦では・・・「E」・「A」あたりが標準。今回は・・・更に低く、「C」・「F」にして放置しておいた。それでも・・・数本の弦が切れています。馬の尻尾の弦は・・・指へのあたりがしっとりしていて、ナイロンよりも滑り難いと言う事が・・・今回のテストで判明しました。
2015年5月24日(日)
サンドロン氏の演奏らしい音源

 ぼんやりとした晴れ空、1日おきの引き篭もり生活が・・・継続中。芸大で同級生の故蓮見君の展示が行われているのだが、気が滅入りそうで・・・重い腰が上がりません。

 フェイスブックにサンドロン氏の写真が、「オルドスの春」の音源と共にアップされていた。チ・ボラグ先生の先生に当たる方で、「オルドスの春」の作曲者でもあります。現在の内モンゴルの馬頭琴の音ではなく、革張り+馬の尻尾の弦の音だと思われます。だとしたら・・・大変貴重な音源です。
2015年5月23日(土)
PCが・・・怪しい素振り

 いつもより1時間早く起床、振り子号で用賀まで6.5キロ・20分のドライブ。一昨日と同じ現場で、マンションの戸別排水管の清掃アシストの臨時内職。気温がぐんぐん上昇して、強めの風が・・・心地良い。午前中も余裕、午後は楽勝の予定だったが・・・捕らぬ狸が消滅。予定で行って不在が・・・復活4軒、再度連絡があっても不在が・・・復活して2軒の駄目押し。定時で内職終了。

 PCが・・・怪しい素振りを見せている。起動時に・・・スムーズに立ち上がらず、修復プログラムを掛けても修復せず。システムの復元でも回復せず、ゴーストのような物が消えないので・・・その先の作業が進まない。中古で購入して1年、そろそろご臨終かもしれません。
2015年5月22日(金)
相性の・・・良し悪し

 晴れてはいるのだが、時折り強めの風が窓を叩いている。コインランドリーで洗濯、商店街を吹き抜ける突風が・・・色々なものを飛ばしている。カルメンマキ&OZの、「私は風」のメロディが脳裏を過ぎった。

 臨時内職で・・・何人かの、責任者や担当者と仕事をしている。基本的に・・・出来るだけ合理的に、スムーズに作業を進めるのだが。出来た余裕で次の作業に備えていると、何もしていない時間のように受け取る・・・先方がいる。先方が焦っている時など・・・忙しくあれこれ指示されるのだが、何度にも分ける必要が無く・・・1回で済んでしまう作業内容が大半。

 こういう方の特徴は、二度手間・三度手間を繰り返している。本来必要な処理を1回で済ませれば・・・それで終了するのだが、こちらの作業している場所に物を置き去りにしたり・・・置くべき場所に置いていない・・・等。その都度こちらの作業が増えるので、非効率このうえない。まあ・・・日替わりなので、やり過ごせるのですが。
2015年5月21日(木)
原付の駐輪スペースに・・・紛れ込む

 明け方・・・強烈な雷と豪雨の音、目覚めたら・・・爽やかな晴れ空。振り子号で用賀まで、6.5キロ・20分のドライブ。少々薄着で肌寒いのかと思ったら、結構強烈な風が吹いています。マンションの戸別の配水管の清掃アシストの、久々の・・・臨時内職。午前中はアップアップで・・・15分オーバー、午後は順調で30分の臨時休憩+30分の早上がり。

 駐輪スペースが無く、隣を走る東名高速に繋がる首都高下の駐輪スペースを確保。自転車&原付、定期&臨時と・・・なっています。振り子号のエンジンは原付のままですが、ミニカー登録なので青いナンバー。3輪車ですが・・・所属は4輪車扱いで、荏田駅では駄目と言われましたが・・・こちらのシルバー事業団では大丈夫でした。

