2004年11月30日(火)
あんな嘘つきが総理大臣だったとは・・・

 断続的に練習&松脂の実験。今日は重点的に「カールソン・コントラバス用」を試す。弓に付ける段階で、かなりネチャつきますね。見た目よりもかなり柔らかいのでしょう。ロングトーンを出すには、良い感じです。クリスマス曲メドレーの順番決め作業。最初はシンプルな「ホワイトクリスマス」で始めて、少々変化の有る「聖しこの夜」、馬頭琴らしい味付けで「アメージンググレイス」、最後はべたべたの馬頭琴で「ジングルベル」・・・という構成に決定。通して演奏すると・・・けっこうハードだなあ。右腕の上腕外側の筋肉が、ぱんぱんに張って来ました。

 快晴の午後、リハビリ&買出し。午後も断続的に練習。渋谷の歯医者から、録音音声の電話。この歯医者、半年ごとに予防の為のメンテナンスの案内をしてくれます。ついでに行って歯石の掃除をしてもらいましょう。

 1億円ヤミ献金問題、政倫審で橋本竜太郎が答弁。「事実なのだろう・・・」とは、何事?そんなに呆けているのなら、単なる給料泥棒だし、嘘をついて惚けて通用する・・・なんて事が世界中に報道されたのでは、恥ずかしさを通り越して社会的な悪影響は計り知れない・・・。引き際の汚なさは、過去の実績を一瞬にして無にする。日本は政治屋ばっかりだ! 
2004年11月29日(月)
おばちゃん2景


 3:30頃、釧路沖で地震発生、20年に1度の頻度で、ほぼ定期的に発生しているそうです。地球のストレス発散か?渋谷で忘年会中に八戸の地震が起こったし、神戸の震災もたしか1月17日早朝。寒くなると大地震が起こる?

 クリスマス曲の練習。曲想が似てしまうので、変化に乏しい。独奏では1曲づつ弾くよりも、
メドレーにでもした方が良さそうです。モンゴル国の馬頭琴の音の方が、曲に合っていますね。昨日も・・・松脂不調、そろそろ本格的に対策しないと。

 銀行・買い物と、30分も歩いたら・・・腰痛が始まって・・・昼食後、銀行&リハビリドライブ。随分と横暴な、チャリンコおばちゃんが横行。自己防衛本能というものが無いのか?車は必ず止まると疑いもしないのでしょうか。何の迷いも無く・・・猪突猛進!怪我をして痛い思いやら、体の機能や命を失うのは・・・自分です。車もバイクも自転車も・・・、乗ってはいけない人が存在します。日本中に・・・配慮の無い人々が、横行しています。自己研鑽とか深謀遠慮・・・なんて死語?

 尻に火が付いて、モンゴル語の宿題を済ませて・・・モンゴル語講座へ。出席6名、楽しい授業でした。帰りに、13日の授業終了後の忘年会の予約。モンゴル語講座のMDを聞いていたら、和泉多摩川をワープしてしまい・・・狛江で下車、茶茶でマスターの故郷八丈島の話やら、京都の超こってりラーメンの話題。ホームページ作成悲話?公開。基礎知識+デザインセンス+定期的な更新・・・というのが、不可欠な要素ですが、私の場合、基礎知識不在のまま、マニュアル片手に突入してしまった為、現在色々な不具合を味わっています。ハートランド中瓶1本+赤ワイン3杯。

 喜作に寄り道、韓流ドラマをBGVに・・・酔鯨2杯。空港やらホテル・写真展会場はおろか・・・韓国にまで出張って、世のおばちゃん達が狂喜乱舞しているそうです。何とも情けなく・・・思うのは、私だけでしょうか?

2004年11月28日(日)
演奏のち・・・ライブ鑑賞


 1・2号&衣装を持って、9:30明治神宮外苑へ出発。17キロ・45分で順調か?と思ったら、駐車場が判らず結構な時間を浪費。外苑「いちょう祭り」、絵画館前のいちょう並木が黄金色に輝いていて・・・眩しいほど。

 担当者、とても親切な方で、ワイアレスマイク&アンプ2台も用意してあって、一安心。軟式野球の試合を背景に、芝生で食事やらくつろぐ親子&カップルを観客に、12:00〜と1:30pm〜の演奏各30分を、他の出演者の遅刻で押したりしましたが・・・無事終了。隣のステージ&PA付きのジャズのライブ鑑賞。ここの方が良かったなあ・・・。

 アートパフォーマンスの「雪竹太郎」氏を鑑賞。絵画・彫刻の作品を、肉体で実演?するパフォーマーです。演技中の体を支える、太く柔らかい筋肉ですね。周囲で起こっている現象を、上手に利用してコミュニケーションしています。視線や表情で、道具を取って欲しい・・・とお願いしたり、無神経に通り抜ける人を睨んだり、投げ銭を入れた人に笑顔を送ったり・・・。最後の大ネタが、ピカソの「ゲルニカ」。観客4名を巻き込んでの熱演でした。

 担当者から、「馬頭琴についての質問がある」という方の電話番号を受け取り、順調に帰宅。早速電話、弦が切れているのでどうしたら良いか?という質問でした。5年前に内モンゴルで購入した馬頭琴だそうで、色々な小学校で子供達に見せたり触らせたり・・・と、活躍しているそうです。5年も経てば、弦は完全に死んでいます。交換以外に方法はありません。弦交換、基本とコツがあります。素人が見よう見まねでやっても、良い結果は生まれません。

 帰宅後小休止、泉の森会館の「大介バンド」ライブへ向かう。会場から観客がはみ出す超満員!それに答えて、何とまあ・・・3時間を超える!熱演でした。斉藤さん、さすが役者だけあって、思い入れたっぷりの歌振りに、小技とペーソス溢れるトランペット。熊さん、頑張っていますが、随分と抑えた演奏で・・・。出力の弱いシングルコイルのピックアップ・アーム付きのギターで、思い切り弾き切った方が良いのでは?真有美さん、70年代レナウン・イエイエ娘を髣髴させる?キュート&コケティッシュ!アコーディオンも良い味出していました。缶ビール2本。

 撤収のお手伝いをして・・・鮮之庄での打ち上げに参加。生ビール+焼酎ロック数杯・・・、ご機嫌で帰宅。 

2004年11月27日(土)
海峡を渡るバイオリン

 快晴にもかかわらず、終日だらだら・・・と、結局外気に触れることなく暮らす。

 5日の合奏の練習、クリスマスの合奏用の練習、クリスマスソングの練習。「聖しこの夜」「ホワイトクリスマス」「アメージンググレイス」・・・。4度チューニングで内弦を開放弦で使うと、なかなか厳かな雰囲気が出ます。「ジングルベル」は、打音をリズミカルに入れると、けっこう面白い展開になりますね。続いて、明日の明治神宮外苑「いちょう祭り」の為の練習。30分・2ステージ、曲目は明日場所の確認をしてから・・・決めましょう。

 「海峡を渡るバイオリン」テレビ鑑賞。リハビリの時に読んでいた漫画「天上の弦」ですね。のっけから唐十郎の壮絶な?バイオリン演奏。漫画では「朝鮮人には教えられない」と、具体的に弟子入りを断られるのですが、テレビでは何となく曖昧にしていましたね。本当は、過去にこういう事実があったことを、伝えた方が良いと思うのですが。子供が死線を越えたところから・・・展開が速くなって、いきなり国際弦楽器コンクールで優勝してしまう。その後が見たかったのですが・・・。やっぱり本を読んだ方が良さそうです。

 掲示板からメールを送ろうと思ったら、スパムメール防止機能が付いて、直接送れなくなっていました。メールアドレス公開しているせいか?確かに毎日毎日迷惑メールが届いています。
2004年11月26日(金)
朧月夜


 5日の合奏用の練習。普段は独奏と、特定の楽器との合奏の練習が主体なので・・・、弓の確認などをしながら。アクシデントに備えて、ソロ部分の練習も追加。合奏曲に思い入れがないのかなあ・・・?ず〜っと今ひとつの状態。

 昼食後だらだらとテレビ鑑賞。NHK・バンドネオンの小松亮太君、修理の名手が亡くなって・・・楽器の修理に苦慮しているそうです。「7人の女弁護士」、エンディングのボーカル、聞いた声だと思ったら・・・GAOでした。ハスキーボイスで、寂しそうに元気な歌を唄います。数枚CD持っているなあ。急激に売れて消えてしまった?今何をしているのでしょう?

