2007年9月30日(日)
本年3本目の、3/4サイズの馬頭琴が登場

 右ふくらはぎの動向、右足首を軽く動かすとつっぱり感はあるものの痛みは無くなった。降り続く松葉杖殺しの雨、愛車に2号&メンテナンスバッグ類を載せてレッスン会場に向かう。駐車違反と・・・言われても、両手が松葉杖でふさがり傘もさせないのだ。

 京都から持ち込まれたフフホトで今夏購入したという馬頭琴、3/4サイズでした。本年3本目のお目見えです。モンゴル国でも内モンゴルでも、3/4サイズの馬頭琴が一般に売られていることは少なく、多くの場合お客の注文で作られています。工房の片隅で稀に見かける・・・代物が、何故か?日本で流通中。馬頭琴の練習は12〜3歳から始めることが多く、この年齢だと手の大きさがほぼ大人並みなので、通常サイズの馬頭琴を使用します。それ以前に縮小サイズの馬頭琴を使用する・・・というのは、金銭的にも結構な負担となります。私の生徒が毎年参加している内モンゴル乗馬ツアーの参加者で、現地ガイドに連れて行かれた店?で買ったのだそうです。

 私が使用しているソフトケースと同様のものの縮小サイズ・・・ということは、一定の数が流通していると言うことでしょうか?F字ホールは、Fでもチベット仏教マークでもない、長氏の工房型の両端が四角形の物。以前、長氏の3/4サイズの糸巻き交換をしたことがありますが、大変丁寧な作りの美しい馬頭琴でした。あちらこちらに塗装の流れた跡が残り、これはお世辞にも・・・似つかない。付属する弓は、通常サイズの廉価版でした。

 ギア無しのモンゴル型という、内モンゴルでは珍しい糸巻き。国際馬頭琴合宿で出会った田舎の青年が持っていた、お爺ちゃんの手作り馬頭琴以来2本目のお目見えです。早速試奏してみると、外弦の音が出ない。テイルピースを外してみると、ボディとネックの接合部の隙間・・・というより、ぶかぶかの長靴状態。この隙間は、ノイズの原因になります。

 弦を点検するまでも無く・・・原因が判明、三つ編みを始めた場所の結び目が解けて・・・約半数の弦が切れている。弦と接触する部分の仕上げが雑だと、このような症状が出ます。馬主に状況説明後、弦の交換作業。糸巻きの軸に開けられた穴のいい加減な位置に苦戦しながら、どうにかトルク調整。弦の本数調整をして試奏、なかなか良い音がしています。ポジションマークを付けて取り合えず簡単なレクチャーをしました・・・が、大学を卒業して九州に行かれるそうで・・・前途多難。東京支社に転勤したら、ご連絡ください。

 駐車場至近で昼食の取れる・・・という条件では選択肢が無く、デニーズへ向かう。席横を通過するアルバイトのお兄ちゃんを呼び止めた後、嫌な予感がしたが・・・的中。アイスコーヒーに続き、おつまみ用の牡蠣フライが登場・・・。その後も頼んでいないポテトフライが登場したり・・・と、余裕綽々の店内に見合わない混乱振り。

 帰宅して、大雨のF1日本GPをTV観戦。何故か?鈴鹿も富士も雨に祟られる率が高い・・・。新人ハミルトン選手の活躍以外、心躍らず。小休止中に・・・失神。復活して、ウリジ号の表板を軽く水研ぎ。明日も雨が残りそうなので、塗装は・・・断念。
2007年9月29日(土)
オノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル 完成!

 小雨・外気温17℃!Tシャツに短パンでは少々肌寒いが・・・ギブスが邪魔で普通のパンツは右足が通らない。1号&教材を持って、立川へ向かう。順調だったのだが・・・鶴川街道・京王線陸橋で大混雑、安全策で中央道を選択、20キロ・40分のドライブで到着。

 生徒用に8本用意された馬頭琴のうち、7本が天候の加減で糸巻きトラブル発生中。3本は両弦・4本は外弦、糸巻きが滑って音が上げられない。あたふたと調整作業をしながら、個人レッスン2回目の生徒の動向を眺める。試奏もせずに延々と松脂を塗りつけているが、バイオリンの弓の持ち方で塗るので・・・付かない。ボーイングの練習をした形跡も・・・みられない。最初のレッスンから2週間が経過したが、渡したプリントも全く読んでいない様子・・・。最初に言ったように、走るのはあなたです。あなたがスタートラインから動かねば、私には成すすべが無い・・・。

 3クラスのグループレッスン、6ヶ月が経過したが・・・左手指の爪の付け根で押さえるのか・指先で押さえるのか混乱している子供がいる。1オクターブの音階の、指使いが覚えられない子供がいる。年長組の「乳絞りの娘」の二重奏の進歩が・・・救い。

 順調だった帰路、カーナビの指示に従って狛江通りを選択したら・・・悪夢。国領の開かずの踏み切りと、だらだらドライブの2車線道路。ジョナサンまで満員御礼、ドリンクバーを眺めているうちに・・・運べないことに気付いて諦めた。いつものデニーズは余裕綽々、オムライスで昼食。先日の他店と違い、嫌な味のしない鶏肉に安堵。レッスン会場の鍵を受け取り帰宅、小休止中に・・・失神。調布の花火の音で起床、妹&甥っ子持参の寿司で夕食。

 ウリジ号、3回目の下地塗装。オノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャルの組み立て作業。糸巻きを馬頭に組み付け、捻れない様に気を付けて弦を張り、駒をセッティング。弦の捻れを修正して、伸びきるのを待って試奏。大変滑らかない糸巻きの作動に感動!レンチ探しで数箇所を徘徊しネットで検索するも・・・不毛、レンチソケットの切削加工の依頼、レンチ&接続用の角柱を頂いたり・・・と、スペシャル工具の製作に四苦八苦。色々な方にお世話利なり多謝!苦労の甲斐がありました。
2007年9月28日(金)
子の心、親知らず・・・

 右ふくらはぎは緩やかに快方傾向、右足の5本の指の腱がようやく揃い踏み・・・。松葉杖使用の影響か?右肩&肘の関節に痛みと言うか疲労が蓄積している。ミャンマー人の生徒から電話、祖国の抗議行動の影響で仕事が休めず・・・明日のレッスン欠席の連絡。遠い国の政情不安が、私の馬頭琴教室にも影響を与えています。

 蒸し暑い晴れ、間もなく10月だというのに・・・外気温35.5℃!喜多見でリハビリ&診察、待合室でサイゴンの広畑社長と遭遇。ふくらはぎのレーザー&右上腕のキセノン照射、右上腕&肩に注射1本づつ。今後の1週間で、かなり楽になると言われたのだが・・・半信半疑。皮膚のかぶれ対応に、新しい消炎剤が処方された。

 1時間30分もかかってしまい近所の7−11で昼食を購入、慌てて帰宅すると母親が食事中・・・。不自由な体での私の努力は奮闘虚しく空回り、思わず昼食を床に叩きつけてしまいました。私は1度だって、連絡無しに食事の支度をすっぽかしたことはありません。急に訪れた妹と外食に出たり・・・と、連絡無しにすっぽかすのは・・・貴女でしょう!先週も同様の事で、私の怒りに火を付けたのをお忘れか?どうぞご勝手に、私も貴女の食事の用意は拒否します。怒りを通り越して、無神経な母親の蛮行が虚しい。

