2009年4月30日(木)
「パンデミック」の恐怖が、徐々に現実化し始めている

 WHOが新インフルエンザの警戒度を、フェイズ4からフェイズ5に上げた。映画やゲーム・小説だけの世界だと思っていた「パンデミック:世界大流行」の恐怖まで、あと1段階・・・というところにまで迫った。日本は島国の利点で海外からの感染ルートを絞り込んで管理・対応できるが、一方で政府にも国民にも体験やリアリティが薄く自覚に欠けるところが・・・心配である。

 中国政府が、輸入IT関連商品の「情報開示要求」案を可決した。世界各国の反発に配慮?した、1年間の猶予と政府に関連した商品に限定してはいるが・・・。麻生首相の訪中の最中の出来事だが、猫に小判・馬耳東風・暖簾に腕押し・糠に釘・・・首相はどんな感想をお持ちだろうか?

 10時少し前から、市街戦が始まった・・・。単発の銃声かと思われたが、すぐに総力戦が開始されて・・・五月蠅い。マンション前の下水管工事、いったい何時まで続くやら。午後になって、ピアノのお稽古の音が加わった。練習を始めるも・・・集中力不足、我慢が限界に達し・・・買出しを口実に逃亡。「ヤヒロ」で買出しを済ませ、「スクエア」で時間潰し。6時を過ぎたというのに・・・市街戦は終わらず、練習を再開するも・・・身が入らず。8時を過ぎても・・・総力戦が続く。事情はあるのだろうが、何とも鬱陶しい1日でした。

 ロスアンジェルス便の女性客が検疫に引っかかった・・・という臨時ニュース、その後の経過が気になるが・・・続報は無い。深夜1時半を過ぎて、大臣の緊急記者会見。20代の女性客は普通のインフルエンザと判明したが、新たに疑わしい患者が現れた。横浜在住の高校生が修学旅行でカナダから帰国後、高熱を発症している。横浜市の検査では新インフルエンザとは特定できず、その後横浜市と連絡が取れない事に大臣はいらだちを隠さなかったが・・・。年金問題に次ぐ新たな事態で、思わず大臣の限界が露呈してしまった。高校生のの対処を見ても、慣れない・リアリティの無い日本人の危うさが・・・現実のものとなった。
2009年4月29日(水)
最後の?ワインパーティ

 粗大ごみにしてしまっては申し訳ないものが、2点残っている。母親の置いて行った桐の箪笥と、本家の柿の木で作った・・・と父親が言っていた茶箪笥である。どちらも昭和20〜30年辺りに作られた物で、おそらく無駄だとは思いながらも・・・ネットで処分依頼。案の定、程なく「無理です・・・」というメールが返ってきた。業者に依頼すると、結構高額な処分料を要求される。やはり・・・粗大ゴミか。

 全自動洗濯機は・・・本日もご機嫌斜め、久々に2号で練習。内モンゴル製のオーソドックスな桐の表板、モンゴル国の馬頭琴には無い・・・強いヒステリックな表現が可能。久しぶりに弾いてみると、音量のコントロール性の良さが光る。モンゴル国と内モンゴル製、それぞれに良さがあって・・・優劣はつけ難い。選曲によって相性やら、個人の嗜好はありますが。

 晴れ空なれど・・・相変わらずの強風、2号をお供に青山に向かう。駅のホームで中川氏と遭遇、先日のBMW・Z4の状況報告。青山の裏通りで、シトロエンC3プリエル発見。異形ヘッドランプではあるが、さほど嫌なデザインではない。ドアのウインドウが大きく、サイドバーを外さなくとも・・・解放感はありそうだ。サイドバーは巨大マンモスの牙の如く長く、外した場合の保管には・・・少々知恵が必要かもしれない。デティールには細々としたデザインが施され、価格に見合った?気配りが感じられる。恒例行事、熊野神社に参拝。

 ビルの建て替えに伴う移転話の渦中の「キャロンドゥル」で、もしかしたら・・・最後のワインパーティ。「パズル青山」、40数年前に建てられた・・・当時のトレンドビル。パルコのコンセプトにも似た駅からちょっと離れた立地は、今の「安・近・短」には・・・そぐわない。12名が参加して、ビール+シャンパン+白ワイン+赤ワイン+コーヒー適量。暇乞いの時間になって、あちゃ〜財布を忘れてきたことに・・・気づいた。いつも通りモバイルスイカを駆使して、日付変更線寸前に・・・帰宅。
2009年4月28日(火)
納品完了

 10時頃から、削岩機の音が炸裂している。マンション入り口の、下水管工事が再開されたようだ。迷惑メールの処理など、雑用で気を紛らわそうとするのだが・・・どうにも耳について辛い。WHOが新型インフルエンザを認定、警戒レベルがフェイズ3からフェイズ4に上がった。アメリカでは、マスクが品切れだそうだ。入院患者の最終試奏、ヴォルフ音の解決策として・・・ヴォルフエリミネーターを用意。

 入院患者と比較用のウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル改を持って、モリンホール倶楽部の主催者を駅でお出迎え。マンション横の公園で、修理内容および状況の説明。ネックの厚みについて、ひげスペシャルと比較。ボルフ音について、ヴォルフエリミネーターのデモンストレーション。

 モリンホール倶楽部の主催者が、メソポタミア文明の本のビールをストローで飲んでいる挿絵に触発されたそうで、恵那で生ビール付きの鯖焼き定食を御馳走になる。メソポタミア文明の本、定年後大学で学ぶ方が難解な授業対策に作られた副読本だそうだ。昨夜見た柳家小三治師匠の生きざまもそうだが、団塊よりも上の世代は・・・真面目に生きていると思う。こういう大人、このような老い方をしたいと・・・真摯に思う。

 帰宅して練習を始めるも、工事の音が気になって・・・。「スクエア」で気分転換、日本でも豚インフルエンザ患者が出た・・・という情報が流れたそうだ。無論デマであるが、マスメディアを通じたちょっとした冗談が・・・風評被害を招く。日本でも、マスクが売れているらしい。「プロフェッショナル」で、仏像の輸送に命をかける老人?のドキュメンタリーを見た。最先端の技術を駆使し細心の注意を払っても・・・心配だろうが、にこやかな笑顔は・・・不安を感じさせない。美しい老人である。
2009年4月27日(月)
ヴォルフ音対策には、ヴォルフエリミネーター

 入院患者の容態観察、問題は無いので・・・明日には退院させられるでしょう。弦高を下げたにもかかわらず、何とも弾き難いのは・・・ネックの厚みが原因。90年代後半から2000年代前半に見られるネックですが、ネックというより太い棒が付いた感じ。手の大きいモンゴル人には造作もないことですが、手の小さい人は選ばない方が賢明です。モンゴル国立民族歌舞団のコンサートマスター:バツサイハン氏の馬頭琴を弾かせてもらったことがありますが、ハーモニクスの位置で弦に指が届かず・・・笑われました。

 穏やかな晴れ空なれど・・・台風並みの風、中野まで野暮用で遠征するも・・・不毛。喜多見まで移動して、リハビリ&診察。右ふくらはぎにレーザー・右上腕にキセノン照射、左膝・右肩&首に注射1本づつ。右肩の1本が・・・大当たり。G.Wで満員御礼状態の待合室でしたが、30分ほどで終了。「ドトール コーヒー」で小休止後、サミットで買出しをして帰宅。曇り空、強烈な風が・・・冷たい。

 入院患者の、ポジションマークのつけ直し。外れてはいるのだが、「D♭」付近でヴォルフ音が発生しています。「ヴォルフエリミネーター」という、対策用の秘密兵器があります。下駒とテイルピースの間に、弦を挟み込んで捻じ込むだけの真鍮製の円筒形をした簡単な構造。2号に使用していますが、効果は絶大で・・・ほとんどデメリット無し!1個3,000円弱と、少々高いのが難点です。従来のチェロ用は、最初に弦に通さねばならないので・・・面倒です。

 眠い眠い病発症、F1バーレーンGPを・・・見逃した。結果は、ブラウンGPの3連勝。フロントロウを独占したトヨタは、残念ながら悲願の優勝はお預けで・・・3位。尻に火が付きはじめた中島選手、またもや・・・リタイア。昨年の最年少チャンピオン、ハミルトン選手は4位と・・・復調の兆しか?
2009年4月26日(日)
入院患者の経過報告

