2009年11月30日(月)
あれやこれや・・・で、慌ただしい1日

 予報より早く雨があがって冷たい曇り空、湿度50%弱。お出かけ前に、基礎練習を30分1ラウンド。武蔵新城で内職、教育担当からポロシャツ&ジャンパーを頂いてお召替え。運転適性テストを始めるも、ラジカセの調子が悪く・・・途中でストライキを決行。手持ちのCDウォークマンを使ってどうやら完遂、安全運転のVTRを2本視聴して・・・竈屋のカキフライ弁当で昼食。急遽実車添乗が組まれた為、慌ただしく安全関連のVTR2本を視聴して・・・感想文&テストの提出。

 運転教習中の先輩2名に添乗して、ショートコース・ロングコースの地図作り。先輩2名の走行&質疑応答後、ショートコース1本を運転。帰店してクリスマス装飾のお手伝い後、近くの物流センターまで添乗。見たことのある風景は、以前・・・面接を受けたことのある会社の敷地内でした。帰店して店舗施設の説明を伺い、荷捌きのお手伝い・シャッター十数枚の戸締り・ゴミ&段ボールの処理。教育担当からパンツ&安全靴を受け取り、ロッカーに収納して・・・本日の内職終了。

 武蔵新城駅前の「アルカード」で買出し、「ヤヒロ」で買出しをして帰宅。アイロン&熱着テープを引っ張り出してパンツの裾上げ後、明日のお弁当用のサンドウィッチ造り。こんな状態が、当分の間続くようだ。1000−1930
2009年11月29日(日)
剃刀負け対策

 曇り空で気温が上がらず、湿度35%。顔の皮膚が突っ張っているので鏡を覗くと、髭を剃った部分の皮膚の表面が・・・薄皮が張ったようになっている。このまま剃刀を使い続けると、負けてガサガサになるのは・・・時間の問題。過去の数少ない経験だと、蒸しても駄目だし・・・髭剃り用の石鹸やアフターシェーブローションも役には立たない。手に触れると、まるで鮫皮の山葵おろしのような感触。逆剃りすれば多少改善するが、流血騒ぎは・・・避けられない。

 内職の種本の収集がてら、「ヤヒロ」まで買出し。「薬のセイジョー」で、剃刀負け対策用のクリーム類の吟味。無香料で見つかったのは「ニベア」、ヒアルロン酸配合のローションを試してみることにする。帰宅して、30分×2ラウンドの基礎練習。暫定勤務中の練習時間の確保、さて・・・どうしたものか?窓下の道路を通過する車の音の変化で、雨が降り出したことを知る。 
2009年11月28日(土)
内職初出勤

 穏やかな晴れ、湿度40%。内職初出勤日、研修の為に早出。研修生7名中6名が委託運送業者で、契約社員は私だけ。終日講義とVTR鑑賞、かなりコアな話題に終始する。運転に関する注意よりも・・・重点はクレーマー対策。身勝手なクレーマーのトラブル事例を聴いているうちに、急激に勤労意欲が薄れていく。繁忙期の為に具体的な研修スケジュールが決まらず、取りあえずは・・・土・日休み・10:00〜19:00で暫定就労。

 武蔵新城駅前のスーパーマーケット探訪、狭い店だが・・・生鮮・総菜の品揃えは秀逸でグロッサリーは少ないが安い。帰宅して、基礎練習を30分×2ラウンド。どたばたと音が聞こえ始め、どうやら隣室の引っ越しが始まったようだ。夜中まで騒音が止まず、あまり歓迎すべき隣人ではなさそうで・・・やれやれ。900−1700
2009年11月27日(金)
髭無しのひげ

 穏やかな晴れで、湿度45%。郵便局で雑用後、下北沢まで遠出。万馬馬頭琴アンサンブルのコンサートマスターから昨日頂いたCDを、聴きながら移動するつもりだったが・・・聴けない。ウォークマンCDが読み込めませんと・・・弱音を吐く。モンゴルや中国で製作されたCDではよくある症状なのだが、さて・・・どうしたものか?昨年から好調のユニクロのヒートテックのTシャツの買出し、馬頭琴関係者にも愛用者が多い。

 駅前の本屋を探索後、「ヤヒロ」で買出しをして帰宅。基礎練習を、30分×2ラウンド。明日提出する書類の記入、判断不能な部分は・・・明日聞いてから対処することに。髭を剃らねばならないので、髭トリマーで短くカット。頂き物の乾電池式カミソリにご登場願ったが、案の定・・・髭を噛みこんで止まってしまう。皮膚が弱いので避けたかったが、やむを得ず使い捨て剃刀で処理。「ブラウン」か「フィリップス」製の、丈夫な電気カミソリが欲しい。
2009年11月26日(木)
健康診断後、馬頭琴四重奏の演奏会

 朝から穏やかな晴れ、湿度40%。朝のラッシュ時間を避けて、小幡医院に向かう。新型インフルエンザの増加で混雑を心配したが、先客は4人ほどの待合室。マスクを着用した患者は1人のみで、咳き込んだりはしていない。看護師・先生方もマスクを付けてはおらず、平穏無事な風景。血圧88〜138と、昨年より高め。体重66キロ・ウエスト83センチは・・・微増、お腹の表側に冬眠用の脂肪層が出来ているのは確認済み。血管が見つけ難いらしく、血液採取少々難航。30分で終了し、結果は来週・・・。