 プチ家出、「スクエア」で茄子肉炒め昼食。断続渋滞の続く世田谷通り&環7をだらだらとドライブ、下北沢の内職現場で経過報告。「サンゴ堂」で販売委託した竿&リールの代金を受け取り、40ミリ径の熱収縮ゴムチュープを探すが・・・欠品。だらだらドライブで・・・帰宅。

 日曜日にメンテナンス予定の関西の方、会社員時代の後輩からメール着信。11月のモンゴル国立馬頭琴交響楽団の演奏会関連の仕事をしていて、馬頭琴関連の検索をして・・・私のところに行き着いたのだとか。ミャンマー人の生徒に、レッスン日調整のメール送信。オノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャルの取っ手、昨日タッチアップした部分を耐水ペーパーで水研ぎ。全体をクリアーニスで塗装。ウリジ号の表板を、下地ニスで2回目の塗装。バイオリン製作者のサイトで、オイルニスの塗り方の映像鑑賞。かなり薄めなのか?縦横に何度も刷毛を動かしている・・・。
2007年9月27日(木)
ニス関連の買出しへ

 右ふくらはぎの疼痛は治まったが、足をつく角度によっては・・・冷や汗が出てしまう。消炎剤の使用を止めた為か?足の甲の発疹は収まり傾向、新たにふくらはぎ部分の皮膚が剥け始めた。薬指の腱は相変わらず見えず、左足と比較すると・・・まだまだ他人の象の足。

 昼食後、恵比寿の楽器素材卸店までニス関連の買出し。綿飴のような雲の隙間から覗く青空、外気温27.5℃。環8の信号待ちで、嫌な光景を目撃。大型犬を散歩中の車椅子の若い女性、犬の糞を放置したまま行ってしまった・・・。社会の約束が守れないのなら、障害者といえど許されるものではないだろう。貴女の問題は体では無く、精神にあるのでは?

 15キロ・50分のだらだらドライブ、下地用&クリアーのオイルニス・刷毛を購入。帰り道は順調で途中給油、4.73キロ/リットル・@147円。ロイヤルホストで小休止、高架下のスーパーで「まるさん」の出汁パック発見!味噌汁用の純だし&お吸い物・煮物用の振りだしを即購入。手抜き用に「松茸ご飯の素」を購入、この松茸は中国のご出身でした。中身のほとんどが中国&タイ産、日本の農業事情が窺えます。帰宅して、オノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャルの取っ手の傷を、濃い目のニスでレタッチ。

 夕食後、2号を持って内モンゴルの生徒のレッスンへ。スラーをかける音の装飾テクニック、親指が支点です。ぼ〜っと弦に人差し指を当ててしまうと、音がミュートされてしまいます。相変わらずの音程の悪さ、親指を支点にしてどれぐらいの間隔で他の指を使うか、繰り返し練習して指に覚えこませてください。消え入るような音しか出ないロングトーン、弓の薬指が働いていない為です。漫然とボーイングや音階の練習をしていては、いつまで経っても改善しません。ポイントを押さえた、毎日の基礎練習が大切です。

 帰宅して、ウリジ号の下地塗装。高価な刷毛だけあって、とても自由に動きます。高校時代にお弁当代を貯めて買った、高校生には不釣合いなセーブルの水彩用の筆を思い出しました。弘法筆を選ばず・・・と申しますが、私は筆や刷毛・鉛筆・ボールペン等の筆記用具にはかなり執着心があります。炊飯器が空になったので、松茸ご飯の素の仕込み。
2007年9月26日(水)
オノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャルの製作−2

 右ふくらはぎの状況に・・・変化無し、相変わらずのエレファントマンならぬエレファントフッド状態。バトエルデネ師匠からお見舞い電話着信、10月の新潟での演奏会のチャリティコンサート化についての相談。昼食後、1号&オノンバヤル・メタルペグ仕様−2を持って、ヘロヘロしながらレッスン会場へ。馬頭琴2本を持っての移動は、難行苦行・・・。

 モンゴル国の新人へ、メタルペグ仕様の納品&調整式弓の貸し出し。練習環境を聞いて、チェロ用消音器を薦める。楽器の基本的な扱い方の説明後、ボーイング&チューニングの指導。メタルペグ仕様の恩恵、す〜っと内弦を上げていって響きの良いところで止める・・・感覚が掴めたようです。松脂&チューナー購入の注意点とショップの案内をして、1回目のレッスン終了。上手になりたかったら・・・馬頭琴に慣れること、指導されたポイントを押さえてトレーニングを繰り返す事です。

 シュークリーム状の雲の隙間から差し込む陽射し、外気温27.5℃。愛車に乗り込んでデニーズで小休止、ありゃあ・・・閑散とした店内に響き渡る草野球チームのおっさん達の大声。早々に退散、帰宅してオノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャルの製作作業。馬頭から改造ペグを取り外し、糸巻き穴の切削痕&小傷を濃い目のニスでレタッチ。

 夕食後、オリジナル糸巻きの取っ手の穴あけ作業。ボール盤に7ミリのドリル刃をセット、シャフトを差し込む深さを計測してドリル刃にマーキングする。取っ手の角度を調整して、ゆっくり穴を開けていく。ギア部分のネジで回転トルクの調整、オリジナルは簡単にトルク調整可能だが、取っ手部分に埋め込まれてしまう為に固めにする。2液混合型接着剤をギアのシャフトに塗布、取っ手の穴に差し込む。はみ出した接着剤を拭き取って、作業終了。
2007年9月25日(火)
オノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャルの製作−1

 右ふくらはぎの痛みは軽減するも、患部に触れると大きなしこりが確認できる。亀のようなスローテンポ・・・だが、松葉杖無しで室内を伝い歩き出来、両手が自由になることの有り難味を堪能。足の甲全体の発疹は健在だが痒みは治まり、薄っすら小指の腱が見え始めた。しわくちゃな象のような皮膚は相変わらず、3週間が経過したが普通の生活が営めるのは・・・。

 昼食後、日本製エレキベースペグの加工作業。金鋸で糸巻きのつまみ部分を切除、旋盤に取り付けて手回ししながら板やすりで円柱に削りだす。ノギスで直径を計測、サイズオーバーの箇所を部分修正。オノンバヤル・メタルペグ仕様の糸巻き、ギアから取っ手を抜き取る作業。ガスレンジで熱して接着剤を溶かしながらペンチで引き抜く・・・のだが、5ミリほど引き抜いた段階で動かなくなった。無理は禁物、小休止中に・・・失神。

 夕方になって買出し、外気温27℃の生温い風。頑張って本屋まで遠出?コーヒータイムの読書用に、月刊プレイボーイの「三大ギタリスト特集」を購入。スーパーで買出しを済ませ、レッスン会場の申し込み&鍵の受け取り。

 夕食後、ギア部分から糸巻きの取っ手を抜き取る作業再開。取っ手が2枚の板を接着した物であることが判明、カッターの刃を入れて剥離を試みるが・・・薄い部分が剥離不能。結局力技で対応、2本のヒビが入ったが無事?抜き取りに成功。取っ手の内部に埋め込まれた金属部分、空転防止&切削加工の効率化が試みられている。金属部分をセットしてから、2枚の板を貼り合わせ塗装していたのでした。埋め込まれた部分がシャフト径よりも大きい為、当然の事ながら・・・引き抜けない。

 取っ手の穴が大きすぎる為、魂柱用の丸棒を埋め込みヒビの入った部分を接着剤で補修。馬頭側の穴の拡大作業、丸棒やすりで現物合わせしながら少しづつ削る。馬頭に新しい糸巻きを仮組み、馬頭側の穴の周囲をレンチが入るように拡大。先日作った六角ナット用改造ソケットレンチに問題発生、内側の天高が足りず・・・締めこめない。レンチを外し、ソケットと角柱の差込み具合の調整で・・・問題解決。取っ手無しの糸巻きが馬頭にセットできた段階で、本日の作業終了。
2007年9月24日(月)
家内制手工業

 右ふくらはぎの痛みが微量ながら軽減、室内では松葉杖を使わずピグミースローロリスような伝い歩きが可能。右足甲の人差し指の腱が薄っすら出現したが、甲全体を小さな発疹が覆って・・・痒い。浮腫み対策に塗った、消炎剤に対する反応だろうか?