 定期で駐輪していた振り子号の屋根付き長兄もいましたが、こちらは原付登録のまま。明らかに125CCと判別できるスクーター数台が、隣の公園入り口に違法駐輪。警告書の貼られたスクーターもいましたが、即刻移動が無ければ・・・安全だと判断するのが人間の浅ましさ。
2015年5月20日(水)
雨季の・・・到来

 もあ〜っと蒸し暑い晴れ空、日本の気候は・・・楽器的には雨季に入りました。乾燥して締まっていたボディが、湿気を含んで膨張します。魂柱が倒れたり、粘度の高い松脂は・・・べたつくようになります。弓の毛が伸び切っていると、手元の螺子では・・・調整し切れなくなります。

 ダンボールの「amazon」のロゴの頭に「m」を加えて、子供に送る荷物に再利用する「mamazon」族がいるそうだ。馬頭琴仲間が馬頭琴の楽譜集が欲しいということで、ダンボールで梱包して郵便局から送付。窓口の女性から、「書籍だと判る窓を開けると半額」という説明と共に・・・鋏が手渡された。封筒なら鋏でも可能だが、念力でも使わねばダンボールの切開手術は・・・私には不可能。カッターを所望して・・・無事半額になりました。言ってくれるだけ進歩したのか?相変わらず・・・想像力が欠落しているのか。
2015年5月19日(火)
馬頭琴の機械ペグのトラブル

 雨上がりの湿った曇り空、おやつ時から薄日が差し始めた。沖縄が例年の数日遅れで、入梅した模様。肉体は・・・引き篭もり状態が継続中だが、見識はフェイスブックを通じて・・・世界を放浪している。昨日アップした馬頭琴情報を見て、四国の馬頭琴仲間からSOS。

 先生の都合でモンゴル国の馬頭琴を弾いて久しいが、以前弾いていた内モンゴルの馬頭琴の糸巻きが壊れて・・・箪笥の肥やし状態だとか。真鍮製のギアは・・・頻繁に使用=練習量が多いほど、磨耗して空回りするようになります。ウランバヤル工房のメタルペグも、同様の爆弾を抱えています。こちらは・・・ある日突然、ギアが欠けます。

 上京時に吟味して・・・素性の良い楽器であれば、お奨めペグに交換しましょう。調整しても良くならないで駄馬であれば、あまり触れたくは無いのですが・・・。所有者にとっては・・・コストを掛ける価値があるか?私にとっては、心血を注ぐ素性の良さがあるか・・・です。
2015年5月18日(月)
内モンゴルの馬頭琴を譲りします

 ぼんやりとした晴れ空、日中は少々暑いが・・・朝晩は涼しい。日暮れ時から、小雨が降り始めた。

 代馬用に先日仕上げた内モンゴル製の馬頭琴、実験に使用するには心が痛むほど・・・良い馬頭琴に変身。このまま私が死蔵してしまっても、楽器が可哀想である。フェイスブックに紹介して、新たな飼い主を募集中。ラベル等が無いが・・・内モンゴル製で、2010年前後の私の2号と同じ布和工房製と・・・推定される。

 真鍮製のギアが磨耗でトラブルを起こすので、エレキギターの世界ではワールドスタンダードな、国産のGOTOH製のエレキベース用に交換。2号で長期使用していますが、トラブル皆無でスムーズな調弦が可能です。

 数種類の下駒をテストして・・・一番マッチングの良かった、フランス・AUBERT社のビオラ用LUXEに交換。高価であれば良い・・・訳ではなく、相性の良さが決め手です。

 テイルピースロープを、チェロ用新素材に交換。魂柱の位置変更。ネックとボディのジョイント部の隙間の改善。スムーズなポジション移動が出来るように、ネックの親指の当たる部分の塗装の剥離・・・等々。重めの弓の方が、相性が良いですね。

 2号もそうだが・・・鳴りの良い楽器に発生する、ヴォルフ音が「F」付近で発生。取り敢えず、ヴォルフエリミネーターで演奏に支障が無いように移動。最終的には新馬主の弦長に合わせて、微調整します。