 基礎練習を30分×2ラウンド後、恵比寿へ向かう。「アートカフェ・フレンズ」で、馬頭琴四重奏の演奏会。カメラマンの丸さん、ブルグッド師匠ご夫妻と万馬馬頭琴アンサンブルのメンバー、バトオチルご夫妻と馬頭琴教室の生徒、馬頭琴奏者のアマルバヤル君、モリンホールクラブのメンバー、私のCDで琴を弾いて頂いたミャガマルスレンさん・・・と、同窓会のような聴衆でした。中々に聴き応えのある演奏会でしたが、「リベール・タンゴ」は消化不足でした。四重奏メンバーのムングン君、右手の中指と薬指で弓の弦(つる)を押さえるバトエルデネ様式。生ビールグラス一杯、四重奏メンバーからモンゴルウォッカを、万馬馬頭琴アンサンブルのコンサートマスターからCDを頂いて、皆で記念撮影をして・・・帰宅。

 円高が86円台に達し・・・輸出関連企業から悲鳴が上がる中、母親から毎月1,500万円の援助を受けていた坊ちゃん首相が「円高では無く、ドル安でしょ?」と発言した。生活実感のかけらも感じられない鳩山内閣、崩壊もそう遠い話ではなく・・・このまま続けば亡国の道を進む。華々しい話題を振りまいていた中東のドバイの破綻が、円高の元凶のようである。
2009年11月25日(水)
ヘリコプターのフライトシュミレーター

 昨夜の悪行が祟り・・・半日使い物にならず。久しぶりの飲酒に胃が驚いたようで、ずし〜んと重たい。明日は年に一度の健康診断に行こうと思っているのだが、悪影響はあるのだろうか?雨は上がったが湿度50%、陽射しは無いが寒さは感じない。基礎練習を、30分×2ラウンド。

 自衛隊の広報施設を、事業仕分け人が調査に訪れている報道。ヘリコプターのフライトシュミレーター、一度体験してみたいものです。戦車や潜水艦といった閉鎖的な乗り物は閉所恐怖症の為に・・・苦手ですが、特に空を飛ぶ乗り物は好きです。空を自力で飛んだのはパラグライダーだけですが、自分の意思で飛べる快感は・・・何とも言えない感動もの。魚座で酉年、地に足が付いていません。

 日付変更線を過ぎて断食をしているのだが、何だか神経が過敏になって・・・眠れない。自分の状態を知るための健康診断、必要なことだとは判っていながら・・・何か見つかったらと想像すると、先延ばしにしたい陰鬱な気分。昨年は中性脂肪が基準値を僅かにオーバーしていただけだったが、若年性高血圧に悩まされた時期もあった。父親は高血圧・痛風・痔ろうに肺癌と、かなりの凶状持ちでした。
2009年11月24日(火)
馬頭琴関係の懇親会

 陽射しが瞬く間に隠れ、湿った曇り空に変化。違和感を感じ始めたウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改の正妻弓に替えて、2号弓を使って基礎練習30分×2ラウンド。重めの2号弓の方が無用な力が入らないのか?手首の違和感を感じない。新宿に向かおうと下界に降りたら、予報よりも早く小雨がちらついている。

 紀伊国屋書店横の「甘太郎」で、馬頭琴関係の懇親会。ブルグッド師匠ご夫妻+万馬馬頭琴アンサンブルのメンバー、バトエルデネ師匠+馬頭琴四重奏のツアーメンバー、合計12名が参加。万馬馬頭琴アンサンブルのコンサートマスターが、来年の4月にウランバートルで開催される「ジャミヤンコンクール」に出場したい・・・との事で、コンクール関連の話題で盛り上がる。やはり鬼門はピアニストの確保で、事前に予約してもスケジュール通りには進行しないモンゴルタイムが・・・怖い。万馬馬頭琴アンサンブルも、参加するそうだ。

 馬頭琴四重奏のドライバー氏と、東京の道路談議。北海道の出身なので、道幅の狭さと一方通行などのややこしさに閉口していると言う。最悪なのは首都高だそうで、分岐の判り難さと曲がりくねった狭さは・・・慣れないと辛いだろう。気をつけて、今後のスケジュールを消化してください。生ビール+黒丸を4人で4本、下界に降りたら・・・雨本降り。
2009年11月23日(月)
弓の選択

 窓から暖かな陽射し、湿度40%強。体内時計が狂っているらしく、PC操作をしながら・・・時々フリーズしている自分に気付く。1日の時間の経過が、いつもより早く感じられる。基礎練習を30分×2ラウンド、相変わらず右上腕の状態が悪く・・・疑似五十肩の様相。左の四十肩の時は最悪で、寝るにも腕の置き場がなく、寝返りを打った瞬間に・・・痛みで飛び起きた。そこまで酷くは無いのだが・・・。

 JAL社長がOBに対して、年金引き下げの説明会を開いた。大方の年金受給者の意見は、当然のごとく・・・既得権の死守。年金の引き下げでは会社の再建は出来ない・・・という、自分本位とも思える意見も聞かれた。このような時にこそマスコミが識者に依頼して、JALの年金の日本社会におけるポジショニングを明らかにすべきだ。部屋の真ん中にグランドピアノが鎮座した大学時代の音大の知人は、月に20万円仕送りしてもらっていた。父親はパイロットで、月収100万円と聞いて・・・仰天した。一方では・・・中年の万引き増加の報道。未明になってイエメンで拘束された邦人解放の朗報、JICA本体の放漫経営に火が付き始めた。

 ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル改に使用する弓は、使い慣れてきた2号弓の毛が摩耗して弦が掴まり難くなった為、正妻弓にご登場願っている。バランスの問題なのか?右手首に疲労を感じるようになった。弓の選択とは・・・難しいものである。良い弓の条件とは、弓自体の運動能力・弓と馬頭琴との相性・弓と奏者の相性が合致しなければならない。弓が曲がっていたり、毛の摩耗や毛の本数が少なくなっていたりするのは・・・論外である。
2009年11月22日(日)
弓の持ち方

