2014年5月24日(土)
あああ

 8時過ぎに、社長の緊急電話で目覚めた。本日の臨時内職は・・・昨日と同じ現場で午後の予定だったが、緊急で横浜駅に向かって欲しいという依頼。慌しくシャワーを浴びて、横浜駅に向かう。雲の少ない夏空、寝不足の目に陽射しが眩しい。ピックアップのレガシーで長者町に移動、その後は2トンのショートパネルトラックで横浜から保土ヶ谷をドライブ三昧。30分の早上がりで内職終了、鶴ヶ島駅から大和を経由して帰宅。
2014年5月23日(金)
MKBというドイツのチューナーのデザインセンス

 強い陽射しの晴れ空、結構強烈な風。午後に家を出て給油後、振り子号で田端まで27キロ・1時間10分のドライブ。キャラバンに同乗して、一昨日と同じ大宮で臨時内職。作業が順調に進み、1時間半の早上がりで内職終了。「ローソン100」で買出しをして、12時半に帰宅。

 日本人以上に几帳面で、ヨーロッパでは田舎者扱いされるドイツ人だが、ドイツ幻想派の絵画に見られるように・・・時として抽象的な美的センスを見せ付けることがある。「MKB」というメルセデス・ベンツの、チューニングを行うファクトリーがある。何ともいえない不可思議な、ホイールのデザインである。しばし眺めた結果、このデザインがコンパスによる幾何形体であることを発見するに至った。有機的な作業ではなく・・・幾何的な作業で、糸巻きの取っ手を作り出したいと苦慮しています。
2014年5月22日(木)
日本国内における、モンゴル人馬頭琴奏者の変化

 暖かな晴れ空、空には夏の雲がぽかりと浮かんでいる。振り子号で高津区まで臨時内職、7キロ・25分の快適ドライブ。正午頃から唐突に暗くなって・・・一時雷雨、その後晴れ間が見えたが・・・再び雨が降ったらしい。予定時間の30分前に終了したのだが、帰宅は成らず・・・喫煙所で待機。夕暮れ時から雨という予報は外れ、7キロ・20分のドライブで帰宅。下界は穏やかなドライブ日和り、多摩川の橋の上は・・・台風のような風。帰宅してサッカー女子アジアカップ準決勝、対中国戦をテレビ鑑賞。中国政府と同様に格闘技のような中国選手の強引さにも閉口したが、それらを助長するような主審の判断にも・・・不満が残った。ベテラン組と新人の格段の力量さも課題だが、この緊迫した状況で新人を投入した監督の判断を評価したい。菅澤選手以外さしたる活躍は無かったが、色々な経験をして成長すれば・・・。

 日本在住のモンゴル人馬頭琴奏者の、特に馬頭琴教室に関わる辺りに変化が起こっています。かつてモンゴル国立馬頭琴交響楽団のコンサートマスターだったバトオチル氏が帰国、やはり馬頭琴交響楽団のコンサートマスターだった名古屋在住のアマルバヤルご夫妻が帰国、私と同い年で「走る駱駝」等の作曲で知られるハスロー氏が内モンゴルに帰国した。代わりにという訳でもないのでしょうが、内モンゴル出身で千葉を中心に活動しているウルグン氏を目にする機会が増えています。
2014年5月21日(水)
ドタキャン・・・ですか

 メタルペグ用の取っ手の仕上げ、2種類のコンパウンドで磨き上げて終了。合理的な製作方法を模索中の取っ手の成型、シンプルなりの美しさはあるのですが・・・思い入れが足りず暗中模索中。降り続く雨の中、振り子号で田端までドライブ。甲州街道が空いていて、27キロ・1時間10分で到着。キャラバンに乗り換えて、大宮駅前までドライブ。淡々と作業が進み、1時間の早上がりで内職終了。27キロ・1時間のドライブで、12時40分に帰宅。