 これから始める・・・とか、初心者はお断りします。死蔵させてしまう可能性は、極力排除したいので。数年の経験があり・・・現状の楽器に満足できないとか、最近では松系の表板が多くなった内モンゴルの馬頭琴ですが・・・桐系の表板の音が欲しい方等。
2015年5月17日(日)
大阪都構想頓挫の・・・功罪

 明け方まで・・・寝そびれたら、昨夜ある事を言われて・・・それが原因で眠れなかったという友人のフェイスブックへの書き込み発見。何人からか、解決を模索する書き込み。多分・・・理不尽な仕打ちは、納得する答えには行き着かないでしょう。吐き出すだけ吐き出したら、忘れてしまうのが一番。ぼんやりとした空から微かに感じる、太陽に身を委ねましょうね。

 大阪都構想に対する投票で惨敗し、橋本氏が任期満了後の政治家引退を発表した。長く続いた事象の不具合を是視するのは、対処療法では解決しない。根本的な構造が、今の現実にそぐわないから・・・あちこちらが膿んでいるのだ。思い切った手術を行う、英断が不可欠である。大阪は・・・生まれ変わるチャンスを失った。

 木を見て森を見ず・・・という、世論が多すぎるように思う。1億総中流意識という概念が生まれてから、意識統一のためのスローガンを日本国民は失ってしまった。食うや食わずの時代なら、腹いっぱいご飯が食べられるようになろう・・・で済んだのだが。どんなに最善を尽くしても、全員が幸福になることは難しい。多少強引でも、新天地に導く独裁者が必要な時代なのである。
2015年5月15日(金)
猫のような生活が・・・継続中

 穏やかな晴れ空、日中から扇風機が活躍中。ぼんやりとテレビの画面を眺めたり、PCで気になったことを調べたり、いつの間にか・・・夢心地、空腹感を感じては冷蔵庫を漁り、本棚から昔読んだ本を引っ張り出すという・・・猫のような生活が継続中。会社員時代は、「犬」を演じていたような気がする。演じることに疲れて鎖から解き放たれたら、猫のように身勝手な自分が本性だと・・・気がつき始めた。
2015年5月14日(木)
冷静に考えて欲しいと思う事

 ぼんやりとした陽射しなのだが、蒸し暑く・・・扇風機が活躍。寝過ごして・・・10時に和泉多摩川整形外科を訪問、長〜い待ち時間で11時半に終了。負傷させられた右手の親指、範囲は狭まったが・・・指先の麻痺継続、使用すると第2関節部に鈍い痛みがあるのは・・・相変わらず。もう少し我慢して・・・という医師の助言を信じるしかありません。

 意見と言うのは、発言者の立場によって180度違う。宣伝担当と言うのは因果な職業で、常に覚めた眼で客観的に状況を見ています。廃業した今でも・・・この習性は残っていて、映画やドラマのクライマックスを「この展開は上手い・・・」等と、冷めた眼で見てしまいます。

 例えば米軍の最新鋭輸送ヘリ・オスプレイ導入に、事故が多いと・・・ただただ反対する人たち。現行の輸送用のメイン機種はチヌークだが、採用されたのは1960年代前半である。ネパールの地震救済現場で消息を絶ったヒューイは、60年代後半に採用されたヘリコプター。改良を重ね完熟した機種と言えなくも有りませんが、半世紀前の遺物が空を飛んでいます。

 集団的自衛権=戦争を始める・・・と考えて、反対する人たち。本当にそうでしょうか?現状では、隣にいる友人が殴られても、相手を殴って友人を助ける事は・・・出来ません。私は殴られた隣人を助けるために戦う能力は、不可欠だと考えます。理想のために、隣人を見殺しには出来ません。核保有に実効支配・領海侵犯する近隣国に囲まれ、理想主義だけでは対抗できないのではないでしょうか?
2015年5月13日(水)
モンゴルの馬頭琴工房