 さすがに50歳を過ぎてからは経験が無いが、お酒を飲みだしてから・・・年に1度は前後不覚に陥っている。そのような状態でも、裸になったり奇声を上げることも無いし、まして喧嘩をしたり女性に抱きついたりも・・・しない。モンゴル人との飲酒の場合、1人焼酎のボトル1本が標準であるから、泥酔して当然である。芸能人の、一般人だったら他愛もない泥酔が、世間を騒がせている。CMの打ち切り等の経済損失は、20億円だそうだ。「あはは〜、今後気をつけなさいよ」と笑い飛ばせる、豪気な飲んべえ社長はいないものか?いたとしても、今の株主は黙っていないか・・・。

 入院中の患者の表板は、順調に収縮している。表板を横から見て、表板の真ん中とF字穴の外側の隙間を比べてみると・・・状態が判ります。短い魂柱を入れても・・・大丈夫そうだ。練習を始めるが、気圧の加減か?今一つ体がしゃきっとしない。全自動洗濯機もご機嫌斜め、エラーコード点灯・・・。気圧は低下中だが爽やかな青空、時折り突風が吹く。セブンイレブンで雑用を済ませ、デニーズまで散歩。帰宅して練習再開。友人が出品しているモダンアートの展覧会が、上野で始まっていたことを思い出した。

 入院患者のセットアップ作業、約1.5ミリ短くした魂柱を立てる。弦を通そうと思ったら、三つ編みの最初のところが緩んでいる。この部分は、縛っただけでは緩みます。縛った後、両端を三つ編みに編み込んでやることで・・・緩まなくなります。木綿糸や絹糸は、力いっぱい締めると・・・切れます。歯の隙間の掃除をする、デンタルフロスがお薦め。丈夫で緩み難く、手に入りやすい素材です。改めて眺めてみると、何箇所か緩んでは縛って・・・を繰り返しています。

 糸巻きのテンション調整を試みるも、三つ編みが緩く・・・役を果たさない。三つ編みは、しっかりと編み込みましょう。すべての結び目を解いて、三つ編みのやり直し。これで、安定したテンション調整が出来ます。竿を抜いた馬頭琴、各部が馴染むまでは・・・あちこちで色々な音がします。上下の駒をセットして試奏、定番の・・・上駒が低くて下駒が高い状態。上駒を高いものに、下駒を薄く低いものに変更。オリジナルではハーモニクス奏法が困難でしたが、随分と弾きやすくなりました。Dの辺りでヴォルフ音が出気味ですが、もう少し様子を見ましょう。
2009年4月25日(土)
バイガルジャブ工房の1999年製の馬頭琴

 昨日お預かりした馬頭琴のお掃除、弦を外し竿をボディから抜いて無水アルコールで拭きあげる。練習後に付着した松脂の粉を布で拭うだけでかなりのコンディション維持は可能だが、やはり汚れが積もって来る。弦交換の際に、無水アルコールで拭きあげると・・・かなりきれいになります。 1999年製のバイガルジャブ工房製、ネックは珍しい繋ぎの無い通しネック。

 ボディ上端の竿を抜いた穴から覗きこんで、バスバーと表板の繋ぎ目の状態を観察する。表板の柾目とほぼ平行に入ったバスバー、上端に剥がれは無いが・・・下端は怪しい。本来ならもう少し斜めに接着することで表板の端までカーブを保持できるのだが、現状で下駒の荷重は受け止められており・・・これ以上の表板の沈下は無いだろう。F字穴からの割れも修理されており、当面心配は無い。

 魂柱は楕円のかなり太めのもの、日本で入れ替える場合はヴィオラ用を流用しますが・・・無論真円です。モンゴルから持ち帰った馬頭琴は、日本の湿気の洗礼を受けて・・・ボディが膨らみます。魂柱は伸びないので、結果として魂柱が倒れます。この場合、1〜2ミリ長めの魂柱に入れ替えます。今回のトラブル未遂は、魂柱の入れ替えの際に長すぎる魂柱を入れてしまったと考えられるのですが・・・。長めの魂柱が付属していたか、モンゴル人製作者が作業を行ったか・・・。わざわざ入手し難い楕円の素材を、日本で探すとは・・・考え難い。

 ネックとボディの接合部に隙間があり、がた付いています。ノイズが発生する可能性があるので、黒壇板を貼って隙間調整をします。2ミリの黒壇板を隙間に応じて0、5ミリ程度に薄くするのですが、これが結構面倒です。再度剥がす部分ではないのでアロンアルファで接着、現物合わせで板やすりで削ります。無理に押し込むとボディの穴の周囲が割れてしまうので、スムーズに抜き差しできるよう微調整します。

 糸巻きには長年の使用で凹んでしまった部分を、削って修正した跡が見られます。それに応じて、弦を通す穴を開け直しています。このやり方と痕跡は、馬頭琴製作者の仕業・・・でしょう。推論の域はでませんが、長年モンゴルで使われていた馬頭琴を日本に持っていくので魂柱を入れ直した。そんなところではないでしょうか?気休め程度に、木工用板やすりで段差の修正。

 練習に使用しながら魂柱を短くする場合は、2段階に分けて作業します。第一段階の魂柱短縮作業は、0.5ミリほど短くした魂柱を立て直します。数日間置いて表板が収縮したところで、再度短くした魂柱に入れ替えて様子を観察します。今回は時間短縮にチャレンジ、魂柱を外したボディを数日放置、ボディが縮小したところで一気に目的の長さの魂柱を入れてみます。

 練習を始めるが、高い湿度の為に萎え気味。本降りの雨の中、気分転換に「ヤヒロ」まで買い出し。予報の大荒れではないが、気温が低く・・・「スクエア」で小休止。メキシコで発生した豚&鳥インフルエンザの混合型が人に感染、アメリカでも死者がでた模様。日本でも成田空港に熱感知センサーを設置して、メキシコ方面からの帰国者の体温をチェックするそうだ。SARSが流行した時に北京空港で同様のチェックを受けたが、何とも・・・嫌な気分でした。練習再開、本日も・・・白雪姫状態。
2009年4月24日(金)
民は知的所有権の侵害、官はIT情報の強制開示要求

 馬頭琴用ハードケースを持って、モリンホール倶楽部の主催者を駅でお出迎え。マンション横の公園で、馬頭琴の点検&作業工程の説明。明らかに長すぎて、表板&裏板にストレスの掛っている魂柱を2段階の作業で1〜2ミリ程度短くします。表板の形状が収縮するまでに時間が必要なので、一気に作業は出来ません。少々凹みはじめたバスバー側の表板、魂柱を下げて様子を見ましょう。おそらくバスバーの強度不足&取り付け位置の不適切さが、原因だとは思いますが・・・。ネックを抜いて、現状の確認をします。

 馬頭部が圧迫されて閉まりきらないハードケースの改善方法を、現物を見せながらレクチャーしたのだが・・・。バイガルジャブ工房の馬頭琴は他工房製とは少々構造が異なり、ボディとネックの接合部がケースの内装材に当たってしまい・・・上手く収まらない。この馬頭琴用ハードケース、内モンゴルの馬頭琴にぴったりです。在庫があるそうなので、興味のある方はご連絡ください。

 「Ram」のカレーでランチを取りながら、2010年に開催される「第2回国際馬頭琴フェスティバル」の情報交換あれこれ。併催される「ジャミヤン杯馬頭琴コンクール」のプロの部、何故だか?35歳までという年齢制限があって・・・私はアマチュアの部にしか参加出来ないことが判明。

 帰宅して小休止中に・・・失神、白雪姫状態が継続中。8時間ほどタイムワープ、復活して雑用あれこれ。お腹がすいたので食事をすると、何時の間にやら寝てしまう。動物を丸飲みにして消化できるまで数日寝て暮らす、アナコンダのような生活。春眠何とやら、眠いという自覚は無いのだが・・・。

 毎度のデザイン盗用で話題になっている上海モーターショウだが、中国政府のIT情報の強制開示要求にも驚かされた。IT関連の情報を公開しなければ、中国国内で商品を売らせない・・・という。国民に「知的所有権」という概念の無い国だが、国家は広大なマーケットを武器に強盗を働こうとしている。そこまで中国政府も愚ではあるまい、IT関連の新技術を国内に入れたくない・・・抑圧政策か?
2009年4月23日(木)
石田ゆり子さんご自慢、納豆とブルーチーズのパスタ

 汚れたままの楽器を見るのは、とても嫌である。付着した松脂の粉は、湿気を吸い込んで・・・楽器には宜しくない。練習後に簡単な掃除をすることで初期の美しさはキープできるし、何らかの変化も発見しやすい。トラブルの初期症状もこの段階で発見対処すれば、大きなトラブルに発展しないのは・・・車も馬頭琴も同じ。モリンホール倶楽部の主催者から、先日気になった魂柱の長さの修正依頼。アドバイスを真摯に受け止めてくれたことに・・・感謝。

 昨日見かけたスズキ「ツイン」をネット検索、2003年に発売された軽初のハイブリット2シーター。ガソリンMTの49万円〜ハイブリッド139万円!おそらくハイブリッドは売れなかったでしょう。2シーターで、リアには衣装&馬頭琴2本が収まるぐらいのスペースがある。色も形もポップで、少々デビューが早すぎた?ポルシェ・ボクスター用のガラススクリーン幌の検索、2003年以前のモデルはプラスチック製なのだが・・・交換用のガラス幌が15万円弱で見つかった。プラスチック製のスクリーンは、傷が付きやすい&寒いと割れるという弱点がある。上下幅が狭くなるようだが、これで2003年以前のボクスターが視野に入るようになった。

 昨日から・・・やたらに眠いというか、珍しくよく寝ている。寝過ぎて?だらけた体に喝を入れるべく・・・練習。気分転換に「モスバーガー」でコーヒータイム、日が暮れるとさすがに半袖のTシャツ1枚では・・・肌寒い。帰宅して練習再開、珍しく弓の弦(つる)を押す右手の薬指の爪の横が痛い。跳ね弓の速い曲を練習した為か?