 23日に上京される方のメタルペグの修理を依頼されたが、本日ドタキャンの電話着信。どうやら・・・遊びが目的の上京に、馬頭琴を持ってくるのが面倒なようだ。熱心に練習されている方3名の、メタルペグが壊れています。練習量が少なければトラブルの発生は遅れるでしょうが、不発弾を抱えているようなものです。宅配便等での馬頭琴の輸送は、とてもお奨め出来ません。事前準備は済ませてあるので、30分程度の作業で終生の不安から解消されます。上京の機会に対処されるのが、一番良いのですが。

 この修理のためにパーツを購入し、パーツのマイナーチェンジに対応する新たな工具を探して加工して、数日かけて取っ手を塗装しました。予定された内職を断って、東京到着時間に合わせて出張修理の段取りをしました。世の中には、2種類の人種がいます。判っている人と、判っていない人です。相手が判ってることを前提に、私は最大限の努力と協力は惜しみません。判っていない人に振り回されるのは・・・愉快なことではありません。
2014年5月20日(火)
合理的な制作方法

 TV神奈川の朝晩放送の「サクサク2」、お気に入りのトミタ栞ちゃんが・・・長い髪を切った。以前から特異な風貌が岸田劉生作の「麗子像」に似ていることから、「明るい麗子像」と愛でていたが・・・より似てきました。穏やかな晴れ空も午前中まで、午後から曇り始めて・・・夜が更けて小雨が降り始めた。アップロード出来ない「馬頭琴日記」、通常とFTPツールで試みたら・・・アップ出来た。さて?どちらの成果でしょうか。

 メタルペグ用の取っ手の塗装作業の6〜7回目、きりが無いので・・・次回は仕上げに移ります。新規製作用の取っ手のイメージを、ボール紙に転記して・・・型紙製作。昨日貼り合わせた部材を切って、合理的な切削方法を検討する。ジグソー(電動糸鋸)やベルトサンダーがあれば、作業の効率アップが計れるが、騒音やコストを考えると・・・現状の侘び住まいでは具現化しません。ある程度まで鋸や切り出しで切削し、台付きのヤスリで直線的に加工するのが現実的。考えながらの作業で・・・遅々として進みません。
2014年5月19日(月)
部位によって、接着剤を使い分ける

 暖かな晴れ空、窓から爽やかな風が吹き込むが・・・数十メートル先で始まった水道管工事の音が五月蝿い。メタルペグ用の取っ手の、研ぎ出し&塗装作業の3〜5回目。木材からの切削作業に比べて、塗装の工程は・・・好きな作業である。ちまちまと削るのは好きだが、しなければならない・・・というのが苦手。特別な機械があるわけではなく、豆鉋&切り出しで木材を整形するのは・・・時間もかかるし右腕に疲労が溜まる。何より・・・刃物で指を怪我する事が心配です。

 オリジナルに似た形状に切削するのが一番良いとは思うのだが、取っ手1組を切削するのに半日を要してしまう。もう少し加工しやすい、シンプルな形状を試すべく、手持ちの板材を張り合わせた。使用するフランクリン社のタイトボンドは、大学時代に読んだギターリペアの本に紹介されていたもの。通常のボンドよりも、木材と同じ硬さに硬化するので・・・事後の加工がしやすい。再び剥がす可能性がある場合は膠を使用するが、再剥離の可能性が無い箇所には最適です。膠は・・・乾く(冷える)のが異常に早く、素人が広範囲を接着するのには・・・向きません。
2014年5月18日(日)
ウインドウズ7のPC

 午前中は昨夜削った、メタルペグ用の取っ手の塗装作業の1〜2回目。快晴で暖かいが、結構強烈な風が吹いている。午後から振り子号で日野まで、17キロ・40分のドライブ。巨大なHPの本体とレノボのモニターを受け取り、帰宅してセッティング開始。一体型に比べて異様に大きいが、その分だけ無理をしていないのだろう。有線のキーボードは使い勝手が悪く、以前使用した「ロジクール」の無線キーボードに変更する。