 明け方ウトウトしていたら・・・眼が覚めて、程なく地震が発生。取り合えず緊急性は無いと判断して・・・二度寝、地震を感知する本能が残っているのかもしれません。

 フェイスブックで気になっていた、モンゴル国の30歳台前半の馬頭琴製作者と友達になった。最近ではドイツのマイスター制を取り入れた複数人の工房が多々あるが、個人で製作しているらしい。最低限の工具で作っているようで、電動工具的には私の部屋の方が充実しているかもしれません。常識破りの馬頭のデザイン等や雑然とした工房を見る限り、他の工房で修行した形跡は見られません。

 近年英国の弦楽器工房で移動を受けた馬頭琴製作者がモンゴル国にいて、西洋弦楽器の型枠を導入したり、工具類が美しく並べられた整然とした工房が多い。「雑然とした工房からは良い楽器は生まれない」というのが・・・この業界の常識。一度作品の音を聴いて見たいものです。
2015年5月12日(火)
台風が既に・・・6号目

 ぼんやりとした曇り空、窓を叩く風の音が弱まっている。台風6号は深夜、東京に上陸するかもしれないそうだ。台風が既に・・・6号目。通過後の東京の最高気温は30℃と予想され、沖縄よりも暑い日が数日続くという予報。このままだと入梅が遅れ、夏の到来も遅れるらしい。太平洋高気圧が弱めで、雨の多い夏になるかもしれません。

 午後7時を過ぎて雨が降り始め、風と共に徐々に雨も強まりだした。四国沖で温帯低気圧にかわったそうだが、日付変更線を前に雨は止んだが・・・時折り風がごうごうと音を立てている。ネパールで再び、大地震が発生した模様。体が疲れていないためか・・・寝つきが悪い。
2015年5月11日(月)
気力の欠如+財力欠如=引き篭もり

 爽やかな晴れ空だが、高速台風6号の影響だろうか?窓を叩く南の風が、徐々に強くなっている。引き篭もりに飽きて・・・多摩川沿いを散策するが、半袖では・・・少々肌寒さを感じてしまう。

 2本の馬頭琴の修理&改造が上手くいって、充実感と共に・・・精神状態は完全に終了モードに入ってしまっている。親指に受けた負傷で2〜3月に掛けて2週間の休養を余儀なくされ、財政状態も逼迫した状況が継続していて・・・これまた終了モード。気力が欠如し、追い討ちを掛けるように財政も逼迫していると、時間が有っても・・・引き篭もりになってしまいます。
2015年5月10日(日)
集中力を維持する休憩のしかた

 爽やかな晴れ空、振り子号で東日本橋まで25キロ・1時間のドライブ。1時間の早着で相方と合流、雑談で時間を潰すが・・・誰も現れない。電話連絡で・・・住所間違いと判明、数キロ戻って作業スタート。オフィス家具搬出の臨時内職、5時間弱の早上がりで・・・内職終了。@127円で給油をして帰宅。

 一段落して・・・休憩すると、脳はPCのスイッチを切った状況と同じだそうである。再び立ち上げるためには、少々時間が掛かってしまう。休憩を挟んでも、脳をPCのスリープ状態に保つ方法があるという。作業の途中で休憩をとると、再開後に脳はすぐに活性化するそうだ。これは・・・睡眠を挟んでも、効果があるらしい。

 薩摩琵琶奏者に誘われたパーカッションを中心としたセッションユニットのイベントを5月30日に予定していましたが、あれこれ状況が錯綜し・・・断念しました。音の構成も和楽器が欠けてつまらないし、残った参加者の習熟度もいまひとつだし、チケットを手売りしてまで参加する意義も・・・感じられない。
2015年5月9日(土)
集中力のスイッチを入れる・・・対策