 昼食後、日本製エレキベースペグの加工作業。2本の糸巻きを分解、アルミ製の取っ手部分を円柱に削らねばならない。棚から旋盤を下ろすのに一苦労、いつもならベランダで作業するのだが・・・重い旋盤が運べずそのまま作業を開始。昨日購入した板やすりで切削を開始する・・・も歯が立たず、グラインダーを持ち出してチャレンジしてみるが・・・やはり駄目。金鋸で余分なつまみ部分を切断して・・・という、いつもの家内制手工業的作業に落ち着く。再び旋盤に取り付けてチャレンジするが、思うようには・・・削れず。電源を入れずに、手で回しながら板やすりで削るには・・・中々良い具合。1本出来上がるまでに約2時間、全身汗まみれ・・・1本で挫折。量産するには外注するしかないが、受け手がいるかなあ・・・。

 オノンバヤル・メタルペグ仕様の糸巻きを取り外し、日本製エレキベースペグの仮取り付け。穴の径が若干細く、要調整状態であることを確認。六角ナットを回すツールのパーツ3点を、2液混合接着剤で固定する。

 夕食後、エジプト関連の番組をBGVに、ウリジ号の塗装の再剥離の最終作業。ピラミッド内部の延々と続く狭い穴の映像、他人事ながら閉所恐怖症の身には・・・辛い。4時間番組の割には内容が薄く、スタジオゲストの選択も最低・・・。改造ソケットレンチの接着具合の確認、中々巧く出来上がりました。これで、オノンバヤル・メタルペグ仕様のメンテナンスは問題解決!
2007年9月23日(日)
メタルペグ仕様の六角ナットを回す為のツール、完成まであと少し・・・

 右ふくらはぎ、相変わらずの不調・・・。ウリジ号の塗装の再剥離開始、もう少しで終了というところで・・・布&耐水ペーパーが無くなった。鼠の巣よろしく、探せばあちらこちらで見つかるのはずなのだが・・・不自由な体では探す気力が出でこない。

 昼食後、生徒から紹介された小平のバイクショップへ電話、オノンバヤル・メタルペグ仕様・改造ソケット+レンチを持って小平へ出発。怪しい曇り空、それでも外気温27℃。品川通り・鶴川街道・甲州街道・新小金井街道・・・どこもかしこも渋滞中、18キロ・1時間20分の我慢ドライブ。店長に使用場所(馬頭)&改造ソケット+レンチを見せると、何やら奥からパーツを持ってきてくれた。ソケットレンチを固定する角柱(インパクトレンチ用の欠けたパーツだとか)と、それを回す為の10ミリの新品レンチ。

 メタルペグに改造ソケットを被せ、角柱を差し込んでレンチで挟むと・・・確かに回せる!続いてこの3つのパーツの固定方法の相談、ここにある溶接機では容量?が大きすぎて熱でソケットが変形してしまうらしい。モトラの整備でお世話になった世田谷店なら、大丈夫な溶接機があるそうだ。瞬間接着剤では振動に弱いので駄目だが、エポキシ系の2液混合接着剤なら大丈夫ではないか・・・というアドバイス。改造ソケットの頭に、レンチを掛けられるように面取りをする・・・という方法も伝授される。パーツ2つをプレゼントされ、ご機嫌で帰路についたのだが・・・。

 甲州街道大渋滞中!霧雨が降り始めた。カーナビの指示で旧甲州街道に逃げるが・・・狭い1車線道路、状況が改善されたとは言いがたい。ユニディで買出し、金属旋盤加工用のバイトを探すが在庫無し。布&耐水ペーパーと、日本製機械ペグのツマミ部分を旋盤加工する為のアルミ・プラスチック用の2本の平やすりを購入。時間だけはたっぷりあるので、この機会に日本製機械ペグに交換して「オノンバヤル・メタルペグ仕様・ひげスペシャル」の作成に取り掛かることにする。駅高架下のスーパーで買出しをして帰宅、夕食後小休止しているうちに・・・失神。
2007年9月22日(土)
いい加減な練習は・・・

 右足首から先は相変わらず象の足よろしく浮腫んで、死体の足状態が継続中・・・。生徒から、馬頭琴教室病欠の電話連絡。空いた時間の有効活用・・・と、恵比寿の楽器素材卸店に確認の電話を入れて1号&教材を持って愛車に乗り込んだのだが・・・。晴れたり曇ったり・外気温33℃、湿った南からの風。世田谷通りも246号も大渋滞で、1時間で6キロしか進めない。恵比寿を諦め下北沢の内職現場へ針路変更したものの・・・環7大渋滞で時間切れ。結局2時間30分・20キロの不毛ドライブ、とほほ・・・。

 病欠&家庭の事情で2名欠席、内モンゴルの生徒の個人レッスンから。音程が悪いな・・・と思ったら、指使いが出鱈目!馬頭琴の指使いの指示は比較的合理的で、効率よく音程を安定させるように出来ています。早い展開の場合は、規則性のある指使いを繰り返し用います。指使い・弓の方向・内外弦の指示のある楽譜を渡しているのですから、確認しながら練習してください。いい加減な練習は、害があっても何も生み出しません。

 モンゴル国のレッスン2回目の生徒、内弦の糸巻きが回せず・・・苦戦中。手持ちの釣竿の滑り止め用熱収縮ゴムチューブを試そうとしたが、30ミリ径では入らない・・・が、40ミリ径なら大丈夫そうです。お奨めのセイコー製のチューナーが生産中止だそうで、新しいセイコー製のクロマチックチューナーを持参。見やすいのですが、スタンドの接続部分の設計ミスで・・・立たない。手持ちのチューナーとずれているなあ・・・と思ったら、「442」ではなく「437」になっている。軽いスイッチで簡単に設定値が動いてしまうようなので、最初に画面で「442」を確認してください。

 チューニングの練習、左手です〜っと内弦を上げて、外弦と響きの良いところを見つけてやるのがコツです。合うか合わないか・・・という状態で上げ下げを繰り返すと、耳が馬鹿になって判断できなくなります。ボーイングの練習、右肘から動くと手の平が上や下を向いてしまい、手首が自由に動かせなくなります。右腕は1本の棒のような状態で、手の平は常に限りなく弓の方向を向いています。
2007年9月21日(金)
ウリジ号の塗装−3回目にして・・・

 本日の右ふくらはぎの動向、足首まで浮腫みが復活したが・・・僅かに痛みが軽減したような気がする。足の甲に落ちた内出血痕はかなり薄まったが、相変わらず痛痒い。朝食後、ウリジ号の塗装の状態観察。う〜ん、色ムラが気になるなあ・・・。ほぼ乾いてはいるが、塗装で一番不味い失敗は急ぐ事なので・・・我慢。金曜日の午前中のTV番組、「暴れん坊将軍」ぐらいで・・・見るものが無い。