 女優の石田ゆり子さん、マドンナの得意料理は納豆とブルーチーズのパスタ。ブルーチーズは、合いそうな気がする。納豆もブルーチーズも好きだが、両方を混ぜて試してみる勇気は・・・。ブルーチーズがあるということは、ワインがお好きなのか?猫4匹と犬1匹を飼っているそうだが、私の父親も独身時代に犬と猫を一緒に飼っていたという。犬と猫を一緒に飼うことは、私にとっても・・・理想である。
2009年4月22日(水)
スズキ「ツイン」

 暴れん坊将軍の御庭番の山口香緒里さんが、三味線の仕込みを抜いた。ピアニストの内田氏が冗談で芝居をやろうと言い出して、私の役は「馬頭琴の政」に決まった。馬頭琴の仕込みを操る流れ者、どうでもよい馬頭琴を入手して小道具を作ろうかとも思ったのだが・・・。どんなレベルであっても楽器は楽器、仕込みにしてしまう勇気は・・・出なかった。

 昨日の雑談の中で、中川氏から良さそうなBMW・Z4情報を頂いた。田中橋近くの車屋の、メルセデスベンツSLも気になっている。「ユニディ」まで遠征する口実を考えたら、交換式の紙やすり3種類の補充が必要な事になった。半袖のTシャツでも蒸し暑いぐらいの真夏の陽射し、狛江高校の横を抜けて田中橋まで散策。フェラーリ612などが並ぶ、狛江には不似合いなバブリーな車屋。外したSLのハードトップの大きさや構造を確認したかったのだが、販売済みでした。

 鬼塚古墳の横を抜けて、「ユニディ」に向かう。調布・狛江と名前の通り、この辺りには古墳が多く点在している。大きくフロア変更された「ユニディ」で、交換式の紙やすり2種類&塗装補修用の筆を購入。向かいの車屋で、BMW・Z4の鑑賞。2003年式・走行3.3万キロの2.5リッターエンジンで155万円、相場よりも50万円は安い。安いのには理由があって、不人気色のライトブルーに加えて手動オープン、フロント左のライト周辺&バンパー交換歴があるそうだ。頻繁に開けないのであれば、考えようによっては手動の方が壊れるパーツが少ない。フロントガラスとボンネットの隙間に落ち葉が詰まっているのが、露天駐車の証し。そのままにしてあるのも、車に愛情のある持ち主&店主には・・・思えない。

 走行中&駐車中の、ユニークな形の2シーターを見かけた。スズキ「ツイン」という車のようだ。歩行過多でへろへろになりながら、どうにか「ジョナサン」までたどり着く。照り焼きチキンのピザをオーダーするも・・・期待外れ、美味しいピザが食べたい。曇り出して少々肌寒い中を、小田急線で帰宅。小休止後練習、かなり体力を消耗したようで・・・白雪姫状態に突入。
2009年4月21日(火)
膠の上手な使い方

 右足の火照りが治まったら、今度は冷えて筋肉が委縮。時折ぴくぴくと痙攣、攣っては困ると温めると・・・どうにも堪え難い不快感。8時半頃から共用通路が騒がしく・・・、水回りのパイプ清掃日だった。前回は散々待たされた挙句に、あっさり飛ばされる・・・という惨事。10分ごとにドアを開けては進行状況を確認、11時過ぎに作業が終了するまで・・・気も漫ろ。

 練習を始めた矢先、ドリルの轟音が響きわたる。降り出した冷たい雨の中、ご苦労な事に・・・マンション前で予定の下水道工事が始まった。買出しを口実に「スクエア」へ退避、中川氏と車談義。マツダ・ロードスターのヘッドライトのデザイン、彼も嫌いだそうだ。「エドヤ」で買出しを済ませて帰宅、雨で予定通り進まぬらしく・・・下水道工事全開中。静かになったところで練習再開、湿った馬頭琴の音に・・・今一つ気がのらない。

 馬頭琴の修理の際、ほとんどの接着にフランクリン社のタイトボンドを使っている。木工ボンドは硬化しないが、タイトボンドは木と同じ硬さに硬化する。30年以上前からギター修理で使われている、優れものである。剥がれてはいけない場所の修理の場合は、稀にアロンアルファを使用する。固まると硬すぎて削ったり剥離が困難なので、楽器の修理の現場では滅多に使われることは無いが。

 扱いが面倒なのと臭いが酷いので、膠は使用していない。最初の組み立てではなく修理が中心なので、再び剥がせる・・・という要求は稀だという事もある。湯煎して温め溶かした膠は、冷えはじめた瞬間から固まり出す。膠を塗って表板を貼ってクランプを掛け終える前に、固まってしまうだろう。ネット検索していたら、なるほど・・・というアイデアがあった。表板を貼る位置に合わせて、最初にクランプで固定してしまう。接着する部分のクランプを緩め、膠を流し込んでクランプを絞め込む。こうして順番に作業すると、大きな面積でも上手く接着できそうだ。

 景気低迷気味だが、自動車最大消費国になった中国。上海モーターショウが、盛況だそうだ。世界各国のメーカーと合弁で作った、100社を超える自動車メーカー。2万5千円程度の価格で、電動自転車もいち早く走りだしている。2002年から大気汚染を理由に、ガソリンを使う2輪車が禁止になったそうだ。燃料電池車も、世界最速で普及しそうな気配。
2009年4月20日(月)
トヨタ2000GT

 朝のラッシュアワー前に暇乞い、和泉多摩川駅の開店早々の「モスバーガー」で小休止して帰宅。だらだらと・・・迷惑メールの削除等の雑用。昨日今日の歩行過多の為か?昨夜の飲酒が原因か?崩れつつある天候が要因か?右足が火照って・・・最悪の状態。何とか気を紛らわせようとするが、神経を逸らせるようなTV番組も無い。

 コンピュータウイルス対策ソフトメーカー「マカフィ」によると、2007年に迷惑メールが消費した電力量は240万世帯の電気量に相当するそうである。迷惑なだけでなく、著しく環境破壊にも影響している。ソフトによる対策は所詮応急手当のようなもので、病巣を破壊しなければ完治しない。

 重たい気分に拍車をかける・・・曇り空、喜多見でリハビリ&診察。右ふくらはぎにレーザー・右上腕に「キセノン照射、左膝・右肩&首に注射1本づつ。右肩&首の2本が大当たり!左膝の注射痕がシクシクと痛みだし、「ドトールコーヒー」へ逃避。何とか「サミット」で買出しをして・・・帰宅。ひたすら消炎剤を塗って気を紛らわそうと、むなしい孤軍奮闘。

 近所にあるマツダ・ロードスターを鑑賞した。全体のボディラインの構成やシックなダークブラウンの幌は・・・結構お洒落。惜しむらくは単に丸いだけのフロントデザインと、出来あがったユニットをはめ込んだだけにしか見えないヘッドライトデザイン。このセンスのまったく感じられない目玉デザインは、どうにも感性が受け入れない。一般に日本車のフロントデザインは、効率を追求したらこうなってしまった・・・という造形が多く、ポルシェのような知性は・・・感じられない。ボンドカーにも採用されたトヨタ2000GT、美術の副読本にも紹介されていたが、今見ても本当に美しいと思う。トヨタとヤマハの英知が結集して創造した、芸術品である。
2009年4月19日(日)
手作りボーズパーティ

