2013年6月30日(日)
PCが・・・逝った

 朝起きてPCを起動させたら・・・画面が真っ暗、心配していた事が実現してしまった。4年半弱所有していて、同じ症状が出たのは・・・2回目。液晶ユニットかインバーターのトラブルだろう。渋谷の「ヤマダ電機」まで遠征して修理の依頼、5年間の有償保証を付けているので・・・今回も無料で修理は可能だが、毎年恒例の入院である。既に・・・同程度のPC2台分の修理費用が発生している。来年の2月が契約満了となるので、新規FXの導入を検討しなければなりません。

 途中で乗り換えに使用した「下北沢駅」、地下化されてから初めての利用。閉所恐怖症には限界の・・・地下4階、帰りに地上に出てみたが・・・電車が走っていないだけでほとんど変化はなかった。19歳から青春を謳歌した街で・・・駅前の雑踏が好きですが、いずれ・・・消滅するのだろうな。帰宅してコインランドリーで洗濯、時計店でGショックの電池交換を依頼。
2013年6月29日(土)
伊集院静著「お父やんとオジさん」

 爽やかな晴れ空、オープンカーで世田谷方面までドライブ。友人と待ち合わせて、お借りしていた百田尚樹氏の小説「永遠のゼロ」の返却。料理に精通したアウトドアマンなので、手持ちのモンゴルの岩塩をプレゼント。新たに伊集院静氏の著書、「お父やんとオジさん」の3部作の上巻をお借りする。ホンダ・ズーマーで何処にでも出掛けていく、キャンプと釣りの好きな・・・似た者同志。本や映画に音楽など共通点が多いが、唯一の違いは・・・彼が下戸である点である。
2013年6月28日(金)
PCから怪しい兆候が・・・
 
 曇り空で・・・それほど気温が上がらず、朝晩は少々肌寒い陽気。世田谷方面にオープンカーでドライブ、ママチャリで坂道を駆け上がる女子高生を目標に踏ん張るが・・・背中は徐々に遠のいていく。ほぼ平坦路であれば・・・片道15キロぐらいは問題ないのだが、都心へ向かう登り坂は・・・56歳の健脚ではかなり厳しい。真剣に次期動力付きオープンカーFXを検討しないと、行動範囲が広がりません。

 PCから怪しげな兆候が、時折り顔を覗かせ始めた。液晶画面の・・・ちらつきである。この兆候があって・・・ほどなく、朝起きて起動したら・・・画面が真っ暗になった過去がある。1年に1回はトラブルが発生し、1週間ほどの入退院を繰り返してきた。液晶画面にハードディスク・電源関係・マウスにキーボードと、躯体以外の中身は・・・ほとんど新品に代わっている。この1年4か月あまり、何事も起こらなかったのだが・・・不安である。メーカー保証の他にヤマダ電機の有料保証に加入しているので、原則無償修理というのが・・・救いである。
2013年6月27日(木)
公共の駐輪場の盲点

 白い雲がポカポカと浮かぶ夏空、強い陽射しに時折吹く強めの風が心地よい。オープンカーでドライブ、国領で野暮用を済ませる。

 公共の自転車駐輪場、最初の1〜2時間は無料で・・・それ以降100円というパターンが多い。小田急の駐輪場は無料の時間帯が無く、最初から課金されるが・・・1日停めて100円程度である。前輪をロックする機構があって清算すると解除されるのは、自動車のコインパーキングとほぼ同じ構造である。安全かというと・・・盲点があって、自衛しないと・・・盗んでください自転車見本市と化してしまう。停めてある位置の番号を入力し、100円玉を入れれば・・・誰でもどの自転車でも出庫可能なのである。駐輪場の鍵は泥棒にではなく、お金を払わない不届きな自転車の持ち主に対するものなのである。
2013年6月26日(水)
海外ドラマ「LOST」の背景音楽
 
 昨日の予報では降雨確率20〜30%だったのだが、今朝になって80%に上昇し・・・早々に雨が降り始めて終日降り続いた。オープンカーで出掛けることを諦め、登戸駅まで歩いて西国分寺で所用を済ませる。南武線も武蔵野線も、行き帰り共に・・・座れるか座れぬかという混み具合。時々使用する登戸駅前の「ニッポンレンタカー」、消滅と思ったら・・・より駅に近い場所に移転していました。