 ネット接続作業後、DTI&MSNのメールが読めることを確認。「ホームページビルダー」をインストールして、サーバーからデータをダウンロードする。シグマリオンに書いておいた、馬頭琴日記を転記。レノボの17インチモニター、ほぼ正方形で左右が足りず・・・使い勝手が悪い。5年少々使っていたのが「ウインドウズ ビスタ」、今回は「ウインドウズ7」なのだが・・・よく判りません。ありぁ〜馬頭琴日記が、アップされていません?!
2014年5月17日(土)
バヤルサイハン英国留学・市川改のストラダ化実験

 PCが無いと、結構時間を持て余します。バヤルサイハン氏が英国で指導を受けて製作した馬頭琴、表板が陥没し・・・張り替えてもらったが再陥没し、弦楽器製作者の市川氏に表板を製作して頂きました。魂柱が倒れたので、落ち着くまで・・・1年数ヶ月放置。「ストラデバリウスの秘密」に沿って、セッティングを変えてみました。魂柱が無いにも関わらず、下駒の位置を変えたら・・・かなり良い音で鳴ります。

 F字穴の下端よりも下の位置に、苦労して魂柱を立てたら・・・音量が小さくなってしまいました。ただ・・・ヴォルフ音が出るようになりました。特定の音とボディの固有振動数が一致したときに出る、音を打ち消してしまう現象ですが・・・鳴りの良い楽器でしか発生しません。セッティングが上手くいけば、ちょっと楽しみな効果が出るかもしれません。気分転換に・・・メタルペグ仕様用の取っ手の削りだし作業、出来るだけ合理的に省時間での完成を探りましたが・・・。
2014年5月16日(金)
PCは・・・回復不能

 午前中は晴れていたが、午後からは曇り空。見当をつけた個人の修理業者は、体調不良で午後からの営業。強烈な風の中、NEC&HPのPCを背負って・・・振り子号で出動。7キロ・25分のドライブで高津区に到着、1時間半ほどチェックしてもらうが・・・再起不能。検査費用の3,000円を支払い、心は重いが・・・快適なドライブ。帰宅してスマホで、中古PCのネット検索。

 できるだけ早く入手したいのに、大手は土日休業。1万円台のお買い得は・・・カートに入れると、売り切れという・・・何とも怪しげな状況。土日営業の日野市の業者を発見、3ヶ月の保障付きなので・・・トラブル時にも持ち込みやすいし。2万円代前半というのが、ディスクトップPCの勝機のありそうなギャンブルのようだ。「取りに行けます」と明記してメールで発注、J-COMの陰謀で3月末に液晶テレビを買う羽目に陥り・・・来月は水を飲んで暮らさねばなりません。
2014年5月15日(木)
PCが・・・死んだ

 午前中は小雨、昨日よりも10℃低いそうだが・・・湿度が高いためか?蒸し暑い。製作中のメタルペグ、塗装の研ぎ出し&コンパウンド研磨で・・・作業完了。コインランドリーで洗濯、「ヤヒロ」まで買出し。帰宅してメールチェック中に、突然PCの電源が落ちて・・・再起不能。スマホで解決策の模索、電源を抜いて静電気対策をしても・・・効果なし。中古PCをスマホで検索中に、修理業者を発見。出張費5,000円を支払う気にはなれず、明日持ち込みたいと思います。

 前回トラブルが発生したのが10月の中旬、某国営放送の「大!天才てれびくん」の新年会で詩吟の伴奏を依頼された時。メールの返信が出来ず、大騒ぎでした。今回はその時に詩吟を唄った相澤君からのメールを読んでいた時で、返信も出来ず・・・困っております。相澤君!これを読んだら、メールください。律儀に半年に1回壊れる、何とも厄介なNECのPC。これから来るメールはスマホで読めるのですが、PCで見てしまったメールは・・・他の方法では見られません。
2014年5月14日(水)
特殊工具2号が・・・完成

