2005年1月31日(月)
「気」の入った音・入っていない音

 穏やかな快晴。1・2号を持って、リハビリへ。月曜日の10:00・・・、予想通り満員御礼状態でした。

 ピアノと2回目の音合わせ。ピアノとのズレの原因の多くは、曲に対する自分の解釈の弱さ・甘さにある事を痛感!自分の中に「どのように捉えて、どう弾くか?」というなビジョンが無ければ、相手に伝える事も伝わる事も無い・・・のです。もう少し弾き込んで、考えなければ・・・。それにしても、「気」が入った音と・・・そうでない音の違いが、もろに出ています。こんなにも「気持ち」の持ち方で、「音」が変わってしまうのですね。薄々感じていた事ですが、こんなにも具体的になるとは・・・。2時間の、とても良い練習でした。

 厚めの印刷用紙を追加購入、手打ち蕎麦屋で鴨せいろ後、帰宅。音源送付事務処理の後、ネット検索した喜多見の眼科へ。遠近両用眼鏡の相談を・・・と思ったら、本日代診の為処方箋を出せないとの事で、出直しを余儀なくされ意気消沈。老眼鏡作り、多難だなあ!前回も女医さん!ここも女医さん!代診も女医さん・・・だから、女難?

 商店街を抜け、国本学園の女学生とすれ違いながら、世田谷通りを散策。鉄道模型の専門店やら手作り豆腐屋・開業間近のボクシングジム&バー・切り文字専門店・・・等、色々発見!夕焼けが眩しく・・・1駅歩いたところでエネルギー切れ、茶茶でコーヒータイム。もう1駅歩いて帰宅する頃には、世間の風も冷たさを増して・・・。

 帰宅後、カラーカートリッジを交換してひたすらチラシ印刷作業。途中で黒インクが切れて補充。寄せ鍋を食べて・・・ひたすら印刷作業。途中文京区・某小学校の、コーディネーターからの「明日までに、プロフィールやら演目・馬頭琴の起源・小学生と一緒に歌える歌を選び・・・提出せよ」という、傍若無人な依頼を処理しつつ・・・、ひたすら印刷作業。バトエルデネ氏からの電話で、発表会やらデール作りの話をしつつ・・・、やっぱり印刷作業。カラー写真にムラが出て・・・終了。
2005年1月30日(日)
師匠のレッスン

 午前中幡ヶ谷で、師匠のレッスン。初・中級7名+千葉2名、出席。「スーホの白い馬」のディティール、弓の使い方の重点指導を受ける。弓のどの位置を使って、どれぐらいの長さ弾くか?「スーホの白い馬」の持つドライブ感を醸し出す為に、とても重要です。早い弓の部分を、ついつい弓の真ん中から先を使って弾いていたのですが、手元から真ん中あたりを使って早く大きくダイナミックに使う事で、弓自体に弾みがつきます。弓の真ん中から先を使うと、意図しない弓の跳ねが起こってしまうのですが、これも解消されますね。しっかり曲全体が暗譜できた上で、表情を出していく為の練習です。

 続いてオルティンド部分の練習。全体のおおよそは把握できましたが、間が繋がらない・・・。9名で、2月27日(日)の恵比寿社会教育会館主催「ながやと祭り」の、演目「窓の蝿」の合同練習。当日は、12名での合奏になります。後のプログラムは、「昇る太陽」と私の「子らくだの物語」独奏に決定。

 夕方の飛行機でフフホトに里帰りする師匠と別れ、6名で蕎麦屋で昼食。帰宅後一休みして、買い物にでも・・・と思いつつ失神、正気に返ったのは夕食直前でした。
2005年1月29日(土)
映画 「YUMENO」 初日


 夕方から雨・・・という予報にもかかわらず、本日も快晴!リハビリが終わったら曇天・・・やっぱり雨か。

 印刷作業、トータル150枚ぐらいまでは順調だったのですが・・・。パッケージには、300枚対応って書いてありますねえ・・・。写真部分に印刷ムラが出始めたので、調整するも・・・改善せず少々休憩。再度チャレンジしても・・・駄目ですねえ。4,500円で150枚だと、カラーインク代だけで@30円か・・・。

 夕方、茶茶でお茶&アドナインス・ライブ&3.21演奏会のPR後、渋谷に出発。雨が降りだした・・・。

 遠近両用眼鏡の製作依頼。レンズメーカーによって、視野・歪みが違う・・・との事で、4社のレンズを試装。首を左右に振ると、机が面白いように波打ちます。この現象に慣れるのに、1〜3ヶ月かかるのだそうです。ここで難問?どうも遠くがはっきり見えません。老眼を加えると遠目がボケるとの事で、老眼レンズを外しても・・・同様。1〜2段階、近視を落とした影響だと思われます。再度、眼科へ行く必要がありそうです。どこかに良い眼科ありませんか?遠近両用レンズの価格、42,000〜72,000円!以前10万円近く出して購入したアイメトリクス、プラスチックレンズとの相性が悪く、ほとんど使い物にならなかった実績がありますから・・・、けっこう慎重になってしまいます。

 師匠依頼の、リストのハンガリアン狂詩曲全曲集CDを、YAHAMAで無事入手。さくらやで、カラーインク&詰め替え用黒インクの購入。黒インクの詰め替えは問題が無いのに・・・。焼きとん屋で、PR&歓談。会社時代の上司に偶然・・・、そういえば土曜日休日出勤して、毎週土曜日に来ているって言ってたなあ。生ビール+三千盛1杯。

 シネパレス悪条件にもかかわらず、満員御礼大盛況!監督・出演者の舞台挨拶、MCがちょっと間抜けで空回り。不倫相手から見捨てられ、行き場を失ったヒロイン。暴力団関係の女に手を出し、金の工面の為にヒロインの両親を刺殺したチンピラ。父親が自殺、原因を作った母親を殺す旅の途中、死体を湖に捨てる棄現場を目撃し、チンピラに拉致された少年。雪に足を捕られたチンピラの車を押す、自殺志願の3人組。隙を見てチンピラを撲殺する少年。尋ね当てた母親は、半年前に癌で死去・・・という、北海道の暗い冬景色以上に、暗くて陰惨な物語のはずなのですが・・・。鑑賞後嫌な感触が残らないのは、何故だろう?薄氷の張る河を流され、河岸で上半身裸でじっと死体を演じるとは、役者も苦行です。それにしてもヒロイン、いかにも田舎っぽい少女を演じていたのですが・・・、実物はプロポーション抜群!の美少女でした。

 サッカーA代表:カザフスタン戦、4:0で大勝したそうです。スポーツニュースで見た限りでは、相手に精彩が無く・・・。裏付けの無い自信過剰を生む・・・悪試合と見えたのは、私の僻みでしょうか?大丈夫かなあ?北朝鮮戦。絶対勝て!というほどの愛国心はありませんが、北朝鮮にだけは負けて欲しくは・・・無いなあ。

2005年1月28日(金)
永田直之氏のライブ

 風も無く穏やかな快晴!1・2号&衣装を持って、9:00に横浜の小学校に向けて出発。第3京浜すこぶる順調で、1時間で到着。万馬仲間の倉富君とリハーサル&30分の演奏。観客は、80名の小学生&PTA30名。終演後、倉富君と歓談。昨年に次ぐ2回目の共演、今年の方があがったそうです。気持ちよく弾ける会場と、そうでない場所・・・があるような気がします。ストリートでの演奏を、ほとんど行わないのは、音が散漫でやたらと力が入ってしまい、楽しくないのです。音響環境の良い会場だと、音に酔っている自分を見出す事があります。

 銀行業務&練習場所・レッスン場所の確保。池田楽器の前で、池谷君&三線の松竹けんしろう氏と、遭遇&歓談。

 狛江で、再検眼&眼鏡の処方箋作り、後リハビリ。前回も2段階落としたのですが、今回も近視を1〜2段階落とす事に。なるべく上下幅の大きいフレームを選んだ方が良いとの事。以前、キャロンドゥルでプレゼントされた、アランミクリの眉毛?付きを持ち込もうかな・・・。階段の下りは要注意だそうです。遠近両用眼鏡、慣れるのに3ヶ月ほど必要との事。老眼の進行に合わせ、5年後ぐらいに作り直しが必要だそうです。