 PCで海外ドラマを見ていると、音量を目いっぱいあげても・・・PCのスピーカーでは不満な状態に時折り陥る。それで・・・仕舞い込んでいた、後付のスピーカーを取り付けた。今まで出ていなかった低音部が豊かになり、ドラマの音が鮮明に聴こえるようになった。以前途切れ途切れで見ていて、筋がよく判らなかった「LOST」を1話から鑑賞。ドラマを鑑賞しているというより・・・鮮明になった音で、シーンの背景の音楽を鑑賞している自分に気が付いた。「LOST」のドラマ自体は普通だが、背景にちりばめられている音楽は・・・なかなか素敵である。ちなみに「相棒」の音楽担当者は、緊張感の高まる場面でのバイオリンの音がお好きなようだ。
2013年6月25日(火)
ウィキリークスの関与

 東京の天気予報は曇りなのだが、湿った曇り空から突然のゲリラ豪雨。雨はすぐに止んだが、今度は雷が鳴り始めた。東京や千葉をはじめ、関東各地に大雨洪水警報発令。九州地区には、延々と雨が降り続いている。直接の水害だけでなく、土砂崩れなどの浸み込んだ雨の被害が懸念される。

 元CIA職員をサポートしているのは、極秘文書暴露サイト「ウィキリークス」のメンバーだという。主催者のアサーンジは指名手配を受けて、英国エクアドル大使館に匿われている。だから・・・エクアドルなのだ。国家にとって都合の悪い真実というのは、相当数存在しているであろう。それを報道の自由やら義務を盾に、暴露してもよいのかは・・・やっかいな問題である。ヒトラーは優秀な宣伝担当を抱えていて、風采の上がらぬ小男を雄弁な独裁者に仕立て上げた。宣伝戦略とは、このような作業である。情報操作をするにしても・・・しないにしても、真実だからと言って・・・正しいとは限らない。
2013年6月24日(月)
アメリカでも・・・

 夏雲の多い晴れ空、陽射しが強くむっとするような大気は・・・まさに日本の夏である。オープンカーで登戸までドライブ、「ローソン100」まで買い出し。

 米国の若者が、暴走し始めた。30歳の元CIA職員が、CIAの個人情報収集活動を暴露した。米国は躍起になって逮捕を試みるが、移動先の香港は犯人引き渡し協定を結んでいるにもかかわらず、書類不備を理由に犯人の引き渡しを拒否。目下モスクワに滞在中で、最終的にはエクアドルに向かうそうだ。中国&ロシア政府の関与は明らかで、このままでは米国が宣戦布告しかねない危険な状況である。優秀だからと言って、正しいとは・・・限らない。
2013年6月23日(日)
IT世代の戦士の意識

 終日湿った曇り空、湿度が上がって・・・蒸し暑い。コインランドリーで洗濯、乾燥機と化した自宅の洗濯機は末期的症状で・・・乾燥すら毎回拒否するようになってきました。本日はどうにか作業を完遂しましたが、風前のともしび・・・といった惨状です。

 先日の米中トップ会談でも議題に上った、中国のIT部隊によるサイバーテロ問題。しばらくなりを潜めていたのだが、攻撃を再開したようだ。攻撃対象が多岐に及び、防御しようにも・・・対応できないらしい。人民解放軍61398部隊が関与しているらしいが、部隊といっても・・・頭の良い超エリートゲームおたく集団なのだそうだ。技術は優秀なのだが、互いの技術を競いあって・・・命令などお構いなし。上層部は戦争を指揮しているのだが、担当者たちはバーチャルゲームを楽しんでいる。韓国軍や自衛隊でも禁止されているスマホを持ち込んで、勤務時間中に遊んでいる例が少なくないそうである。やっかいな敵は・・・自国の若者である。
2013年6月22日(土)
川崎事件
 
 ほとんど雲のない快晴、陽射しは強いが湿度が50%を割って・・・爽やか。2時過ぎから曇り始め、時折り小雨が落ち始めたが・・・それでおしまい。富士山が世界遺産に登録された。指摘された40キロ余り離れた三保の松原を除く・・・という条件も、参加各国の賛同で撤回されました。日本には古くから「借景」という文化があり、参加各国からこれを支持されたことは嬉しい限りです。3年後の見直しで撤回されるようなことのないよう、対応と個々の意識改善を望んでやみません。