 強めの風が窓を叩くが、気温はぐんぐんと上昇中。気合を入れて、特殊工具の切削を始めるが・・・遅々として進まない。轟音・振動と発熱にうんざりして、塗装作業に逃げ込む。ネット検索で金属加工会社を探し、電話をしてみる。焼入れされていると・・・特殊な機械が必要で、加工できないという。見てもらうために振り子号で、パーツを持って麻生区まで12キロ・30分のドライブ。やはり・・・出来ないそうだ。最初は削れたが、すぐにドリル刃が駄目になってしまったようだ。

 気を取り直して、「ユニディ」へ進路変更。先日見かけた内径の大きそうなボックスレンチに、現在保有している特殊工具と新旧のメタルペグを交互に差し込み・・・様子を伺う。外径を削れば、流用可能かもしれません。購入して帰宅、ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改と現物合わせ。愛機はペグの向きを逆にして表側を鼈甲で覆っているので、今回の作業方法は行えませんが、厚み等の確認では・・・使えそうです。さて・・・外径を削る作業ですが、板ヤスリで削った感触では・・・何とかなりそうです。特殊工具1号の外径が20ミリで、2号予定が21ミリ径。0.5ミリを均等に削るために、2時間が経過して・・・疲労困憊。
2014年5月13日(火)
スマホの・・・怪

 出発時には止んでいる予報だったが、小雨が降り続いている。振り子号で高津区までドライブ、7キロ・25分で臨時内職先に到着。入荷した商品を下ろして、検品&棚への収納作業。いつもよりは少なめだったが、作業人員3名では・・・遅々として進まず。10分のサービス残業で・・・内職終了。雨が上がってもあっとした風の中、7キロ・25分のドライブで帰宅。

 スマホが突然、ネットに繋がらなくなった。アウトドア好きの友人に、掛けてもいない電話が発信されている。普段パンツのポケットに収納しているのだが、鍵だとか作業に必要なカッターの金属部分に反応して・・・勝手に設定変更しているらしい。その事に気付くまで、結構な時間・・・悪戦苦闘してしまいました。振り子号でドライブする際にナビとして使用するのだが、振動や道路の凹凸での落下防止用に専用の円形カラビナを付けている。これの金属部分にも・・・反応しているし、何か対策を講じないと・・・面倒である。昨日も画面が暗くなって、ナビが見え難くて難儀したし。
2014年5月12日(月)
特殊工具の内径を拡大する

 強めの陽射しを、強めの風が吹き飛ばす。徐々に風が強くなって、窓に当たる風は時折り台風並み。振り子号で田園調布までドライブ、12キロ・40分の多摩川沿いコース。凸凹した給水タンクの上で、タンク内の清掃者に道具類を手渡す内職。30分の早上がりで内職終了。強風さえなければ・・・快適なドライブ、「ユニディ」まで遠征。ウランバヤル・メタルペグを取り外す、特殊工具の内径を広げるための鉄工用ドリル探し。これまで使用していたメタルペグのシャフトの口径が9ミリ、マイナーチェンジされた新しいシャフトが11ミリ。特殊工具の作業部分の口径が13.5ミリ、12ミリのドリルで削れば・・・個体差があっても対応可能でしょう。

 一番硬いものを削れそうなスペックのドリル刃を調達、4,000円もするので・・・無駄にならぬ事を祈ります。帰宅して小休止のつもりが、復活したのは夕暮れどき。宝くじのようなもので、当選番号を確認するまでは数億円の価値がありますが、確認した瞬間に紙くずとなります。ドリル刃をボール盤に取り付け、万力に挟んだ特殊工具を削り始める。強烈に締め込まないと、ドリル刃が空回りしてしまいます。時間はかかるが、削れることは確認できました。音と振動と発熱が強烈で、本日は・・・中断。
2014年5月11日(日)
2台目のメタルペグの修理