 昼食後、ウリジ号3回目の塗装。耐水ペーパーで水砥ぎをして、ムラ部分の修正を意識してたんぽ&明らかに細すぎる筆で塗り進めるが・・・挫折。このまま進めても、ムラは改善しそうにも無い。釦の掛け違いは、釦を外して掛けなおさねば解決しない・・・。やり直すには、幅広の刷毛または筆が必要だ。着色を1回で終了して、あとはクリアーを塗り重ねる・・・というのが基本形か。

 青空は秋色をしているが、外気温33.5℃!近所で銀行業務、喜多見でリハビリ&診察。午後の診察開始前だが、待合室はほぼ満員御礼状態。右腕のキセノン照射&右ふくらはぎのレーザー照射、診察&右上腕&首に注射1本づつ。比較的順調に45分で終了したものの、休憩しないと次の行動には移れない。ロイヤルホストで小休止、頼んだアップルパイが間違ってアイスクリームを載せて登場。再度登場したアップルパイのみ・・・は、上面のパイがキャンプファイアーよろしく組まれていて見てくれは良いが・・・。パイと餡のバランスが悪く、パイのサクサク感の無い林檎煮だけを飲み込む感触。

 近所のスーパーで買出し、若い女性のレジ担当者がデイパックへ商品を詰めてくれました。マンション入り口にデイパックを置いて、愛車を駐車スペースに泊める。荷物を回収しようと思ったら、見慣れぬマンションの住人から「そこまでお持ちしましょうか?」と入り口を示しながらの申し出。う〜ん、連続して30歩程度しか歩けないから・・・。自分のペースが乱れることが、何より辛いのです。引き戸を開けて頂ける程度の手助けが、一番ありがたい。

 夕食後ネットで塗装関連の検索、ミネハラで「ニス専用刷毛」を他のHPで「フランス製水彩用筆」を発見。明日、恵比寿の素材卸店へ電話してみよう。バイオリン製作HPを何箇所か訪問、最近はPCを使ったオシロスコープで表板の音の波形をチェックしている製作者が多い!良い音の馬頭琴の表板のチェックをしてみたい・・・とも思うが、分解修理を前提に作られていない楽器をバラす蛮勇は・・・無いなあ。
2007年9月20日(木)
ウリジ号の塗装−2回目

 右足首の浮腫みは多少改善したが、何とも・・・痒い。足の甲は親指の健が微かに見え始めたが、動かすと象のような生気の無い皺が覆う。窓越しに見えるぎらぎらした陽射し、本日も夏日は必至・・・。午前中をぼ〜っとすごす。ウリジ号の1回目の塗装が乾かず、昼食後も死体状態。

 夕食後、ウリジ号の2回目の塗装。うす〜い黄色なのだが、1回目の塗装ムラが案外目立つ。耐水ペーパーで軽く塗装面のムラを慣らすが、あまり改善しない。専用薄め液を加えたオイルニスを、たんぽで円を描きながら刷り込むように塗る。

 新人生徒から、家庭の事情によりレッスン延期の連絡メール着信。先日の見学者から、レッスン&オノンバヤル・メタルペグ仕様の購入希望のメール着信。中堅生徒から、レッスン会場確保の連絡メール着信。
2007年9月19日(水)
本日も、見学者来場

 本日の右ふくらはぎのご機嫌は・・・すこぶる斜め。ギブスを付けたり外したり、伸ばしたり縮めたり、捻ったり上に持ち上げたりしても・・・疼痛が治まらない。浮腫みが足首の辺りまで上昇、痛痒いというのか・・・熱っぽい。

 蒸し暑い晴れ空、1号&教材を持って個人レッスンへ。モンゴル国の生徒、引き続き打音で苦戦中。親指を支点とした手の平の回転運動、手の形を一定に保ち同じ動作を繰り返せば・・・弦から指が外れることはありません。慣れれば、指だけでも打てるようになります。最初から指だけで打とうとすると、弦から外れてしまう・・・落馬という状態に陥ります。

 レッスン2回目の内モンゴルの生徒、まずは移動後の馬頭琴のチェックの仕方から。伸びた弦の巻き直し作業、新しい弦は5センチ程度伸びます。巻き直してやらないと、糸巻きの軸に巻かれた弦が馬頭裏と接して回転が悪くなります。持ち方の確認と、チューニングのやり方。チューナーで合わせた外弦を基準に、2弦を一緒に弾いて内弦を上げていき、響きの美しい場所を探します。滑らかにす〜っと上げて見つけるのがコツで、微妙な場所で上げたり下げたりしても・・・耳は判断不能になります。続いてボーイングの練習、右肘から動く事が無いので・・・一安心。

 合間に見学者とお話、岡林君のホーミー&馬頭琴を聴いたのがきっかけだそうです。2種類の馬頭琴の説明と、1号での糸巻きの動かし方の体験。「スクエア」へ移動、話の続きをしながら生姜焼き定食で昼食。帰宅してメールチェック中に・・・失神。

 夕食後、ウリジ号のF字穴の整形作業。切りっ放しの為、穴の内側の毛羽立ってしまった部分を棒やすり&紙やすりで削り取る。表板を貼る前に始末すれば、何でもない作業なのだが・・・。休憩後、表板の最終研磨作業。残った塗料の剥離と、傷部分を出来るだけ目立たぬように布やすりで研磨。木目の向きに研磨方向を揃えて、耐水ペーパーで木地調整。シャツのお古で塗装に使うたんぽの製作、バイオリン等用のオイルニスで1回目の塗装。オリジナルに近い明るい黄色、仕上がりが楽しみです。
2007年9月18日(火)
一念発起・・・ウリジ号の塗装の剥離

 右ふくらはぎ、動かした時の痛みが多少は改善した様子。右足甲の腫れは多少引いたものの・・・、再び内出血痕に覆われ屍体の足状態。午前中をぼ〜っと過ごしてしまう。昼食後も・・・うつらうつら状態。朝は晴れていたが何時の間にやら曇り空、外気温27℃。夕方になって、レッスン会場の鍵の受け取り&買出し。夕食の秋刀魚を焼き始めてから・・・、大根の買い忘れに気付いた。

 一念発起、ウリジ号の表板の塗装の剥離作業開始。塗装後についてしまった表板の引っかき傷、日本で補修に出したのだが・・・担当した若いリペアマンのお粗末な仕事振り。あれこれ自分で小細工を労してはみたものの、とても美しい塗装の為に・・・納得のいく状態では無い。表板全体の塗装を剥離して塗装のやり直しをすべく、随分前からバイオリン用のニスやらサンドペーパー類を購入してはあったのだが・・・。温度が低いと乾燥しないし、湿度が高くても駄目・・・。助っ人やら内職やらを言い訳に、伸ばしていた作業にやっと着手。

 弦を外して竿を抜き、布の上にボディを置いて裏板を保護。部分的に削り過ぎないように注意しながら、本来ならばアダプターにセットして使用するタイプの交換用布やすりを使用。この布やすり、目詰まりが少なく使い勝手が良い。ボディのエッジに沿って入っている象嵌のラインに気を付けながら、右手指の感触を頼りに作業を進める。1時間弱の格闘で、ほぼ全体の剥離が終了。細かい傷等をどう処理するか、後日検討することに。
2007年9月17日(月)
釣りは・・・釣るもので、釣れるものじゃない