 川崎まで所用で遠征、先日テレビで「川崎」を特集していました。東京と横浜の中間に位置する「川崎」は、かつては京浜工業地帯から吐き出される公害で知られた労働者の街でした。あらゆる努力の末に、今では大変美しく便利の良い都市に変貌しました。川崎西武がオープンしたのが1988年、経営不振で2003年に撤退。その後今の川崎に変貌を遂げたのは、皮肉な限りです。

 開店宣伝のコピーは「川崎事件」、ビジュアルは工業地帯の煙突に代わってそびえ立つルージュ。工業地帯のイメージからの脱却を目指していた「川崎」にとって、かなりショッキングなビジュアルとコピーで当時賛否両論ありましたが・・・。今でも私の記憶に鮮明に残っているということは、広告としては・・・成功例だったのだと思います。時代が違うとはいえ、十数年・・・このような意思を持った広告を見ていません。
2013年6月21日(金)
冒険と暴挙の狭間
 
 湿った曇り空野の中、伊勢原まで遠征。厚木パルコに通っていた時代に、通い慣れた電車である。伊勢原に着いて早々雨が降り出し、だらだらと雨が終日降り続いた。最高気温は24℃と5月上旬並みで、クーラーの効きすぎた電車内ではウインドブレーカーを着用しないと・・・寒い。

 盲目のヨットマンとテレビのキャスターが乗ったヨットが浸水し、海上自衛隊&海上保安庁に救助された。かなりの悪天候の中、二十遭難の危険を帯びた救出であったようだ。情け容赦のないマスコミの「またチャレンジしますか?」という問いに、「これだけの迷惑をかけて、またやりたいとは言えないでしょう。」と絞り出すように答えていた。今回のチャレンジが冒険であったのか、準備や思慮の足りない暴挙であったのかは・・・判断できない。ただ冒険への入り口を狭めたことは・・・否めない。
2013年6月20日(木)
サッカー・コンフェデレーションカップ・対イタリア戦

 雨が断続的に降り続き・・・最高気温が25℃、湿度は高いが時折り吹き込む南の風が肌寒いほどで・・・過ごしやすい。

 サッカー・コンフェデレーションカップ・対イタリア戦を早朝テレビ観戦、2点先取という驚異的な出だしで始まったが・・・1点返されて2:1で前半を終える。後半開始早々の2失点で2:3、1点を返して同点に追いついたが・・・奮闘もここまで。一瞬の間に・・・無情のボールがゴールネットに突き刺さった。イタリア相手にここまで闘えるように指導した、ザッケローニ監督に感謝を捧げたい。ただ・・・逆転された1点を取れるように成る道は、果てしなく遠い彼方である。
2013年6月19日(水)
富士山の世界遺産登録
 
 湿った曇り空、台風並みの強烈な風が南の窓を叩いている。夕暮れ時に風は収まったが、雨が降り始めた。台風4号の接近も影響して、九州から関西方面では豪雨に見舞われている。隣接する調布では、強風で街路樹が倒れたらしい。

 富士山の世界遺産への登録が成るか?審議の刻限が近づいている。以前ゴミの問題で、登録できなかった。エベレストの清掃登山で知られる登山家の野口氏や、高校生の登山グループなどが清掃活動を行っている。バイオ処理によるトイレの導入も進行中だが、まだまだ数は足りないようだ。本当に山を愛する人たちはゴミなど捨てないのだろうが、にわか登山ファンが急増すると事故の頻度も高まり・・・不安である。入山料の徴収が検討されているようだが、安直な人たちを退けるような徴収手法を考えてほしいものだ。
2013年6月18日(火)
湯河原

 晴れたり曇ったり、風も吹いたり止んだりを繰り返している。気温がぐんぐん上昇して・・・30℃を突破、夕暮れ時から一時雨降り。湯河原まで遠征、小田原でJRに乗り換えると・・・ところどころで水平線が見え隠れする。子供のころから馴染んだ、太平洋である。湯河原の高台で風に吹かれ、木の葉の擦れる音を聴きながら海を眺める気分は・・・かなり心地よい。