 昨日は朝食以外満足な食事をしておらず、空腹で目が覚めた。本日交換予定の塗装の出来上がったメタルペグを、耐水ペーパーで研ぎ出し液体コンパウンドで最終の仕上げ。同時進行のもう1セットは、研ぎだして塗装を重ねる。交換用の下駒と、製作用の工具を確認してバッグに収納する。護国寺まで遠征、風は強めだが・・・気温は高め。九州では、30℃を超えたらしい。依頼者と合流して、曲がり始めた駒の新作からスタート。

 足の接地を確認してボディのカーブに合わせて削り、既存の駒の高さに合わせて上部を切断し、弦をのせる穴を棒ヤスリで削って・・・作業終了。暫定で装着したペグを外して、新作のペグを装着したところで・・・トラブル発生。どうにか乗り切りましたが、パーツの形状に変更があって、弦を巻くポストが太くなっています。特殊工具の内側を切削加工しないと・・・。手持ちの旋盤で削るか、ボール盤でチャレンジするか。削れない場合には、金属加工業者に依頼しなければなりません。
2014年5月10日(土)
「あったずもナイト」に・・・闖入

 ハードケース&衣装を持って、早めに家を出る。満員御礼状態の急行は諦めて、各駅停車で新宿までの長旅。本日の臨時内職は大塚駅周辺で作業→埼玉に移動して作業→大塚駅周辺で開放という予定、大塚駅のコインロッカーの使用も検討したが・・・予感がしてやめた。案の定・・・1時間の早上がりで解放されたのが東武動物公園駅、急行で溝の口まで乗り換えなしで移動出来たが・・・1時間35分座りっぱなし。

 季節料理「おばら」で開催される「あったずもナイト」、岩手の民話の朗読にアコーディオンと白塗りのダンサーが加わる3人組ユニット。「あったずも」という方言で、物語が締めくくられます。アンコールの予定が無いとの事なので、馬頭琴の「子らくだの物語」に3人が加わって頂くという・・・かなり強引な展開を設定。語りやダンスに馬頭琴を入れるなら、そう難しくは無いのですが。完成形のユニットに即興で入っていくというのは、今後の課題かもしれません。生ビール2杯+岩手や山形の地酒を大量に頂き、終電でヘロヘロで帰宅。
2014年5月9日(金)
段取りあれこれで・・・日が暮れた

 和泉多摩川は終日穏やかだったが、都内では一瞬豪雨に見舞われたりと・・・大荒れだったようだ。製作中の壊れないメタルペグの研ぎ出し&塗装で、1日が終わる。合間に受け渡し場所&時間の相談電話、今回の患者は・・・曲がってしまった下駒を新作する為の作業が必要です。予備の壊れないメタルペグを塗装中なので、ペグの交換だけなら・・・15分程度で何処でも出来ます。ただ・・・一通りのセッティング確認をしたいので、音の出せる場所の方がベターです。季節料理「おばら」の利酒師から、明日のイベントの確認メール着信。和服か民族衣装での出席でサービスアップ、出演者が馬頭琴を聴きたいという事で、明日はハードケースに入れたウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改&衣装を持って臨時内職に出かけることになりました。
2014年5月8日(木)
塗装肘・・・