 軽い夕食後、アドナインスへ。ピアノ&ヴォーカルの永田氏のライブ。1曲目から、うぉ〜良いなあ!半年ほど、ピアノの練習で「弾き篭もり」をしていたそうですが、練習の成果というよりも、曲に対する解釈とかやりたい事が、きちんと整理された気がします。ライブよりも、練習の方が楽しい・・・とは、本人談。大介バンドのまゆみさんと、新年初お目見え。アドナインス・ライブ&3.21演奏会のPR少々。生ビール+赤ワイン3杯。

 喜作に立ち寄り、明日の映画のチケット購入。時々会う映画監督:鎌田義孝氏の映画「YUMENO」が、明日から渋谷シネパレスでレイトショー公開(9:00pmから)。初日は舞台挨拶もあり、公募で集めた出演者・・・とか、興味津々です。深夜1:00過ぎに、若者達の大宴会勃発!酔鯨1杯で、早々に退散。
2005年1月27日(木)
なんという厚顔無恥!早朝から海老沢報道


 早朝から嫌なニュースが流れている。世評に押されて、やっと会長を辞めたと思ったら・・・、顧問就任ですと!しかも側近引き連れて。更には退職金が1億2千万円!ただただ・・・呆れるばかり。この茶番劇が、更なる受信料不払いの風潮を悪化させるのは、小学生にだって判りそうなもんだ。こんな糞年寄りが多いから、世の中どんどん悪くなっていく・・・。

 師匠からの電話で起床、リストのハンガリー狂詩曲11番のCDを探しているとの事。またまた2度寝。

 昼食後、銀行業務・カラーカートリッジ&印刷用紙購入&リハビリドライブ。B5サイズが最近のお気に入りなのですが、市販されている用紙はAサイズ(A4またはA3)のみ・・・でした。あとは、写真サイズです。

 夕食後、明日の小学校での演奏&昨日届いた譜面の練習。まったく聴いたことの無い2曲。展開が2曲とも似ていますが、規則正しい音符の羅列で、あまり馬頭琴向きでは・・・。馬頭琴には、ダイナミックで美しいメロディラインの曲が合います。来週は、この練習に時間をとられそうだな。

 3月21日にお世話になる、深大寺「スペース オブバイフォー」からチラシ案の校正が届いたので、最終案作成&メール送信。NHK・ヒマラヤ山脈の雪豹の生態をBGVに、カートリッジを交換して印刷作業開始。A4に拡大してみましたが、どうにも締りが無いので、B5に固執。片面を印刷して断裁→更に片面を印刷。時間短縮は・・・金なり!プリンターすこぶる好調!厚めの用紙もベストチョイスで、1枚づつ挿さなくてもズレ重なって・・・というトラブルは1回のみ。とりあえず50枚印刷終了。調子に乗って、30枚片面印刷続行。あと100枚以上、必要だろうなあ・・・。

 寝ようと思いつつ、引き続きNHKの人間講座「霊とカリスマの世界」鑑賞。今回は「こっくりさんの秘密の解明」、前回は日本における「貞子の透視実験」等、超能力の特集でした。

2005年1月26日(水)
忍たま乱太郎のエンディングテーマ

 またまた・・・奇妙な夢で起床。小川を眺めていたら・・・、2メートルはあろうか?という、真っ赤な海老が下流に向かって泳ぎ去った。追いついた中州で、立ち上がった巨大海老は、何故か?熊のような動物に変身していた・・・う〜ん。

 昼食後、チラシの修正作業&メール送付。プリンター絶不調!モノクロにしかならない・・・。カラーインクのカートリッジ&厚めの印刷用紙を購入しなければ・・・と思いつつ、結局家から1歩も出ず。

 断続的に練習。小学校での演奏用・小学生との合奏用・2月25日&3月21日用・師匠との演奏用・バトエルデネ氏からの課題曲・弓の練習・・・と、やらねばならない事は山積みなのですが、右腕上腕が痛んで1時間も続かない・・・。

 文京区の小学校から、小学生との合奏曲の譜面到着。早速開封、「ともだちはいいもんだ:岩谷時子&三木たかし」・「世界がひとつになるまで:松井五郎&馬飼野康司」・・・、どちらも知らない曲知らない曲でしたが、「ともだちは・・・」はモンゴル国の馬頭琴、「世界が・・・」は内モンゴルの馬頭琴に合いそうです。「世界は・・・」は、忍たま乱太郎のエンディングテーマ・・・か。こういう機会でもないと、一生演奏する事はなかったでしょう。

 NHKで、五十肩の対処法鑑賞。老化による肩関節の不具合から炎症を起こし、内部で剥離した部分が接触して痛むのだそうです。更に、動かさない為に潤滑油が出なくなるので、放っておくと完治後も動かなくなる・・・とも。初期は安静&温める → じんじんする痛みが収まったら、痛みを我慢してリハビリを開始する。私が実施した方法と同じだったので、一安心。時間の経過と共に、痛む部分が徐々に減ってくるのは、剥離した部分が回復してきたのでしょう。未だ完治せず痛みが残っており、右手に比べて稼動範囲は80%といったところでしょうか。

 いつの間にか・・・失神。回復したのは、午前2時でした。このところ変な寝方が習慣化し始めた?
2005年1月25日(火)
俺俺・・・詐欺を初体験!

 テンションの高かった翌日は、ぐったり・まったり・ぼんやりと・・・と、過ぎ去っていきます。花丸マーケットで、斉藤暁氏を観賞。健康にも随分と、気を使っているのですね。鰯が健康食の決め手だそうです。

 昼食後気合を入れて、さあ練習でも・・・と思ったら、電話。いきなり若い男の声で、「雅彦だけど、雅彦だけど・・・」と、切羽詰った自分?からの電話!これが巷で話題の「振り込め詐欺」かあ。最初に「大内です」って、出ちゃったからなあ・・・。相手もテンションが上がらなかった様子で、知人の悪戯かなあ?・・・等と、ぼんやりと考えていたら、そのまま切れてしまいました。弟にでも成りすましたら、もう少し展開を楽しめたところでしたが、咄嗟の事で反応できず・・・残念。滅多に無い機会だったのに、勿体無い事をしました。

 気分転換に、リハビリ。またまたカラオケスペース?出入り業者の若い兄ちゃんが、病院駐車場の通路を塞いで作業中!寄せれば、十分なスペースがあるのに・・・。前回は平然と、自己中心ばばあと二人で作業を続行していました。こういう年寄りの下では、健全な青少年は育たない!今回は、ぎりぎりのスペースを誘導する・・・だと。思わず切れて、怒鳴っていました。「ふざけた真似をしてないで、さっさと移動しろ!」・・・。怖かったらしく、あっという間に消え去ってしまいました。今度同じ真似したら・・・、イグニッションキー引っこ抜いて、畑に投げ捨ててやるからな。

 夕食後、テンションが上がらないまま・・・失神。復活したのは日付変更線間際で、咄嗟に昼なのか夜なのか判断できず・・・。だらだらと3月21日用のチラシの、修正作業開始。NHKのモンゴル特集をBGVに、悪戦苦闘?明け方、冷たい雨が降りだした頃、完成!したと思ったら、メールで追加作業発生。ふう、都心は雪との映像が流れ出した。
2005年1月24日(月)
演奏 → ピアノと音合わせ

 結局・・・明け方就寝、8:00頃1度目覚めたものの・・・2度寝。妙な夢で目が覚めた。何故か?アコースティックギター弾きになっていて、花村万月よろしいヴォーカルのおっちゃんと、もう1人のギタリストと、何故か関西方面の、これまた不可思議な屋根の上のような傾斜のステージでのライブ演奏。しかも、本番前に裏庭で昼寝をしているうちに・・・、なんてこった!本番が終了。この夢は、いったい何を意味しているのでしょう?