 湯河原には社会人になって2年目に、伊丹十三氏の原稿の受け取りに山荘に伺ったことがある。当時の会社が協力していた、映画「お葬式」の撮影が行われた建物である。その後新聞記者中心とした勉強会に参加して、年末と初夏に新聞協会の施設で泊りがけの宴会に興じたことが何度かある。魯迅氏の書が印象に残っているが、その施設も運営が替わってしまった。鶯の声が聴こえる、なかなかに風情のある場所でした。
2013年6月17日(月)
「話の内容」で評価は・・・たったの7%

 強烈な陽射しで・・・気温が急上昇、最高気温が29℃に達した。野暮用で国領までオープンカーでドライブ、走っているには心地よいが・・・信号待ちで陽射しがちりちりと肌を焼く。先日購入した携帯用の象印の「TUFF」、ペットボトルの太さとほとんど同じで異様なくらい軽い。愛用の「サーモス・ナイキ」コラボの、半分ぐらいの感覚である。携帯には圧倒的に便利だが、保冷能力は・・・やはり劣っている。巧い話は・・・なかなか無いが、過酷な環境以外では重宝しそうです。

 昨夜のテレビで、第一印象の何によって人を評価するかが・・・紹介されていた。結果は予想以上に衝撃的で、「見た目」で55%の評価が決定されるという。「しゃべり方」で38%、肝心な「話の内容」は・・・たった7%!調査設計が判らないので鵜呑みにはできないが、驚き桃の木・・・である。この結果を悪用すれば、衣装と演技力で93%を欺けるという話である。就職希望の男子学生が美容整形をする時代ではあるが、中身が伴わなければ馬子の衣装はすぐに脱げると思うのだが・・・。ちなみに見た目で、生涯年収が17%増減するそうだ。
2013年6月16日(日)
お笑い米軍基地

 昨夜から降り始めた雨が止んで、蒸し暑い晴れ空。昨夜・・・ある劇団の活動を知った。「お笑い米軍基地」という名の劇団で、沖縄に駐留する米軍に関する事件や事故をネタに、笑いを交えて演じている。たとえば鳩山坊ちゃんが路頭に迷わせた普天間基地移転問題を、「ジャパネットたかた」ならぬ「ジャパネット沖縄」に揶揄してこんなコントに仕立てている。今の若者に伝わるように言語を選択した、素晴らしい演出手法だと・・・感服した。

 「今回は本土の皆様に、沖縄の米軍基地のご紹介です。今なら、普天間基地にもれなく、沖縄によく墜落するヘリコプターをつけて。さらに6000人の米軍兵士をつけて、たったの800億円のご提供です。送料は頂きません、すべて国民が負担します。」
2013年6月15日(土)

 雲は多めだが・・・強烈な陽射し、時折吹く風が心地よい。田町まで遠征、運河を渡ってたどり着いた住所は・・・「港区海岸」。「港区」といえば・・・「お洒落な街」を想起させ、「海岸」という言葉からは・・・。実際には倉庫街で・・・運河には釣り船や工事用の船が係留されているが、運河に面した場所にはベランダを広く取ったマンションの姿が散見される。それでも・・・ここは私の好きな海ではありません。

 私の生まれた場所は茨城県・大洗町という、太平洋に面した小さな漁村です。凪いだ日でも波は荒く、東京湾のような静寂はありません。海水浴といっても、防波堤の内側でしか泳げませんでした。無鉄砲に防波堤を越えれば、波が岩場に体を叩きつけ・・・岩面のからす貝(ムール貝のような貝)が背中に無数の切り傷を刻み付けます。それでも・・・深く青い色と、地球は丸いのだと感じさせてくれる水平線が・・・私の慕う海なのです。
2013年6月14日(金)
沖縄の湿度

 風のない曇り、空間一杯に生温い空気が充満している。沖縄や香港・バリ島の空港に降り立ち、街へ出た瞬間に感じるような湿度である。何度も沖縄のビジネスホテルに滞在したことがあるが、エアコンで除湿しているにも関わらず・・・朝起きると窓の下に水が溜まっている。エアコンで下がった室温が、飽和水蒸気量を超えた空気中の水分を放出した結果だろう。モンゴルの乾いた草原にいると湿度が恋しくはなるのだが、東京の梅雨の真っただ中ににいると・・・爽やかな高原や北海道が羨まれてならない。