 DVD発売記念の番宣で、「巨泉×前武 ゲバゲバ90分」を見る。1969〜1971年に放送された、綿密な脚本によって作られたナンセンスギャグ番組。アドリブ進行を好まぬ為に、お笑いタレントの起用はコント55号のみ。唐突に出現するヒッピーファッションのハナ肇の「アットと驚くタメゴロー」ぐらいしか記憶には無いが、当時のトップ女優や歌手(朝岡雪路・小川知子・小山ルミ・ジュディオング・・・)を起用したゴーゴーガールが、最近の日テレゴーゴーのモチーフだそうだ。

 始める前に電源を抜いたのが功を奏したのか?洗濯物の量が少ないのが幸いしたか?全自動洗濯機は順調に仕事を完遂。安心して練習。汗ばむぐらいの好天、ユニクロの長袖Tシャツに別れを告げて、半袖Tシャツ:アイスタッチの季節到来。手土産の赤ワイン2本を持って護国寺へ向かう。講談社横の坂道、やはり・・・厳しい。右ふくらはぎの伸び側の可動範囲が広がったが、柔軟性が増すにつれて・・・新たな突っ張りが気になりだした。

 モリンホール倶楽部主催者宅で、バトエルデネ師匠手作りのボーズ大会。先客の皆さんは既にご機嫌状態、ほぼ同時スタートのバイオリン弾きの王子とぼちぼち始める。チェロが登場し・・・数名で試奏会、なかなか素敵な低音ですが・・・練習場所に悩むだろうなあ。大柄なチェロのボディ、私の短い脚では・・・やはり持て余してしまう。

 バトオチル氏の馬頭琴教室の3月の発表会参加者2名に、気になった点の解決方法を伝達。弓が下駒のかなり上側を弾いているために、高音が上手く出ない。弓の位置だけを移動させても、弓の位置は運動効率の良いポジションに戻ってしまいます。根本の原因は、馬頭琴の位置が低い為に発生しています。小指が届かず不安定だったりフラットしてしまう運指、手首を回転させてやることで・・・小指が5ミリ伸びて安定します。

 上海で購入したという内モンゴルの馬頭琴チェック、桐の表板の布和工房系の仕上げの印象ですが・・・特定できず。馬頭裏のギアボックスの蓋の上下端の処理、丸く加工されたものを初めて見ました。上下の駒の高さが足りず、スムーズな運指の妨げになっています。黒壇等の板で下駄を履かせ、指板と弦の間のスペースを確保したほうが弾きやすいでしょう。かなり運動性の良い弓ですが・・・曲がってしまっているので、修正してもらって末長くお使いください。

 モリンホール倶楽部主催者の馬頭琴チェック、魂柱が長すぎて表板にかなりのストレスが掛っています。バスバーも満足な仕事をしておらず、表板が凹み気味。とりあえず魂柱を短くするのが必須、0.5ミリ短くして1〜2週間ぐらい。更に0.5ミリ短くしてやるのがベスト、いきなり1ミリ短くすると・・・表板が対応できず魂柱が倒れる原因になります。麒麟一番搾り+久米仙+焼酎+モンゴルウォッカ適量、座布団を枕に休憩中に・・・失神。目覚めたら・・・朝でした。
2009年4月18日(土)
初燕

 クランプを外し、表板の接着具合の確認。問題は無さそうなので、セットアップ作業に入る。弦を張って、魂柱を立てる。糸巻きの調整をするが、湿度の加減で・・・ご機嫌斜め。弦に松脂を塗って試奏、現段階で問題は無いようだ。生田の中古楽器店の方来訪、不要になったAERのアンプ&ワイヤレスヘッドセット・ワイヤードヘッドセットを引き取ってもらう。トロンボーンを吹くそうで、音楽話に花が咲く。請われて・・・馬頭琴のデモンストレーション。捨てかねていた1970年代のエレキギター&アンプ類のカタログを進呈。

 穏やかな晴れ空、修理完了となった馬頭琴2本を持って立川まで遠征。南武線が混んでるなあ・・・と思ったら、土曜の昼下がりなので当然か。立ちっぱなしで疲れてしまい、立川中華街で昼食休憩。1,000円と1,500円のラインのランチメニューが多く、陳健一氏の店は10人近くが待っている・・・。馬頭琴2本の置場の問題もあって、「京華楼」のレタスと角煮のチャーハンで昼食。1,050円、可も無く可も無く・・・。

 モノレールで1駅移動して、水鳥&白鷺を眺めながら遊歩道を散策。事務所に先生方不在、会議中らしい。以前に授業を受け持った生徒に馬頭琴を託し、長〜い帰路へ。やはり・・・長距離?歩行は厳しくへろへろ状態、人ゴミにも・・・疲れた。「ヤヒロ」で買出し、「エドヤ」店内に迷い込んだ燕を本年初鑑賞。「スクエア」で小休止、三菱とスバルの小型電気自動車が7月発売という新聞記事。価格は400万円!しかもエコカー買い替え減税額が・・・プリウスの半分程度!?帰宅して・・・失神。

 復活して練習。馬頭琴の表板の脱着作業、もっと簡単に出来ないと厳しい。使う神経とのバランスを考えると、バイオリン工房の1万円程度は納得価格。「膠の剥がし方」をネット検索、アイロンやドライヤーを使う方法が見つかるが、塗装がぶつぶつになったりするらしい。TV通販番組で時折見かける、高温蒸気の出る洗浄機はどうだろう?
2009年4月17日(金)
表板の凹んだ馬頭琴の修理−2

 妙な時間に寝てしまい、明け方から作業再開。表板とボディをl固定していたクランプを外し、接着状況の確認。接着状態は良好だが、テイルピースを受けるパーツが欠品しているのに気づく。手持ちの木材を捜索、魂柱用の丸棒で新作して接着&クランプで固定。

 表板が凹んだ2本目の馬頭琴の修理、とりあえず表板の状況観察。状態は1本目よりも悪く、剥がした状態でも・・・表板が波打っている。バイオリンやアーチトップのギター類の表板は、厚めの板から削り出して表板の緩やかなカーブを創り出している。剥がした状態でも、美しい曲面を描く。今回の2本の馬頭琴の表板が凹んだ原因は、表板の厚さの不足に加えて、バスバーの強度不足と取り付け位置の不味さ。表板の素材は、年輪の生育異常による強度の不足した素材が使われている。同様に作られて、表板が凹まない馬頭琴は・・・奇跡としか思えない。

 バスバー用の素材を、ヘニャヘニャの表板の形状に合わせて削る。1本目よりも更に無骨なバスバーに成ってしまうが、表板に自己保持能力がないので・・・ひたすらバスバーの強度頼み。波打ってしまった表板、平らな台の上で作業をすると・・・割れてしまいそうだ。古いバスバーをそのまま残し、新作のバスバーが当たる部分だけを削る。

 怪しい曇り空、休憩がてらコンビニで煙草の購入。近所のスーパーが開いていない時間帯、自動販売機では扱わない銘柄なので・・・タスポも持っていない。これがコンビニ好調の要因だそうだが、長引く不況に値引き合戦が始まった。台所用洗剤などが期間限定ではあるが、品揃えされ安く売られている。「デニーズ」まで散歩、午前中の時間帯は普段では見慣れぬお客が多い。停年退職した元サラリーマンと思しき人々、全員が新聞を読みながら朝食中。

 帰宅して作業再開。新作したバスバーをフランクリン社タイトボンドで接着し、クランプで固定する。1本目のセットアップ、上駒のくびれが削られ過ぎていて曲がってしまっているので・・・手持ちの上駒と交換。下駒の弦を載せる溝が浅くいので、丸棒やすりで深めに切削。弦を張って糸巻きの調整を始めるが、湿度が高く・・・回転が悪い。調弦して試奏、内弦が太すぎるなあ・・・。新作したテイルピースを受けるパーツ、圧力に耐えかねて・・・浮き気味。弦を外して切削加工、アロンアルファで再接着。2本目も同様に剥がれかけているので、アロンアルファで接着する。

 待ち時間の間にTVをBGVに、迷惑メールの処理などを行うが・・・何ともTV番組が面白くない。いつの間にやら・・・失神。日付変更線手前で復活して、2本目の表板に貼ったバスバーの確認作業。波打っていた表板が、緩やかな綺麗な曲面を描くようになった。表板とボディをフランクリン社タイトボンドで接着し、クランプで固定する。表板全面を固定するとなるとクランプがもう少し欲しいが、これだけの大掛かりな作業の可能性となると・・・。馴染みのバイオリン工房でお願いすると、表板の脱着だけで1万円コースです。
2009年4月16日(木)
表板の凹んだ馬頭琴の修理−バスバーの新作