 1・2・3号&衣装を持って出発。カーナビ、妙なコースを示すので再検索すると・・・、入力ミスでした。多摩センターでの演奏、約30人の観客・・・と、このところ安定してきましたね。決してそうではないのですが、熱心な観客が多いとテンションがついつい上がってしまう未熟者です。ジャズピアノの三原彩子さんが見に来てくださいました。

 途中リハビリをして帰宅。1・2号&モンゴルから到着した譜面・本日の練習用譜面・チラシの叩き案を持って、ピアニストと音合わせ。日裏晶子さん、クラシック出身の繊細さと、スペイン人の大らかさを併せ持つ、希少なピアニスト。2月25日のアドナインスでのライブも、ご一緒します。何箇所か、和音の違いを提示されるも・・・、どちらが良いか即答できない自分が歯がゆい。終了後イタリアンレストランで、3月21日のコンサートの詳細打ち合わせ。ハーフ&ハーフ1杯。

 ぶらぶらと帰宅途中、ついふらふらと・・・喜作へ寄り道。生ビール+酔鯨3杯。
2005年1月23日(日)
2005年になっても、プリンターは絶不調のまま・・・

 今にも泣き出しそうな・・・曇り空。モンゴルから届いた、モンゴル民謡のピアノ譜を整理して、コピー。モンゴル民謡をモチーフに、ピアノ用にアレンジした組曲。抜粋されて届いたものだけでも・・・22番まであります!

 午後から、演奏を依頼された三軒茶屋の小学校の先生と、打ち合わせ。続いて万馬仲間の倉富君と、今週末彼の勤務する横浜の小学校で、一緒に演奏する「モンゴルの子守唄」「もののけ姫」のリハーサル。馬頭琴2本による二重奏、他の楽器の時とは違った美しい響きがあります。バリ島のガムランという楽器は1対になっていて、2台の楽器の音を微妙にずらしてあります。その為に、同じ音を出しても音がうねり、複雑な響きを生み出します。そんな感じです。リハーサル順調に終了したので、「昇る太陽」「スーホの白い馬」の臨時レッスン。

 おやまあ・・・小雪がちらつき出しましたねえ。どおりで寒いわけだ。帰宅後、曲目解説の原稿作成&メール作業。

 夕食後、明日の多摩センターでの演奏のプログラム作成&印刷作業。プリンター、相変わらずの絶不調!インクを補充しても、亀のようなプリントスピードは改善せず・・・。日付変更線を大幅に通過しても埒があかず、PCからの出力を諦めて直接カラーコピー作業。う〜ん、解像力がねえ・・・。

 引き続きだらだら・・・と、3月の演奏会用のチラシレイアウト作業。8本の馬頭の写真を並べたら・・・けっこう気に入ったので、ホームページの表紙も更新。本当はもう少し、写真の撮り方に工夫したいところですが・・・。
2005年1月22日(土)
2台目の馬頭琴

 昨日の点眼の後遺症?で、だらだらと午前中を過ごす。文京区の小学校から、3月の演奏依頼メール着信。

 午後から馬頭琴教室。モンゴル国3名・内モンゴル2名出席。モンゴル国の2名は順調で、「十五夜」を始める。レッスンとレッスンの間の「過ごし方=練習の仕方」で、差が出てきています。レッスン時に指摘された事・指示された事を、2週間の間に実行して来なければ、2週間前と同じ事を繰り返す事になります。馬頭琴教室に通ったからといって、馬頭琴が弾けるようになるわけではありません。基本的な事・現状の欠点やらそれらを改善する為の、今後の練習の仕方・・・といった方法を、教えて上げられるだけです。それらを実行するのは、生徒自身です。

 万馬仲間で現役女子大生!の大江さんが、昨夏入手した「オナラト号」の試奏に登場。卒論の提出も済んで、全体の雰囲気が緩んでいますね。トムソーヤで池谷君を交えて、卒論提出祝い。生ビール+赤ワインボトル半分+グラス1杯。

 帰宅後、間もなく失神。日付変更線を過ぎて復活。レッスンをすると・・・物凄く疲れます。

 このところ、2台目の馬頭琴購入の相談がいくつかあったので、馬頭琴を複数所有する事について、少々論じます。私の馬頭琴ラインナップは、以下の7つのラインに沿って構成され、それぞれが明快な役割を持っています。更に、皮張り・蛇皮張り・馬の尻尾弦専用などを、演奏のバリエーション拡大と、馬頭琴の変遷の説明の為に欲しいと、考えています。

   1.モンゴル国の馬頭琴   2本    2.内モンゴルの馬頭琴 2本    3.低いチューニング専用 1本    
   4.マイクシステム実験用  1本    5.ちょっとお出かけ用  1本    6.小学生体験用      1本
   7.体験・レンタル・販売用                           

 漠然と、数多く所有しているわけでは無いのです。2台目を購入したいとか購入した方を見ていると、こんなイメージが浮かんできます。馬頭琴歴は長いがあまり練習をせず、マンネリを感じている。現状の楽器に特に不満はないものの、楽器が変わる事で、何やら新たな気分転換?をしたい・・・と。最初から欠陥品のような馬頭琴を持っている場合は論外ですが、現状の楽器を弾きこんで、その楽器の美点・欠点を把握し、2台目に求める「馬頭琴像」を具体的に確立しなければ、2台目も同じ運命を辿ると・・・思います。自分の練習不足は、新しい楽器では改善されません。

 今所有している馬頭琴を、自分の弾きやすいようにセッティングして、出したい音の方向にチューニングして、精度の低いパーツを交換してみて・・・、それでも違う音を求めるのであれば、2台目を探せばよいでしょう。ただし、良い音の馬頭琴に出会う確率がとても低いのも、事実です。良い音の馬頭琴に出会ったら、迷わず購入すべきです・・・が、良い音の馬頭琴であるか否かの判断を下す為の、日頃の訓練「練習や良い演奏家を聴く」を怠っていれば、覚束ないことです。
2005年1月21日(金)
演奏 → 検眼

 6:00起床。1・2・6・8号&衣装を持って、小平の小学校に向けて6:45出発。昨年のクリスマスコンサートの時にご一緒した、フルートの方の勤務する小学校です。20キロ・1時間の順調なドライブ、郊外は予定通り到着できるので、気分が楽です。都心方向だと・・・全く時間が読めず、かと言って通勤ラッシュ時に馬頭琴を持って電車にも乗れないし・・・。近所のデニーズで時間潰し。

 9:30から、45分×3クラス連続。演奏&お話+馬頭琴試奏・・・。今週は、保護者が自由に学校内を見学できるとか・・・で、1クラス・30名の小学2年生+毎回保護者約10名が観覧。演奏の時間が少なく、保護者の方には物足りなかったかもしれませんが、馬頭琴お試し会大盛況でした。小学校2校累計で、生徒240名+保護者130名が、馬頭琴体験。

 世田谷の小学校から、演奏日の確認の伝言・・・2月3日でフィックス。この学校は、今年で5年目になります。

 夕方の打ち合わせの代役が成立したので、空いた時間で狛江駅前の眼科にて老眼検診。1フロアに5つの病院が入っていて、総合受付があるのですが、これが最悪!気も利かなければ・・・愛想も無し。就職雑誌で目にする、「医療事務」ってやつですかね?接客商売をやっている=自分が広告塔である・・・という自覚ゼロ!ああ、不快そのもの。

 打って変わって眼科、てきぱきとした好応対。検査時簡に50分ほどかかる事、検査後5時間は自転車・自動車の運転が出来ない・・・との説明。視力検査の後、眼底圧の検査の為か?5分おきに点眼3回・・・で、目の焦点が合わない状態に突入。30分ほど時間を潰さねばならないが、本も読めない・・・。薬局で目薬を貰って終了したのは、1時間30分後でした。徒歩でリハビリに向かうも、街路灯・車や自転車・・・のライトという世界中のライトが、大きく円らな少女漫画のキラキラ目状態に見えて、数十メートル歩いただけで、眩暈がしそう・・・。やっとの思いで、リハビリ終了&帰宅。

 モンゴル民謡のピアノ譜が届きましたが、何しろ、眼鏡を外して10センチの距離に近づけねば、読めない状態で・・・音楽を理解するどころではなく・・・。1時間ほど馬頭琴の練習をしたら、昨日書いた楽譜の誤りを発見したものの、訂正作業も行えず・・・しばし不貞寝。現世に復帰したのは、日付変更線通過直後、まだ目の焦点が覚束ない・・・。