 曇り空で時折り雨が降るらしいのだが、眼下の道路の車の走行音には・・・変化が無い。大分県で小猿に名付けられたシャーロットという名前が物議を醸したが、計算された宣伝戦略だとしたら・・・担当者は相当に優秀な宣伝マンである。大分の動物園の小猿の命名が、普通なら・・・全国区のニュースにはならないだろう。

 ゴールデンウィーク前から着手し、2本の馬頭琴の修理&調整作業を終えた。1本は予想通り、もう1本は・・・予定外?に良い結果を得た。納品後の依頼者の感想を読んで、集中力が切れて・・・何もやる気が起こらない。緊急を要するものが無いといえば無いし、コツコツとしなければならないものが有るといえば有るのだが・・・。

 集中力のスイッチを入れ、休憩後も持続させる方法があるとの・・・テレビ番組。簡単な問題を解いて脳に喜びを与えてやると、脳はてきめんに活性化するそうだ。3つの関連性の無い言葉を用いて、文章を作るという作業が例として挙げられていた。私の演奏前のスイッチの入れ方は、デール(モンゴルの民族衣装)に着替えて革のベルトを巻いてポンと叩く・・・というものである。瘤状の釦を留め、演奏に支障の無いように各部を点検する。数分間の作業であるが、合理性はあるのだろうか?
2015年5月8日(金)
茨城県那珂市鴻巣の地ビール

 ぼんやりとした晴れ空、終日引き篭もったが・・・部屋の中が蒸し暑い。日中は何故か?凌げるのだが、日が暮れると・・・どうにもいけません。今年初めての扇風機を解禁、微風にしてタイマーを掛け薄手の羽毛布団越しに文明の有り難さを痛感する。

 「常陸野ネストラガービール」という地ビールを、先日の馬頭琴の修理&調整のお礼に頂いた。軽く冷やして寝酒にしたが、きめ細かい泡が中々良い。茨城県の大洗で生まれ水戸で育ったが、鴻巣は水戸から本家のある袋田の滝の上流の過疎村に行く途中にある。鮎・軍鶏・湯葉・山菜・・・と肴にも事欠かない、自然の豊かな地である。
2015年5月7日(木)
右手親指の負傷による、行動の制限や不具合

 終日曇りと言う予報を裏切って・・・朝から小雨、レインスーツで武装して振り子号で戸塚まで35キロ・1時間30分のドライブ。今月末オープンのホームセンターに組み上げられた、スチールラックの棚板の雑巾掛け。到着後すぐに雨も止んで、燦燦と太陽が照りつける。向かいの高低差のある森のような公園のベンチで昼食、午後もひたすら・・・雑巾掛け。残業を打診されたが・・・1・2時間で終われるような作業量ではなく、定時であがって帰路へ。

 明日の仕事依頼メール着信、スコップでの穴掘り作業がメインと言うことで・・・辞退。負傷させられた親指の関節の痛みが残っており、親指に力が集中する作業や親指でぎゅっと締め付ける必要のある作業が・・・不能。プルトップ缶やボトル缶の蓋を開けることや、工具・道具をしっかり持ち続けねばならない作業、包丁を研ぐために保持することも・・・出来ません。不自由なものです。
2015年5月6日(水)
修理&調整完了

 ぼんやりとした晴れ空、コインランドリーで洗濯。修理依頼された馬頭琴の組立作業、きっちりと組み上げていくと・・・下駒のボディ接触面の隙間が気になりだした。バイオリン等では精度の高い切削がされていますが、馬頭琴の場合は何となく成り行き・・・という具合なので、あまり触れたくない作業。最小限だけ調整して、下駒と魂柱の位置の調整。下駒の真下が最良と判断し、魂柱の移動を始めたのだが・・・動きません。

 倒して接触面を確認したら・・・やはり接着してありました。湿度変化で倒れるのを防止する愚作ですが、内モンゴル製の馬頭琴では時々見かけます。下駒の直下に魂柱を建て直し、依頼者が女性なので・・・内弦の太さを調整。弦が伸びきるのを待って、スムーズに糸巻きが回るように巻きなおし。ポジションマークを打って・・・作業完了。