 馬頭琴に限らず、西洋弦楽器でもピアノでも・・・湿気は大敵である。湿った空気は楽器の放つ音の響きを悪くし、ねとつくネックは素早い指の移動を妨げます。ピアノの鍵盤ですら湿気のダメージがあると、知人のピアニストが語っていました。大気の湿気だけでなく、人間の呼気や体表から蒸発する汗も馬鹿にならず、梅雨時の演奏は憂鬱です。仲間由紀恵さんという、沖縄出身の女優がいる。朝目覚めて湿気に包まれていると・・・安心し体も快調だと、彼女はインタビューに答えていました。う〜ん・・・。
2013年6月13日(木)
紙管の建築家

 速度が遅く遅々として進まない台風3号は・・・熱帯低気圧に成り下がったが、梅雨前線を刺激していて東京の最高気温は22℃で・・・小雨が降り続いている。日本海側はフェーン現象に見舞われ、新潟の最高気温が33℃を超えた。

 村上龍氏の番組で、板茂という建築家を紹介していた。建築の躯体材として、紙を扱う建築家である。紙管というのは通常のセメントや鉄骨と比較して、強度も十分で価格も安く移動させやすく工期も短く・・・何より手に入りやすい素材である。日本に限らず世界の災害地をボランティアで飛び回り、紙管で復興支援のための簡易施設を建てている。東北の震災でも、体育館などでのプラバシー確保に役立っている。更にコンテナを使用した被災者用住宅を提案し、利用者からも高評価を得ています。建築物に限らず・・・物の美的要素は大好きですが、「公僕のために都庁の建築物が必要なのか?」と語った村上氏の言葉に共感します。
2013年6月12日(水)
馬頭琴の雨季

 昨日から小雨が降り続き、外気温が上がらず・・・肌寒い。空梅雨が回復したというよりも、迫りくる台風3号が梅雨前線を刺激している為であろう。年間を通して湿度が20〜30%程度のモンゴル生まれの馬頭琴にとって湿気は辛く、乾季に表板を日本で張り替えた馬頭琴の魂柱が・・・倒れた。訪日経験の浅いモンゴルの奏者の、馬頭琴にも頻繁に起こる災難です。

 モンゴルでは乾燥した状態の馬頭琴のボディが、日本で湿気を吸い込み・・・膨張する。乾燥したボディに対してちょうどよかった長さの魂柱は、ほとんど伸びないので長さが足りなくなり・・・倒れます。モンゴルで立てられた魂柱は、日本では1〜2ミリ長くしなければなりません。馬頭琴の個体差があり・・・短かければ軽敏なショックでも頻繁に倒れ、長すぎれば表板を破壊するので・・・微妙な長さ調整が要求されます。
2013年6月11日(火)
百田尚樹著「永遠のゼロ」

 湿った曇り空から、いつの間にやら小雨が降り始めた。空梅雨による水不足は深刻で、50%を切ったダムの貯水量を回復させるには・・・焼け石に水だろうが。サッカー・ワールドカップ・アジア最終予選・対イラク戦をテレビ観戦。外気温35℃の過酷なコンディションの中、給水タイムがとられるという光景を始めて目撃。終了間際の岡崎選手の得点で1:0と辛勝はしたが、バックスの健闘以外はゲームメーカー不在で不満の残る最終戦を終えた。

 友人から借りた百田尚樹氏の著作、「永遠のゼロ」を読み終えてしまった。「読み終えてしまった」と書いたのは、途中から読み終える事がもったいなくなってしまったほどの力作であったからである。終戦間際に特攻で亡くなった1人のゼロ戦パイロットの姿を、生き延びた戦友?の言葉から浮き彫りにした・・・秘策も奇策無い直球勝負。ルポする2人の孫と、戦地に赴き亡くなった方々の年齢がオーバーラップする。今年の本屋大賞を受賞した「海賊と呼ばれた男」、読んでみたくなりました。
2013年6月10日(月)
自転車の電動化‐2

 湿った曇り空だが・・・雨は降らない。典型的な空梅雨で、夏場の水不足が心配される。台風3号が発生して、14日あたりに本州を直撃する可能性が出てきた。小型のガソリンエンジンを自転車のシートポストに付け、後輪のタイヤに圧着して回す・・・という海外製のユニットを発見した。装着は極めて簡単で、ガソリンさえ補給すれば・・・バッテリーのように走行距離を気にする必要もありません。ユニットの重量は3キロ台と驚異的に軽いのだが、ただ・・・これも法律違反です。