 テレビドラマ「サソリ」鑑賞。梶芽衣子の「恨み節」を(たぶん)若い女性歌手がリメイク、中々程よい気だるさ・・・でしたが、誰かは確認でず。三船美佳さん、意地の悪い場末のクラブホステスを好演?するも、なまじ顔が整っているだけに、只の美人で終わってしまいそう・・・ですな。生徒2名から、明日の教室不参加のメール着信。
2005年1月20日(木)
レッスンとレッスンの間の、練習の為にする事

 昨日習った弓の練習曲を、昨日のメモを参考に馬頭琴で確認しながら、PCで清書。オルティンドや伝承曲は、楽譜では無く感覚で覚えるものだ・・・と言われるのですが、もうすぐ48歳にもなる脳味噌には辛い作業です。案の定、昨日の参加者からも、弾き方の問い合わせメール&電話を頂く。レッスンを受けた時に、習った内容を復習できるように、整理してメモや譜面にする。今できないことを、次回までにどのようにすれば出来るようになるのかを、考えて練習する事は、とても重要な事です。この違いが、同時期に馬頭琴を始めた人たちと、私の「差」です。

 検眼に行こうと思ったら・・・狛江駅前の眼科、定休日だそうで、リハビリのみ。

 帰宅後練習。今日は跳ね弓の調子が良い!ここ1年ぐらい、ねちねちと練習した成果が出てきたのでしょうか?明日の小学校での体験用馬頭琴2本の点検&準備。着用する衣装の他に、デール&ゴタル(ブーツ)も用意。

 来月演奏する、文京区の小学校から電話。小学生と合奏して欲しいそうなので、楽譜を送ってもらう事に。さて?どんな曲が来るのか、楽しみでもあり怖くもあり・・・。

 3月21日の、ピアニストとの演奏会用のチラシのレイアウトを始めるも・・・まとまらない。この話を頂いてから、ずっと考えてはいたのですが。窮鼠猫を噛む・・・ではありませんが、追い詰められないと力が出せないのは、生まれつきだなあ。

 今年は昨夏の暑さの為に、杉花粉の当たり年だそうで、昨年の30倍近い花粉が飛ぶのだそうです。
2005年1月19日(水)
バトエルデネ氏のレッスン
 
 1号を持って、エルデネ氏のレッスンを受けに護国寺へ。4名全員出席。ジャミヤン先生の二重奏・弓でリズムを作る練習&ビブラートの掛け方を教わる。バヤルサイハン工房の、新作馬頭琴を見せていただく。私の持っている3号と同様の、ボディとネックの取り付け角度が、大きく傾斜した馬頭琴で、中々良い音がしていました。

 コーヒーショップでミーティング。11月頃に、発表会をやろう・・・という提案を頂く。練習に当たって、具体的な目標ができるので大変良い事ですが・・・、今の4名だけでは難しいですね。最低でも6名は欲しいところです。私の生徒の中から、補充できるかな?バトエルデネ氏、日本のバイオリン工房で、馬頭琴を作ってみたいそうです。

 狛江駅近くにできた、TVチャンピオンで有名な?ラーメン屋に、立ち寄ったものの・・・。焦がし葱風味というより、焦げた葱味そのものでした。店員の動作も緩慢で覇気も無く・・・。止めときゃ良かった。

 茶茶で口直し。名古屋名物「ういろう」と、「すあま」についての考察。「ういろう」は羊羹状の形態で、甘みが少なく、青柳の宣伝では、白・黒・抹茶・あずき・コーヒー・ゆず・桜・・・味があるそうな。「すあま」は、知らない人多いだろうなあ。紅白の大福の餡抜きといった形状のお菓子で、小さい頃運動会の参加賞にいただいたものですが、紅白のお饅頭ではなくてがっかりした記憶があります。どちらもぼんやりとした味で、何やら潔さが足りないような・・・。ハートランド中瓶1本+赤ワイン3杯。途中、馬頭琴関連の電話&メール4本着信。馬頭琴の購入相談2件に、楽譜関連2件。昨年お願いしていたモンゴル民謡のピアノ譜が、日本に到着したそうです。どんな曲か楽しみです。
2005年1月18日(火)
築地直送の牡蠣鍋!

 快晴なのに・・・だらだらと、ちょっと何かをしては失神・・・の繰り返し。日溜りの猫の心境・・・。夕方になってやっと・・・重い腰を上げてリハビリ。5:30pm頃の待合室は、閑散としていて・・・待ち時間ゼロ!

 8号を持って、うちだピアノ第2回鍋パーティに伺う。本日は、鍋奉行が早朝の築地で仕入れてきた、殻付きの牡蠣を使った「牡蠣鍋」&「寄せ鍋」!苦労の甲斐があって・・・本当に美味しい牡蠣でした。私の母方は広島の出身ですから、小さい頃から食べ慣れている牡蠣には、ちょっと五月蝿いのです。食後のゲーム各種を観戦。父親が生きていた頃の大晦日には、我が家でも五目並べをやったけ。小倉百人一首、圧巻でした。久米仙他、焼酎ロック適量。

 狛江駅前の「ミートステーション」で、大介バンドご一行様と合流。斉藤氏が、朝のTV番組にご出演だとかで、偽メンバーとして写真撮影に参加。生ビール1杯。前々から気になっていたバー「強段:ごだん」で、3次会。若主人、昨年の狛江バンドフェスティバルで、馬頭琴の演奏を聴いてくださったそうです。名前に惹かれて・・・「耶麻美人」焼酎ロック1杯。
2005年1月17日(月)
雪国のライオン

 11:00に1・2号&衣装を持って、神奈川県大和市へ出発。東名高速順調で、45分程で到着。PTAの皆さんから、お弁当・お茶・コーヒー・・・と、手厚い歓待。2005年最初の、小学校での演奏会です。会場の体育館は、150名余りの小学生・・・というのは何度も経験していますが、何と!100名ぐらいのお母さん方が加わる・・・大盛況でした。熱心な質疑応答を交えて、1時間の楽しい演奏でした。帰宅後、リハビリ。夕食後、ぐったりして・・・失神。

 先日、知人から頂いたメールへの答えも兼ねて、馬頭琴の演奏について、常日頃心に秘めた思いを書きます。

 十数年前に「雪国のライオン」という、環境保護に関する本を、読んだことがあります。当時は、サファリパークが日本各地に誕生するというブーム。生まれ故郷の環境とはかけ離れた雪国で、凍傷にかかっているライオンを観て・・・楽しいか?環境デザインという学科が誕生したての頃でもあり、友人と議論した記憶があります。嘘っぱちの自然の中で、いるはずの無いライオンを、安直に見せてあげる事が優しさか?本当にライオンを見たいと思っている子供にとって、良い事だろうか?
 
 「一期一会」という言葉があります。「スーホの白い馬」を学んで、「いったい馬頭琴は、どんな音がするのだろう?」と、想像に胸を一杯に膨らませた小学2年生の前に立つ時、この言葉が浮かびます。もしかしたら、今日の私の馬頭琴演奏が彼らの一生のうちで、最初で最後の馬頭琴の音である可能性もあります。その期待に応えなければ・・・というプレッシャー、かなりの重圧です。私は、「雪国のライオン」の姿を晒すべきではなく、いつかモンゴルの草原で馬頭琴を聴きたい・・・という、彼らの夢を未来に繋げる・・・使命があります。楽しい事も沢山有りますが、苦しさも同じだけ・・・有ります。

 私は常に「チ・ボラグ先生」や「アムラー師匠」の代理だと思って、演奏に臨んでいます。私の演奏よりも、何倍も素晴らしい・・・本当なら私の拙い馬頭琴よりも、彼らの素晴らしい演奏を聴いて欲しいのですが、諸事情により叶わない。だから、少しでもその領域に近づきたくて、毎日練習を繰り返し、様々な勉強をして、心と技を鍛えています。

 ブルグッド師匠、「演奏は観客との勝負だ!」と、言い切ります。観客に感動を与えられない演奏など・・・意味が無いと。私も同感です。音楽家は楽器や声で、小説家は文字で、画家は絵筆で、踊りや演劇は肉体で、「心の思い」を伝えます。その思いが、相手の心を揺さぶらなければ、演者の敗北です。この「思い」が、プロとアマチュアの差かもしれません。

 あなたが人前で馬頭琴を弾いて、「楽しけりゃ良いの」と素直に考えている以上に、馬頭琴の音色は観客に対して、雄弁に物語ってしまうのです。ピアノやギター・バイオリンや二胡・・・といったポピュラーな楽器では有り得ない、「馬頭琴界を代表する」という責任が、あなたの意図とは無関係に発生してしまうのです。

 喜作へ深夜散歩。奇しくも「何気なく発した言葉が、他人を傷つける」話題。生ビール+酔鯨3杯。
2005年1月16日(日)
1号に異変、バスバーの剥がれ?