 寒い晴天、クリスト状態の車で、リハビリへ。1週間目ということで、2分間の診察。とりあえず継続治療。右側の電極の調子が悪いらしく、左側の半分程度の振動。腰の牽引負荷、30→35キロに変更。
少しは引っ張られている・・・と言う感じ。

 ピアニストの日裏さんからお誘いを受けた、ギタリストの小川和隆氏のコンサートを見に、初台へ。ナルシソ・イエペス氏の弟子で、10弦・6弦のギターを操ります。彼とは芸大の同級生・・・といっても、専攻はデザインと楽理ですけど。オペラシティ3階の「近江楽堂」、100人ぐらい収容のドーム型の天井の高い会場で、反響が異様に大きいですね。生徒さんが多いらしく、開演後注意したにもかかわらず携帯がなったり、物音やらくしゃみ・咳払いが聞こえて・・・。生徒には、コンサート鑑賞のマナーから教えねばならないのかもしれません。

 前後半共に、生徒でプロになった大野元毅君とのデュオでスタート。何かが引っ掛かっているのか?散漫な印象、感情を出すタイプでは無いのでしょうが・・・、モンゴルファイティング馬頭琴の系譜としては、少々不完全燃焼。終演後挨拶もそこそこに、日裏さんとミーティング。3月頃深大寺で、ミニコンサートをやることになりました。生ビール2杯。

 台風並みの強風の中、喜作へ。TV東京の深夜番組「AYU」という番組の監督、鎌田義孝氏と歓談。酔鯨3杯。外に出たら相変わらずの強風と・・・朧に霞んだ満月。

 ラグビー全日本代表の欧州遠征を、テレビ鑑賞。本日も、100点取られそうな勢いの・・・駄目試合。
2004年11月25日(木)
チンギスハーン廟の今後

 快晴なれど風が強く・・・寒い。リハビリの順番が回ってこない。機械も空いているし、待ち人もいないのに・・・。担当者の数が不足していて、回らない。おまけに気配りというものが足りず・・・終わっても気が付かない!

 5日の養護施設での、合奏の曲目&構成が決まったので、合奏用の練習。

 1・2号を持って、ギタージョイント計画第4回目の練習。「冬のキャラバン」、内モンゴルの馬頭琴に変更した方が、音質が合いますね。形はできたので、後は練習あるのみ。来週の練習場所の確保。

 遅めの夕食後、失神。NHKで、「チンギズハーン廟の発見&今後」鑑賞。発掘責任者がモンゴル人に対して、とても配慮しており、今後お墓の発掘は行わないそうです。外国人が天皇陵を掘り返したら・・・確かに気分悪い!今内モンゴルで起こっている「チンギスハーン廟の中国企業による観光地化」・・・、中国人も少し考えたら判りそうなものなのに。

 夢・音楽館、久石譲&平原綾香。平原さん、サックス奏者で、サックスの呼吸で歌っているそうですが・・・、理解不能。
2004年11月24日(水)
南北モンゴルの交流

 ありゃりゃ・・・携帯がマナーモードになっていて、師匠の電話に気が付きませんでした。失礼しました。

 バトエルデネ氏のレッスンへ、3名+師匠が飛び入り参加?練習中の高音部音階の楽譜、ロシアで使われているバイオリン用のもので、難易度としては小学校5年生程度のもの・・・だそうですが、馬頭琴で再現するにはかなりの試練!右手の薬指に力が入りすぎてしまいボーイングにうねりが発生している事、音程の微妙なずれを指摘される。判ってはいるのですが・・・、もう少し時間をかけてじっくり取り組まないと。

 レッスン終了後、弦の交換作業中に、師匠&バトエルデネ氏のセッションが始まって・・・「天馬」や「モンゴルの子守唄」の2重奏など。大いに盛り上がって、来年2人でコンサートをやろう・・・という事に展開!

 1名追加参加して、ジョナサンでの2次会。バトルデネ氏が内モンゴルで馬頭琴指導をしていた頃の話や、モンゴル国の厳しい馬頭琴学習環境の事やら、バトエルデネ氏の師匠とボラグ先生が仲が良い、アジア・アンサンブルのメンバーは、まるでコンピュータのようにリズムとテンポが正確・・・など、またまた興味深い話題が次々と。南北モンゴルの、前途ある若手馬頭琴奏者2名を交えた交流会となりました。ついつい生ビール3杯。

 師匠、橋幸雄氏のレコーディング順調だったそうで、来年2月24日の芸能生活○周年記念コンサートで、ステージに立つそうです。ロビーでの馬頭琴演奏も検討中だそうで、お鉢が回ってくるかも?奇縁です。

 明日早朝7:30に青葉区で仕事・・・という師匠のチェロキーで送っていただき、アドナインスのマスターに鈴木藍ちゃん報告会。マスターから頂いた葉巻を久々に賞味。赤ワイン3杯。さすがに夜は・・・冷え込んでいます。
2004年11月23日(火)
何か・・・エネルギー切れだなあ

 朝からぼーっと、プログラムの印刷作業。カラーインク切れ、続いて黒インク切れの難関を乗り越えたと思ったら・・・ありゃりゃ、右端の文字がが欠けている事に気が付いた・・・。そもそもの原因は、センターに上手くレイアウトできないマイクロソフト・ワードにあります・・・が、それを使いこなせない自分の責任でもあります。皆さん読み難くてごめんなさい。

 合奏用の譜面を用意して、1・2号を持って、無神経なサンデードライバー&傍若無人なオートバイに悩まされつつ・・・多摩センターへ向かう。お天気なのに・・・お客さん20名ぐらいですか、遠巻きにされた格好で、何とも気合の入らない演奏。それでも数名の方から、チェロの曲をやってください・・・とか、以前内モンゴルに行ったことがあって懐かしいなど、アンケートを頂く。終演後12月23日にご一緒する森元さんと、演奏の打ち合わせ。馬頭琴で出来ることをデモンストレーションして、感じを掴んでいただけたので、楽しい合奏になりそうです。よろしくお願いします。

 けっこう消耗して・・・真っ直ぐ帰宅。ぼーっとテレビ鑑賞。脳の損傷で、記憶できない青年を見る。原因は掴めないそうですが、脳内の酸素消費量が著しく少なく、脳が動かないそうです。続いて、盲目の音楽少年を見る。1度聞いただけで楽曲を覚え、ピアノ&歌で再現できます!私も・・・もっと脳をクリアーにして集中力を高めないと・・・、時はあっという間に過ぎていく。PCで、弓の練習用の楽譜3枚作成。
2004年11月22日(月)
モンゴルの飲尿療法

 朝から、バトエルデネ音階の練習。相変わらず・・・苦しい音!・・・でも少しは様になって来ました。継続は力なり!

 昼食後、新しい病院で腰のリハビリ2回目へ。3:00pmからの午後開始時間に合わせて行ったら、大変スムーズ。牽引中に池谷君と遭遇、師弟仲良く並んで牽引治療。ああ情けない・・・。帰り道、銀行業務1件&夕食のお買い物。

 モンゴル語講座、早めに行って予習を・・・と思ったら、本日も駅前のドトールコーヒー満杯で、マクドナルドで少々お勉強。モンゴル語講座出席4名。随分と減ってきたなあ・・・。初心者向け「対格」「属格」の説明(5月の授業で習った事)を聞いたおかげで、随分と理解できました。来年への希望が繋がったかな?