 更に調べてみると、合法的に自転車を電動化してくれる店舗を発見。あくまで「アシスト」するもので、インホイールモーターを前か後ろに付けるタイプです。希望によっては補機類を装着して、原動機付き自転車として登録できる改造もしてくれるようですが・・・。こちらはコストや性能を考えれば、50ccのスクーターを選んだ方が・・・ストレスが無いでしょうね。このユニットの問題点は、取扱店舗が・・・日本海の都市だということです。
2013年6月9日(日)
自転車の電動化‐1

 朝から陽射し満開!窓から蒸し暑さが押し寄せている。オープンカー次期FX導入のため、あれこれ暗中模索中。手持ちの愛車を電動化できないかと、あれこれネット検索。業販用の「サンスター製」が見つかっただけで、国産製のユニットは皆無。海外製のユニットがあれこれ見つかった他に、「ダホン」や「BD1」といった海外有名メーカーが電動アシスト付き自転車を発表していました。ただし・・・立ち塞がっているのは法的な壁。あくまで日本の法律は「アシスト」するものでなければならず、そうでなければ・・・原動機付き自転車になってしまうのである。必要な物を取り付けてナンバーを取得しないと、法律違反になってしまいます・・・。

 フロントのインホイールモーター・リアのインホイールモーター・ペダルの軸に付けるものと、海外製は大きく3種類に分けられる。フロントホイールに付けるものが一番簡単で、ホイールごとタイヤを交換し、コントローラーをハンドルにバッテリーを荷台に取り付けるだけである。トルクを前後のタイヤに分散させることが出来るので、自動車の4WDよろしく・・・走行性能のアップが見込まれる。取り付けてしまえば・・・どの方式でも良いのだが、問題は法律違反である。その後の検索で、登坂能力アップには後輪をアシストさせた方が効率が良いそうである。
2013年6月8日(土)
電動バイク

 明け方まで雨が降ったらしい曇り空、日中は快晴という予報だったが・・・晴れたり曇ったり。野暮用で高尾へ向かうが、車内は流行の老年ハイカーで賑わっている。本格的な革の登山靴は新品だし、背負ったザックはほとんどぺしゃんこ。高尾程度は・・・お気楽極楽なのだろうが、この延長で事故が多発している。三浦雄一郎氏の成功は、自らに課した過酷なトレーニングと周囲の万全なサポートの上に成り立っている。

 次期オープンカー候補を探して、あれこれネット検索をしていて・・・電動バイクに興味がわいた。短絡的に「維持費が安い」と書かれているが、不安の少ないレベルの車両の購入となると・・・かなり高額である。バッテリー交換のコストまでを入れると・・・同程度のエンジン付き車両の方が維持費が安い。能力的にもエンジン付き車両に相当劣るし、航続距離が短いので頻繁な充電が必要である。余程の税金的なメリットでもなければ、老人だけの乗り物になってしまいそうである。
2013年6月7日(金)
江戸川の鰻から基準値を超えたセシウムが・・・

 朝晩は雨の予報だったが・・・降らず、最高気温は25℃どまり。国領までオープンカーでドライブ、強めの風が、少々肌寒いぐらい。野暮用を済ませ・・・「ユニディ」まで移動、ウェストバッグ&ボトルケージに入れる保冷水筒の現物調査。ここ数年での技術進歩は目覚ましく、ほとんどペットボトルと変わらないサイズで・・・象印の480ミリリットルが第一候補となりました。内側がフッソ加工されており、清潔に保てそうだし・・・。

 江戸川で捕れた鰻から、基準値を超えたセシウムが計測された。大地に降り注いだ各地のセシウムが、降雨で洗われ河川に流れ込み、それらが東京湾の河口に蓄積されるであろう事は・・・随分前に書いた。よって・・・好きだった江戸前の代表的な、鯊や穴子釣りも・・・この時点で諦めました。数日前の新聞で、事故直後の東電の失態が書かれていた。圧力計の「40」と「400」を読み間違え、再確認できないので計算を始めたが・・・誤った数値を入力し、誤値がその後の重大な被害をもたらしたと・・・。
2013年6月6日(木)
携帯用保冷水筒探し