 右ふくらはぎを負傷してから今日で丸2週間、左右の足を比べると・・・右ふくらはぎの筋肉は健全な左足の2/3程の太さに萎縮してしまっている。右足甲の浮腫みは、相変わらず大仏状態。疼痛も・・・変わらず継続中。連日の鬱?状態、ひたすらぼ〜っと過ごす。

 切羽詰まって、夕方の買出し。晴れ・外気温32℃、いつまで続くか異常な残暑、何時までも弱まらない太平洋高気圧の成せる技。自動ドアの恩恵を受けながらコンビニで雑誌を探すが、貧弱な品揃えに・・・挫折。デニーズで小休止、近所のスーパーで買出しをして帰宅。夕食後も・・・ぼんやりとしたまま、何時の間にやら失神。

 復活して女子サッカー・ワールドカップ・対ドイツ戦TV観戦、両チームともに雑なプレイで・・・見る価値も無い。元日本代表解説者の「早い縦パスが通ったら・・・」という気になるコメント、パスは信念を持って通さねば・・・通らない。釣りも同様、釣れる・・・という魚任せの偶然に頼るものでは無く、その日のコンディションを出来る限りの知識と技で克服するものです。野放図にボールを蹴って、運がよけれ味方に繋がる・・・では、永遠に二流のままだ。
2007年9月16日(日)
柔道の国際化

 寝る時は鬱血対策の為に外している右ふくらはぎのギブスを、目覚めてから装着して包帯で固定する。腫れは治まってきたが、少々動くだけで相変わらず疼痛が続く・・・。足先に落ちた内出血痕はかなり薄れてきたが、足の甲が膨らみ大仏のような起伏の無い状態・・・。動き始めは筋肉が硬直しており、出来損ないのロボットよろしくギクシャクした動作・・・。

 躁鬱病のような状態が1日おきに現れ、あれこれ動き回った翌日は脱力感で・・・何も出来ない。1日中ベッドの上で、うつらうつらしている。TVでも見て気を紛らわそうとするが・・・どうしてこうも詰まらない番組ばかりなのだろうか?

 世界柔道選手権で、首をひねるような審判が連発している。スポーツ柔道として国際化する間に、柔道とは違った競技となってしまったようだ。返し技・・・と言えば聞こえは良いが、投げられながら未練一杯に相手に足でも絡ませられれば・・・形成が逆転してしまう。柔よく剛を制す・・・の精神に立ち返り、美しい1本勝ちが見たいものだ。
2007年9月15日(土)
糸巻きに生ゴムを巻くアイデア

 6:30起床、1号&教材を持って立川へ出発。薄っすらと空を覆う雲、外気温27℃。3連休の初日&事故で渋滞する甲州街道、20キロ・1時間のドライブ。マクドナルドの店員さんに、引き戸を開けてもらい席まで出前して頂いて・・・時間調整。

 賢治の学校での馬頭琴の授業、9月からの新人の個人レッスンから。3回も個人レッスンをすればクラスメイトと同じ程度の知識は教えられますが、必要なのは貴女の体のトレーニングです。5ヶ月のハンデを克服する為には、クラスメイトの倍の練習をすれば年内に追いつけます。続いて3クラスのグループレッスン、人数の多いクラスほど・・・進み具合が遅い。上パートが終了した「乳絞りの娘」、年少組:下パートの前半終了・年中組:人数が多い為?上パートのおさらいで下パートに入れず・年長組:下パート完走・・・。

 渋滞気味の帰路、外気温32.5℃に上昇。伊豆見神社のお神輿の準備に沸く?和泉多摩川商店街、焼肉屋で和牛ロース&カルビ定食後「スクエア」でコーヒータイム。レッスン会場前は他エリアナンバーの違法駐車で賑わっているが、取り締まりは行われていない・・・。

 モンゴル国の新人、2回目のレッスン。前回は糸巻きが回せず・・・瓶詰めの蓋を開ける為のゴムシートを推奨しておきましたが、一工夫して糸巻きに生ゴムが巻いてありました。釣りの小道具に熱で収縮するゴムチューブがありますが、流用可能かも?前回馬の尻尾からナイロンに交換した弦、内弦がテイルピースからすっぽ抜けた・・・との事。多くの場合馬の尻尾の弦は、三つ編み部分がテイルピースの穴を通過できずに留め瘤を解くのですが、穴が比較的大きくすんなり引き抜き可能でしたが・・・落とし穴でした。弓の毛箱のガタツキ、真鍮のナットパーツを埋め込んだ穴が広がってしまったのが原因。次回穴を埋めて、穴の開け直しをしましょう。

 帰宅後、ぐったりして・・・失神。冷凍庫の鯖の味醂干しで夕食、明日は買出しをしなければ・・・。
2007年9月14日(金)
三味線、竿もボデイも・・・消耗品だそうです

 右ふくらはぎ、相変わらずの不調・・・。晴れてはいるが何も出来ず、ぼ〜っと午前中を過ごす。やっとの思いで昼食の準備、リハビリ&診察に出掛けなければ・・・と思いつつ、重い右足が上がらない。不調なところに数度の無言電話、精神的にギスギスしている・・・。

 夕方になってしぶしぶ外出、外気温27.5℃。喜多見の駐車場から整形外科に向かう途中、松葉杖の私の目の前を塞いで止まった1台の小型乗用車!私の行き手を遮ったのは、医薬品関連のスズケンの営業車でした。この車の為に私は、車がすれ違うのがやっとの道路の真ん中を慣れない松葉杖で迂回するはめに・・・。この辺りは駅前というロケーションだけでなく、病院&薬局が集中しており多くの病人・怪我人が行き来しています。あまりに無神経な・・・。

 待合室はかなりの混み具合、右上腕のキセノン照射&右ふくらはぎにレーザー照射。診察&右上腕&首に注射1本づつ、ふくらはぎの痛みを訴えるが・・・とにかく使うなというご指示。比較的順調に終了したものの、久々の外出にヘロヘロになって帰宅。

 出前の寿司で手抜き夕食。以前の寿司屋はネタの大きさも小振りで握り加減も申し分ありませんでしたが、ここはネタが大きすぎ&きちんと握られておらず・・・。ばらばらになりそうな寿司を、大急ぎで口に放り込む始末。う〜ん、他もまともじゃないからなあ。女子サッカー・ワールドカップ・対アルゼンチン戦TV観戦、雑な試合運びでしたが・・・どうにか1点を取って辛勝。何時の間にやら・・・失神。

 復活して、同郷茨城県出身の津軽三味線奏者:吾妻宏行氏をTV鑑賞。三味線は消耗品だそうですが、この時期の温度管理にはかなり気を使うそうです。三味線自体それほど耐久性が有るものでは無く、特に竿は指の当たる部分が削れて、何度か修正をして・・・交換となるそうだ。琴の弦を張った低音三味線を作ったり・・・、茨城県出身者は楽器改造好きが多い?それにしても、楽器を演奏する芸能人の楽器を扱う知識の乏しい事・・・。
2007年9月13日(木)
曲=ボーイング+音階

 天気は良いのだが、右ふくらはぎの調子が悪く、トイレの中まで松葉杖のお世話になる始末・・・。ぼ〜っと午前中を過ごす。昼食の準備の為に台所に立つが、疼痛の為にしばしば休憩が必要。午後も、うつらうつら状態が・・・継続。夕食の準備に台所に立つが、しばしば声も出せないくらいの痛み・・・。負傷してから10日になるが、快方の兆し一向に見えず。