 時間つぶしにPCショップ散策、調子の悪いCDドライブのクリーニングキット購入。続いて本屋散策を・・・して、5名で反省会?へ。モンゴル国では子供が病気の時に、母親の朝1番目の尿を飲ませる習慣があるそうです。内モンゴルでも、目の病気の時に、自分の尿で洗うそうです。きれいな水が手に入りづらい・・・という背景があるような気がします。他にも、羊の新鮮な内臓を体に当てる・・・等、ところ変われば色々あります。ウランバートル在住の日本人が現地の食に馴染めず、毎月フフホトまで食事に通っていたそうです。確かに食は、内モンゴルの方が豊かです。生ビール+焼酎ロック2杯。

 喜作に回り道、酔鯨2杯・・・で、ご機嫌帰宅。早速ドライブのクリーニング作業。さて成果は?と思ったら・・・ELECOMのCD用、これは詐欺でしょう!説明書にある「ブラシ」存在せず、その場所に張ってある赤いシールの膨らみから、その下にブラシらしきものが感じられるので、剥がしたら・・・、ブラシも取れてしまった!説明書には何の解説もなく、明日クレーム処理しなければ。あああ・・・また面倒なことに巻き込まれてしまった。
2004年11月21日(日)
藍ちゃんのボーカル

 本日も快晴。断続的に、バトエルデネ音階(ボディとネックの、付け根から下の高音部を使用)の練習。

 昼食後、散歩がてら西河原公民館へ。20分で到着。堤君・おっかあ・うちだ&大介ばんどご一行と遭遇。真由美さん復活おめでとう!体調今ひとつで、10キロのアコーディオンを立って弾くのは厳しいそうです。しみじみと健康のありがたさを思い知る・・・、今日この頃です。

 沖縄料理「うりずん」主催のコンサート。宣伝が不十分なのでしょうね、今ひとつの入り&顔見知り・・・のみの動員。2番手に噂の鈴木藍ちゃん登場。何とも言えない雰囲気のある声質と節回し・・・、良いですね!スタンダードジャズよりも、「サマータイム」とかオリジナル曲が秀逸。先が楽しみな若者です。馬頭琴でもジョイントできそうです。とりの東江千鶴さん、ライブハウスよりもこういったステージの方が良いですね。私も、観客との間に一線を引けない場所って、苦手です。夏目さんのピアノとのジョイント、練習不足か?ピアノの煌びやかさに押され気味・・・。メロディラインにも、もう少し工夫があると良くなるのに・・・。良いスタッフとの出会いが、必要かな?気分良く・・・缶ビール6本。

 鮮之庄で、大介バンド&万華鏡の皆さんと2次会。道すがら真有美さんと、音楽の話あれこれ。役者の斉藤さんと、「演技の出来に関する、自分と他人の評価の違い」について歓談。入れ込みすぎても空回りするのですが・・・、淡々と卒なく進行してしまうのも・・・つまらないし。泡盛&焼酎ロック数杯。

 うりずんでの、打ち上げに珍入。マスター・中村氏と遭遇。東江千鶴さんに、恥ずかしい本&馬頭琴の資料MD、藍ちゃんにもMDプレゼント。泡盛ロック数杯。せっかくの良い気分を、言いっぱなしで自分の発言に責任を持たず、相手に責任転嫁する馬鹿姉ちゃんに・・・切れて、憮然として帰宅。いつに間にか・・・失神→爆睡。
2004年11月20日(土)
あああ・・・またこんな馬頭琴が

 結局だらだらと起きていて・・・7:30頃就寝。10:30這うように・・・起床、久しぶりの快晴!

 和泉多摩川教室、出席4名+見学者1名。ボーイングの練習・外弦の音階の練習。皆さん弓が上手く持てませんね。右手も左手も、だら〜んと下げた状態のままで、肘から90度曲げた形で構えます。これが不要な力の入らない形です。池谷君には、音階のバリエーション。弓を長く弾く&スピードを変えて弾く練習。上げ弓(弓の先から手元に弾く)に変わるときに、不要なアタック音が発生しています。できるだけ均一で滑らかな音を目指しましょう。押さえていない時の他の指、大分改善しましたが、まだまだ遠い位置にあります。速いフレーズを弾くには、常に弦のそばで用意しておく必要があります。

 生徒が都内で購入したエンフジャルガル工房の馬頭琴、表板の落ち込み・ネックの順反りに加えて、ネックの付け根のヒール部分が持ち上がり始めています。見学者持参の馬頭琴のチェック。やはり都内で購入した布和工房製ですが、何と魂柱が無い!手持ちの魂柱から手頃なものを装着。糸巻き部分のびびり音を止める為に、糸巻きとヘッドの隙間に糸を巻きつける。よく「馬頭琴は日本で売っていますか?」と質問されるのですが、「う〜ん・・・売っていることは売っているんですが・・・」という、歯切れの悪い返事になってしまうのは、この為です。弾かない・弾けない人が扱っている馬頭琴、よほど買う側に知識が無いと・・・。馬頭琴を買おうと思っている方、相談に乗ります。

 生徒の馬頭琴の弦交換の実演。今夏、オノンバヤル工房で買ってきたものですが、内外ともに同じぐらいの弦の太さなので、交換します。適切な弦の太さが無いと、的確な指の力が身に付きません。途中魂柱が倒れたので、長さをチェックしましたが、大丈夫でした。弦交換のポイントは、ひたすら弦の絡みをとってやる事です。

 帰宅、夕食後失神・・・。下北沢で元馬頭琴仲間が宴会をする・・・という話があったのですが、最悪なMが参加するという情報をキャッチしたので、取りやめ。君子危うきに近寄らず。

 僕らの音楽・大塚愛のバックでバイオリンを弾く、万馬仲間の金子さん発見!それにしても・・・このカメラアングル、ただのクレーンでの演出とは思えない!歌い手の周りを360度回転して迫っています。ここの担当者、面白そう。

 東江千鶴さん・鈴木藍ちゃん用に、馬頭琴とはこういうもの・・・という紹介MD作成。今度ご一緒しましょうね。
2004年11月19日(金)
新たな・・・整形外科体験

 雨、あがりませんねえ。明日の馬頭琴教室の見学希望者からのメールに返信。内モンゴルの馬頭琴持参だそうです。今日から日常スケジュールを、ちょっと変更。午前中練習少々。

 昼食後、池谷君推薦の、狛江の整形外科までドライブ。駐車場完備で、快適待つ事も無く診察&レントゲン4枚。待ち時間に池谷君と遭遇。1箇所、脊椎の間隔が多少狭くなっている部分があるものの、ヘルニアと呼ぶほどの状態では無いそうで・・・一安心。牽引初体験。体重の半分の力で引くのだそうですが、骨の間隔を広げるのではなく、筋肉を伸ばすのだそうです。続いて暖め&振動、4つの端子で色々なパターンがあります。痛み止めは辞退して、TVCMでお馴染みの「フェルビナク」湿布薬を処方。楽になった・・・という実感あり!

 帰宅後、湿布薬を貼ったものの・・・、腰の部分というのは伸びち縮みが激しいらしく、すぐに皺がよってどうにも収まりが悪い。小雨降り続く中、ギタージョイント計画3回目の練習に、1・2号を持って出発。順調な仕上がりです。好ご期待!それにしても・・・、弓の引っ掛かりが悪いなあ。速いフレーズで、音が掴まらない・・・。

 来週の練習場所の確保をして、トムソーヤで、生ビール+赤ワインハーフ1本。本屋で、昨日話題の「沖縄・桜坂のゲイバー」特集の雑誌購入、高い&かなり恥ずかしい!

 帰宅後、日付変更線をまたいで・・・失神。2:00頃回復して、メール・プログラム作成作業など。
2004年11月18日(木)
東江千鶴さんは・・・雨女!


 天候のせいか、腰痛の状態が最悪。クリスマス合奏の返信メールで、やっと状況が把握できました。23日に打ち合わせをしましょう。チ・ボラグ音楽事務所から連絡メール、ボラグ先生が28日のコンサート用に、津軽三味線と馬頭琴の合奏曲を作られたそうですが、残念ながら仕事で伺えそうもありません。泣き出しそうな空を見上げながら・・・リハビリ。

 マンションの管理人さんと、ペンキの飛沫?の実況見分をしていたら・・・降りだした。部屋に戻って練習少々。

 クリスマス合奏用に、「モンゴルの子守唄」をPCで清書作業。あと合奏できる譜面は「もののけ姫」あたりかな?

 本振りになった雨の中、沖縄料理「うりずん」へ。きっちゃんと遭遇&合流、先日アドナインスで話題になっていたジャズボーカルの「藍ちゃん」を紹介されて。あれまあ・・・この間「馬頭琴を弾くんですよね?」って、声を掛けてきた彼女でした。21日、夏目さんのピアノ伴奏で歌うそうなので、見に行きますね。

 東江(あがりえ)千鶴さんのライブ。本人が告白していましたが、強烈な雨女だそうです・・・。1曲目はちょっとばたついていましたが、持ち直して持ち前のしっとりとした低音のボーカルを堪能。2年間の沖縄での休養の成果?大人の女に変身!歌っている時に目線があちこち動くのは、直した方が良いね。せっかくいい感じなのに、自信無さげに見えますから。本当は生伴奏でやった方が良いのですが、段取りやら金銭面の負担も個人だと馬鹿にならないし、相性というのもあるし・・・。定期的に東京に出てくるそうですから、馬頭琴でお手伝いできる事があれば、喜んで協力します。沖縄桜坂の、ゲイバー体験の話やら、私のお気に入りの音楽バー「エロス」を紹介したりして・・・、オリオン生ビールなんと5杯!