 ぼんやりとした曇り空、オープンカーで移動中に使用する保冷水筒のネット検索。中野島時代には車載用の「ナイキ・サーモス」コラボモデルを使用、ワンタッチで開けられてそのままチューブで飲めるので便利だったが、自転車のハンドルに取り付けたボトルケージに入れるには無理があり、体に身に着けて行動するには・・・大きく重すぎる。信号待ちでさっと取り出して飲める、そんな保冷水筒が欲しいのだ。

 ディパックに入れたのでは・・・早事が利かないので、20数年使用しているウェストバッグを引っ張り出す。ウェストバッグ&オープンカーのハンドルに取り付けたボトルケージに入るサイズを考えると・・・350ミリがジャストかな?その上だと・・・480ミリリットル。サイズを確認すると・・・かなりコンパクトで、210〜240グラムと・・・とても軽量になっている。何処かで現物確認をして、ネットで最安値の物を探しましょう。
2013年6月5日(水)
ローソンの握り寿司

 カナダ・バンクーバーの寿司屋を訪ねた時に、寿司以外のメニューに餃子やラーメンがあって・・・カナダ人には好評でした。これには少々面喰いましたが、店主お奨めのカナダ産松茸の土瓶蒸しはなかなかの出来でした。大阪には立ち食い寿司屋というのがあって、握りも3カンが単位で・・・せっかちな大阪人の好みのようでした。富山を訪ねた時に日本画家である友人に、回寿司屋に連れていかれました。普通の寿司屋も回転寿司屋も、仕入れ先は同じなので・・・しゃりの握り加減の名人芸と値段の他は、違いが無いとの説明でした。東京の寿司屋はなかなか敷居が高く、堅苦しいので・・・ほとんど行きませんねえ。私の場合は飯を食う・・・というよりも、上手い魚で酒を飲むというのが基本です。よって・・・回転寿司にも、まったく興味がありません。

 たまたまコンビニの冷やし中華に飽きて、「ローソン」で「握り寿司:595円」を購入。「マグロづくし」というメニューもありましたが、満足のいくマグロを口にするには・・・それなりの投資が不可欠です。ネタ類に特別なものはありませんでしたが、醤油と山葵がちょいと違っていました。醤油は「ヒゲタの本膳」、かえし=汁づくりに推奨する手打ちそば職人がいます。ワサビは・・・本山葵、私は本山葵を舐めながら・・・日本酒を飲むのが好きです。醤油と山葵に比重を置くと、ネタの質が低下するかもしれないとも考えられますが、素直に企業努力を誉めたいと思います。 
2013年6月4日(火)
本田選手と・・・心中する気?

 ワールドカップ・サッカー・アジア最終予選、対オーストラリア戦をテレビ観戦。ベストメンバーで終始押し気味で試合を進めたが・・・得点出来ず、試合終了5分前にアンラッキーな失点。ロスタイムのラッキーなPKで同点に追いつき、5大会連続のワールドカップ出場を決め、開催国以外では一番乗りとなりました。報道は本田選手の活躍ばかりでしたが、本当にそうだったでしょうか?

 ザッケローニ監督は前半を終えて、運が良ければ・・・勝てるかもしれないし、このままのバランスなら引き分けられる・・・と考えていたような気がします。勝ちに行くと考えたら、私だったら・・・本田選手の続投はありえません。切れが無く彼にボールが渡った時に、何度も攻撃が途絶えました。2本のフリーキックにしても、得点とは程遠い出来でした。私だったら後半開始の時点で彼に代えて、ハーフナー・マイク選手や清武選手を投入したでしょう。

 本田選手は確かに個人的な能力は優秀ですが、出来不出来の波が大きく、気を付けないと・・・独りよがりのプレーを始めてしまいます。今回は彼のプレーがコーナーキックを呼び込み、それが相手選手のハンドを誘発し・・・PKを得ることが出来ました。本田選手が出場した時とそうでない時では、かなりの勝率の変動があるそうです。個人の出来不出来に勝利を託すのでは、全体のレベルアップは・・・望めません。
2013年6月3日(月)
日産NV350