 夕食後、2号を持って内モンゴルの個人レッスンへ。「イケルの故郷」とりあえず完走、後は徐々にスピードアップを図ってください。正しいリズムをキープする為には、メトロノームは必需品です。弦上を指を滑らす装飾方法、親指を支点にして人差し指のテンションを調整してください。人差し指の力が抜けてしまうと、弦の振動がミュートされてしまい、効果が出ません。

 長い音がしっかり出せないのは、普段のボーイングの練習が不足しているからです。始めたばかりの頃に話したように、30分の練習時間なら、ボーイング:10分・音階:10分・曲の練習:10分・・・です。ボーイングと音階練習無しに、曲を美しく奏でることはできません。右手の薬指の位置が、弓の弦(つる)をしっかりコントロールできる方向をむいていますか?毛箱との間隔は、十分に空いていますか?ボーイングの練習は、真っ直ぐに弓を動かすと同時に、薬指で音量をコントロールする動作でもあります。
2007年9月12日(水)
ずるい施術師に・・・ぶち切れた

 読売新聞のコラムに、バー・ボルドー先生が中心となって活動するモンゴル・ブフ倶楽部の紹介記事を発見。ネットショップから、伸縮性の無い包帯&テーピング用品到着。便利な世の中になりました・・・が、現物を手にとってあれこれ違った用途を考えたりするような、アナログ型の買い物が好きです。早速ギブスの固定に使用、ふくらはぎの内出血が踝から足の甲までを覆って・・・まるで屍の様相。

 昼食後、愛車で恵比寿へ向かう。雨が降ったり・やんだり・晴れたり・・・の不安定な天気、外気温22℃とひんやりした空気!15キロ・45分、駒沢通りルートの順調ドライブ・・・と思ったら、肝心なところでトラブル発生。

 一昨日施術した若い担当者、診察券を出すと・・・明日の予約だという。施術はするが、診察券の予約日&時間を必ず確認するように・・・とも言う。まるで、確認しなかった私の犯したミスのように!月曜日の施術後、なるべく早く次の施術を・・・と言われ、火曜日は定休日だから・・・というやり取りをして決めた今日の予約ではないか。施術者の記入ミスを、私に責任転嫁するな!謝罪の言葉無く、ぶち切れて・・・外したギブスを付け直す。途中から騒ぎを聞きつけて現れた責任者、作務衣を着てはいるが・・・お世辞にも徳を積んだ顔には見えない。恵比寿の「療法院やすらぎ」、BBSには「肉離れが2回の治療で完治・・・」等と良い事ばかりが羅列されていたが、少なくとも私には全く効果無し。初診料:3,000円・施術料:6,000円・駐車場代:1,800円・ガソリン代に拘束時間5時間半、久々に支払った馬鹿馬鹿しい授業料・・・。

 空いた時間で下北沢へ向かう途中、古いロールスロイス・シルバークラウドを発見!斜め後方から見る、何ともいえないグラマラスなボディデザインに・・・感動すら覚える。以前、加藤和彦氏が乗っていましたね。内職現場の同僚に怪我の経過報告、帰路途中の「ロイヤルホスト」でコーヒータイム。駐車場至近のスーパーで買出しをして帰宅。

 夕食後、北京オリンピック・サッカー・U−22・アジア最終予選・対カタール戦TV観戦。前半早々の1得点を、攻めまくられながら、退場者を出しながらも・・・どうにか守り抜いて勝利。相変わらずシュートの精度は低いが、以前のやる気の無さからは・・・脱却したかも?ホームでのゲームだから、当たり前か。
2007年9月11日(火)
家から一歩も出ずに・・・

 間断なく起こっていた疼痛は治まったものの、右足を動かした時に確実に痛みが発生する。昨日までは、ドアの取っ手やヒンジ・棚類を利用してオラウータンよろしく伝い歩きできたのだが、本日は痛みで右足をつく事が出来ず、室内でも松葉杖が必要な惨状。ネットショップで発注した、「アミノバイタル プロ120包」が到着。怪しい曇り空、今にも泣き出しそうで・・・外へは出られそうにも無い。

 昼食後の土砂降り、大雨洪水注意報発令。買出しにも出掛けられず、冷凍庫の鯖の味醂干しで夕食。何でも鑑定団に「薔薇族」の伊藤文学氏が見事なガレの花瓶を伴って出演、売却費用で復刊した「薔薇族」の充実を図りたいのだそうだ。赤い鷲をアザミの棘が刺し貫いている・・・という珍しい図柄、ドイツ軍の侵攻に工房の閉鎖を余儀なくされた抗議の作品なのだそうだ。華麗なガラス細工しか見たことが無かったが、ヨーロッパの職人も作品に思想を込めている。

 サッカー・女子ワールドカップ・対イングランド戦TV観戦、昨年までの良さが微塵も感じられず・・・凡パスにマークミスの連続。1点先取するも2点取られて逆転され、イングランドのシュートレベルの低さに助けられロスタイムで運良く同点に持ち込めた。続くサッカーA代表・三大陸・対スイス戦、立ち上がり早々のどさくさで2点先取され・・・自分たちのサッカーが出来ず。後半リズムが出てきて3点取って先行するが、並ばれロスタイムで勝ち越し・・・という展開。内容は誉められたものではないが、着実に一歩前進した。
2007年9月10日(月)
結局は、意志の問題だろう

 曇り時折雨・・・という、松葉杖使用者には最悪のお天気。昨夜見つけた治療院に予約の電話、何だかピントの外れた受け答えをする受付嬢に・・・?2:00pmに予約して、収まらぬ疼痛と格闘・・・。バトエルデネ師匠から電話、右足の経過報告。モンゴルから薬を送ってあげようか?という提案、シャルガルジョートの骨は入手可能でしょうか。

 早めの昼食後、愛車で恵比寿へ出発。14キロ・55分のドライブ、間もなく大粒の雨が降り出した。万馬馬頭琴アンサンブルの練習会場横の駐車場に入庫、雨に打たれながら「療法院やすらぎ」へ。50分の施術、早い話が「手当て」でした。伸縮性の無い包帯で固定しなさいという指示、無ければサラシでも良い・・・と言われても今時ねえ。BBSに書き込まれたほどの即効性は感じられないが、水曜日の予約をして帰路へ。

 馴染みのスタンドで途中給油、4.88キロ/リットル・@149円。デイパックを前側に背負って、近所のスーパーで買出し。レジのお兄さんが気を利かして詰め込んでくれるが、秋刀魚のパックをそのまま入れてしまっては・・・。セイジョー薬局で伸縮性の無い包帯の探索、やはり・・・有りませんでした。モリンホール倶楽部の主催者からお見舞いの電話。ネットで伸縮性の無い包帯の検索、見つかりましたが・・・@200円程度の商品に490円の送料。包帯+今後必要になるであろうテープを発注。

 イラクのクルド人自治区が、見事に復興している報道を見た。安全に配慮し、諸外国からの投資も十分である。一方、一般人を巻き込んで繰り返される自爆テロ。自分たちの国をどう形成するか?意思を持って展望に向かって努力しているかいないか・・・の違いが、こうまで明確に現れている事に驚かされた。米国を悪者にしただけでは解決しない、根本的な自覚と意思の問題である。
2007年9月9日(日)
馬頭琴レッスン希望者事情

 窓から見える風景は、残暑そのもの・・・。昨夜から始まった右ふくらはぎのじわ〜っと締め付けられるような疼痛、改善の兆し見えず。ギブスを外してみたり、包帯の巻き直し・消炎剤の塗布に足の置き所をあれこれ変えては見るが・・・不毛。患部はふくらはぎだが、何故か?踝の下辺りをぐるり取り巻く内出血の痕跡。そのうちに疲れ果てて・・・うつらうつら状態。

 「題名の無い音楽会」、出光賞受賞演奏家のピアノ・フルートなどで気を紛らわすが・・・。SEVからサポーター到着、早速右ふくらはぎに装着してみるが・・・疼痛収まらず。集中力に欠け、何も手付かず状態。それにしても、TV番組のつまらない事・・・。

 新たな馬頭琴教室見学希望者から、メール着信。8〜9月の新規レッスン者5名の内訳、モンゴル滞在経験者1名・モンゴル旅行で馬頭琴購入1名・国内で馬頭琴購入3名・・・と、国内での購入者が半数を超える。過去は圧倒的に、モンゴルで馬頭琴を買ってきて・・・というパターンでしたから、日本馬頭琴界の新たな展開か?