 喜作で駄目押しの・・・酔鯨1杯。むかご(小指の先大くらいの小芋のようなもの)堪能。

2004年11月17日(水)
雑用あれこれ

 快晴ですが肌寒い・・・。リハビリ担当者明日で退職の為、新人が来ていますが、不慣れなおばさん共々終了のブザーが鳴っても・・・気付かない。腰痛、原因も掴めず・・・よって効果的な治療法も決まらず、暖めて振動させるだけ。病院の替え時かも?帰り道のリサイクルショップ店頭で、革のブルゾン発見。JUN製で袖丈もぴったり!私は、肩幅の広さ・首周りの太さに比較して、手がとても短いのです。しかも3,000円!迷わず購入。

 愛車またまたクリスト状態。銀行業務の後、カーショップで買い物。荷室の荷物の落ち着きが悪いので、ノンスリップマット2枚&タイヤ用スプレーワックス購入。ノンスリップマットの効果絶大!給油、1年点検を挟んだわりに、5.3キロ/リットルはまあまあでしょう。ハイオク・リッター123円。あれまあ、ボディ数箇所に、薄いグレーの点が・・・。皮膜の薄さから、駐車場補修のペンキの後始末の飛沫か?またまた面倒に巻き込まれそう・・・。

 松脂チェック、3つの弓を昨日の状態のままで弾いてみる。カールソン、持ちが今ひとつなのか?表面が硬いために上手く付いていなかったのか?付け直して弾いてみると、音の感じはよさそうです。

 提出用の曲目&解説を作りながら、サッカーA代表・シンガポール戦、テレビ観戦。海外組不在で、中盤のゲームメイクできず・決定力不足も相変わらず。カズをだそうなんて思っている場合ではないでしょう?ジーコ!1:0で勝ったものの・・・後半は運動量も落ちて、大事な自己PRの場であるにもかかわらず精彩を欠き、だらしの無いホームゲーム!

 クリスマス演奏の打ち合わせメールの返信、どうも聞いた話とズレがありそうです。上手く修正できると良いのですが。
2004年11月16日(火)
松脂探し


 だらだらと起きていて・・・結局7:30ごろ就寝。10:30起床、早めのリハビリ&診察.、血圧78〜130。

 渋谷へ買出し。YAMAHAで楽譜&楽典探し。馬頭琴の楽譜、「味」を再現する為にあれこれ色々な書き込みをしてあるのですが、それを出来るだけ標準の記述にしたいので、楽典でお勉強。受験用の問題集付き・・・というのが大半の中、良いものが見つかりました!楽譜は、クリスマスソングやらチックコリア・2重奏・4重奏・・・を見たのですが、ぴんと来るものに出会えませんでした。アメリカ製松脂を使っていない松脂を発見。

 大分で購入した、1等賞金1,000万円の宝くじをチェックしてもらったら・・・あっ!という間に紙屑に豹変。早々世の中甘くない?ガーデンズで出汁パック購入、狛江に取り次ぎ事務所があるのですが、生活圏では扱っていない・・・。

 いつものバイオリン工房で、松脂探し。このところ気温が下がってきた為松脂が硬くなって、引っ掛かりが今ひとつ・・・という状況。ネットでお勧めのスウェーデン製カールソン・コントラバス用発見。融けて型崩れさせない為?か、鉛で巻いてあります。マスターのお勧めのラーセン・バイオリン用を購入。かなり柔らかい!

 スペイン坂で、元上司の対馬氏と遭遇。よく伺ったパブ・MAP、年内一杯で閉店・・・なので、近々行きましょう。外出時間3.5時間で、腰痛が厳しくなってきました。どうにかなりませんかね?この腰。

 うちだピアノで、雑談あれこれ。28日のボラグ先生のコンサート情報を載せていただき、ありがとうございます。

 夕食後、松脂チェック。2つとも現在使用中のベルナルデルと同等の感触。微妙に違うのですが・・・今ひとつ判断不能。今日は気温が高めなので、もう少し気温が下がると性格がはっきりすると思います。

 置いて頂いている演奏予定表の交換がてら、茶茶でハートランド中瓶1本。息が白い・・・冷え込み。アドナインスではしご酒。豊川悦使演じる、恵比寿の路地裏のジャズバー・・・の、映画の美術スタッフの若者2名来訪。ジャズの店・マスター像の話で盛り上がる。植草甚一氏なんか理想だなあ。赤ワイン3杯。

2004年11月15日(月)
愛車が生まれ変わった・・・?!


 朝から冷たい雨が降っています。テレビでは、紀宮さま&黒田氏の婚約報道花盛り!この雨だからと、早目のリハビリへ向かうも・・・、診察室&リハビリ室ともに結構な混み具合!診察は諦めました。みんな同じ事を考えるのでしょうか?

 12ヶ月点検の試乗がてら演奏の為に、1・2号を持って多摩センターに向かう。またまた雨です。予想最高気温15℃のところ、車の外気温計は11.5℃!17キロ・45分で到着の頃には、雨もやんで・・・一安心。けっこうなお客様の入り。演奏が始まる頃には、過去最高の40名強!熱心に聴いてくださる方が大半で、とても楽しいひと時でした。7月から始まったこのプロジェクト、実を結び始めた感触です。

 愛車、ワイパーのびびり音皆無!加速もスムーズで(点検前も好調でしたが)、ドイツ車は点検&パーツ交換で新車に生まれ変わる・・・という感じを体感!これは国産車&アメ車では味わえなかった不思議?です。

 モンゴル語講座を受けに、鶴川へ。出席6名、相変わらずの難行苦行!語学が苦手・・・というより、何をしたら良くなるか?が判らない・・・。やはり語学のセンスが無いんだろうなあ。昨日ボラグ先生が、モンゴル語の歌詞が判らないと良い馬頭琴は弾けないと、おっしゃっていたのですが・・・。

 トムソーヤで、生ビール+赤ワインハーフ1本。帰宅後、インターネットTVで、先日代々木で行われた、モンゴルブフ(相撲大会)を鑑賞・・・と思ったら、1:00ではなく11:00pmスタートの番組だった事が判明して・・・断念。女性プロ麻雀士の番組鑑賞。コスプレ衣装にネットで対戦やら、マーケティング会社でOL業と兼務だったり、雀荘からの依頼でおっちゃん達と卓を囲んだり・・・と、麻雀放浪記とは別世界が展開しておりました。時代は確実に移り変わっています。

2004年11月14日(日)
ボラグ先生のレッスン


 大玉の奥久慈りんごが届きました。甘く香って美味しそうなのですが、母親と2人では到底食べきれない量なので、おすそ分けしたいと思いますが、りんごってかなり重いので・・・。冷え込んできました、今にも泣き出しそうな空模様、指先が強張る中、チ・ボラグ先生のレッスンを受けるために、2・3号&りんごを持って出発。

 レッスン参加者8名+見学者2名の大盛況!「ドルムナスティ」のレッスンからスタート。今夏のシリンゴル合宿でオナラトさん(ボラグ先生の一番弟子)に習った時には、「自由地:自由に」ということで拍子無しだったのですが、今回書いて下さった楽譜は、4拍子と3拍子が混ざったものでした。弓も逆で少々戸惑う・・・。休憩中に、ビブラートの硬さを指摘される。指の間隔を開けて、手の甲を柔らかく使うように・・・とのアドバイス。続いて「スーホの白い馬」の、頭のオルティンド部分の練習に突入。手持ちの譜面とは随分と違っていて・・・困惑。あっという間の4時間でした。

 牛角で懇親会。内モンゴルでも、オルティンドの上手な馬頭琴奏者は少なくなっているので、オルティンドのCDを聴いて勉強しなさい・・・とのアドバイス。オルティンド、内モンゴルには良い歌手がいないので、モンゴル国の歌手を参考にしなさい・・・との事でした。師匠が9日のコンサートで使いたい・・・との事で、3号をレンタル。生ビール3杯。ボラグ先生は、お茶→熱燗→お茶・・・。このところ熱燗がお気に入りのようです。

 喜作で酔鯨2杯。珍しく?日付変更線を過ぎないうちに・・・撃沈。 

2004年11月13日(土)
木枯らし1号の到来


 ・・・とはいえ、思ったほどの冷え込みでなく・・・ほっと安堵。手が冷たくなるというのは、馬頭琴演奏にはとても厳しい状態です。そろそろ使い捨てカイロを用意しなくては・・・。梅雨で手がべたつくのと同じくらい憂鬱な季節の到来。

 町田の「夢広場2004」に向かう。今年で4年目の参加です。今年は規模が縮小したようで、ステージ前が広々として見やすくなった反面、食べ物を扱うところが減りました。昨年はカレーだけでも3種類ぐらいあって・・・けっこう楽しみでした。

 フラダンスのグループが、日野てるこさんの「夏の思い出」でダンス中・・・。長い黒髪に赤いハイビスカスを付けて、ムウムウ(大洗のあたりでは、アッパッパーという言い方をしていましたけど)を着て、ちょっと低音で歌う姿は、私の小学生時代のアイドルでした。今回フラダンスは2グループ出演していましたが、中高年の間でブーム?