 題名の無い音楽会「ミレッラ・フレーニ(Sop)/プラシド・ドミンゴ(Ten) 」を聴きながら、野口さんの安否確認のメール他への返信各種。うちだピアノから、第2回鍋パーティのご案内を頂く。今度は牡蠣鍋ですか!大好物です。

 昨日師匠から指摘された、1号のバスバー(低音部側のボディ表板の裏側に貼られている力木)の部分的な剥がれと思われる、ノイズ発生箇所の探索&修理をしなければいけないのですが・・・、脱力感&悪天候の為に気力充実せず保留。バスバーの修理、本来なら表板を剥がして確認&修理をしますが、バイオリン工房にお願いすると、15,000円コース!とりあえず、ネックを抜いた穴から覗いて見て、修理可能な箇所かどうかの判断をしなければ・・・。代用の7号:ジャミヤン復刻モデルがあるので、万一の場合でも・・・大丈夫。バスバーの剥がれの原因、師匠曰く「良く練習をしている=振動を繰り返している馬頭琴に発生する」そうです。
  
 随分前に提出した、明日の大和市の小学校用の演奏曲目を、ファイルから引っ張り出して.、確認&練習。たぶん4ヶ月ぐらい前の選曲で、現在の選曲とは微妙に違っていますね。

 中国琵琶の孟さんが、NHK教育TVの子供番組で演奏!そういえば・・・うちだピアノの千晶ちゃんが、友達だって言ってたなあ。昼過ぎまでの予定?の冷たい雨、とうとう夕暮れまで降り続いて・・・渋々商店街へ夕食の買い出し。

 夕食後、昨日の弱点の重点練習を始めるも・・・、すぐに左手の甲が強張ってしまい、程なく挫折。同じフレースを速いスピードで繰り返す・・・作業が苦手です。日常生活も、同じことの繰り返しっていうのが、大嫌いだからなあ。

 神奈川県の小学校から2件・文京区の小学校から、演奏依頼のメール着信。
2005年1月15日(土)
調布市北部公民館「ニューイヤーコンサート」

 6:00の天気報道によると、山梨は雪!この雪が回ってくるのだろうな・・・と、外を確認。今のところ和泉多摩川は冷たい雨。天気予報、相変わらず雪マークが付いたまま・・・。集客の心配もありますが、何より東京は交通が麻痺してしまって、会場にたどり着けない可能性もあります。楽器の点検、1号の糸巻きが少々滑り気味・・・、弦の巻き付け数を増やして調整。固めにはなりますが、演奏途中で戻ってしまうよりは・・・。

 1・2・3号+衣装2点を持って、リハビリへ。こんな天候だからと思っていたら、駐車場がほぼ満杯!でしたが、過去最短時間でリハビリ終了して、会場へ向かう。駐車場で、師匠&永瀬君と合流。

 早速リハーサル開始。1号:モンゴル国を「F/C」の5度チューニングにして「天空の鷹」に使用。朝、糸巻きの調整をしておいてラッキー?でした。2号:内モンゴルはレギュラーの「G/C」で「スーホの白い馬」「万馬の轟き」に。3号:北京+内モンゴルを「E/A」にして「モンゴルの子守唄」に使用することに。師匠の3本の馬頭琴と合わせて、会場に6本の馬頭琴が並ぶ。モンゴル国製2本・内モンゴル製2本・北京+内モンゴル2本・・・の、壮観な風景。

 雨脚いっこうに衰える気配も無いが、雪に変わる心配もなさそう・・・。悪天候をものともせず、会場満員御礼状態!朗読の後、2:35演奏開始。師匠と2人での「スーホの白い馬」「万馬の轟き」は初演。技量不足は否めませんでしたが、楽しい演奏でした。以前プロのバイオリニストの金子さんに、「師匠と演奏すると緊張してしまって・・・」という話をしたら、良く練習をしておく事と、「上手な人と演奏できてラッキーで楽しいと考えて」・・・というアドバイスを頂きましたが、本日その境地をちょっぴり初体験することが出来ました。ロイヤルホストでミーティング後、永瀬君を送って帰宅。

 免許証の更新案内&源泉徴収票が届いていました。青色申告の憂鬱な季節の到来です。

 8号:トラベラーを持って冷たい風の中、青山のバー「キャロンドゥル」の小林君のお誕生会へ。途中で熊野神社詣。予定?の馬頭琴演奏&解説。恵比寿ビール中瓶2本+八海山冷酒グラス1杯+赤ワイン1杯。
2005年1月14日(金)
上野公園噴水前イルミネーションでの演奏

 新宿区の小学校からの、演奏依頼のメール。候補日の中では、2月22日がベストですね。小春日和といった穏やかな快晴、リハビリ室はけっこうな混雑でした。ウォーターベッドでのマッサージが、お年寄りには人気のようです。

 昼食後、「もののけ姫」の譜面発送。本日の屋外会場では練習不可能なので、リハーサル。

 1・2号&衣装を積んで、上野公園に向かう。途中、前回のメロンパンのお礼に、和泉多摩川唯一の自慢の菓子店「プレ・デュ・ラ・リヴィエール」でお菓子購入。30キロの道のり順調で、所要時間1時間15分は、電車と変わらず。前回は3時間45分もかかったのに・・・。会場では高校生和太鼓グループが準備中。太鼓の運搬に、4トンのパネルトラックが必要なのですね。寒さに負けない元気の良い演奏でした。
 
 ハーモニカ日本一の大竹君と再会、銀座のレストランでの演奏のお誘いを受ける。ピアノと組むのが条件だとか・・・、本格的にピアニスト探しだな。「ヘブンアーティスト・バンド」構想を伺う。肝は、編曲者でしょう。尺八+ビオラ・アコーディオンのグループ鑑賞。周囲の静寂とイルミネーションの対比の中で、音が染み渡るようでした。

 続いて私の演奏。ライトが眩しくて客席が全く見えない漆黒の闇に、馬頭琴の音が響き渡る・・・という、心の高揚する環境の中での演奏でした。以前は、指が寒さで強張って・・・落馬という不安が有りましたが、自画自賛・・・ですが、かなり出来の良い演奏でした。お菓子のお礼にと、またまた担当者からタコ焼きを頂いて、帰路へ。

 順調に45分!で到着。トムソーヤで、生ビール+赤ワインハーフボトル1本。帰宅して天気予報を見ると・・・やっぱり早朝から雪!しかも、積雪5センチとか。前回2センチの予報で、10センチぐらい積もったからなあ・・・、不安。
2005年1月13日(木)
まったりと・・・
 
 万馬仲間からの電話で一時起床するも・・・、練習日を決めたところで、再びダウン。本年初の強烈な二日酔い。

 どうにか・・・昼食をとって、再びダウン。まったりと、時間だけが消費されていきます。日暮れと共に徐々に復活・・・リハビリへ。シートからの異音だと思っていたのが、シートベルトが引かれたときに出る異音と判明。さて、原因はわかったものの・・・。23日の練習場所の確保。

 夕食後、2月25日のライブの曲目選定。続いてピアニストに、練習の為の空き日&曲目の連絡メール。23日の合奏曲の譜面の取りまとめ。「もののけ姫」のソプラノパート1・2に、指番号を入れて完成。説明を書き込んで、郵送の準備。