 右ふくらはぎの疼痛対策の為、ネットで「肉離れ」の検索。やはり初期対応以降は、動かさず時間の経過を待つ・・・のが基本。恵比寿に興味深い治療院発見!明日チャレンジしてみようか・・・。
2007年9月8日(土)
レッスン三昧

 台風後のフェーン現象か?湿って蒸し暑く重い空気。快晴・外気温27℃、1号&教材を持って8:00に立川へ向けて出発。20キロ・45分の順調ドライブ、マクドナルドで時間調整。機械式の駐車場でチケットを取るのに一苦労、引き戸は気づいた店員が開けてくれました。はてさて・・・松葉杖ではトレイが持てない、これまた気付いたカウンターの女性が運んでくれて無事落着。

 3クラスのレッスン、本日から交代で生徒を前に出して、リーダーに合わせる練習。突然新人登場、う〜ん4ヶ月の道のりをワープするのは・・・対応不可。2本の馬頭琴の糸巻きの調整、表板の落ち込み始めた2本目の馬頭琴に使用禁止令発令。順調な帰路、外気温35.5℃に上昇。駐車場至近の近所の蕎麦屋が休業の為、家族連れで賑わうデニーズの牡蠣フライ定食で昼食。牡蠣の産地は韓国だそうで、付属する松茸の炊き込みご飯も同郷か?

 モンゴル国の生徒のレッスン、自分なりに解釈した「想い」を音に込めて、馬頭琴を弾いて下さい。内モンゴルで約1ヶ月を過ごし、台風通過の前日に船で帰国した生徒、日本の残暑にダウン寸前。フフホト市内の滞在は初めてだったそうで、色々楽しんだ様子。紹介した段さんの工房も、驚きの連続だったそうです。今年の内モンゴルの草原は雨が少なく、茶色の大地を砂埃をあげての乗馬ツアーだったとか。モンゴル国の新人のレッスン、右手も左手も手首を柔らかく使うことが重要です。

 右足ふくらはぎが、じわ〜っと痛み出した。ギブスを固定する包帯の巻き方を変えても駄目、足の置き位置を調整しても・・・徒労。帰宅して、消炎剤を塗布するも・・・改善しない。台所で夕食を済ませ、メールの処理中に・・・失神。
2007年9月7日(金)
順調に回復中・・・ですが

 台風通過したが、雨風は依然続いている。目の前の多摩川、危険水位を超え下流では避難勧告が出された。水没した物置?の屋根から、ヘリコプターでの救助も行われている。20数名の大半の救助者はホームレスらしい。彼らに情報収集しろ・・・とは無理な相談か。昨日は少し上流の中州で、撮影中に増水し取り残された愚か者たちがヘリコプターで救助されていた。

 右足のふくらはぎ、ゆっくり動かすには痛みが消えてきた。力が入ると痛むが、随分楽になってはきた。リハビリ&診療に出掛けたいが、雨の上がるのを待つ・・・。風は強いものの雨上がり、外気温27℃。右腕上腕のキセノン照射&右ふくらはぎのレーザー照射、右肩&首に注射1本づつ。ギブス&松葉杖から開放されるのは、2〜3週間先になるとの事・・・。この期間中に再発させると1〜2ヶ月の覚悟は必至、全開状態になれるのは何時になるのだろうか?

 昼食後、午前中の格闘で・・・疲労失神。夕方になって決死の買出し、商店街のスーパーのレジの女の子が持参のバッグにてきぱきと買い物を詰めてくれた。薬局で、「アミノバイタル プロ」を購入。焼肉屋の駐車場をお借りして「スクエア」でコーヒータイム、喜作の店主に状況説明。夕食後も・・・失神。ブルグッド師匠から電話、明日のテンゲル氏のコンサートのお誘いでしたが・・・辞退。ふくらはぎ用にSEVのサポーターの発注、「アミノバイタル プロ」も発注。
2007年9月6日(木)
大型?台風接近中

 高い海水温と遙か北に移動してしまったジェット気流の影響で、小型の台風9号が遅々として進まず大量の雨を降らせている。メタルペグ用のソケットにハンドルを溶接する依頼に出掛けたいのだが、自宅付近の穏やかな天気が何時まで持つかと思案しているうちに・・・時間が過ぎてゆく。ぼ〜っとTV鑑賞、賢治の学校の先輩講師の石河氏が朝青龍の訪れるであろう温泉湯治場の解説で登場。

 昼食後に断続的な雨降り、夕食後ごうごうという風の音が不気味に響き始めた。万一の場合の停電に備え、ベッド横のミニマグライト&母親用のランタンの点灯確認。動くのにかなりの労力を要する為に、何もする気になれずぼ〜っとTVを鑑賞するが・・・つまらない番組ばかり。バトエルデネ師匠から電話、大阪ツアーの車での移動費用の問い合わせ。料金検索の為のハイウェイナビゲーター、どうしてこんなにも使い勝手が悪いのだろう? 
2007年9月5日(水)
松葉杖とは・・・

 松葉杖での歩行は、30歩を進むと・・・息が切れる。手の平が摩擦で痛み、腕から上半身の筋肉が悲鳴をあげる。健全なはずの左足までが、荷重オーバーだと駄々をこねる。生ビールを目の前にぶら下げられても、50メートル以上を移動するのは至難の業・・・。傘は無論の事、背負う以外に物は持てず・・・買出しも儘成らない。にわかハンディキャッパー体験。

 強烈な雨が降ったり止んだりの天気、1・2号&教材を持って松葉杖・・・では身動きできず、愛車でレッスン会場へ出掛ける。外気温27℃、蒸し暑く馬頭琴の音も湿っている。モンゴル国の生徒、打音で苦戦中。続いて内モンゴルの新人レッスン、中国屋楽器で購入した布和工房製の馬頭琴のチェック。下駒の位置以外、然したる問題は無い。馬頭琴を巧く弾けるようになる為には、ひたすらトレーニングを積み重ねるのみ・・・です。

 レッスン休憩中に、愛車のフロントガラスにヒラヒラする黄色い紙を発見。駐車違反!私の足の状況を先方は知るはずも無いが、こんな雨が降ったり止んだりの日に取締りをする必要があるのだろうか?レッスン終了後、駅前の交番訪問。このような状況で車でしか移動できないので、一時的な駐車禁止区域での駐車許可証を出してもらえないか・・・という相談を持ち掛ける。窓口は調布警察だが、短期的に出せるかは判らない・・・との返答。期待はしていなかったが、所詮・・・他人に人の痛みは判らない。