 12:30から予定通り30分の演奏を終えて、アフリカンランチ(ジャガイモ・グリンピース・ほうれん草のペースト+牛肉と野菜のシチュー+揚げパン)を食べながら、ダウン症の少年ジャンベ奏者+5名のパーカッション鑑賞。言葉のコミュニケーションが不自由な人にとって、打楽器はとても入りやすい楽器ですね。ただ、時間無視で延々続くのも・・・。

 珍しい女性だけのインド音楽のグループ(ダンサー2名・シタール・タンブーラ)鑑賞。タンブーラ・・・なかなかの熱演!目をつぶると、人間の鼓動のような緩急・・・が聴こえてきます。シタール健闘しています。インドの舞踏は「カタカリ」という南インドの舞踏や、渋谷のインド料理屋のモニターで「踊るマハラジャ」のようなダンスしか見た事が無かったので、どうにも掴み所の判らないダンス。皆さん精進してください、また来年お会いしましょう。

 楽屋に戻ったら・・・信じられない光景!女子高校生の団体が、私が楽器を置いた机を使っている。他の出演者の机も同様の惨状・・・。こちらは、不用意に近づかぬよう、バッグと椅子で楽器をガードして、楽器を立てかける角度まで注意を払っているのに・・・。他に十分なスペースが空いているにもかかわらず。指導者!あなたの脳味噌を入れ替えなさい!演技何ぞの前に、礼儀作法を教えなさい。他の出演者の楽器に不用意に近づく無作法を戒めなさい!楽器は演奏家の命だ!楽屋は、甘ったるい学校の延長では無いぞ!そんな馬鹿者どもの演技など・・・誰が見るか!

 「Dr.コトー診療所2004後編」を見ながら、プログラム&解説の作成。

 小雨のちらつく中、喜作へ深夜散歩。ふきのとうの天ぷら賞味!春待ちの芽を掘ったものだそうですが、十分に育っています。ほろ苦さも・・・春のものと同様。生ビール+酔鯨2杯。

2004年11月12日(金)
松脂あれこれ・・・

 肌寒い曇り空の中、リハビリへ。静岡地方は昨夜の大雨で、洪水発生で新幹線が止まったり・・・大変だった様子。明日からは寒波襲来との事。このところ日中気温17℃ぐらいでしたから、外での演奏には嫌な季節の到来です。

 チ・ボラグ音楽事務所の丸山社長から、1月の小学校での演奏の、プログラム&解説の提出依頼。配布用のプログラムを作るのだとか・・・随分と準備の早い学校も有るのですね!

 断続的に練習。モンゴル国の馬頭琴と、内モンゴルの馬頭琴、調子の良い状態が交互に訪れるようです。最近は弾き込んでいるせいか・・・モンゴル国モード。音の繋がりがスムーズで、弾いていてとても楽しい!天候(湿度過多)のせいか、松脂の引っ掛かりが悪い・・・。今まで色々使ってみましたが・・・、これという逸品との出会いは未だのようです。

 夕食後、バトエルデネ音階の練習。更にハイポジション!懐かしい「鶏を絞め殺すような・・・」音が出てしまいます。とりあえずやるしかない・・・と取り組むも、あまりの力量不足に呆然!

 「Dr.コトー診療所2004」を見ながら、印刷作業再開。思いついてネットで松脂探し。バトエルデネ氏から教わった松脂が見つかりません。現在使用中のベルナルデル、総体的に好評のようです。ちょっと硬い感じがしますけど。「カールソン」・「ポップス」という、コントラバス用を見つけ興味津々。アメリカ製の松脂不使用の松脂?発見。「松脂アレルギー」でもOK・粉も出難い・・という特性。アメリカ人は時々面白い発見をする人種です。これも近々、試してみたいと思います・・・が、いつまで松脂コレクションが増え続けるのでしょうか?
2004年11月11日(木)
中東の不死鳥・アラファト議長の死

 暗い空の中、リハビリへ。18日で担当者が退職するので、今後の治療の話し合い。機械による治療を継続して自分で運動をすれば、痛みが無くなった段階で日常生活には支障無い状態に回復するだろう・・・との事。あとは落ちた筋肉・筋力の回復ですが、1年ぐらいかかるそうです。痛みが無くなれば筋力トレーニングが始められるのですが・・・。

 師匠から電話、クライスラー・チェロキーはどう?と言う質問。アメリカのいかにも4輪駆動車という車です。かなりの大食いでしょう・・・小柄で重量級のボディに4,000CCの排気量ですから。14日のボラグ先生のレッスンに、3号を持ってきて欲しい・・・との事。さて?何をするのかな?チ・ボラグ音楽事務所から「馬頭琴を習いたい人がいる」・・・という電話、まずは見に来てください・・・ということで、次回のレッスン日をお知らせ。

 徒歩で銀行業務、最近新札が出回るようになりました。池田楽器に新しい練習場所ができたので情報収集、広くて7〜8人の練習にも良さそうですが、音が反響しすぎて・・・。なかなか上手くいかないものです。

 断続的に練習。夜、ギタージョイント計画2回目の練習に出かけようとしたら、鶴川の病院から12月のクリスマス、日程変更の電話連絡。幸い?平日だったので空いていました。小雨の中、鍵を取りに行ったら、狛江在住の方で馬頭琴を習いたい人がいるそうです。GJ計画、ディティールの決め込みを始めましたが・・・、もう少し時間がかかりそうです。

 アラファト議長、パリの軍病院で死亡報道。良くも悪くもパレスチナの象徴でした。アラブ全体が沈み・決起する中、テレビ3面記事では、氏の推定1,000億円!と言われる遺産の行方報道。個人資産では無いと思うのですが、不評のブルジョワ未亡人が相続を主張しているのだそうです。どうにも哀れな最期です。

 配布用のチラシのレイアウト、なかなかセンターに美しく収まらず・・・悪戦苦闘。続いて片面印刷作業。連続して印刷すると、写真の色が変化してしまいます・・・が、それはそれなりに趣があって好きです。
2004年11月10日(水)
バトエルデネ氏のレッスン

 YANASEから納車の連絡。ほどなく世田谷副支店長と吉村氏登場。ビアーノの印象・今後シボレーは芝浦本社でのみ取り扱い・扱い車種の拡大(キャディラック顔のUSV等)・・・等、情報交換。快晴の中、リハビリへ。

 昼食後、練習。バトエルデネ音階、相変わらず・・・苦しい!ボーイングの大切さが身に染みます。

 バトエルデネ氏のレッスンを受けに出発。出席4名。昨日使用した馬頭琴の話から。噂のバヤルサイハン君がイギリスのバイオリン工房で指導を受けながら、バイオリンの素材で作った馬頭琴でした。指板・糸巻きには黒檀を、ネックには楓を使っていて、とても気に入っているそうです。

 音階、スローから始まって徐々にテンポアップ、指定のスピードはかなりのもので、音程著しく不安定!スローテンポの時の弓のうねりを指摘される。きちんと音を出そうと、力が入りすぎています。次の部分の指使いを書いてもらって・・・、何しろ高音パートが続くので、どの指を使うのかが判らない!音階の上り下りで指使いが若干違うのが、モンゴル国のスタイルですが、本日更に違う指使いを習う。フィンガリング(手の移動)を如何にスムーズにするかが、ポイントなのだそうです。

 モンゴル国立芸術大学で教鞭をとっていただけに、話がとても理論的で判りやすい!初心者・初級者の指導だけでは、勿体無いですね!もっと上級を目指す人がレッスンを受けると良いのに。本日も宿題満載!の充実したレッスンでした。

 混雑する小田急線、狛江で途中下車。先日の児童館の合奏を見に来てくださった、茶茶のマスターにご挨拶。7台の馬頭琴の合奏を初めて聴き、ストレートに感激していただけたそうです。食事用のおかずをつまみ仕様(少量づつ)にしていただき、ハートランド中瓶1本+赤ワイン3杯。こういう我儘をきいていただけるのも、酒飲みのマスターならでは!