 朝から曇り空、気温が上がらず・・・湿度40%強。冷え症では無いのだが、部屋の中でも手指が冷たい。米を研いでいると、寒気がするほどに・・・水温が低下している。内職の種本の収集に向かうも、世の中3連休の為か?成果なし。新型インフルエンザのワクチン接種、2回から1回接種に変更されてスケジュールが前倒しになったが・・・現場は混乱中。英国の製薬会社がカナダで製造しているワクチンを、日本政府は輸入する予定だったが、カナダでは同ワクチンの接種で重い副作用が発生しているらしい。

 基礎練習、30分×2ラウンド。ず〜っと悩んでいた「イケルの故郷」の、弓を跳ねさせる部分のヒントが得られた。右手の薬指の力を入れるタイミングなのだが、これまでにも同様の未遂状態が続いているので・・・今度こそ完遂したいものだ。弓自体が運動能力を持っているので、能力を殺さぬように弓を軽く保持しなければならない。弓をがっちり握って腕でコントロールしようとすると、弓の能力を封じ込めるばかりか・・・右腕の筋肉を痛めかねないので要注意。
2009年11月21日(土)
「馬頭琴の為の小品」の楽譜を発見したが・・・

 穏やかな晴れで気温上昇、久々に暖かい湿度35%強。宅配便で「ニトムズ」の、ご飯用冷凍容器が到着。コンパクトにスタッキングできて、冷凍したご飯をそのまま電子レンジで解凍可能という優れもの。他の食品にも流用可能かとパッケージを読み込むと、−30℃〜130℃対応で・・・油脂の多い食品は高音になって変形してしまうようだ。惜しい!基礎練習を、30分×2ラウンド。

 手持ちの楽譜集の中でジャミヤン先生作曲の「馬頭琴の為の小品」の楽譜を見かけたことがあったので、探すが・・・見つからない。念の為に内モンゴルで発行された楽譜集を、1曲づつ音符を読んで行ったら・・・発見!昨年ウランバートルで開催された「国際馬頭琴フェスティバル」に来訪されていた、内モンゴルの馬頭琴奏者ダルマー氏の馬頭琴教則本でした。タイトルが「蒙古楽曲」となっていたので、目次で探しても・・・見つからないわけだ。

 さ〜て再び難問、内モンゴルの馬頭琴用に転調されている。内モンゴルでは「G/C」、モンゴル国では「F/B♭」を、現在では調弦の基本にしている。調弦が1音違っていて、原曲よりも1音高く記譜されている。馬頭琴の特色であるハーモニクスを活かそうとすると、「F/B♭」で書かれた曲は「G/C」調弦では表現できない。更に・・・原曲の中の一番低い音が「F」で、内モンゴルの馬頭琴よりも1音低い。その為に、転調されたのだった。

 前後半のメロディラインを原曲通りに転調するのは簡単だが、中盤のダイナミックな展開部分を転調して記譜するには・・・結構な作業となってしまう。音源があれば採譜してしまう方が簡単なのだが、音源が・・・無い。ニコニコ動画の音は、蚊の鳴くような小さな音で・・・レコード盤らしいノイズが入っている。音源が耳に馴染んでいればチェックも容易なのだが、聞き慣れないと・・・。
2009年11月20日(金)
ニコニコ動画で、ジャミヤン先生を発見!

 朝のうちは晴れていたのだが・・・程なく曇り空、気温上がらず湿度40%強。3日周期で、晴れと雨を繰り返しているようだ。「ヤヒロ」まで買出し、帰宅して基礎練習を30分×2ラウンド。夜10時半を過ぎて内職入社日の連絡電話着信、ひたすら待つ状況から・・・やっと無罪放免。

 菅国家戦略局長が胸を張って、「デフレ・スパイラル」を宣言した。売れないから安売りをする→利益が少ないから給料が安くなる→お金が無いから安いものを買う・・・という状況は、宣言されずとも国民は体感している。単なる国債発行の為の言い訳?国家戦略局に聞きたいのは、「デフレ・スパイラル」からの脱出戦略である。国会論戦で上げ足取りしかできなかった無能な局長、事業仕分けの対象にはならないの?

 ニコニコ動画で、近代馬頭琴の始祖ジャミヤン先生を発見!残念ながら・・・先生の演奏ではなく作曲した「馬頭琴の為の小品」という曲を、モンゴル国立馬頭琴交響楽団の総監督バトチョローン氏が演奏したものでした。通称「モンゴル・セレナーデ」と呼ばれる作品。先生とお会いした時はすでに80歳を超えて、ほとんど目が見えない状態でしたので・・・実際の演奏を聴いたことはありません。バトチョローン氏の演奏もオルティンドの伴奏しか聴いたことが無く、貴重な体験でした。どうやら・・・視聴第1号だったようです。
2009年11月19日(木)
ネットショップで、ご飯の冷凍容器を注文
 
 予報ではにわか雨だったが、冷たい雨が終日降り続いて・・・湿度45%。半音下がった馬頭琴を調弦して、30分の基礎練習を2ラウンド。雨の切れ間にCDの発送業務後、市役所で「住民票記載事項証明書」の取得。「サンワ」で買出し、余談だが・・・惚け防止には色々なスーパーで買うことが良いらしい。見慣れないレイアウトで商品を探す行為が、脳を活性化させるようだ。再び本降りになった雨・・・。

 貯まっていた楽天ポイントで、ご飯の冷凍容器の発注。ネット購入の注意点は詐欺の心配など・・・いくつかありますが、価格+送料+支払手数料の合計額もチェックポイント。価格が安くても送料と手数料を合算すると、逆転するショップが結構あります。高額商品なら代引きが安全ですが、低額の商品では代引き手数料は馬鹿になりません。単価は少々高いが送料が安く、代引きではなくコンビニでの後払いが可能で以前利用したショップを選択する。
2009年11月18日(水)
住民票記載事項証明書

 朝から穏やかな陽が差し込むが・・・気温は上がらず、湿度35%。冷え症ではないのだが、靴下を履かないと・・・爪先が冷たい。基礎練習を30分×2ラウンド、湿度低下で調弦が半音上がっている。郵便物のチェックに降りると、「Ram」無事に営業中で・・・心配は杞憂だったか?