 新宿駅西口交番で依頼者と合流、近所の喫茶店で作業内容の伝達と注意事項あれこれ。弓の毛も限界に達しているので、毛替えを依頼できるショップの地図を贈呈。弦楽器の素材を扱う問屋さんの一角の工房で、馬頭琴は・・・本来は対象外。依頼者が無茶なことは言い出さないだろうと判断しての・・・英断です。
2015年5月5日(火)
モンタナ・キング氏のセッションユニット「タンザニア」
 
 昨夜の悪行が祟り・・・午前中は惰眠を貪る。午後から復活して、依頼された馬頭琴の修理開始。弦を外して、板やすりで上駒の載る部分の指板の切削加工。切り出しナイフで、繊細に平坦にする切削。平らに削るというのは、結構難しい作業です。上駒の設置面も、耐水ペーパーで平らに均します。

 馬頭の裏蓋を留めているプラス螺子を、ドライバーで抜く。普通はマイナスの螺子なのですが、どちらにしても材質が悪くて・・・潰さすように要注意。現在付いている糸巻きと、交換する糸巻きの形状比較。一部形状が違っていて、当たる部分を先端の曲がった丸のみで切削作業。糸巻きから取っ手を外して、新しい糸巻きに移植作業。裏蓋が収まる事を確認して、糸巻きの穴の部分の面取り作業。これを怠ると、いきなり弦が切れてしまう事があります。
 
 薩摩琵琶奏者から案内されていたセッションを・・・忘れていたことに気づき、慌しく2号を持って新代田に向かう。ヴォーカル・カリンバ・パーカッションのモンタナ・キング氏の、セッションユニット「タンザニア」のリハーサル。「クリスタルボウル」という、水晶で成型したボウルの縁を擦ると・・・不思議な音がします。この楽器のキーに合わせて飛び入り参加。

 パーカッション各種・クリスタルボウル・琴・薩摩琵琶・キーボード・サックス&馬頭琴、モンタナ氏の感覚で指揮されて音が積み上がっていきます。馬頭琴を5度チューニングにすると、良さそうです。5月30日の下北沢での本番前に来週1回リハがあるので、どう?馬頭琴らしさを加えるかが・・・課題ですね。
2015年5月4日(月)
ハワリンバヤル2015

 強い陽射しと強めの風、貸与用の馬頭琴を持って光が丘公園に向かう。修理依頼者と合流して、さっそく馬頭琴の確認。フフホトの若い製作者の作品だそうだが、弦が通常の半分程度に減っていることを差し引いても・・・音量不足。魂柱の上に下駒を移動して・・・多少は改善したが、このあたりで限界でしょう。

 依頼内容の一つ目は、内弦の糸巻きと取っ手を留めているピンが抜けて紛失しているので・・・新たなピンを打ち込んで欲しい。回転させてみると、遊びが・・・90度に達するほど。内モンゴルの真鍮ギア製の糸巻きは、磨耗によって遊びが大きくなり・・・やがて空回りします。外弦の取っ手も、遊びが出ています。良い馬頭琴であれば・・・国産のエレキベース用のギアへの交換を薦めますが、手持ちの内モンゴル製のギアに交換します。

 2番目は・・・上駒の下端と指板の密着度の改善で、駒の高さを低くするために・・・下端部を紙やすりで削ったそうです。この作業は本来、上の弦を載せる溝を棒やすりで削ります。黒檀製だったりすると、欠け易いので注意が必要です。指板が微妙な曲面になっていて両端に隙間が発生、指板自体を削ることになります。

 3番目は・・・弦の交換の仕方を教えて欲しい。半年に1度の弦交換では、身に付けることは・・・難しいでしょう。三つ編み済みの弦があるので、こちらを利用したほうが良いとは思いますが・・・実演開始。内弦でお手本を見せて・・・外弦をやっていただきましたが、若い女性でも・・・三つ編み作業は難しいようです。