 「Ram」の駐車場に愛車を停めて、久々の茄子とチキンのカレー+ラッシー。台風接近中の予報にスーパーの店舗前に駐車して苦難の買出し、雨の頃合を窺って一時帰宅。荷物類搬入中に、マンション入り口のタイルの床に松葉杖が滑って・・・転倒未遂。

 喜多見でリハビリ&治療、ギブスを一時外して足の洗浄&レーザー照射。再びギブスを装着するが伸縮包帯での仮止め、入浴時等の脱着を許可される。薬局で消炎クリームを処方され、雨の隙間に帰宅。夕食後、夢広場実行委員会のメンバーから夢広場出演の打診電話。う〜ん、バトエルデネ師匠との演奏ツアーとバッティングしている・・・。
2007年9月4日(火)
初ギブスに初松葉杖

 右ふくらはぎ、動かさねば痛まぬが動くと激痛・・・で、トイレも自由ならない。這うように愛車に乗って、喜多見の整形外科に向かう。外気温28℃・曇り空。レントゲン2枚、ふくらはぎの筋肉が部分的に断裂しているそうだ。早期回復には筋肉を使わないことがベスト・・・との診断、レーザーで炎症を抑える治療後、膝下から足指の手前までをギブスで固定する。筋肉の弛緩状態確保の為に、足首を伸ばした状態で固定されている為に立っていることが困難な状況。初めての松葉杖の練習をして、痛み止め・消炎剤・胃薬を処方される。

 駐車場までの気の遠くなるような道のりを、慣れない松葉杖にへろへろしながら蛇行中、ヴォーカリストの大介氏と遭遇。氏も、数週間前に膝を怪我されたそうだ。晴れて外気温33℃に上昇、店舗前が駐車場のスーパーでやっとの思いで昼食の買出し。松葉杖をついていると両手がふさがってしまい、買い物籠を持つのも至難の技・・・。

 昼食後・・・失神、何故か?ブルグッド師匠の長男マチュリの夢を見た。オノンバヤル・メタルペグ仕様−1号を持って、宮前区の精密金属加工工場までドライブ。メタルペグの糸巻きの六角ナットを回す為のソケットの加工依頼、注文どおりに出来上がっていましたが・・・。弦を巻く部分にソケットの内側天上部が接触してしまって、ラッチェット本体は使用不可。出来上がったソケットに、ハンドルを付けるしか方法はなさそうだ。

 近所のデニーズで小休止、入り口に最短のスペースに駐車。入り口2枚の扉とl格闘していたら・・・、店員が開けてくれた。アイスコーヒー&チーズケーキ、最近お代わり自由のコーヒーと1杯のみのコーヒーの値段設定に変わった。再び扉を開けて頂いて・・・帰宅。台所に折りたたみ丸椅子を設置、手の届く範囲でいい加減な夕食を済ませる。手持ちの板状のレンチと出来上がったソケットを、瞬間接着剤で接着。クランプを咬ませて固定を試みるが・・・強度不足、溶接しないと駄目ですね。
2007年9月3日(月)
ふくらはぎを肉離れ?

 薄雲に覆われた空、天気予報よりは涼しい。喜多見でリハビリ、地震想定訓練で臨時停車する電車に乗りそびれた。下北沢で内職、駒場東大前までドライブ。港区へ移動、入管で社長をピックアップして麻布を経由して帰店。オリジン弁当の生姜の香りの無い生姜焼き&豚汁で昼食、西蒲田経由祖師谷までドライブ。夕方の杉並までのドライブ、住所が違っていて・・・迷走。慌しく納品していたら右ふくらはぎに激痛!足首を伸ばす方向には痛みが無く、どうにか街A号のアクセル&ブレーキは踏める。

 コンビニで10時間持続「熱さまシート」を購入、早速貼ってみる。ジェル状のシートだが、粘着度良好。とりあえず患部を冷やす。普段の三倍以上の時間をかけて駅までの道のりを這うように前進、階段の上り下りの方が楽だ。おいおい!足を引き摺っているやつにぶつかるなよ・・・。席を譲ってくれる気配も無く、不人情な国の実情を再確認する。たかだか数メートルの横断歩道に、気の遠くなりそうな道のりを感じる・・・。

 インターネットで「肉離れ」の検索、3段階あるそうで・・・とりあえずは冷却か。冷凍庫まで這って、アイスノンを取り出しアイシング。気休めに、腰痛用のSEVベルトを巻いてみるが・・・。明日の朝、どのような状況になっているのやら?
2007年9月2日(日)
暑いのだか涼しいのだか・・・

 薄雲の隙間から時折覗く夏の日差し、暑いのやら涼しいのやら・・・判断不能。油蝉中心だった蝉の合唱も、つくつく法師に代わりつつある。下北沢で内職、開店準備を済ませ接客&清掃作業。迷った挙句に蕎麦屋の鴨せいろで昼食、蕎麦湯が付いてくるのだが・・・丼一杯の蕎麦湯&出汁を飲むのは気後れする。蕎麦猪口ならぬ湯飲み茶碗ぐらいの気の利いた器は無いものか?夕方東京農大近辺までドライブ。

 ピザを摘んで生ビール・・・と思い久々に伺った「トムソーヤ」、カウンターの定席に先客があり・・・喜作へ進路変更。生ビール+酔鯨2杯+酔鯨欠品の為久保田千寿1杯。池田楽器のペペ君にご挨拶、涼しい風に吹かれながら・・・ご機嫌で帰宅。馬頭琴レッスン希望者から、明日のレッスン希望メール着信。今晩の明日・・・では、会場の確保も侭ならず・・・。
2007年9月1日(土)
ミャンマーの高地に、モンゴル人の村があるそうです

 鉛色の空に、多少肌寒い風。外気温24・5℃、喜多見でリハビリ。早めの昼食後、オノンバヤル・メタルペグ−2号・ジャミヤンモデル&グラインダーを持ってモンゴル国の初心者3名のレッスンへ。メタルペグの六角ナット用のラチェット本体の、馬頭に当たる部分の切削。なかなか強力なグラインダーで、強烈に火花が飛び散って・・・切削可能なことを確認。こりゃあ、家での作業は厳しいなあ。

 ボーイングの練習後、調弦の説明。メタルペグ仕様を使って、響きの良いところまで内弦をスムーズに上げていく練習。多少慣れてきたところで、各自の馬頭琴で同様の動作をしてもらうのだが・・・糸巻きが回せない。ぎりぎりの調整をして、私には問題なく回せるのだが・・・。モンゴル国の馬頭琴の第一関門、100円ショップなどで売っている瓶詰めの蓋を回す為のゴムのシートを使ってみてください。

 ミャンマー人の生徒の馬頭琴の弦を、馬の尻尾からナイロン弦に張り直す。楽譜の読み方の基本の説明後、調弦に移るが・・・前者と同様の課題。馬頭琴を買う前に相談してもらえれば、迷わずメタルペグ仕様をお奨めするのですが・・・。ミャンマーの高地にはモンゴル人の住む村があって、モンゴル人独自の生活をしているのだそうです。

 一時帰宅後、買出しあれこれ。夕食後、食事の仕込みいろいろ。迷惑メールの処理、内モンゴルの馬頭琴をお持ちの方からレッスン希望のメール着信。月初恒例、馬頭琴日記の更新作業。