 内職内定の提出書類の欄に、「住民票」ではなく「住民票記載事項証明書」とある。本社人事に電話で確認すると「住民票」で良いそうだが、個人情報うんぬんを考慮しているらしい。店舗への連絡状況を聞かれたので・・・担当者不在を説明すると、店舗の担当部署に連絡を取るよう指導された。店舗に電話すると、部署の全員が不在だという。戻ってくる予定の30分後に再TELするも・・・人の気配無く、メビウスの輪の中の鼠状態。忍耐生活が継続中、これも・・・採用試験の一環か?

 昨日から唐突にシャットダウンや再起動をかけると、フリーズしてしまうという不調がPCに発生。電源コードを引き抜いて強制終了させているが、今日になっても改善しない。「システムの復元」を試みるが、やはり・・・フリーズしてしまう。「セーフモード」で起動してみると無事シャットダウンするので、本体機器に関わるトラブルではなさそうだ。「セーフモード」で起動後、「システムの復元」を試みたところ・・・無事?復活。

 BFE基準で99%のシャットアウト率と表示されたマスク類、ワイヤー入りなど工夫が凝らされているが、実際のところは隙間が出来て・・・40%程度の効果だそうだ。先日粘着テープで顔に直接貼り付けるマスクが紹介されていたが、ドナルドダックのような容姿が気にならなければ・・・効果がありそう。フランスで鳥インフルエンザが発生し、フォアグラが輸入禁止になった。渡り鳥の季節となったが、感染の疑念を持つと・・・。
2009年11月17日(火)
弓の毛替えの時期
 
 予報通りの朝から雨降り、気温が10℃まで上がらず・・・湿度45%。右上腕の最悪状態継続中。弓の毛替えを自分でやってみたいと思っているのだが、湿度と体調がなかなか・・・バランスしない。日本はこれから乾季に向かうので、弓の毛は縮む傾向にあります。湿度30%台の時にチャレンジしたいのですが、力仕事ではないとはいえ・・・右上腕の痛みが気持ちを萎えさせます。

 日本の気候を湿度で見ると、乾季と雨季に分けられます。これから冬に向かって乾季、梅雨時から秋の長雨シーズンが雨季です。弓の毛は湿度に敏感なだけでなく、使っているうちに徐々に伸びます。乾季と雨季の変わり目に毛替えをすることで、調整しやすいコンディションを保ちます。

 基礎練習を、30分×2ラウンド。川崎市の馴染みの小学校から、1月の演奏依頼メール着信。担当の先生から新担当者に、無事?引き継がれたようです。昨年度は雪予報の日で、レンタカーを借りるか歩くかで・・・悩みました。演奏中に小雪が舞い始め、あっという間に・・・辺り一面雪景色。新雪を踏むのが楽しくて、うきうき気分で駅まで歩いた記憶があります。

 ポストの確認に下界に下ると、「Ram」の辺りに漂う不穏な空気。ここはお稲荷さんの隣で、「むらさき」「焼きとり」「台湾料理」など様々な店が入れ替えを繰り返した霊障地帯?。「Ram」は美味しいカレー屋でしたが、客の入りは・・・。この商店街で商売を続けるのはなかなか難しく、手作りの豆腐屋も和菓子屋も民謡酒場も閉店してしまい、美容院と何故か?八百屋が好調。
2009年11月16日(月)
五十肩では無いけれど・・・

 朝のうちは陽射しがあったが・・・冷え切った曇り空、湿度30%継続中。合コンキャンセルの電話を入れるが、留守電で・・・便秘状態。内職の種本の収集後、帰宅してネット検索作業。いい加減この作業から解放されたいのだが、木曜日までは宙ぶらりん状態が・・・続く。イエメンで小学校建設をしている、JICAの日本人技術者が誘拐された。犯人の要求は、収監されている親族の奪還らしい。

 基礎練習を30分×2ラウンド、右肩に近い上腕の状態が・・・最悪。明らかに筋肉が引き攣った痛みだが、数年前に経験した左の四十肩を思い出した。これは関節の炎症で、演奏に差し支えない高さまでは手が上がるのだが、糸巻きの高さまでは上げられず・・・調弦で苦労した。出来るだけ右手の養生と・・・左手でマウスの操作を試みるが、不器用な左手の緩慢な動作は・・・精神的ストレスを誘因しそうだ。

 動画サイトで、「心のゴビ」の演奏を見る。内モンゴルの若手奏者が、モンゴル国製らしい馬頭琴を弾いている。ちょっとだけ見えた糸巻きの取っ手部分の形状と、前側で止められている弦の取り回しから察すると、愛器と同郷のウランバヤル工房製の馬頭琴のようだ。後半の裏メロになる部分を表メロのまま弾いているのが、原曲とは違っている。   
2009年11月15日(日)
湿度差25%

 風は少々荒れ気味だが・・・ブラインド越しに暖かな陽射し、湿度30%で・・・調弦が半音上がっている。昨日との湿度差25%!昨日の練習後に緩めた弓の張り具合が・・・ちょうど良いテンションに張っている。採用内定通知書に記された担当者に電話をするも、本日定休+週明けから1週間の研修で不在・・・。ぽんぽんぽんと話が進めば迷いも消え去るのだが、何とも・・・所在の無い展開。明日の合コン予定の相手にキャンセルの電話を入れるも、定休日で連絡が取れず・・・これまたすっきりしない。