 寝そびれてしまい・・・表板の凹んだ馬頭琴の修理に突入。薪状のバスバー素材を製材、木目を確認して切り出しを当て、金槌で叩き込む。切り口に厚みのある平ノミを差し込んで、更に叩き込む。こじって割ると、それほど酷い状態ではなく割れて・・・ひと安心。万力に固定して、鉋で厚さの調整と割れた面の均し。さすが専門店で仕入れたバイオリン用の素材、乾燥状態が良いのと節等が無いので、スムーズに作業が進む。大まかな整形が出来たところで・・・小休止。

 表板の裏側に接着する部分の整形開始、底面の平らな鉋で表板の膨らみを想定して弓型に削る。剥がしてしまった表板は、スルメのように平らになってしまっているので、木目を見ながら想像力を働かせるより・・・手は無い。接着面の整形が済んだところで、逆側の整形。平のみでラフ成形して曲面用の底の丸い鉋で、不要な部分を削っていく。削りすぎて高さが無くなると、オリジナルのバスバーのように・・・曲面を保持する力が無くなる。少々無骨な感じもするが、力が無くなっては意味がない。

 表板の裏側のバスバーを剥がす。表板の曲面を支えきれず、バスバー両端の接着が剥がれてしまっているので、洋食用ナイフを差し込んで少しづつ剥がしていく。爪で押すと硬化していない酢酸ビニール系の接着剤が使われているが、剥がれてしまっては・・・意味が無い。接着剤の痕跡を、鉋&サンドペーパーで平らに均す。バスバーの取り付け位置を現物合わせで確認、バスバーの細部を整形する。フランクリン社のタイトボンドで接着し、クランプで固定する。接着剤が乾燥するまでは次の作業に入れないので・・・小休止中に失神。

 日付変更線寸前に復活。クランプを外し、状況を観察。新作のバスバーが充分効果を発揮、緩やかな表板の丸みが形成されている。タイトボンドで表板をボディの箱に接着し、クランプを掛けて固定する。もう1本の作業に入りたいところだが、1本目を明日組み立てて・・・最終チェック&検討をしてから。本日の作業はここまで。
2009年4月15日(水)
騒音に苛まれ・・・

 朝から戦争でも始まったか?という轟音、マンション前の舗装工事の削岩機の音が響き渡る。一度気になりだしたら、どこに移動しようが・・・耳に障る。キラキラと眩しい陽射しに強めの風、所用を口実に下北沢まで逃避。目的の店が定休日らしく、やむを得ず渋谷に移動するも・・・井の頭線車両故障で遅延中。オーダーストップぎりぎりの「ホームズパスタ」へ滑り込み、グリンピースと挽肉の甘めのソースにたっぷりと粉チーズを振り込んで昼食。馴染みの店で所要を済ませ、各駅停車のみ稼働中の井の頭線を経由して和泉多摩川へ移動。

 「モスバーガー」で小休止、ガチガチャ・クシャクシャと音を立てまくる兄ちゃんと、大声で会話するお姉ちゃん達。更にズ〜ッと鼻を啜りズビズビ〜とコーヒーを啜る兄ちゃんが加わって・・・動物園状態。小銭をテーブル一杯に広げ始めたところで我慢の限界、撤退行動開始。マンション前の工事は佳境、スタンパーが景気の良いリズミカルな音を奏でている。5時で終わるかと思ったのだが、6時まで続いて・・・ウンザリ。ノイズキャンセル型イヤフォンをつけて、騒音対策。ソニー製を使っていますが、電車内で音源を聴く場合や単に騒音対策する場合でも、結構効果があります。

 騒音が収まったところで・・・練習開始。尻に火が付いた、表板の凹んだ2本の馬頭琴の修復。表板を剥がし、バスバーの強度不足&取り付け位置の悪さが原因であることは・・・ほぼ特定できた。バスバー用の素材も購入済みなのだが、如何せんこの素材が薪のようなもので・・・。製材から始めねば成らぬため、ついつい先延ばしにしていた。薪を削って平らな板を作るというのは、楽器の修復というよりは・・・力技である。
2009年4月14日(火)
3台のオリンパスのコンパクトカメラ

 昼夜逆転生活を改善すべく、海外旅行時の時差ボケ解消策を思い出して・・・寝ないことにした。このところ不調だった全自動洗濯機、本日は無事仕事を完遂。午後から降り出し夕方からはかなりの雷雨という天気予報、小雨が降ったり止んだりの天気の中を喜多見まで移動。午前中の診察時間に滑り込みセーフ、リハビリ&診察。右ふくらはぎに新機種が導入されたレーザー・右上腕にキセノン照射、左膝・右肩&首に注射1本づつ。右肩の1本が大当たり!右ふくらはぎの好調を報告すると、「調子に乗ってはいけない」というキツイお達し。元のようには・・・戻らないのかもしれない。

 本屋で雑誌の物色、「サミット」で買出し。主治医の並びの洋風居酒屋のランチメニューに、牛タンの煮込みを発見。頭の中がトロ〜っと柔らかく煮込まれた牛タンのイメージで一杯になったのだが、キッチンから電子レンジの音が3度鳴った・・・。牛タンにもスープにも、1,000円の価値を見出すのは・・・。和泉多摩川に戻り、「スクエア」のアイスコーヒーで口直し。寝不足&低気圧+注射=全身倦怠感、ぼんやりとTVを眺めていると・・・時々意識が遠くなる。

 部屋の大掃除で、3台の使っていないカメラを発掘した。カバーをスライドさせてレンズを露出させる当時の最新型オリンパス・XAは、初めての海外フランスに滞在した時に携帯したカメラ。シャルル・ドゴール空港で、ポケットに入れていたこれが検知器に反応。2人の婦人警官に唐突に両腕をホールドされ、壁に手を突かされて映画の1シーンのように・・・両足を足でパンパ〜ンと蹴られて開かされた。入念なボディチェック後、カメラだと身振り手振りでどうにか説明がつき・・・解放された。どうやら小型爆弾と勘違いされたようだ。

 オリンパス・AZ200は高倍率のズームのコンパクトカメラで、会社員時代のロケハンや資料作成で活躍した。仕事やプライベートで何十回も訪れた、香港の相棒でもあった。母親の置き土産のオリンパスPEN・EFは、フィルムをハーフサイズで使い倍の枚数が撮れるカメラ。薄型ながら金属ボディの重さが、最近のデジカメには無い感触である。嫁ぎ先をネット検索、いくらにもならないが・・・持っていても私には価値がない。現在はキヤノンの中型デジカメ、パワーショットG3を愛用している。少々大きく充電式のバッテリーの持ちに不安はあるが、先日社外品のバッテリーを購入したので・・・大丈夫。今時のデジカメの画素数には遠く及ばないが、ホームページにアップしたりメールに添付するには・・・必要十分である。
2009年4月13日(月)
電動キックボード

 明け方見るものが無くなって・・・「クレヨンしんちゃん」の映画?鑑賞、時間潰しに見ていた私が言うのも変だが、こんな時間帯に誰が見るのだろう?正午過ぎに目覚め、リハビリ&診察に行かねばと思いつつ二度寝してしまい、結局・・・諦めた。

 低気圧が接近中?馬頭琴のチューニングが下がり気味。本日も本妻と2号の弓の比較練習、可燃ゴミを捨てがてら「モスバーガー」まで散歩。途中「エドヤ」で無事ラクベジを購入、昨日よりは好転したかと思ったのだが・・・。どたばたと入ってきて書類をクシャクシャと乱暴に繰り、騒音を撒き散らす若いサラリーマン。何度か睨みつけるが、この手の輩に・・・効果があるはずもない。2002年の車雑誌の記事から、電動キックボード「公道走行可能バージョン」を発見。

 帰宅して「電動キックボード」の検索、出てくるには出てきましたが・・・ほとんどの情報が「公道走行不可」物件。バックミラーやヘッドライト類を装備し、原動機付き自転車用のナンバーを付け、ヘルメットを被らねば・・・公道は走れません。登坂能力も、少々不安だし・・・。こんなに大げさにならなくても、平坦路や下り坂だけで使うなら・・・普通のキックボードで事足りる。もう少しカジュアルな乗り物は・・・無いものか。

 時間潰しの番組探し、BSで「男たちの挽歌2」を発見。香港で仕事をしていた頃、大変な人気だったチョウ・ユンファが主人公。このところ何作か、彼の映画をTVで見ている。続いて「エデンの東」、スタインベック作・ジェームズ・ディーン主演だと思い込んで見始めたのだが・・・韓国映画でした。韓流ものは、どうにも苦手で・・・。
2009年4月12日(日)
弓の選択、3号を加えると・・・

 ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改用の弓の比較テスト継続中、本妻&2号に反りの強い3号を加えて・・・3本の合同比較テスト。弓と個々の馬頭琴には相性があって、本妻は繊細な音・2号は柔らかな音・3号は高音が強調された音を奏でる。音の好みでは2号・本妻・3号、コントロールのし易さでは本妻・2号・3号の順になる。弓自体が持つ運動能力は本妻・2号ともに同等か2号が少しだけ上、3号が少し落ちるという感じ。この悩み、当分続く・・・。

 気分転換に外出するも、何事によらず・・・ハズレの日がある。「エドヤ」には買いたかった「ラクベジ」欠品、「ファミリーマート」のレジではキツイお姉さんの指示で・・・あっちこっちへウロウロさせられ、「デニーズ」では粗暴なお姉さん&気の利かないお兄さんの歓待・・・。薄っすらと雲の掛ったほぼ満月の美しさが、せめてもの救い。

 馬頭琴教室の生徒が赴任したウガンダの東の隣国、ケニアを紹介した番組で・・・この辺りが火山帯の国であったことを初めて認識した。キリマンジャロという高山があってその頂には年中雪が積もっていること、運動能力に優れた長身のマサイ族が牛の遊牧で暮らしていることは知っていた。標高が1,100〜1,800メートル、年間の平均気温が20℃前後の乾燥した大地であることを・・・初めて知った。アフリカ=熱い=猛獣の故郷程度の認識、確かにライオンやカバもいたが・・・52年も生きてきたのに知らない事ばかりである。
2009年4月11日(土)
弓の選択、練習による今後の成果を考えると・・・

 東京は本年初の真夏日を記録したそうだが、昼夜逆転生活・・・継続中。金本選手が昨夜、今月2度目の1試合3打席連続ホームランという新記録を達成。連続フルイニング出場試合数、連続出場イニング数の世界記録を更新中・・・の41歳。

 昨日に続き・・・スティックの反りを修正した、本妻&2号の比較練習。2号に慣れてくると、弓の重さが幸いして・・・規則的なパターンの速めのフレーズが楽に弾ける。本妻に持ち替えると、軽さが災いして弦の上っ面を滑り加減になって・・・音が捕まらない。安定したストローク練習には2号が最適だが、右薬指のトレーニングには・・・本妻の方が良いかもしれない。弓の選択とは、難しいものである。本番に向けた選択であれば、選曲に対して欲しい音を出す効率の良い弓を選択すればよいのだが・・・。練習の際の今後の成果を念頭に置くと、極めて難しい選択を迫られる。

 気分転換に「モスバーガー」まで散歩、ほぼ貸し切り状態で快適だったが、おばちゃん2人組の来訪&騒々しさに・・・撤退。オホーツク海の流氷は例年の半分の期間で終了、北極海の氷は30年後には・・・消滅するそうだ。私が生まれてからの生活様式は、常識を超えて激変した。それに伴って、地球も変化している。どこまで変わるのか?、いつまで見届けることが出来るだろうか?

 タイ・パタヤサミットはデモ隊の襲撃で・・・途中終了、対中国折衝で成果の無かった麻生首相の不甲斐なさが・・・掻き消された。ロシア・中国の壁は厚く、安保理決議は日本の大幅な譲歩・・・議長声明案で決着。今回の北朝鮮の○○発射は国連決議違反という文面が入れ込まれ、どうにか日本のメンツが保たれたようだ。
2009年4月10日(金)
反りを修正した弓のチェック

 「ユニクロ」が過去最高の増収増益を達成、私もパンツ・Tシャツ・アンダーウェアと・・・隠れファンです。「無印良品」の育ての親の末席にいたことがありますが、品質は・・・「ユニクロ」の方が上です。コンビニも「タスポ」の導入以来煙草の販売が好調で増収、喫煙者が増える事は無いので・・・自動販売機を所有する小売店が減収なのでしょう。高速道路の通行料を安くすれば一般車の利用は増えるが、その他の乗り物の利用が減る。全体の底上げを担う投資をしないと、この不況は解決しない。

 修正した弓の本格的なチェック作業、修正に至った理由は・・・小さな音でロングトーンを出した時に薬指でのコントロールが利かなくなったため。2本共に、この問題は解決。ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改用を本妻、フェルナンブコ製を2号と命名。軽すぎる弓は小手先で扱ってしまうことが多く、一定のスピードで滑らかなストロークを妨げる場合がある。本妻の重さは普通で2号は重め、ストロークの安定感は2号の方が上。スティックの太さが原因で2号の方が重く、本妻のように振り回すことは・・・不可能。普段の練習には、2号のほうが良いかもしれない。2号のバランス修正、やるべきか・・・。

 血流改善の為の消炎剤を使い始めてから、右ふくらはぎの調子が良い。歩行時の伸び側で滞っていた筋肉の違和感が解消され、右ふくらはぎ下部の患部のしこりが随分と柔らかくなってきた。走れないまでも・・・アシモ君程度には回復、このまま順調に春を迎えて欲しいものだ。「デニーズ」まで散歩、閑散としているが・・・気配りまったく行き届かず。

 小笠原ウクレレ倶楽部の方から頂いたCD−Rの視聴、中山千夏さんのしゃがれた歌声が印象に残った。ぼんやりと、馬頭琴及びモンゴル音楽との違いを考察。ハワイアンは軽快なリズムが一定のテンポで続き、途中でテンポが変わったり緩急の激しい展開は・・・無いようだ。民族の持つリズム感は気候に由縁すると、チ・ボラグ先生から聞いた。高温な場所では、激しいリズムは生まれない。指で弾く・・・というウクレレの弾き方にも、リズム形成との関連があるだろう。
2009年4月9日(木)
弓の反りの修正&バランス調整

 反りが弱くなり弾力性に欠けてきた、ウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改用の弓の修正作業開始。以前日本屈指の弓製造会社小田原の「アルシェ」で同様の修正をお願いしたことがあり、修正の詳細を観察した経験がある。方法と段取りは理解出来ているが、微調整するノウハウは・・・無い。馬頭琴を弾いて判断できること、弓に対する具体的なイメージがあることが・・・唯一の救い。

 スティック部分と弦(つる)の間隔を観察して、どの辺りを曲げるかを考える。考えがまとまったところで、弓の毛箱部分を外す。弦(つる)を焦がさぬように注意しながら、アルコールランプの火でスティックを炙る。左右に動かしながら、20センチぐらいの全周囲を均等に温める。かなり慎重に作業を進めるが、中国製の標準品の塗料の問題なのか・・・少々塗装が焦げる。

 手で持てないぐらい熱くなったところで、太ももに当てゆっくりと力を掛けていく。反りの修正に気を取られていると、左右の曲がりが発生します。時々毛箱を装着して、反り具合の確認と左右の曲がりが発生していないか・・・チェックします。良さそうな感じになったところで毛箱を装着して試奏、炙って→曲げて→確認して→試奏・・・を繰り返す。スティックの焦げた部分を、液体コンパウンドで補修して・・・作業完了。毛箱を装着する時に、弦(つる)が捻じれないよう注意します。

 続いて反りが戻ってしまった内モンゴルでオーダーしたフェルナンブコ材の弓の修正、工程は1本目と同じ。高級なフェルナンブコ材の方が曲げやすく、塗料が吟味されているのか?焦げにくい。試奏してみると、かなり良い感じの弓に仕上がりました。2本の弓を併用して試奏、フェルナンブコ材のほうが弾み方が・・・私の理想に近い。

 弓の先が重い感じがする場合、手元を重くしてやることで・・・バランスが変化します。弦(つる)を留めている螺子を交換して、弓のバランス調整。この螺子の材質は、鉄・真鍮・アルミ・チタンなどがあり、重さが様々です。交換しては試奏を繰り返して、結局・・・従来のものに落ち着きました。大きく変化させたい場合は、スティックに巻いてある革の下に板状の鉛を巻きます。

 2本で1時間半ぐらいの作業時間、長い時間では無いが・・・かなり集中力を消耗。気分転換に「モスバーガー」まで出陣、小さめのほぼ満月が夜空にくっきりと昇っている。伸び側でぎくしゃくしていた右ふくらはぎ、血流改善用の消炎剤を使い始めてから・・・障害が減少中。肉離れを起こしてから1年半、そろそろ日常生活に支障がない程度には回復してほしい。

 大学時代の友人:通称ももちゃん(男です)から、モダンアート展出展の案内状到着。鉄腕アトムの主題歌に振りを付けた、宴会芸が得意でした。鉄腕アトム繋がり?・・・で、BS2の「週刊手塚治虫」再放送を鑑賞。昨夜の準備号も見ましたが、多彩なゲストが決してマニアックに走らず・・・内容の深い番組。もっと見やすい時間帯で再放送され、多くの人が見ると良いのですが。手塚作品に通る「自己犠牲」の精神、再認識しました。
2009年4月8日(水)
そろそろ弓の修理をやらねば・・・

 ドラキュラ生活継続中・・・。花散らしの風が、玄関前の4階の共用通路にまで桜の花びらを舞い上げている。血行を良くする消炎剤の効果があったらしく、右ふくらはぎの委縮が緩和して・・・調子が良い。久しぶりのどこまでも歩けそうな気分、「デニーズ」まで散歩。「ヤヒロ」で買出しをして帰宅、ほぼ満月が兎の餅突きをくっきりと浮き上がらせて・・・何とも言えず美しい。

 このところ気になっていたウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改用の弓の弾力の欠如、反りの強い弓と弾き比べてみた。やはり・・・弾み方の良さは反りの強い弓のほうが勝る。愛用の弓の反りを強くする調整と、反りの強い弓のバランス調整・・・が必要だ。右ふくらはぎの状態が改善して、少々やる気が・・・出てきた!