 寄り道して・・・喜作で酔鯨2杯。渡辺さんに、新しい1万円札を交換していただきました。
2004年11月9日(火)
アジア アンサンブル

 リハビリで始まる1日。ぽかぽか陽気、陽だまりで猫達がお昼寝中。YANASEから見積もりの電話。ワイパーからのノイズの原因、油膜とゴムの硬化とか。オイル&フィルター交換含め、7万5千円弱・・・で少々安堵。

 代車のビアーノで、お試しドライブがてら銀行業務。まずは・・・だだっ広い室内!ヘッドクリアランスも十二分すぎて、サンバイザーが役に立たない。サイドミラー・バックミラーが小さく、後方確認は悪い。3,200CCのエンジンは、ベンツらしい?色気の無い音。足回りは硬めで、高速走行では威力を発揮しそうですが、街乗りではゴツゴツした印象。シートは、シンプルですが硬めで好印象。錯覚でしょうか?助手席側を見ると、後方に向かってボディが広がっていて・・・車幅感覚が掴みにくい。スイッチ類の操作感覚は、とてもチープで、とうてい価格には見合わない。ブレーキはよく効きます。走り出した印象はトラックそのもので・・・、万一4輪駆動がでても買う気にはなれませんでした。

 練習後、津田ホールの「アジア アンサンブル」を見に、千駄ヶ谷へ。万馬仲間の大江さん、天馬仲間の木の葉さん・ハルオさん&彼女・比嘉さん・光井さん、梅木君と遭遇。またまた良いコンサート!1番前の師匠の眼前での鑑賞。馬頭琴・大三弦・中国琵琶・21弦琴・尺八+パーカッション(少々)の組み合わせ。曲が、アジアの楽器の為の作曲されたり・想定した選曲なので、大変気持ちの良いアンサンブルでした。大三弦、モンゴルではシャンズと言いますが、今までに聴いたモンゴル国の奏者ではお目にかかれなかった、多彩な奏法!バトエルデネ師匠の馬頭琴、合奏は「F/B♭」・独奏は「E/B♭」。指板は黒檀?糸巻き本体も黒く軸が細めなので、噂のバイオリンの材料で制作した馬頭琴か?

 作曲・総監督の三木稔氏が、「民族楽器の上手な奏者は沢山いるが、アンサンブルが出来る奏者はとても少ない」・・・同感です。奏者を集める事も大切ですが、何の曲をやるのか・・・というのも重要な事で、その点このプロジェクトの今後がとても楽しみです。何の曲をどう展開していくのか・・・。本来なら、馬頭琴に詳しい作曲家・編曲家の登場が望ましいのですが・・・、今のところ自分で考えるしかないのかな?懇親会に参加して、ビール2本?

 アドナインスで内田さんと、あれこれ相談&雑談。フランス料理のシェフ・コータロー氏が、先日のハチ公前での演奏を目撃されたそうです。ベースが上手くならない・・・という質問、たぶん練習のやり方・課題の見つけ方に問題があるのでは?目先から中長期的に具体的な目標を設定しないと、だらだら長いだけの効率の悪い練習になってしまいます。ギターフリーク2名の参加で、ジミー・ヘンドリクス、ジミー・ペイジ大特集!赤ワイン2杯。
2004年11月8日(月)
愛車の1年点検

 朝1番YANASEに、1年点検の入庫の為の電話連絡。早々ビアーノ(メルセデス・ベンツの1ボックス)という珍しい代車と共に、吉村氏が来訪というスピード対応!ヘッドランプが暗い・・・という相談をするも、HIDのパーツを換えてもどうか・・・と言う返事。皆さんお換えになったりはしないようです。久々の1ボックス&右ハンドル・・・、随分と視界が違って見えます。国産1ボックスと比べて、随分と横幅が広いデザインです。標準グレードで、手動式ヘッドライト光軸調整が付いていたり、シート調整は手動なのに電動開閉式リアサイドウインドウ・・・とは、ドイツの国民性ですかね?ボディの見切り・・・最悪!

 肌寒い花曇りの中、リハビリへ。朝から腰の調子が悪い・・・のは、天候の為か?

 昼食後練習。基本&ギタージョイントプロジェクトの練習。メロディのつながりの中で、開放弦の音が大きすぎて浮いてしまう・・・。どう解決したら良いものか?弓では解決しそうにも無いし・・・。

 モンゴル語講座へ。出席4.5名、丁寧かつ充実した授業でした。「歯医者へ行く」、モンゴル国の病院は、午前中診察・午後から治療・・・なのだそうです。隣のノジマで、パソコン・DVDのドライブ鑑賞。最近の愛器、CDRの書き込み著しく不調・・・新しいパソコンが欲しいのですが。昭和63年から使っているテレビが壊れでもすれば・・・、テレビ兼用型のディスクトップという考え方もあるなあ。本屋であれこれ・・・暇つぶし。再合流して、3名で居酒屋へ。バー・ボルドー先生、豪快に!羊を丸ごと1頭購入するそうです。12〜25キログラム:1万円前後、大きい方が美味しいのですが、最近は大きいものが手に入りにくいとか。モンゴル国と内モンゴルのモンゴル人のわだかまり・・・談義。生ビール3杯。

 喜作に寄り道。快晴の週末明けの月曜日の為か?貸しきり状態。本日も、訳あり風中年カップルを目撃。酔鯨3杯。
2004年11月7日(日)
斉藤真知亜氏とお会いする

 このところ、昨日の発表会の練習やら仕事・コンサートを見に行ったり・・・、目前の練習ばかりで、なかなか本来の基本練習に手が付かず・・・。久々に、バトエルデネ高音部音階の練習を始めるも、30分ほど悪戦苦闘して・・・やっと弓の調子が以前の状態に。相変わらずネックの付け根付近の高音部、改善せず。ローマは1日にしてならず・・・。

 本日も快晴!小田急・中央線ともに、駅の直前で緊急停車する・・・というアクシデントを体験しつつ、消防隊デモンストレーション中の上野公園を抜け、旧奏楽堂を通り過ぎて、芸大奏楽堂へ。私の在学中、旧奏楽堂は現役で、大変音の良いホールでした。卒業式等もここで行われましたが、床が抜ける危険がある・・・という事で代表者のみが列席、私たちは外でぶらぶらしていた?記憶があります。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の、創立50周年記念コンサート。

 駐車場で、師匠&マチュリ・万馬仲間の金子さん・NHK交響楽団のバイオリニスト:斉藤真知亜氏とお会いする。彼が馬頭琴を弾く・・・という情報は、ご近所の斉藤ネコさんから伺っており、ネコさんのコンサートにも馬頭琴を持って乱入・・・との依頼があるそうです。ボロット・バイルシェフ(アルタイの喉歌)の事や、最近はフーメイに興味がある・・・と言うことで、梅木君の話など・・・しばしの楽しい歓談。次回、馬頭琴でお会いしましょう。

 初めての新奏楽堂、おしゃれで近代的な?ホール。オーケストラを聴くにもかかわらず、前から3番目ほぼ中央・・・という席を選択。指揮者や独奏者・コンサートマスターの詳細を、眼前で見たいが為です。

 バイオリンとフルートが巧妙に絡み合う、バッハ「ブランデンブルグ協奏曲」。今回の為の委嘱作品、高橋裕「2群の琴と弦楽合奏のための”天籟(てんらい)”」、4つの琴と弦楽器群が、東洋と西洋の間を奔放に行き交う。休憩を挟んで、金子さん・斉藤氏が参加する、佐藤眞「ピアノ協奏曲」、優しく激しいピアノが、鍵盤の端から端までを飛び交う熱演!パンフレットによると、右手の親指で3鍵を打鍵!など、演奏には超絶の技巧が必要との事。ストラヴィンスキー「火の鳥」も、情景が目に浮かぶような壮大な展開!本当に息の詰まる・・・好演!