 内職の種本の収集を兼ねて、「ヤヒロ」まで買出し。くそ坊主がいる由緒正しい寺のL字型の屋根の角で、丸くなって眠るクリーム色の中猫を発見。この辺りの野良猫には色の特徴があって、黒・黒に白マスク・茶とら系の一族が主流。おそらく白が汚れたクリーム色なのだろうが、新顔である。寺の周囲には「猫を捨てるな」という張り紙があるが、可愛げのない顔は・・・捨て猫には見えない。飼い猫には無い特徴として、野良猫の顔は幾ら媚びても可愛げがなく、ねこじゃらしなどの挑発にも乗ってこない。

 鳩山首相がシンガポールで失言。先日の東京での会談内容について、オバマ大統領の声明とは全く違う発言をした。前政府との合意とはいえ・・・日米政府合意の基地問題に難癖をつけ、今日はオバマ大統領の顔に泥を塗った。岡田外相は沖縄を訪問し、知事から落とし所の念を押された。この辺りで軌道修正し筋道を整理しないと、民主党の国防感覚では・・・北朝鮮からミサイルが飛んでくる日もそう遠くない。
2009年11月14日(土)
採用内定通知 

 雨は上がったが・・・気温は上がらず、湿度55%。韓国の方向から吹き込む強烈な寒風が、不気味な唸り声をあげている。低気圧は私の痛んだ筋肉を締め上げるが、基礎練習を30分2ラウンド。天皇家との昼食会を済ませ、オバマ大統領は足早に次の訪問国に向かった。日本に長居をしても成果は得難いと判断し、中国での種蒔きに専心するのだろう。大統領専用の防弾車、何台存在するのだろう?

 1週間後に結果を連絡と言われた合コン相手から、速達で採用内定の通知到着。漢字テストでは・・・読むのは満点だったが書き取りで苦戦、一般常識問題では都道府県の県庁所在地が・・・という有様だったのだが。大手の運送業者なので安心なのだが、ソックスは長いものに限る等・・・制約が多い。収入面が低めな事、本部での運転教習→店舗での運転教習→所長による運転試験と・・・至近の関門も多い。贅沢を言える状況では無いが、少々戸惑っている。

 サッカーA代表・親善試合・対南アフリカ戦をTV観戦。両チームともシュート禁止令が出ていたようで、中盤でパス練習を繰り返す展開。後半の松井・中村選手の投入で多少改善し、縦方向のパスが増えたが・・・相変わらずシュート禁止令のまま。暴動が起こらなかったのが奇跡とでも言うべき、見どころの無い90分だった。ワールドカップ・ベスト4を豪語する監督は、スタジアムの独特の雰囲気と芝のコンディションが把握できたと語ったが・・・。バックスの乱れは気になるが、キーパーの飛び出しが好判断だったのが唯一の救い。
2009年11月13日(金)
オバマ大統領が来日

 湿って冷え切った大気、湿度55%。夕方になって雨が降り出したようだが、音を聴いている限りでは・・・予報ほど酷くは無い。鶏の胸肉を使って、クリームシチューづくり。カレーは年間を通して食べるが、クリームシチューは寒い時期だけ、鍋物も牡蠣が出回る時期にしか食べない。新宿・花園神社傍の「美馬」?だったか、お通しが囲炉裏で煮込まれたクリームシチューだった。

 オバマ米国大統領が、エアフォースワンで羽田空港に降り立った。先着していたお馴染みの防弾仕様車に乗り込み、都内のホテルに向かった。成田空港から都内への距離は、要人警護には遠すぎるのだろう。一流ホテルの条件というのはサービスの良さではなく、要人警護のしやすさだと・・・何かで読んだ気がする。都内の一流ホテルの裏側には、極秘の逃走経路が用意されているそうだ。

 多くの米国大統領は演説が上手だったが、オバマ大統領も毅然とした態度で計算されたメッセージを正確に伝えた。核搭載ミサイルの発射権限を持った人物なので当たり前といえば・・・そうなのだが、有事に際して冷静かつ的確な判断をする人物像が伝わってくる。鳩山首相の会見からは、困惑しか・・・伝わってこない。漫然とした目標は見えたが、依然として道筋が・・・見えない。
2009年11月12日(木)
閉所恐怖症

 雨は上がったが・・・気温がぐんぐん下降し、まるでロンドンの曇天のような寒さが爪先から忍び込む。郵便局&コンビニで雑用後、本部応援社員が退去して買い回りしやすくなった「ヤヒロ」&閑古鳥の鳴く「エドヤ」で買出し。湿度40%、基礎練習。

 大江戸線・六本木駅で降りて、エスカレーター横の地下40メートルという表示を見て・・・蒼ざめた。大江戸線は、異様なほど地下深くを通っているのだ。MRI検査2回未遂、トンネルに地下鉄、混雑した電車やエレベータが大嫌いな、由緒正しい閉所恐怖症である。メンズエステで全身にラップを巻かれて蒸された時にも、発狂しそうな息苦しさを味わった。パラグライダーで空を飛んだり見渡す限りの大海原は得意だが、見通せない森も・・・生き地獄の心境。

 ビル風なのか?六本木ヒルズ付近は強烈な寒風。クリスマスのイルミネーションに多少の期待を抱いていたのだが、情緒の欠片も感じられない・・・情け容赦の無い風の洗礼。夜の六本木ヒルズは見通しが悪く、方向音痴も手伝って・・・すこぶる勝手が良くない。短い合コンを済ませ、大江戸線を避けて・・・帰宅。六本木ヒルズに通うことになったら、渋谷からバスを選んだほうが賢明であろう。
2009年11月11日(水)
サランラップの消費量

 小雨が降り続いて湿度55%、引き続き・・・生温かい大気。内職関連の電話をするも・・・門前払い、気を取り直して武蔵新城に向かう。30分強の合コン後、軽トラックの簡易運転試験。午後には上がる天気予報だったが、小雨が降ったり小降りになったりを・・・繰り返している。帰宅して、履歴書の作成作業後、所要時間&経路のネット検索作業。基礎練習、30分×2ラウンド。