 明日の天気、週始めには雨・・・でしたが、晴れのち曇りになっていて一安心。穏やかな1日のようです。明後日は大荒れで・・・雪?調布で師匠の伴奏をするのですが・・・。青山のバー・キャロンドゥルから、15日に小林君のお誕生会のお誘いメール。う〜ん、お天気しだいだなあ・・・。なにしろ小田急線は、からっきし意気地なしだから。
2005年1月12日(水)
バトエルデネ氏のレッスン

 冷たい風が渦を巻いている中、リハビリへ。午後から、ピアノ譜→馬頭琴譜への書き換え作業。ヘ音記号からト音記号にまたがるだけでなく、印刷自体も擦れていたの、大分見やすくなりました。続いて、バトエルデネ氏からお借りした、ジャミヤン先生の楽譜集のコピー。約90ページのたいそうな作業となってしまいました。これを使う場合は、コンピュータで書き換えないと・・・読めない。

 師匠から電話、ロシアの作曲家「アントン・ステバノビッチ・アレンスキー」について。内モンゴルからウランバートルにピアノ留学中の、イジリーちゃんの冬休みの課題だそうです。ギターでビブラートの練習をすれば・・・というアドバイスを頂く。

 練習少々、1号を持って護国寺へ向かう。バトエルデネ氏のレッスン、4名全員出席。馬頭琴二重奏に書き換えた譜面が好評!2人づつに分かれて・・・今後の展開が楽しみです。「天馬」の伴奏パートの練習、後半早くなる部分の弾き方を、最初からするのだそうです。モンゴル伝承曲のさわりの練習。聞いたことのある、踊りの曲ですね。バトエルデネ氏も、日本の馬頭琴奏者を集めて、合同発表会をやってみたいそうです。

 生徒4名、香港飲茶屋で新年会。皆さんから老眼鏡のアドバイスを頂く。遠近両用にも色々有るそうです。生ビール+紹興酒ボトル1/3。喜作で1人二次会。酔鯨何と・・・5杯!+真澄他2杯!店を出たのは、5:30を回っていました。
2005年1月11日(火)
私が他人に与える影響?

 銀行に向かう途中、汚れたウインドウを・・・と思ったら、フロントのウインドウウォッシャー液が出ない・・・。昨年春にも同様の症状がありました。パイプの長さがぎりぎりで、振動によって外れてしまった為で、又同じ症状が出るようだったら、パイプを交換したほうが良いだろうとの見解でした。リハビリ室,、3連休明けで超混雑状態。

 昼食後、整備の吉村氏に連絡、YANASEまでドライブ。途中給油、4.89/リットル。コネクター2つを交換・増し締めをして、パーツ代850円+技術料5,250円!大半が人件費。無料で洗車もしていただけましたから、まあまあか?

 師匠から電話、万馬仲間の勤務する小学校での演奏が、3月8日に決まりました。帰宅後、しばし失神。

 夕食後練習。ピアノ譜の為、ヘ音記号からト音記号にまたがるので、老眼も手伝って・・・なかなか音が読み切れない。馬頭琴用の譜面に、書き直した方が良さそうです。

 アドナインスには、大介さん・斉藤氏・熊さん・上原さんが在籍。大介さんの60年安保・東大安田講堂立て篭もり体験談で盛り上がる。続いて白人のアルビノのブルースギタリスト:ジョニー・ウインター特集。

 フランス料理のシェフ:コータロー氏から爆弾発言!今月で今の店をやめて、独立するそうです。私の生き方に後押しされて、「自分の好きな事をしたい」・・・と。ピアノの練習時間を確保する為に、仕事を換えた永田氏。私と馬頭琴コンサートで隣の席に座った静岡の青年は、後日馬頭琴を習う為に上京しました。私の演奏を聞いて、馬頭琴を始めた池谷君・・・と、45歳で退職した私の決断から現在の姿が、少なからず周囲の人間の人生に、影響を与えてしまっています。たぶん、その人の転機に巡り合わせただけだとは思うのですが・・・。生ビール+赤ワイン4杯。
2005年1月10日(月)
狛江の不思議な動物
 
 ブルグッド師匠のレッスンを受けに出発。久しぶりの恵比寿、途中の神社へ参拝。東京教室5名+群馬・足利教室2名+千葉教室1名出席。「スーホの白い馬」のハーモニクス部分の練習。以前よりはましになりましたが・・・、弓が自由に動かない。高橋さんの馬頭琴の魂柱の建て直し。2センチ下駒の真下に移動することで、音がまろやかになりました。3日間リハビリをしていない為か?腰の状態が最悪。初心者クラスの間、マチュリ(師匠の長男)と何十年ぶりかの砂遊び。

 近所の香港飲茶屋で新年会。久々に、鶏の足の煮込み&焼き豚を堪能。鶏の足のふるふるしたゼラチン質の食感、香港で仕事をしていた頃、よく食べていたので懐かしい味。生ビール2杯。

 池谷君といっしょに。茶茶の新年会&送別会に出席。久しぶりに永田氏と遭遇、ここ数ヶ月熱心にピアノの練習をしていたので、親指と人差し指の間に見事な筋肉が付いていました。常連持込のクラムチャウダー・ローストチキン・伊達巻・里芋の煮っ転がし・お赤飯・高菜チャーハン・カレー・野菜餃子・お菓子各種に、マスター手作りのケーキ等のゴージャスな晩餐が繰り広げられました。お礼に、ひげ&ささぼう+小野君で、馬頭琴・ギター&ジャンベの演奏。ささぼうが「天女」を失念してしまい、急遽「天馬」に曲目変更。小野君のジャンベの心地良い響き、今度ご一緒したいですね。ピアノとは違った、ギターの柔らかさ・・・とでも言うのでしょうか?好評でした。ハートランド中瓶1本+赤ワイン6杯。

 まきちゃんが何度か、不思議な動物を目撃しているそうです。体長は80センチぐらいで、40%ぐらいを占める長い尻尾を持ち、顔が細くとがった、獏のような動物・・・?多摩川周辺には狸や雉が多数生息していますが、この大きさの哺乳類には思い当たりません。野生のアリクイがいるとも思えず、はてさて・・・いったい何でしょう? 
2005年1月9日(日)
年賀状

 お昼の番組で役者にしてトランペッターの斉藤暁氏が、狛江・和泉多摩川界隈のお店でロケ。私のよく行く店では、「アドナインス」「うりずん」「喜作」・・・が紹介されていました。

 バトエルデネ氏からお借りした、ジャミヤン先生の楽譜集をコピーし始めましたが、途中で用紙切れ・・・。寒風吹きすさぶ中、商店街に調達に出かけるも・・・文房具屋正月休み?普段の買い物は、できるだけ近所の商店街で・・・と思っているのですがねえ。和泉多摩川商店街の未来は、限りなく暗い・・・。

 バトエルデネ氏からの、ピアノ譜部分を馬頭琴で弾く・・・という課題の練習を開始するも、譜面が良く見えない・・・。本格的に老眼鏡の調達を考えないと、色々差しさわりが生じています。モンゴル語の授業の時にも、数メートル先の黒板から手元の教科書に目をやると・・・、焦点が合わずけっこう辛い作業でした。C=ドから始まって、3オクターブに渡るピアノ譜、あれこれ迷ってしまって、解決策見つからず・・・。

 年賀状の返事を書くべく、はがき作り。ここ十数年、来た賀状にだけ返事を書く事にしていますが、それでも毎年40通ほど届きます。年賀状、あまり好きな習慣ではありません。旅先から・・・とか、近況報告とかを貰うと嬉しいのですが。いやいや儀礼で書くので、結局曖昧な返信になってしまうのです。写真のきれいなプリンターが欲しいなあ・・・。

 能楽大鼓奏者の大倉正之助の番組鑑賞。昨年、モンゴル国の馬頭琴の師匠、アジナイホールと共演された方です。亡くなって革となった馬の為に素手で打つ苦痛に耐える・大排気量のバイクでのツーリング・夜の海辺でのジャンベとのセッション・田舎で百姓・水行断食・・・と、番組制作者が泣いて喜ぶ絵に描いたような自己演出。確かに、一流の奏者は一流の演技者でもあるのですが・・・。技能の優秀さは、機械でも認められましたが、これが重要無形文化財か・・・。
2005年1月8日(土)
初馬頭琴教室 → 新年会