 停滞し始めた中国経済・・・と思っていたのだが、メルセデスベンツ・Gクラスのストレッチリムジンを発注しているらしい。バブル健在?にも驚いたが、発注を受けたのが沖縄のストレッチリムジン製作会社というのにも・・・。瀕死のGMが2人乗り充電式2輪車を発表、セグウェイ社との共同開発らしい。ちょいと買い物に出かけるのに良さそうだ。セグウェイもそうだが、アメリカの閃きは・・・面白い。

 無政府状態の麻生政権が、亡国政権に変貌中。赤字国債に頼る、無分別ばら撒き作戦を計画中。目先の人気回復しか見ない財源の無い愚策は、孫子の代にまで・・・祟る。小泉政権の是非はあるが、着実に21世紀型の政治に変貌しつつあった。このまま旧体質の族議員政治に戻ってしまっては、今までの国民の我慢が無に帰する。
2009年4月7日(火)
モンゴル専用携帯の未来は・・・明るい!

 日中はこの1週間で4回目の20℃オーバーを記録したそうだが、ドラキュラ生活継続中で・・・恩恵に預かれず。右ふくらはぎは消炎剤の効果か?冷えは相変わらずだが・・・火照りは減少中。 新規導入したNECのディスクトップPC、ウイルスバスター2009をインストールしてから・・・表示速度が遅い。無線キーボードと無線マウスが付属しているが、2カ月弱でマウスの電池切れ。手持ちのエネループに入れ替えたが、おそらく4か月ぐらい使えるだろう。エネループの充電耐用回数は500回ぐらい、100年以上使えてしまう。充電頻度の高いものに使わないと・・・。

 ソフトバンクからメール着信、モンゴルでの緊急連絡用に使っている海外専用携帯モトローラ・V66は・・・継続して使えるそうだ。1年以内にドコモの携帯の買い替え時期が訪れるが、3G&GSM対応の機種を購入するまでは・・・ひと安心。i−phonの使い勝手のよさそうなCFを見ていると、浮気してみたくもなるのだが・・・。電話・時々メール・海外での通話・スケジュール・インターネット・お財布携帯・GPS・できたらワンセグ、必要不可欠な機能はこんなものでしょう。バッテリーが許せば、音楽が聴けると良いかもしれない。

 基礎練習少々。気分転換に「モスバーガー」まで散歩、日が暮れて大気が冷たい。雑誌を眺めていたら、マツダ・ロードスター用の丸目ヘッドライト用のフロントパーツを発見!帰宅して早速サイトを検索するも、雑誌と同レベルの情報しかない。ヘッドライト、HIDの明るさに慣れてしまうと・・・ハロゲンに逆戻りは出来ない。写真から察するに、ルーカス製のシールドビームのようなデザインに・・・う〜ん。シールドビームの暗さには、内職で乗っていた街A号に泣かされた。

 気を取り直して練習。1機140億円の世界最強スティルス戦闘機F−22が、米国の国防費削減の影響で生産中止になるそうだ。日本が次期導入を決めていた機種である。世界恐慌がコストパフォーマンスを優先、軍事構造まで変えてしまう。北朝鮮の1発のミサイルのコストは、北朝鮮国民の1年分の食料に相当するそうだ。軍部にまで食料が回らなくなり、兵士の士気低下は相当なものらしい。
2009年4月6日(月)
モンゴル専用携帯の未来は・・・?

 明け方・・・というより、夜が明けて疲れ果てて眠るという、ドラキュラのような生活。今様米の研ぎ方を、TV番組で学ぶ。消費者代表が、しっかり研ぐ・さらっと研ぐ・泡だて器でいい加減に研ぐを・・・実験。炊き上がりの味も、この順番通り。泡だて器は米の表面を傷付け、澱粉が流れ出して・・・べたべたになって最悪。正しい研ぎ方は、水を張った大きなボールを用意。金属ざるに入れた米を浸し、ざっと1分程度掻き混ぜる。水から上げ5分ほど置いて、水加減をして終了。私の知る米の研ぎ方は、1回目は素早く水で糠を流し去って・・・。精米技術が進歩して、無洗米で無くても・・・ほとんど糠は残っていないのだそうだ。

 少々風はあるが穏やかで清々しい晴れ、喜多見でリハビリ&診察。待合室の充足率30%以下!右ふくらはぎにレーザー・右上腕にキセノン照射、左ふくらはぎ・右上腕&肩に注射1本づつ。上腕の1本が大当たり!右ふくらはぎの現状を報告すると、最悪のパターンは・・・腰からの影響だそうだ。右ふくらはぎの不調で紛れているのかもしれないが、腰に自覚症状は無い。血流を良くする液体の消炎剤を処方され、「ドトールコーヒー」で小休止。

 「サミット」で買出しをして帰宅、早速消炎剤の塗布。すぐに効果が出ることは無いだろうが、清涼感が・・・気分的に良い。ただ・・・続けると数日で、100%に近い確率で皮膚がかぶれる。「カンブリア宮殿」鑑賞、司会の村上龍氏の作品が好きだ。結構上手に相手をしていた小池栄子さんが、おそらく出産休暇に入って新人登場。緊張しているせいかもしれないが、言葉使いの常識欠如が・・・。

 ソフトバンクが第2世代携帯電話サービスを、3月末で終了したことを知る。旧ボーダフォンの海外でしか使用できない専用携帯、モトローラ製V66が手元にある。2002年に7,000円ぐらいで購入し、月々の支払いも460円。最近はレンタル料も安くなったが・・・以前は1,000円/1日、1週間も滞在すればレンタルするより安かった。手持ちのドコモの携帯FOMAが韓国で使えることは確認済みだが、3Gに対応した海外エリアでしか使えない。職業柄?モンゴルや内モンゴルに出向くことがあるのだが、FOMAは使えず・・・V66は重宝していた。240V→100V変換トランスを購入し、予備のバッテリーも2個プレゼントされ、通信状態にも信頼がある。今回のサービス終了で海外での使用はどうなるのか?取りあえずメールで問い合わせ。
2009年4月5日(日)
毛替えした弓を使い始める時の注意点

 寝そびれてしまい・・・ぼ〜っとしている11:30、北朝鮮のミサイル発射報道。TV報道を総合すると、日本海に1段目のブースターを落下させ太平洋上へ飛び去ったらしいが、政府の広報発表では・・・何一つ状況が理解できない。発表している側も、重大な秘密を隠蔽しているか、ほとんど情報が無いかのどちらかだろう。その後の報道でも、実験は成功して着実に核ミサイルの恐怖が近づいたという意見が大多数、失敗したという話も出てはいるのだが・・・真相は不明。

 薄っすらと空を覆う白い雲から時折り覗く青空、多少の風があるが・・・暖かい。お花見時の、特に多摩川沿いは風が強く冷たい事が多いのだが、絶好のお花見日和!デジカメとウランバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル・改、手土産のモンゴルウォッカを持って多摩川方面に向かう。桜の花を撮影する為に、マンション周辺をぶらぶらと探索。小笠原ウクレレクラブのメンバーと合流、自己紹介を兼ねて1曲演奏。中盤でもう1曲追加、ビール+ウォッカ適量。帰宅して小休止と思ったら爆酔・・・復活したら、誘われていた「喜作」での2次会終了時間でした。

 生徒からメール着信、毛替えした弓を無事受け取ったという連絡。それほど神経質になる必要はありませんが、毛替えした弓の取り扱いの注意点を返信。使い始めの2〜3時間は強く力を掛けることを避け、弓の各部分が馴染むように心掛けてください。いきなり急激な操作を試みると、先端部からのすっぽ抜けや、毛がばらばらになって抜け落ちたりします。新車の慣らし運転のようなものです。使い始めの馬の尻尾は、松脂が付くことを拒みます。松脂が乗った白い部分と、松脂が乗っていない尻尾の色が剥き出しの部分が、弦(つる)を見ると判ると思います。出来るだけ均一になるよう、丁寧に何度も松脂を塗ってください。