 塗装に入った1セットの取っ手を、1,000番の耐水ペーパーで研いで再び塗装。残りの1セットの塗装剥離を始めるが、結構な重労働で・・・根気が続きません。テニス肘・・・ならぬ、塗装剥離肘で右肘&右上腕が痛み出すし・・・。陽差しは強いが、窓への風当たりは結構強めで・・・夕暮れ時にはかなり強烈に。振り子号で臨時内職先の相模原までドライブ、時々世田谷通り=鎌倉街道が渋滞するが・・・25キロ・1時間10分で早着。1時間の早上がりで内職終了、途中で給油をして帰宅。塗装剥離中の1セットをどうにか剥いで1回目の塗装、塗装中の1セットを研いで3回目の塗装。塗装の秘訣は、時間をかけて丁寧な作業を繰り返すこと。下地を整えることはとても重要で、放置した傷は・・・最後まで残ってしまいます。先を急いで・・・多めの塗料を塗ったりすると、垂れたりして・・・余計な作業が加わってしまいます。
2014年5月7日(水)
オールカーボン製のチェロ

 朝食をご馳走になって暇乞い、渋谷であれこれ修理用品の仕入れ作業。馴染みの弦楽器専門店へ行ったら、オールカーボン製のチェロがありました。少し前のCFに出ていたチェロ2人組が使用している楽器で、想像よりも良い音がするそうです。味気はありませんが・・・未来的な外観、練習用のチェロよりはちょっとだけ高価な約60万円。5年後くらいには、スタンダードになるかもしれません。「ESP」&「東急ハンズ」でパーツやら消耗品を購入、本屋を散策して・・・帰宅。

 一時休憩後、トラブルを起こした既存のマシンペグの取っ手部分の再利用方法を検討する。今回の修理で一番の重労働かつ時間がかかるのが、取っ手の新作作業です。既存の取っ手が再使用できれば、大幅な効率化が可能となります。膠なのでドライヤーで温め、万力に挟んで先端側から貼り合わせた方向に切り出しの刃を当て・・・金槌を振り下ろす。新しいペグを組み付け、タイトボンドを塗って・・・クランプで固定。乾燥するまで放置して、粗めの布ヤスリで塗装&はみ出したタイトボンドの剥離作業。2セット=4個同時進行では・・・根気が続かず、1セット=2個同時進行に変更。最初の1セットを塗装をして、根気のいる剥離作業を継続。
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2014年5月6日(火)
2台目の修理依頼

 1,000番の耐水ペーパーで研いで、3種類の液体コンパウンドで仕上げ作業。中間(極細)まででよかったのだが、ついつい・・・超極細でぴかぴかにしてしまいました。弦を装着して、新作した下駒をセット 。5ミリ程前寄りの傾斜面にセットされていた下駒を、通常の位置に移動して・・・試奏。基本調整を行い、作業完了。ハードケースに仕舞い込んだところで、依頼者から電話着信。同時期に別の方が購入されたメタルペグ仕様が、同様のトラブルを引き起こしていることが判明。手持ちの国産ベースペグが無く、ウランバヤル・トラベラー・メタルペグ仕様からペグを取り外す。

 音羽で依頼者に納品、笑顔で試奏している姿を見るのは・・・嬉しいものです。2台目の修理依頼の馬頭琴をチェック、調弦をしようとすると・・・ミシミシと音がして上がりません。1台目のギアをチェックしたところ、真鍮製のギアが数枚欠けていました。1台目のオーナー曰く、このまま巻き上げると・・・破裂音がしてギアが欠けるそうです。1ヶ月後に演奏会が有るとのことなので、国産ベースペグをそのまま取り付けて応急修理。1週間内に糸巻きを制作し、30分程度で交換作業をする段取りに。予備の馬頭琴が無くても、練習に支障がありません。

 大阪方面でも同様のトラブルが発生し、あれこれ苦慮したようです。通常の工具では糸巻きが外せないので、破損したギアだけを交換されたとのこと。目の前で行われる作業の前に、特殊な工具を考え出して、加工してくれる工房を探し・・・不可欠な工具を入手する。技術料とは・・・見えない努力の積み重ねです。皆さんが昼食会を始めた横で、丸さんと黒霧島のロックを飲み始め・・・やがて沈没。
2014年5月5日(月)
ウランバヤル・メタルペグ仕様の糸巻きの修理