 モリンホールクラブの創設者・馬頭琴世界の主催者・カメラマンの丸さん・バトエルデネ師匠&相方の馬頭琴奏者に、珍しく・・・女性馬頭琴奏者の美炎さんもご来場。7月頃のモンゴルの草原を想起しつつ、生ビールで乾杯。「花の舞」に移動して、黒霧島を痛飲。小田急線で帰る馬頭琴仲間に助けられつつ、どうにか帰宅。
2015年5月3日(日)
馬頭琴の調整

 蒸し暑い晴れ空、本日も引き篭もって・・・布和工房製の馬頭琴の改造&調整作業。ボディとネックの接合部の摺り合わせが出来たので、国産エレキベース用のギア付ペグを組み込む。テイルピースロープを、チェロ用の新素材に変更して弦を張る。かさ上げした上駒と、取り合えずオリジナルの下駒をフィッティングして・・・試奏。

 内モンゴルのメイン楽器の2号には及ばないものの、かなり良い感じで・・・「F」付近でヴォルフ音が発生!取り外しが簡単な、チェロ用のヴォルフ音キラーを取り付けて・・・発生位置をずらす。左手の平の当たるネックの部分を紙やすりで剥いで、スムーズにポジション移動が可能なようにする。

 下駒の位置を、魂柱の位置を基準に移動して・・・音色&音量の変化を探る。魂柱は・・・通常の、下駒に向かって左下1センチがベストらしい。オリジナルの下駒でもOKだが、フランス製のビオラの駒を入れ替えて・・・最良のものを検討する。高価なものがベストな訳でもなく、中レベルの下駒に決定。ポジションマークは、明日貸与者の馬頭琴のスケールに合わせることにして・・・調整終了。
2015年5月2日(土)
布和工房製の新作馬頭琴の改造

 穏やかな晴れ空、終日家に篭って・・・布和工房製の馬頭琴の調整&改造作業。内モンゴルの馬頭の修理を依頼されたので、預かる間に貸し出す馬頭琴の用意。裏蓋を新作せずとも・・・国産エレキベース用のギアが組み込めるのだが、あちらこちらにパーツを貼り付けたり、裏蓋の加工&塗装が必要である。裏蓋の塗装が完了したので、馬頭部分に糸巻きの装着作業。

 高さが足りない上駒に、フランクリン社の「タイトボンド」で黒檀板を貼り合わせる。ガタついているネックとボディの接合部分に、なんちゃってスピンドルサンダーで薄く削った黒檀板を貼り合わせる。テイルピースの質量を減らすために、不要な上下部分の切除と裏側の切削加工。

 上駒のはみ出した部分を切断して、台付きヤスリでスムージング。本日一番の難関、ネックの接合部に貼り付けた黒檀板を板ヤスリで切削。差し込んで具合を確かめつつ、苦手な根気を必要とする作業。力を入れると痛む右手の親指で板やすりを固定し、感覚の鈍い親指の先端で力の入れ加減を調節するというのは・・・試練。
2015年5月1日(金)
右手親指の経過報告

 7時半に和泉多摩川整形外科を訪問、呆け老人に痛打されてヒビが入った右手親指の診療。2ヵ月半が過ぎて・・・随分と改善はしたが、使用すると第2関節に痛みがあり、範囲は狭まったが・・・先端部分の痺れが残っている。縦に皺が入って・・・平らに潰れた爪は、付け根の辺りから正常な爪が育ち始めているようだ。今しばらくは、ビタミンB12の摂取とテーピングが必須。

 正午前に家を出て、大田区まで15キロ・40分のドライブ。駐車場地下の給水タンクに、清掃のために潜り込んだ担当者を眺める臨時内職。定時で内職終了、多摩川沿いの道路を風を受けて快走。昨日臨時内職で一緒だったズーマー君と、偶然にもすれ違った。