 名古屋らしい・・・蒸し暑い晴れである。今回移動に使用した車は1ボックスで、日産・キャラバン・NV350。350とあるが・・・2000ccのガソリンエンジン仕様、この分野はトヨタ・ハイエースが市場を独占している。両側スライドドアが付いているが、ボディ剛性にそれほど不安は感じられない。スクェアで大柄なボディに2リッターガソリンエンジンの組み合わせだが、高速道路での走行でも・・・動力不足は感じられない。高速道路の継ぎ目を拾った時の収束は・・・今一つではあるが、質実剛健で・・・悪くない印象でした。

 ちなみに・・・「日産NV3500」という、アメリカで販売されている車がある。「350」と「3500」、「0」が1個付くだけなのだが・・・かなり違う。「3500」はアメリカ特有の、ボンネットのある車である。アメリカでは運転席の前がスパッと切れている1ボックスは無く、必ず・・・ボンネットが付いている。サイズも特大で全長6,110・全幅2,030、エンジンに至っては・・・5,600ccのV8である。日本とアメリカの車のサイズの基準は、900X1,800が乗せられる日本車と、1,000x2,000が乗せられるアメ車・・・という差である。
2013年6月2日(日)
免許証で買える・・・煙草の自販機

 穏やかな晴れ空、正午の気温は20℃と・・・多少は過ごしやすい。楽天のバーゲンに伴って、大量のメールがPCと携帯電話を攻撃していて・・・鬱陶しい。荷物を仕分けるための袋を探しに、数十メートル先の100円ショップに向かう。欲しいサイズが見つかりましたが、安物買いの銭失いになり兼ねない仕上げに・・・断念。東急ハンズで購入した袋は、10年以上使えています。田端まで待ち合わせて、知人の車で名古屋へ向かう。中国国立野馬馬頭琴楽団のメンバーのコンサートに帯同したのが・・・最後の名古屋訪問だったような気がします。

 自販機で煙草を買う際に必要な、「タスポ」を持っていない。自販機に私の欲しい煙草が入っていないし、「タスポ」の発行は・・・結構面倒でもある。相次ぐ値上げに震災以降の長期の欠品も、たばこ離れを助長したのだろう。長財布の中にはあれこれカード類が大量に入っていて、これらをできるだけ減らしたい・・・という気分も加担している。「タスポ」無しでも、運転免許証で買える自販機を発見した。ただ・・・後付の悲しさか、しゃがみ込んだ位置に取り付けられていて・・・使い勝手は良いとはいえない。
2013年6月1日(土)
2種類のパンドラTV
 
 風もなく穏やかな天気だが、最高気温は26℃を超えている。月初恒例の、馬頭琴日記の更新作業。不可解なトラブルが発生、更新した「馬頭琴日記」のクリック1回目に、「5月の日記」が居座っているが、2回目のクリックでは・・・「6月の日記」が表示される!?PCというのは・・・時々不可解な行動をする。このところ気になっているのは、クリックした時の・・・過敏さである。1つ戻したい時に・・・2つ戻ってしまったり、単語を移動したいのに・・・途中で反旗を翻したり。日が暮れて「ヤヒロ」まで買い出し、帰宅して焼き鳥を肴に・・・恵比寿ビールを適量。

 無料の海外ドラマサイトを検索したら、「パンドラTV」なるサイトがヒットした。とりあえず・・・ところどころしか見ていない、世界一不運な男:ジャック・バウアーが主人公の「24」を見始めた。この「パンドラTV」は2種類あって、画面の構成は同じなのだが・・・色々と違っている。テレビでお馴染みの吹き替えバージョンを流しているサイトと、字幕バージョンのサイトだ。最初に見つけた吹き替えバージョンのサイトは、ところどころが欠けていて・・・完結しない。更に検索すると、全編が揃っている「パンドラTV」が見つかった。

 主人公は意外と高い声で違和感は拭えないが、吹き替えバージョンの欠けた話を補わないと・・・ストレスが溜まる。吹き替え版で欠けた2〜3話ではあるのだが、字幕バージョンの「パンドラTV」には重大な欠陥があって・・・頻繁に広告が表示される。メインで出てくる広告は字幕を隠してしまい、消せるのだが・・・相当に鬱陶しい。上方には消せない、最近検索して見た商品情報が表示される。更に嫌らしいのは「プレミアム会員になりなさい」という、画面全面を覆う表示が出るのである。こんな非常識なサイトに誰が金を払って会員になるものかと、へそ曲がりな私を・・・頑なにさせる。