 5時前に目が覚めて・・・ぼんやりとしていたら、地震で揺れ始めた。地震の前に目が覚めるのは・・・動物に近いのだろうか?東北の震災以来の大きな地震だったそうだが、それほど揺れもせず恐怖感もありませんでした。早起きは・・・で、早速作業を開始する。

 内蔵の真鍮製のギアが欠けてしまった糸巻きを、特殊工具で外す。念の為に手持ちの国産メタルペグを合わせてみるが、問題はありません。外した糸巻きの取っ手が流用できれば・・・時間短縮可能なのですが、やはり無理そうです。メタルペグの摘みの左右を金工用鋸で切断し、板ヤスリで整形。ノギスで寸法を測って、ドリルの刃先の径の確認。現物合わせで昨夜貼り合わせた木材を切って、万力に挟んでボール盤で穴開け作業。切断したメタルペグを穴に差し込み、ガタつきと深さの確認。木塊を万力に挟んで、ノミで削り始める。2個の材料を交互に切削、万力から外して切り出しで整形する。この辺で・・・集中力の限界、散歩に出たら・・・小雨が降り始めた。

 おおよその形になった木塊を、荒いサンドペーパーで均します。2個を比較しながら、切り出しで修正してはサンドペーパー・・・を繰り返す。左手で握ってみては、前述の作業の繰り返し。1,000番の耐水ペーパーで表面を整え、メタルペグを差し込んで2液混合エポキシ樹脂で接着。とりあえず1時間放置することにして、下駒の交換作業。ボディの下駒を立てる位置に耐水ペーパーを貼って、駒を沿わせて包丁を砥石で研ぐように前後する。バイオリン用に、ローラーの付いた専用工具があるようです。駒は中立に立てるのではなく、テイルピース側を垂直にします。既存の駒に合わせて上部を整形し、弦を載せる穴を棒ヤスリで彫り込む。

 一液性のウレタンニスを、垂れないように刷毛で塗布。乾燥具合を確認して、耐水ペーパーで表面を研磨して・・・2回目の塗装。馬頭琴本体と色の比較、3・4回塗り重ねれば・・・色は合いそうです。乾燥を確認して、耐水ペーパーで研いで3回目の塗装。4回・5回・6回・・・。アマチュアの方は予備の馬頭琴を持っていることはほとんどないので、明日の午後には納品できることをメールで連絡。
2014年5月4日(日)
ハワリンバヤル

 昨夜馬頭琴仲間から、SOSメール着信。ウランバヤル・メタルペグ仕様の馬頭琴の、糸巻きが壊れたという。ウランバヤル氏に国産の精度の高い堅牢なベース用メタルペグ(糸巻き)を渡して、試作を依頼したのは・・・私である。これを使用すれば、おそらく・・・生涯トラブルを発生する事は無いのだが。モンゴルの物価で考えると、価格が高いのがネックではあった。彼はコストダウンのために、中国か韓国の製品を採用した。で・・・やはりトラぶった。パーツの入手は容易だが、特殊な工具を作らないと・・・馬頭が邪魔してパーツが外せません。金属加工の工場に頼んで、工具を作っていただいた。もうひとつ厄介なのは取っ手で、現状のものを外して使いまわすのが困難で・・・新作しなければなりません。

 穏やかな晴空、光が丘公園まで遠征。ハワリンバヤルというモンゴルの春祭りで、日本ではモンゴルからの留学生の交流の場になっています。中野で行われていた頃から見ているが、過去最高の人手でした。モリンホール倶楽部の主催者・馬頭琴の修理依頼者&旦那・カメラマンの丸さん・万馬馬頭琴アンサンブルの楽団長・他と合流して、生ビール+ホーショルで宴会。ステージでは色々開催されているが、ほとんど・・・馬頭琴の演奏がなされません。修理する馬頭琴を受け取り、「さくら水産」で二次会。