 ご飯をまとめて炊いて、冷凍保存している。炊飯器で保温すると、変色や水分が減って・・・味が落ちる。炊飯器で保温を続けるよりも、冷凍保存した物を解凍した方が味も落ちず、消費電力も少ないらしい。新聞の景品のサランラップが大量にあるので、それを利用している。半合のご飯を包むのに、約40センチのラップを使う。1日2食のラップを使うと、30日で約24メートルを消費する。15メートル巻きのラップを、1ヵ月に1.6本消費する計算だ。

 消費することで社会は成り立っているのだが、もったいない・・・という気分になる。おそらく何らかの商品が出ているだろうと、近隣のスーパーを探すのだが・・・具合の良い製品が見つからない。冷凍保存してそのまま電子レンジで使え、再使用可能という商品が・・・見当たらない。電子レンジの使用に、蓋が対応していない。ここでラップを使用すると、省エネの意味がない。ネットで検索すると、意にかなった商品があるようだ。3〜4個で200円台という価格は、ネット通販で購入するには少々・・・物流費がもったいない。さて・・・。
2009年11月10日(火)
鳥の胸肉

 ぼんやりとした曇り空だが・・・暖かく、湿度45%強。手慣れた?履歴書作成作業後、基礎練習30分×2ラウンド。夕方から小雨が降り出して、時折り土砂降り。湿度が55%を超えて、昨日までの寒さからは信じられないような・・・少々蒸し暑さを感じる。

 悪天候にもかかわらず、それほど右側の首・肩・上腕の不調を感じない。右腕に千年灸の軽い火傷の水泡が連なり、帯状疱疹の様相を呈しているので・・・一時休止中。代わりという訳でもないがここ数日、某TV番組で仕入れた知識・・・疲労回復に効果のある鶏の胸肉を食べるようにしている。鳥類が長時間飛行するのに欠かせない、大変強靭で持久力のある筋肉である。

 鳥類の胸肉や魚類にはイミダペプチドという物質があり、鶏の胸肉には牛や豚の2〜3倍の量が含まれているそうだ。1日に100グラム程度を1週間食べ続けると、疲労回復効果があるらしい。弱い部分にはその部分を食べて補うという、昔ながらの考え方がある。消息不明の「焼きとん家」で豚の脳みそを随分と食べたが、効果はあったのだろうか?
2009年11月9日(月)
ベルリンの壁崩壊から20年

 雲は多いが穏やかな晴れ、湿度45%弱。内職関連の電話連絡、合コンの約束1件を取り付ける。内職関係のメール着信、合コン予定1件追加。履歴書用紙の買出しがてら、「ヤヒロ」まで散歩。本部応援社員らしき輩が通路を塞いで、鬱陶しく・・・買い回りし難い。このところ寒さの為に姿を隠していた野良猫たちが、活発に?寝転んでいる。内職本の収集をして帰宅。

 ベルリンの壁崩壊から、20年が過ぎた。西の豊かさに惹かれた東の民は、相変わらずの経済格差と失業率の高さの為に・・・壁崩壊前の方が良かったと語る。自由主義の礎のもとに幸せを享受するには、やはりお金が不可欠なのだろう。一時的には豊かな物質に囲まれ幸福を錯覚するが、時が経つにつれて得たものと失ったものの質量のバランスに気付き・・・後悔する。自由主義経済の中で、万民の幸福を模索する政治。21世紀最大の課題かもしれない。
2009年11月8日(日)
二胡の演奏会

 晴れたり曇ったり、湿度45%強。千駄ヶ谷駅前で、S氏ご夫妻&本日の招待者と合流。津田ホールで二胡奏者甘建民氏の演奏会、会場の大半を占めるのは・・・おばちゃん軍団。ピアノ・中国琵琶・揚琴の3種類の伴奏楽器と、二胡の曲・クラシック・ポピュラー・日本の曲のプログラム。パンフレットに挟まれたチラシの中に、馬頭琴奏者ハスロー氏を発見。カナダ在住の揚琴奏者張林氏の、演奏会の客演でした。

 生音の演奏会で中国琵琶と揚琴とのバランスは良かったのですが、明らかにピアノに負けてしまっている・・・。「草原新牧民」という曲の解説に、「馬頭琴の奏法を用いて、モンゴル民謡独特の歌唱法を表現・・・」という記述を発見。オルティンドで用いられる、早い打音の繰り返しが該当部分だったようです。この曲には、大きなグリッサンドの馬の嘶きと跳ね弓を用いた闊歩する馬の蹄の音も加えられていました。

 楽器の起源からみると、モンゴルの馬頭琴が中国に伝わり・・・二胡へと変化したそうです。ネックがボディを貫いている形状と弓で弾くこと、2本の弦を空中で押さえるのは共通ですが、奏法的な点での共通点は・・・ほとんど皆無。2本の弦に挟まれた弓の自由度は、馬頭琴からみると・・・辛そうです。
2009年11月7日(土)
自由が丘の短大で、馬頭琴の講義

 窓ガラス越しに暖かな陽射しの気配、湿度45%弱。午後の演奏&講義に向けて軽く指慣らしを済ませ、ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改と2号を持って、自由が丘へ向かう。自由が丘駅前の狭い道路を抜けるタクシーの車中で、ぼ〜っと車道の真ん中を歩く方向者や唐突に出現する自転車に・・・冷や汗が出る。

 ここ数年に渡って受け持った短大での総合文化特講も、担当教諭の異動で今回が最後となるらしい。短大生相手なので欲求不満に陥ることも無く、専門性の高い音楽の話や政治が音楽に与える影響についても話すことが可能で・・・とても楽しい。トルコを発祥とする楽器が東西南北に移動しながら、大地の気候風土と民族の持つリズム感によって変化していく。東に向かった楽器たちはアジア民族というフィルターを得て、西に向かった楽器とは違った変貌を遂げながら・・・日本に到達した。