 F1・マレーシアGPをBGVに、雑用あれこれ。旧ホンダVSトヨタのトップ争い、昨年トップ争いを演じた名門は相変わらずの低調。スコール襲来で面白く成りかけたのだが・・・文字通り豪雨で水入り、中断のまま終了して・・・ブラウンGPが2連勝。ワシントンD.Cへメール返信の準備、デジカメのデータをPCに取り込み写真の選択。ファイル添付して送信。
2009年4月4日(土)
ワシントンD.Cから、桜便り

 10時過ぎに北朝鮮が、発射する・・・と通告。12時過ぎに政府が、発射された・・・と誤報を通達。世界中のメディアが、この誤報を配信してしまった。5時過ぎに北朝鮮が天候を理由に、今日の発射が無いことを発表。何ともお粗末で恐ろしい・・・自衛隊の現状。千葉の自衛隊レーダーの何らかの航跡探知を検証もせず、実際には無い「衛星からの発射の報告があった」という情報を加えて政府に報告した。悪意があったかは不明だが、あまりにレベルの低い要員と、それをチェックするシステムを持たない事が・・・恐ろしい。猿が最新鋭の機器を操る事が産み出す恐怖は、北朝鮮のそれと・・・同等である。誤報ではあったが末端の市町村へは、連絡が届かなかった地域が結構あったらしい。加えて・・・航跡直下の秋田では、市町村レベルの誤報で混乱したそうだ。

 右足の違和感は少なくなりつつあるが、以前として他人の足が付いているような気持ちの悪さ。気分転換に練習、最近同じパターンの繰り返しの際の左手の動かし方に注意している。指を動かすのではなく左手指を一定の形に固定して、手首の回転でフレーズを作り出す感覚。気分転換に「モスバーガー」まで出掛けたが、間もなく小雨が降り出した。帰宅して練習再開、あと1センチ指が長かったら・・・と思う。

 ワシントンD.Cに住む友人から桜便りメール着信、数日続いた雨が上がったので昼休みにポトマック川まで出掛けたそうだ。ワシントン記念塔を背景に、満開の桜が溢れている。日本なら花見で一杯・・・というところだが、米国では公共の場での飲酒は禁止されている。3月2日には大雪だった映像も添付され、ニューヨークが青森市と・ワシントンD.Cは八戸と同緯度であったことを再認識。我が家周辺の桜情報を、明日撮影して返信しましょう。

 ヘッドライトのデザインが好きになれないマツダ・ロードスター、ネット検索してみたら・・・丸目がありました。オートバックスがカスタム製造したものですが、幸か不幸か・・・3月31日で生産中止。かなりコスト高になるようで、中古車も・・・無いようだ。先日は先々代アルファロメオ・スパイダーのハードトップ付きが見つかったり、上手く探し当てれば・・・ネット検索は面白い。
2009年4月3日(金)
熱望!超音速攻撃ヘリ「エアーウルフ」

 明け方疲れ果てて眠る・・・というパターン継続中。正午前に目覚めるが、軽く食事をして・・・再び失神。足の冷え&火照りは多少改善したが、気持ちの悪い感覚は・・・解消されない。昼間の練習は耳の神経が寝ざめておらず好きではないのだが、気分転換に基礎練習少々。

 肌寒い風の中「ヤヒロ」まで買い出し、「モスバーガー」でぼんやりと雑誌を眺める。TVを見ていても同じなのだが、集中力というか気が入っていない為に・・・面白くない。我を忘れるような、胸のときめきを感じるような番組や記事がないのも・・・事実ではあるが。帰宅して練習再開、何か弾きたい曲がないかと模索するが・・・今の精神状態では閃かない。

 北朝鮮の暴挙は・・・止まらない。ミサイル発射で影響を受けるのは、日本・韓国と米国のメンツ。無関係な他国は、ほとんど興味が無いご様子。ここまで野放しにしてしまったのは手柄を焦ったブッシュ政権だが、ここに至る以前に何故?止められなかったのか。中国の庇護とロシアのエゴも、無関係ではなかろう。特殊部隊が急襲、ミサイルを爆破するといった米国のTVドラマや映画のような痛快な展開は・・・無いだろうな。暴発して発射台で燃え尽きるか、無事に日本を飛び越えてくれることを・・・祈りたい。

 「エアーウルフ」という、米国のTVドラマがある。主人公のストリングフェロー・ホーク(ジャン・マイケル・ビンセント)は、秘密裏に開発されたターボエンジン付き超音速攻撃ヘリ「エアーウルフ」を盗んで所有している。普段は湖岸の山荘に住み、デッキから湖を眺めながらチェロを弾いている。機会があったらチェロを弾いてみたいと、この映像を見て思ったものだ。「エアーウルフ」があれば・・・。
2009年4月2日(木)
東京都内は桜が満開

 右足の状態は昨日と同じパターンの繰り返しだが、天候は回復して・・・陽射しが眩しい。不要な毛布類の切断作業、鋏が手に当たる部分が・・・擦れて赤くなってきた。このところ不調の洗濯機は、本日もエラーコード「E−92」を出してストライキ。電源コードを抜いて少々時間をおいて再び差したら、誤魔化されたらしく・・・無事仕事を完遂。

 可燃ゴミを捨て、冷たい風の中をリハビリのために「デニーズ」まで遠征。何とも体に力が入らず、バランスが悪く・・・へろへろと歩く。「エドヤ」で可燃ゴミ袋を購入して帰宅、練習を始めるも・・・体のバランスの悪さは変わらず。手のダメージを少なくすべく手袋を付けて、台所&風呂用マットの切断作業。「ゴースト」&「24」視聴後、ゴミ捨て作業。

 都内の桜は満開になったそうだが、近隣の桜は・・・3分咲きといったところ。東京で生活を始めてからは桜に縁があって、学生時代はTV中継される上野公園の酔っぱらいをかき分けて飲み屋街へ繰り出した。住み始めた頃の和泉多摩川駅前には桜の古木があり、調布までの多摩川沿いには桜並木が連なって、お花見BBQを楽しませてもらった。仕事で頻繁に通った沖縄では2月初旬が桜祭り、八戸ではG.Wの満開の桜に・・・大雪が積もった。ワシントンD.Cのポトマック河畔には日本から贈られた桜があったが、寒さの為に随分と老いていた。
2009年4月1日(水)
右ふくらはぎの、冷え&火照り

 右ふくらはぎの火照りが改善せぬまま・・・朝まで眠れず、目が覚めたら・・・正午過ぎ。毛布やらこたつ布団・ベッドパット類を可燃ゴミ化する為に、裁ちばさみで30センチ四方以下に切断。右手が疲れてしまって、ごみ袋が無くなったことを口実に・・・作業終了。雨上がりの濡れた道、不燃物を出しにゴミ捨て場まで移動。気分転換に「モスバーガー」まで散歩、外に出たら・・・再び雨が降り出した。

 帰宅して練習を始めるも、湿った空気が馬頭琴だけでなく私にも滲み込んで・・・体の自由を奪っている感覚。湿気の為に馬頭琴の音は響かず、弓の松脂も湿気を吸って・・・弦の掴まえ方が滑らかではない。雪や雨が降っても乾いた大地が水分を吸収し、あっという間にいつもの湿度20〜30%程度に安定するモンゴルの草原とは雲泥の差がある。モンゴルの草原では、馬頭琴の音色が遥か彼方まで・・・染み透っていく。

 月初恒例、ホームページの更新作業。心機一転・・・馬頭琴日記の壁紙を新柄に変更、桜をイメージしつつ今までの茫洋とした柄からの脱却を図ったのだが・・・少々見難いか?プロフィールの更新を始めたが、何度アップロードしても・・・情報更新ならず。昨年から2度に渡って、PCトラブルに泣かされた。データ類がすべて消失してしまい、楽譜やら書き貯めた原稿類も・・・無に帰した。ホームページはアップロード先から逆転送して復活させたのだが、データが混乱しているらしい。データを1つづつ開いて捜索開始、アップロードされているプロフィールに無事辿り着き・・・情報更新。

 一昨年に重度の肉離れを患った右ふくらはぎの様子が、ここ数日おかしい。滅多に感じない冷えに・・・不安になり、火照っては不快になる。痛めた筋肉がポンプ機能を果たさなくなって・・・浮腫んで象のようになった足対策に使用した、浮腫み対策用の膝下ストッキングを引っ張り出した。少しは気を紛らわせる事が出来たが、疲れ果てるまで・・・今夜も眠れそうもない。