 穏やかな昨日とは打って変わって、寒波襲来!レッスン室のエアコンを入れても、足元から寒さが染み込むようです。9:00から池谷君のレッスン。打音・ハーモニクス・離れた音の間の処理の仕方(不用意にグリッサンドが出てしまう)等。

 昼食後、教室再開。出席7名・・・と新年早々大盛況。モンゴル国の初心者の中でも、差が出てきています。現在、内モンゴル2クラス(初心者・初級者)・モンゴル国初心者クラスの2クラス。やたらにクラスが増えてしまうと、レッスン場所の確保&時間を拘束されてしまう問題もあるし・・・。ここ1〜2ヶ月の進捗状況を見て、要再考といったところです。

 下北沢へ移動、「遊牧民」で6名の新年会。茹で肉・ホーショール・ボーズ・香草焼き・野菜炒め・うどん・ピザ・・・等、初羊三昧でした。生ビール2杯+アルヒショット4杯。遊牧民、満員御礼大盛況でした。

 男3名で、久々の「ラ・カーニャ」へ。ここの店主岩下君とは、18歳の時からのお付き合いです。沖縄の市庁舎の設計などで知られる「象設計集団」の手による、シンプル&手作りゴージャス感の漂う店内。スコッチのボトルが丸々1本、封も切らずにキープされていた・・・というささやかな幸福を感じつつ、臨時ライブの歌&ギター鑑賞。お礼に3曲ほど、馬頭琴演奏。「子駱駝の物語」をご存知の方がいらっしゃいました。岩下君から「今度うちでライブやって・・・」という、ありがたい申し出。ここは、大塚まさじ氏や中川イサト氏といった、濃い?ミュージシャンのライブをやっています。今年は下北沢進出か!新しい馬頭琴ファン拡大には、絶好の環境ですね。スコッチトリプルロック2杯で、ご機嫌で散会。

 またまた悪い癖で・・・喜作へ。酔鯨2杯で日の出が近づいてくる・・・。
2005年1月7日(金)
穏やかな1日
 
 穏やかな快晴・・・も、今日だけで明日には寒波襲来。沖縄のひかん桜が咲き出したそうですが、例年よりも遅いとか。沖縄で仕事をしていた時には、12月に桜を眺める機会がありました。あの時は、山形・八戸・セゾン劇場の仕事も同時進行していて、ゴールデンウィークに八戸の桜が満開!しかも一夜にして花の上に20センチの積雪があって呆然としました。

 暖かさの加減か?リハビリ満杯でしたが、ご老人とは治療内容が違うらしく、順調に終了。

 昼食後、昨日の作業継続。なかなか良い音の馬頭琴です。こういう馬頭琴は、良い持ち主のところに嫁いで欲しいものです。なかなか良い音の馬頭琴には巡り合えませんし、良い音の馬頭琴を飾って眺めていても・・・不遇です。

 2月のアドナインスでのライブ、ピアニスト・ギタリストからOKの返事。2日遅れのバースディライブ!先日ギタリストと話した、メロディラインのきれいな日本・沖縄の曲の譜面探し、「さとうきび畑」「花」「涙そうそう」「竹田の子守唄」をセレクト。

 断続的に練習。左手で同じフレーズを、早めに規則正しく繰り返す・・・という動作が苦手です。練習はするのですが、すぐに左手の甲が強張ってしまって・・・挫折。考えてみたら・・・、右手も跳ね弓が苦手。基礎練習に費やした時間・年月の問題か?もっと馬頭琴に慣れないと・・・出来ない事が沢山有ります。

 「ハムナプトラ」を観ていたら、師匠から15日の調布の公民館での伴奏の打診、快諾。
2005年1月6日(木)
初リハビリ
 
 昨夜の悪業の祟り・・・朝からぼーっとしていたところ、21日の小平の小学校での、演奏の確認の電話で現世に引き戻された・・・。9:30から、45分×3本勝負に決定しました。再びだらだらと・・・テレビ鑑賞。 

 昼食後、「グース」という映画鑑賞。自然開発で放置されたグースの卵を、女の子が孵化。越冬地まで16羽のグースと共に、父親とエンジン付きハングライダーで旅をする話。酉年生まれの性か、空を飛ぶ快感が湧き上がる映画でした。

 今にも雪に変わりそうな小雨の中、初リハビリへ。帰宅後練習。久々にジャミヤン先生の譜面を取り出すも・・・すっかり失念。細かい譜面に目が追いつかない。遠近両用眼鏡を作らねばなりませんね・・・。右手親指と人差し指の痛み、多少軽減してきましたが、摘むと痛い!がんがん弾いて、固めてしまわねばならないようです。

 夕食後、跳ね弓の練習。2000年エンフジャルガル工房製の馬頭琴の調整。上駒を黒檀の塊から削りだし、下駒の高さを調整して、テイルピースとボディ下端を結んでいる紐の新調、弦交換。テイルピースの穴が小さく、使い古しの弦の三つ編みでは通らないので、釣り用の太目のPEライン(強力な素材の糸)を流用して三つ編み。同様に2弦とも穴を通らず、糸を巻いて通す秘儀で解決。外弦の穴が小さくて・・・というパターンは多いのですが、両方ともというのは初めてです。

 気が付く度に弦のテンションをあげてやり、伸び切るまで繰り返します。明日、新調したテイルピースの紐の長さ(三つ編みはけっこう伸びます)&弦の巻き数の調整をして、終了です。もう1本コンポジションを塗った為に糸巻きが滑り出した馬頭琴の、木工旋盤加工が残っているのですが、この寒さの中ベランダでの作業が辛くて・・・。
2005年1月5日(水)
初新年会

 ヘブンアーティスト事務局からの電話で起床。上野公園噴水前イルミネーションでの演奏が、14日(金)・7:00pmからに決定しました。PA&照明は用意していただける事になって一安心したものの、寒いだろうなあ・・・。

 昨日のはぜ釣りの後遺症?両腕がだるく・・・眠たい。何しろ船上で6時間半、両手に1本づつ竿を持って、底に着いた錘をひたすら1〜2センチ持ち上げて、はぜを誘い餌を咥えた気配を察して合わせる・・・という釣りです。よく言う「プルプル」というのは、はぜが咥えた餌を千切るための動作で、この時に合わせても半分も針には掛かりません。五十肩で、左腕が水平にしか上がらなかった時には、釣りどころではありませんでしたから、健康とはありがたいものです。ご飯を食べてぼーっとしていると、睡魔が襲って・・・。寒いというのは、それだけでかなりの体力を消耗します。

 モンゴル国在住の女性から、ウランバートルの宿屋あづさやさんの消息を尋ねるメール受信。そういえば11月半ばにタイに行くと連絡がありましたね。実家のお母様に確認したところ、大津波前の12月25日にタイを離れ、中国に滞在しているそうで・・・一安心。近々帰国するそうです。

 本日からのリハビリへ向かうも・・・午後休診でした。うちだピアノで新年会、しっとりと演歌オムニバスCDをBGMに、蟹鍋・アンコウ鍋を肴に、焼酎・大吟醸。大介さんのギター&歌に合わせて、密やかに馬頭琴も参加。

 アドナインスへご挨拶、赤ワイン1杯。2月の金曜日に空きがあるので、久々にライブやるかなあ。ピアノの伴奏が欲しいなあ・・・。喜作へご挨拶、元旦の店主の暴挙を暴露しつつ・・・生ビール1杯。
2005年1月4日(火)
初釣行

 6:15、シートヒーターのスイッチを強にして出発。最初はこんな物・・・と思っていたのですが、お尻と背中がぽかぽかして極楽気分!ありゃりゃ、バス釣り用の防水座布団を忘れた事に気付いた・・・。船上の約7時間、これが有ると無いでは、随分暖かさ違うのです。途中セブンイレブンで朝・昼食の買物、18キロ・40分の順調なドライブで、鶴見・新明丸に到着。