 新宿の東急ハンズで材料の調達。取っ手を新作するための板材と、着色用のステイン探し。今回の馬頭琴は赤味が強く、手持ちの塗料では・・・対応できません。販売員に馬頭琴を見せて・・・相談、水性ウレタンのニスを購入。多分・・・何度か塗り重ねれば、現物の色に似せられそうです。ウレタン塗料の良い点は、気温が高ければ乾燥が早く、目止め等をしなくても・・・堅牢な膜ができます。ボディには使用できませんが、糸巻きでは問題ないでしょう。帰宅して、板材の貼り合わせ。フランクリン社のタイトボンドを塗って、クランプで固定。これで・・・明日の朝から取っ手の整形の作業にかかれます。
2014年5月3日(土)
振り子号の衣替え

 ぼんやりとした晴空、部屋にいると気づかなかったが・・・下界は結構な風が吹いている。蒸し暑さは・・・本日も継続中。夏場に向けて、振り子号の衣替え。「イエローコーン」のハンドルカバーを外し、ジェット型のヘルメットの耳パッドを外す。振り子号はヘルメットを被らなくとも良いのだが、万一事故に巻き込まれた際の事を考えると、時速30キロ制限も解除されているので・・・必須である。梅雨明け前はこれで過ごせるとして、真夏はどうしようか?思案中である。現在使用中のヘルメットの黒の艶消し塗装は、嫌というほどに熱を吸収する。自転車用は風を良く通しそうだが、安全面ではどうだろうか?私のミニベロで巡航速度は35キロ、ロードバイクなら・・・時速45キロぐらいか。大丈夫かもしれません。襟巻き型で事故の場合には、瞬時に膨らむエアバッグのようなタイプもあるようです。
2014年5月2日(金)
「イエローコーン」のハンドルカバーは・・・駄目

 ぼんやりとした晴空、東京の一部では夏日を記録した模様。日が暮れても蒸し暑いが、うっかり扇風機でも使ってうたた寝をすると・・・てきめんに風邪をひきます。振り子号の冬場の寒さ対策に、「イエローコーン」のハンドルカバーを選択して付けた。白黒のビニールっぽい光沢が、野暮ったく見えないのが選択理由。風を防いで・・・防寒の役割は果たしたが、1シーズンを越える前に・・・可動部分のビニールが破れた。右のアクセルワークで曲がる部分と、左手のウインカーレバー操作で曲がる部分である。来シーズンは、ホンダ純正の野暮ったいが機能的なものを選択するか、樹脂製のナックルカバーを付けてみるか・・・。冬場の手指の防寒対策、厚手の手袋を付けても・・・30分を越えて走行すると指先が痺れます。効果のありそうな電熱手袋は・・・かなり高価だし。
2014年5月1日(木)
圧力鍋

 和泉多摩川は終日晴れで、時折り乱れた風が窓を叩いた。東京は夏日未遂で、日が暮れても室内が蒸し暑い。午後からは・・・ところにより、大荒れになった模様。私には無縁だが、クールビズが解禁となったようだ。来月からは更に、スーパークールビズになるらしい。月初恒例、馬頭琴日記の更新作業。日が暮れて「ヤヒロ」まで買い出し、人参が・・・見当たりません。何故か?ゴーヤが気になって・・・購入。

 最近マイブーム?で、手羽元を煮込んでいる。カレーはもとより、八角のかけらを加えて・・・冷やし中華の具にしている。アルミの業務用鍋で長時間煮込んでも良いのだが、長時間都市ガスを使うのも・・・時流では無いような気がする。従兄弟の結婚式で頂いた、圧力鍋を久々に引っ張り出した。当初はあれこれ試してみたが、想像したようには・・・鰯や鯖の骨は柔らかくは成らず、お蔵入りしていた。手羽元だと、20分程度煮込むと・・・骨から肉がほろりと外れる。もう少し圧力が高ければ、活躍の機会が増えるのだが・・・。