 沢山の楽器が絡み合う間合い・・・とか、オーケストラの面白さを体感、バイオリンの表現域の広さを再認識しました。30年前後の訓練と賜物とはいえ、バイオリンを始めとする弦楽器の巧みな弓さばき!音量・音質のコントロールにも、大変シビアですね。「火の鳥」では、弦楽器全員が消音機を付けたり外したり・・・。とても参考になるとともに、稚拙で愚直な私の馬頭琴などと・・・落ち込んでばかりもいられない。

 言問い通りを下って、根津の駅へ。はるか昔の受験日、この坂は大雪で滑って大変でした。入社の為の書類を取りに来た日は、台風で隣の駅まで地下鉄が止まっていて・・・。けっこう私の人生も、波乱万丈。

 夕食後、少々失神の後、練習再開。
2004年11月6日(土)
玉川ころころ児童館

 昨夜の痛飲・爆睡の成果?6:00に快適な目覚め!VTRカメラのバッテリー充電をすませ、馬頭琴1・2号&衣装(青)&楽譜を持って、玉川学園に出発。快晴!9:30に全員集合、少々ヘビーな上り坂登山・・・で、児童館に到着。

 通し稽古1回で、無事リハーサル終了。11:30、さあ出番という時に、女性陣の足元がスリッパなのに気付いて・・・あたふた。デールの着こなし・帯の巻き方が変なメンバーがいて・・・どたばた。それでも演奏は順調に進行、ありゃあ・・・VTRのスイッチが入っていない!事に気が付いたが・・・後の祭り。200人近い方にご来場いただき、終了後質問攻めにあったりして・・・楽しいコンサートでした。

 茶茶のマスター御一行様、御来場ありがとうございます。私のモンゴル国の馬頭琴の生徒の久保さん、ゲルで臨時馬頭琴コーナーを開催?してくださったそうで、児童館のスタッフが感謝していました。児童館の皆さん、おこわ・冬瓜&スペアリブの煮込み・大学芋・漬物各種・・・の昼食、ご馳走様でした。和泉多摩川教室開催の為、一足早く帰路へ。

 モンゴル国の馬頭琴教室4名出席。弓の持ち方の基本の指導。両手共に、できるだけ無駄な力を使わず(無駄な作業をせず)、必要な場所にのみ効率的に力を使う・・・文字にすると簡単な事なんですが、初心者にとっては最大の難関!続いて音階の練習、まずはファ(開放弦)・ソ(人差し指)・ラ(薬指)・シ(小指)から。親指のポジションが重要です。親指を支点にして、手の甲から指全体を、きれいなアーチ状(自然な形)に保つ事が、重要です。きれいな音が出ない(倍音が出てしまう)原因は、途中で指の力が抜けてしまう(指の筋力が足りない)か、指と弦の当たる角度が悪いのか、のどちらかなのですが、初心者の場合ほとんど両方当てはまってしまいます。「指を握る力」は普通の生活でも使いますが、「指を開く方向に力を入れる」動作は非日常です。毎日練習して、筋力アップを図ることが重要です。

 久々の自宅での夕食後、しばし・・・失神。このところ(好んで?)オーバーワーク気味か。天皇陛下ご夫妻が、新潟の被災地御訪問とのテレビ報道。姿を現し声を掛けるだけで万民が勇気付けられる・・・文字通りの「現人神」!とても不可思議な存在です。ジーコの大馬鹿提案(中古選手の代表復帰)実現せず・・・ほっと安堵!点の取れないフォワードばかりで・・・遊んでいる余裕あるの?Jリーグも、ワールドカップに出られなければ、すぐにプロ野球と同じ道を辿る・・・薄氷の陣。
2004年11月5日(金)
本年最高!のコンサート鑑賞

 明日の練習、1・3号+修理中のエンフジャルガルの3本を、E/Aチューニングにして比較。3号が1番無難、1号低音が足りず、修理中はなかなか低音が豊かです・・・。悩んでたら時間切れ、慌ててリハビリへ。

 昼食後、2号のウルフ音対策。もともと「F」の近くで出ていたのですが、最近ほとんど「F」に合ってしまって・・・。テイルピースの下端と底のとめてある部分までの距離調整で、少しは収まったものの・・・。以前バイオリンショップで相談したら、魂柱を随分と下の方に下げて、ボディの鳴りを止めて押さえる・・・と言う方法をご伝授いただきましたが、ボディの鳴りを止めてしまう・・・というのも本意ではないし。

 料理各種をしながら、譜面の整理&練習。代々木上原・古賀政男音楽博物館内「けやきホール」へ。アジア・シルクロード音楽フェスティバル「アジアの気鳴音楽」−シベリアンエコー・尺八・ホーメイの競演。

 6:35pmコンサートスタート。サハ共和国のハトラエフ夫妻の演奏?からスタート。形態模写とか生態模写とでも言うのでしょうか?奥さんの口琴や歌に重ねて、ご主人の口・喉・鼻・・で自然が再現されて・・・。目を閉じると、草原やら森や動物の息遣いが聴こえてきます!続く梅木君、最近お気に入りの金地にクロ縁のデールで登場。常々物足りなさの付きまとうことの多い、ホーミー・ホーメイ・・・ですが、大変聴き応えのあるホーメイ!音楽の幅も随分と広がって・・・、頑張っていますね!最近はロシアで修行していたようです。坂田誠山氏:オーラJの代表の、尺八演奏。尺八というのも、こんなに表現の幅が豊かな楽器なんですね。馬頭琴が上手くなると・・・ただ美しい音だけで味気なくなる事が多いのですが、とても参考になる良い音を聞かせていただきました。

 休憩時間に、ハスローさん・モンゴル語のボルドー先生・スペインからお帰りになったピアニストの日裏さん・修子ちゃんと遭遇。日裏さんから、小川君:芸大の同級生でナルシソ・イエペスに師事したギタリストのコンサートにご招待いただく。 

 後半は「人々の心に残る民話・歴史・事件」を、描写する試みで、「北の娘」「チンギス・ハーン」「金閣寺炎上」。最後のお楽しみは、セッション!「鶴」「エニセイ川」「神々の大地」をテーマに、大変素晴らしい競演。今年一番!心に残ったコンサートでした。アンコールでは、ハスローさんの馬頭琴・お手伝いをしていたウイグルの青年も加わって、一風変わった「世界にひとつだけの花」。
 
 終了後、打ち上げに混ぜていただいて・・・、居酒屋のテラスで宴会スタート。気付いたら、ハスローご夫妻・ボルドーご夫妻・モンゴル人女性2名・梅木君・・・と、最後まで残ったのはモンゴル人&モンゴル関係者!生ビール痛飲!さて何杯飲んだのだろう?日付変更線を過ぎて帰宅、爆睡。
2004年11月4日(木)
歩きに歩いて・・・演奏よりも疲れた・・・

 私には早朝の、8:00起床。えっ?ブッシュ再選!何ともいんちき臭い話。まあ、ケリーは凶相だけど・・・。

 1・2号+衣装+東京都公認超大型投げ銭箱!を持って、代々木公園「渋谷区民祭り」の2日目に向かう。9時台の電車けっこうな混み具合・・・で、ご迷惑をおかけしました。駅の選択を誤って?(この時間帯に井の頭線に乗る勇気は、ありませんでした)代々木公園駅で降りたら・・・西側の端っこ!公園縦断の旅・・・歩くこと歩くこと!やっとの思いで本部テントに着いたものの、今度は控え室が演奏予定地の逆方向で・・・しかも端っこ!

 演奏場所はNHKホールの入り口でしたが、皆さんNHKに直行の方ばかりで・・・。昔ハイラルに薬を届けていたご老人から「いやあ懐かしいなあ!」と声を掛けられて、しばし歓談。羊が苦手で大変だったそうです。食事の為、本部テントに戻りがてら情報収集活動。ハーモニカ:まばら・・・、ジャグラー:満杯!、ペルーの民族楽器:・・・閑散。本部テントで、のこぎり音楽家とソーヤーさんと再会。鮭のムニエル弁当&麦茶を頂いて・・・、渋谷駅前まで、人ごみを縫って・・・移動。

 ご挨拶した担当者、1:30pmからの演奏の件?聞いていません・・・!本部とのやり取りが有って、10分+10分でやって欲しいとの返事。まあ良いんですが・・・最初の10分は?何と5分後!そりゃあ無理だよ。後半の10分の出待ちの時間に再連絡があって、4:30〜5:00pmが追加。演奏開始、PA低音は響いていますが、今ひとつ高音に精細が無いような・・・。10分・3曲を気持ちよく弾いて、再び荷物をまとめ、公園通りの坂道を淡々と登る。気分はヒマラヤのシェルパ。

 やっと登頂に成功・・・した2:30pm、ありゃまあ!みんな片づけを始めていました。控え室で時間つぶし・・・。気を取り直して、3:45pm下山開始。渋谷の雑踏を、馬頭琴1本を背負って・左肩に1本掛けて・キャスターバッグを引いて歩く気分といえば、ちょっとしたボクサー。ペルーの民族楽器演奏家熱演中・・・も、時間が変だと思ったら10分押しだそうで。与えられた時間で、きっちり収めるのもプロの心得!怪しい?金髪のバイオリニスト、思ったより早く・・・20分で終了。さて、与えられた25分→しゃべりを短くして・短い1曲に入れて換えて=6曲・・・と暗算。場数を踏むと、こういう事にも結構俊敏に、対応できるようになります。結果5時2分前、温かい拍手!に送られて退場。あっという間に解体作業が始まった!