 釣り人6人を乗せ40分走って着いた所は、横須賀湾・海上自衛艦係留地。昨シーズンは、イラクへの自衛隊派遣問題のさなかで、釣り船入港禁止となっており、意外なところで「テロ対策」を実感する事となりました。一昨年は、1足(100匹)釣れたなあ。リール竿・4号の錘で始めるも・・・潮の流れが速く、道糸が真っ直ぐ立たない。8号錘に付け替えて再投入。これでは和竿は使えない。あたり渋く・・・2時間弱でやっと「つ抜け」、10匹目を釣り上げたのは10:30頃。

 このあたりから、時折強烈な風が吹き出した。風の音で、耳もとはごうごうと鳴り、竿先・道糸もばたばたと翻弄され、体長20センチ足らずの鯊の、水深10〜20メートルからの餌を咥えた気配を察するには、最悪な状況となりました。ラッキーフードの稲荷寿司を食べても・・・、当然ですが海況が改善する事も無く、3:00pm納竿。鯊15〜20センチ・33匹+イイダコ1匹・イシモチ1匹の釣果。順調に1時間で帰宅。

 パルコ在籍時代の上司で釣り仲間の藤島氏の新居へ伺って、おすそ分け。藁しべ長者では有りませんが、屋久島の焼酎を頂きました。帰宅、鯊の天ぷら・骨せんべいで、豪華な晩餐。缶ビール2本半・・・で、撃沈。
2005年1月3日(月)
初仕事

 だらだらと早朝まで、ドルフラングレンの映画を観てしまった為・・・這うように8:00起床。天気晴朗なれども寒風吹きすさぶ中、11:00から、池田楽器で新春のご挨拶&池谷君のギターとリハーサルを1時間。終了後、車で多摩センターへ向かう。世田谷通り多少混雑していたものの、いつもと同じ50分の順調なドライブ。それにしても・・・、他府県ナンバーやら信じられないような改造車の多い事!このあたりは田舎なんですね。

 馬頭琴、温度に順応せず、チューニングが上がりっ放し・・・。単独の演奏では気になりませんが、ギターとの曲では毎回チューニングのやり直しに手を焼く・・・。ギターとのジョイント、なかなか好評でした。池谷君、またやりましょう!12月23日のクリスマススペシャルをご覧になった方が再訪してくださったり、小さな男の子から握手を求められたり・・・楽しい仕事始めでした。平日の演奏だけでは「見に行けない」というご意見を頂いたので、2月から第1土曜日の6:00〜7:00pmの定例演奏を開始します。

 伸びにくい弦について考えました。弦1本の直径を太くするか、伸びにくい素材を使用するか、2つの考え方があります。釣りで使用する「フロロカーボン」素材だったら、伸びに対しては強そうだと・・・早速試算。2弦合計約280本×1メートル=280メートル!50メートル巻きが特売半額で「1,500円」ぐらいですから、×6個=9,000円!漁業関係者用300メートル巻きというのが有りますが、半額にはならないでしょう・・・。かなりの高額投資実験になってしまうなあ・・・。

 帰宅後、明日の釣りの為の確認の電話。まる八、本日ではぜ釣り終了・・・。新明丸、4日と7日のみ。7日は仕事の可能性があるので、やっぱり明日しか無いな・・・。深さが安定せず、和竿での釣りはお勧めできない・・・との事。リール竿のはぜ釣りでは風情がありませんが・・・仕方が無い。取りあえず両方持って行きましょう。

 1年振りの釣りなので道具&ウエアがあちこちに散在し、段取り悪くなかなか準備が進まない。冷たい船上で「あれを忘れた・・・」って、たぶんやるだろうな。お天気、多少快方に向かっているのが,せめてもの救い。
2005年1月2日(日)
NHK・シルクロード、放送開始

 早朝0℃を下回ったそうで、寒いけれど快晴。取りあえず・・・だらだらと、ホームページの更新作業。馬頭琴日記、1日も欠けること無く2004年365日を完走。神様に感謝!

 相変わらずテレビは・・・面白くない。ジョニー大倉が、醜悪なデブを晒して口先だけのロックンロール・・・。以前アドナインスで見た、同じバンド:キャロルのギタリストうっちゃんは、ブルースで中々良い味を出していたのに・・・。引き際を知るというのか、何時までも過去の栄光にぶら下がっていてもねえ・・・。

 昼食後、明日の練習。カールソンのコントラバス用の松脂、持続力に難有り・・・だなあ。後半のだれる感じが気になりだしました。右手の親指と人差し指の付け根:弓の毛箱が当たる部分の痛み最高潮。 

 夕食後、明石家さんまの番組で、見慣れぬ着物美女を発見!しばし見とれていたら・・・、「亜麻色の髪の乙女」の島谷ひとみさんでした。この娘のプロモーションビデオは、静止カットが無く美しいのか違うのか?確認できずにイライラが鬱積していたのですが、本日やっと解消!なかなかの美人でした。

 NHK・新シルクロードを鑑賞しながら、明日のプログラムの作成作業。ヨーヨー・マ&シルクロードアンサンブルの演奏、砂漠の西の国の不可思議な音楽・・・で、とても心地良い。ギターとの3曲を、何処に入れようかな?やっぱり真ん中が妥当なところか。心の準備がしやすいように、ギタリストの知っている曲を、出番前の曲に入れましょう。

 続いて、25年前のシルクロードを鑑賞しながら、印刷作業。プリンターの調子最悪で、B5サイズ40枚の印刷に・・・いったい何時間かかるのだろう?喜多朗氏の音楽、たぶん現地に行った事が無く想像で創ったものなのでしょう、日本人のイメージするシルクロード・・・といった印象。パリ生まれの中国人:ヨーヨー・マ氏とは、血・育った背景が全く違う。新疆・ウイグル自治区、最近最も行ってみたい場所です。  
2005年1月1日(土)
明けまして、おめでとうございます

 新春は、3日・2:00〜3:00pm・スカイラーク ガーデンズ多摩センター駅前店で、池谷君のギターとのジョイントで、演奏活動を始めます。本年もご支援・ご教授・・・等、よろしくお願いします。

 昨年は老眼・五十肩・腰痛・・・と、老化を痛感した1年でもありましたが、テノール歌手・朗読・ピアノ・キーボード・バイオリン・フルート・ギター・ベース・パーカッション・・・との共演の機会にも恵まれ、充実した馬頭琴生活を送る事が出来ました。今年はどんな出会いがあるか?ワクワクする1年の始まりでもあります。

 1年の計は元旦に・・・と申しますが、新年早々「茶茶」での楽しい宴・初演奏・お稲荷さん詣で・「喜作」で2ステージ目・酔っ払い店主に絡まれ・近所のお稲荷さんで厄払い・5:00帰宅・・・と、2005年も波乱万丈?の幕開けでした。

 這うように・・・9:00起床、鶏肉・にんじん・三つ葉・・・に焼餅の塩・醤油味の雑煮をつくり、母親と新年のご挨拶。相変わらずつまらないテレビのチャンネルを回しているうちに・・・失神。復活して、サッカー天皇杯決勝「東京ヴェルディ:ジュビロ磐田」テレビ観戦。なかなかの好試合・・・で、東京ヴェルディ男女共に日本一の快挙。

 正月恒例、中川家へご挨拶に伺うも・・・不在で、次のスケジュールの藤本家に伺う。ここで毎年南九州のお雑煮を頂くのが1日の恒例行事。干しえび・するめ・鶏肉・ごぼう・・・に餅という、こってりした出汁の雑煮。中には、餡入りの丸餅を入れるところも有るそうですから、一口に雑煮といっても大変面白いものです。

 冷酒を飲みながら、昨年の病歴自慢?大会から昔話に花が咲いて・・・。途中、中川氏来訪、明日から北海道でスキーとの事。常連の戸上君が加わって、宴最高潮!母親と同年齢の主、ついに失神。しばし、NHKシルクロード特集・ヨーヨー・マ&シルクロードアンサンブル鑑賞。随分弓を斜めに使う方ですね。帰宅、HPの更新を・・・と思う間もなく爆睡。