 大学前のバス停から二子玉川まで移動、3線を乗り継いで帰宅。土曜日の夕方、南武線の混雑ぶりは・・・2本の馬頭琴を持ち込むにはぎりぎりの状態。省エネ・省コストの観点から出来るだけ公共交通を使うようにしているが、移動中の馬頭琴の安全確保への神経の使い方は・・・半端ではない。レンタカーで移動してしまった方が、楽器・私の心労ともに・・・ダメージが少ない。レンタカーの最小単位は6時間、カーシェアリングが近隣で利用可能になると便利なのだが・・・。
2009年11月6日(金)
トプシントゥル工房の2本の馬頭琴

 肌寒い曇り空が続き、湿度45%弱。ネットで内職探し、ドライバー系の仕事を見つけ・・・ネット応募。右側の筋肉と相談しつつ、明日の講義の為のリハーサル。新装オープン3日目の「ヤヒロ」まで買出し、相変わらずの混雑で・・・買い物がし難い。帰宅して明日の準備、ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改と2号の弦の捻じれを音叉で調整。

 昨夜のモンゴル音楽祭、馬頭琴奏者のバトオチル氏のホーミーがとても上手になっていました。昨年亡くなられた近代馬頭琴の始祖ジャミヤン先生は、馬頭琴奏者はホーミーなどやらずに馬頭琴の練習に専念しなさいと言ったそうだ。どちらが上だとか下だとか・・・という話ではなく、おのおの専念しても学びきれないほど奥が深く・・・適性もある。中途半端にモンゴルを齧った日本人ほど、馬頭琴奏者に「ホーミー出来ますか?」と簡単に問う。日本に滞在したり来日頻度の高い馬頭琴奏者は、やむを得ずホーミーの真似ごとを始めざるを得ない。本気でホーミーを志す方に、失礼な話ではなかろうか?

 シャンズ(大三味線)奏者が出演していて、日本に住んでいることに驚かされた。蛇革の張られた楽器を使っていたが、コンディション維持の苦労を思う。湿度の高い沖縄から三線を東京に持ち込むと、たいていの楽器の表革が乾燥で裂けてしまう。最近の三線の革は、蛇革の裏側にプラスチックを貼って補強している。湿度の高い東京に持ち込むので革が裂けることは無いだろうが、湿度で緩んだ革は音に良い影響を及ぼすことは無いだろう。

 女性馬頭琴奏者のウヤンガさんは、イタリアのバイオリン工房で学んだトプシントゥル氏の馬頭琴を使用していた。ボディの側板中央付近に凸部がある、バイオリン的な風情のボディシェープである。氏にボディデザインについて伺ったところ、イタリアの工房で指摘された事が出発点になっていると語った。馬頭琴にも、工芸的な装飾性があって良いのでは?という考え方である。バトオチル氏が、不思議な馬頭琴を使用していた。ボディの両肩部分に、凹型の加工が加えられている。馬頭下部に化け物の彫刻の付いた、トプシントゥル氏の新作だそうだ。バイオリン属に限らず楽器の接合部は、すべて凸で結合されている。加工の容易さと強度維持を考えると、これ以外の接合方法は・・・考え難い。時間のある時に、じっくり観察してみたいものだ。
2009年11月5日(木)
モンゴル音楽祭2009

 肌寒い曇り空で湿度45%弱、天気予報ではもう少し暖かいはずなのだが・・・。モンゴル国の首都ウランバートルは−10℃、内モンゴルの首都フフホトでは−15℃。数字の比較では東京の方が暖かいのだが、モンゴル人に言わせれば・・・湿度の高い日本の方が寒いそうだ。右の首から上腕の状態は変わらず、軽く・・・基礎練習。

 今秋初めての長袖のTシャツを着て、両国へ向かう。国技館とは逆側の、会社員時代の知人達が経営するつけ麺屋へご機嫌伺いに向かうが・・・。レイアウトが一新された、違う名前のラーメン屋が出現。店舗を紹介した張り紙によると、この春オープンしたらしい。消息が気にはなるのだが、事実を知るのも怖そうで・・・。

 国技館横の素っ気無い薄暗い通路を抜けて、江戸東京博物館ホールへ向かう。表のシャッターが閉まっており、これからコンサートが始まる風情ではない。ようやく・・・横の夜間出入り口を見つけ、秘密結社の集会場でも覗く気分で恐る恐る入場。どうやら・・・演奏会は行われるようだ。ウランバートルへ馬頭琴留学中で一時帰国している後藤君と再会、バトエルデネ師匠率いる馬頭琴四重奏のドライバーを担当しているそうだ。

 オルティンドが無かったことを除けば、前半はモンゴル音楽の総花といった展開。日蒙文化交流と書けば文字面は良いが、後半は温泉旅館の大広間での大宴会の様相。コンセプトと音楽監督不在の演奏会を見せられて、またか・・・という気分になる。あえて書くが・・・音楽の知識に疎いモンゴル好きの頑張りは、モンゴル音楽の進展の足を引っ張りかねない。終演後、楽屋でモンゴル人出演者と挨拶を済ませ、万馬馬頭琴アンサンブルの楽団長と総武線車中で情報交換をしながら・・・帰宅。
2009年11月4日(水)
電気自動車ならぬ・・・電動自動車

 晴れてはいるが気温上がらず・・・湿度40%。内職関連の電話連絡、2週間後の合コンのアポ取りに成功。市役所まで野暮用後、歩いて帰路につくが・・・時折り突風。新装開店で賑わう「ヤヒロ」で買出し、レイアウトが変わって・・・塩梅が悪い。閑古鳥の鳴く「エドヤ」で、ここにしかない野菜ジュースを購入して帰宅。

 ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改で、弦(つる)が摩耗した2号弓に変えて・・・本妻弓を使って練習。トヨタがF1から撤退との報道、2人の日本人若手ドライバーの再就職先はあるのだろうか?特に小林選手、F1の世界で互角に戦える初めての日本人だ。タイヤを供給しているブリヂストンも、来年一杯での撤退を決めた。世界不況が、F1のあるべき姿を問い始めた。

 電気自動車の未来に関するTV番組を見ていて、内モンゴルに留学していた友人の話を思い出した。免許のいらないスクーターが、中国で走っているという。今思えば「電動スクーター」の事だったのだが、現在は「電動自動車」に進化し始めた。中国版バックヤードスペシャルとでも言うべき電動自動車が、新規参入の小規模な事業主によって生み出されている。

 通常の自動車のパーツが約30,000点に対し、電気自動車は約3,000点のパーツで構成されている。複雑なエンジンの構造やコントロールに比較して、モーターの構造とコントロールは容易である。既存自動車産業の欲と知恵が、電気自動車への転換の足かせとなっている。中国の大地には電気自動車に不可欠な、レアアースやリチウムが眠っている。21世紀の自動車産業は、中国を中心に発展するかもしれない。
2009年11月3日(火)
日本の工具・西洋の工具

 窓から穏やかな陽射しが差し込むが・・・気温上がらず、湿度30%強。日光で関東地方初の降雪、東京も12月初旬の様相。ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改&2号を持って、レッスン会場で土曜日のリハーサル。1階で旧池田楽器の店主が、ギター&歌のレッスン中。2階に上がると・・・先客あり!?明日の朝利用の老人会のスタッフが準備中・・・。なかなか退出して頂けず、老人の傍若無人ぶりに・・・機嫌急降下。ひげスペシャル・改用の弓、毛を洗ってはみたものの・・・そろそろ限界。

 ハワイのウクレレ工房の紹介番組、倒木のハワイアンコナに新たな命を吹き込む意図で楽器を製作しているそうだ。工房主は白人で、刃物を前方に押して使っていた。楽器用の工具の大半はヨーロッパ製で、前方に押して使用する構造になっているものが多い。対して日本製は、手前に引いて使用する。前方に押した方が体重を載せて作業できるので、少ない力で合理的に作業が進められる。慣れの問題も影響するのだろうが、微妙な作業には刃物を手前に引いた方が・・・私には使いやすい。

 数年前に内モンゴルを舞台にした映画が公開され、在日モンゴル人の間で物議を醸した。モンゴルの自然やモンゴル人の置かれている状況を理解するには良い映画だと思うのだが、少人数多部族のモンゴル族の習慣や衣装などが混在していて・・・正しくないと言う。とりわけナイフを使う場面に、憤慨していた。羊の茹で肉を食べるのにナイフは不可欠なものだが、ナイフは必ず手前に引いて使う。
2009年11月2日(月)
エクステンション用の毛髪の入手先

 雨は上がったが、気温が上がらず湿度40%。寒気団が侵入して、今年一番の朝の冷え込み。完璧な?西高東低の冬型の気圧配置、日本全国大荒れで・・・本州のあちらこちらで初雪を観測。今夜あたり、木枯らし一番が吹くかもしれない。数日前に北京でも雪が降ったが、こちらは中国政府が水不足対策用ミサイルを発射したようだ。日本に影響は・・・無いのだろうか?右の足&腕に、千年灸12連発。

 ポストを覗くと・・・合コン拒否で履歴書が出戻り、気を取り直して・・・内職の種本の収集に向かう。珍しく賑わう「エドヤ」で買出し、「ヤヒロ」改装中の結果のようだが、売り場からはこのチャンスを生かそうとする知恵のかけらも・・・感じられない。冷え切った大気に、くっきりと浮かんだ満月が・・・寒々しい。帰宅して・・・土曜日の講義内容と曲目を考えながら、左手指の器具トレーニング。先日会ったS氏から、送付したCDのお礼にと・・・二胡・琵琶の演奏会のご招待メール着信。

 エクステンション用の毛髪の供給源に関するTV番組、想像通り・・・ロシアの少女が売った染色や脱色された事の無い極上の毛髪は、平均月収で買い取られていた。インドでは願かけの為に女性が髪の毛を寺社に奉納する習慣があり、これを民間業者に売却し・・・孤児や貧困者の食事代などに充てている。素材に籠ってしまった様々な想い、お洒落の為に気軽に身に付けるには・・・少々重たい。
2009年11月1日(日)
左手指の器具トレーニング

 曇り空、時折り台風並みの風が窓を叩き・・・開けられない。右の首・肩・上腕・肩甲骨の内側の炎症、千年灸の成果か?改善傾向だが・・・念の為に本日も左手指の器具トレーニング。このところ続けているバトエルデネ師匠から頂いた「GRIP MASTER」を使ったトレーニングの効果は明らかで、特に小指の筋力がアップしている。これが演奏にどのような影響を及ぼすか?興味津津。買出しを兼ねて内職の種本の収集に向かうも、「ヤヒロ」が3日まで改装休業で・・・未完。

 夕方から小雨が降り出して湿度50%強、微かに遠雷のような音が聴こえる。F1最終戦アブダビGPをBGVに、月初恒例馬頭琴日記の更新作業。参戦2戦目の小林可夢偉選手23歳が6位入賞!の快挙。前回の初戦ブラジルGPでも大器の片鱗を見せたが、今回も一時は3位を走行。2009年ワールドチャンピオンのジェイソン・バトン選手を抜くなど、冷静沈着にして諦めない精神力と若者らしい熱さを感じさせた。2010年、是非とも定席を与えたいドライバーだ。