 朝よりはマシな、井の頭線〜小田急線で帰宅。練習場へ直行。池谷君と、ギタージョイント計画の1回目。曲の要点やリズムの緩急の確認をしながら、ギターのパターンを決めていく作業。あと2〜3回の練習で、かなり!期待できそうです。「天馬:ウーレンボル」なんか、想像以上に良い感じ!デビューをお楽しみに。

 帰宅して、6日の為の練習少々・・・。いやあ今日は本当に疲れた!NHK「夢・音楽館」で、ジャズギタリストの小沼洋介氏鑑賞。若くエネルギッシュで美男で笑顔・・・。続いて中島美嘉嬢を鑑賞。生活に疲れ果てた趣の滲んだ目・エネルギーというより情念やら執念の匂う痩せた肩・高音の上がりきらない・・・酒焼けした様なハスキーボイス・休みの時は寝ているという・・・覇気の無さ!場末のキャバレーの堕天使の様相、本当好きです。
2004年11月3日(水)
リハーサル

 昨夜爆睡?の為、快適な目覚め!昨日の血圧測定72−130と、すこぶる良好!これで30分以上立ったり・歩いたりするときの腰痛さえなくなれば・・・。今年3月に伺った世田谷の小学校から、来年3月の演奏依頼の電話。

 1:00pmから、11月6日のリハーサル。やっと参加者8名全員が揃ったものの、高音パート部の人材&練習不足の為に急遽高音パート担当に抜擢?。どうにか終えたものの・・・最初に習ったのとは随分違っている。楽譜を確認すると・・・大分変わっていました。オルティンドの部分も、新たなメロディに書き直されて・・・2日間であれこれやらねばなりません。

 師匠+4名で、下北沢「遊牧民」で、ミーティング。生ビール+アルヒ2杯。あれよあれよと言う間に満杯!圧倒的に女性客。シリンゴル出身の厨房担当と新人の2名では到底対応しきれず、オーダーも思うように出来ず・・・。立ち飲みのコーヒーを誘われましたが・・・辞退。喜作に寄り道。アメリカ大統領選、またしても泥沼化したとの事・・・。生ビール+酔鯨3杯。
2004年11月2日(火)
不運やら不覚の連続・・・

 早めのリハビリ。待ち人2名なので、先に診察をお願いしたら何故か30分も待って・・・、時間切れで腰の治療省略。

 早めの昼食、電車に乗ろうとしたら・・・エスカレータの幅一杯に広がるおっさんの荷物にブロックされて・・・目前で乗りそこなう。厚木方面の人身事故の影響で電車遅延。乗り換えた多摩急行、前に座っているご婦人から声を掛けられ・・・、6日に朗読を担当する桑原さんでした。明日のリハーサル、よろしくお願いします。

 日暮里から谷中の墓地散策コースを経て、東京芸大へ。開催中の民族楽器展覧会、師匠の馬頭琴の紹介&演奏日でした。万馬仲間の大江さんと遭遇。マチュリ・・・は、蝉の抜け殻を発見してご機嫌!

 上野公園を抜ける途中で、ヘブンアーティスト3組熱演中。黒山の人だかりは、ジャグラー。不思議な楽器を弾こうとしている外国人のおじさん&三味線の前は・・・ギャラリー2名!音楽のストリート活動は辛い・・・。

 松坂屋前のバス停で、20分待つも・・・バス一向に現れず、腰が限界に来てタクシーを拾う。最初から判らないと言えばよいものを・・・、タクシー迷いに迷った挙句、早稲田大学文学部?のブロックで開放されましたが・・・。守衛所で確認すると、目指す井深記念ホールは、だらだら坂を10分登った先だとか・・・とほほ。ヘロヘロ・・・どうにか到着。

 早稲田の琵琶サークル「毘沙門」の主催する、薩摩琵琶&中国琵琶の演奏会。早稲田大学2年生の熊田香さんが、源氏物語「春の宴」熱演中。経験2年でここまでやれるのですねえ!続く4年生の平田卓君の「壇ノ浦」も好演でした。中国琵琶の孟仲芳さん登場・・・、あれ?どこかでお会いしたなあ。そうそう、一昨年お手伝いした、オドバルさんの宮廷音楽コンサートの時の出演者ですね。早稲田の大学院生、来春卒業ですか。

 「荒城の月」や古典4曲の後、ギタリストの佐久間順平氏が加わって、「アベマリア」「第三の男」「天山の春」、アンコールで「童神」。佐久間氏のギター!絶妙のからみ方でした。骨太の薩摩琵琶はモンゴル国の馬頭琴、技巧派の中国琵琶は内モンゴルの馬頭琴を・・・想起させました。

 広大な大学の敷地を抜け、近所のしゃぶしゃぶ屋でアフリカ音楽の話を聞きながら、生ビール3杯+そば焼酎2杯。

 小田急線車内で、先日購入したモンゴルCDを聞いていたら・・・、ワープして?読売ランド駅に到達。目の前を最終の上り電車が通過して・・・タクシー探し。素直な運転手さん、道判りません・・・と自己申告。大丈夫です、1本道ですから。
2004年11月1日(月)
フフホトで大事件勃発!

 「しゃがあ」のメーリング情報によると、フフホトで大事件発生!チンギス・ハーン廟の権利を中国企業が買収し、それに抗議した学生のデモが勃発。結果、学生の逮捕・デモに参加させない為の学生の夜の外出禁止令・モンゴル国のロックバンド「ホルド」のコンサート中止(南北のモンゴル人を結託させない為?)・・・など、中央政府を始めとして、内モンゴル自治区政府までもが弾圧を始めたようです。モンゴル国ではかつて、ソ連の影響下で名字が廃止されました。名字によって祖先を遡れる事が、民族意識の自立の高まりを招くとの解釈だそうです。晴れて名字復活の際に、以前の名字の判らなくなった人々の大半が、「チンギス・ハーン」の末裔との登録に殺到したそうです。そんな心の礎を、観光目的の為に何故売り払うのか?近代資本主義の悪夢です。内モンゴルに住むモンゴル人の自立とは・・・いつの日になる事か?

 悲しい1日の始まり・・・。早めのリハビリ。早朝(6:00頃)は、かなりの雷鳴轟く状態だったそうで・・・3人ほどの閑散とした整形外科。診察をお願いしたのですが、リハビリが終わったころには9人待ち状態で・・・キャンセル。

 早目の昼食を済ませ、3本(1・2・3号)の馬頭琴を乗せて車で多摩センターへ移動、所要時間40分・・・は電車と同じだな。本日から時間変更で、2:00pmからの演奏開始。20名弱、馬頭琴を聞きにきてくれたお客様が多く、楽しいステージとなりました。弓が今までと違う動き方をした!舞台とは、自分のエネルギーだけで無く、お客からもエネルギーを貰う場所だと思います。3本のチューニングの違う馬頭琴を使うと、表現の幅も広がって・・・、楽しい演奏です。

 帰路途中、店長からの預かり物を持って、うちだピアノへ。内田さんと先日出たシューマンの話・・・。素敵な弦楽四重奏の曲等も書いているそうです。色々な人から色々教わって・・・、もっと勉強しなければ。

 一時帰宅して・・・少々休憩の後、モンゴル語講座へ。出席6名・・・前期と同数に収まってきたかな?この人数の手厚い授業・・・だと、私の未発達の語学脳中枢では・・・ついていけない。終了後、バー・ボルドー先生から、ホーミー・ホーメイの梅木君他のコンサートチケットを頂く。向上・・・の為の努力をする人は、より大きなステージに起って、更に自分を研鑽するべきです。安易に暮らしていては・・・何も生まれない。掲示板に詳細を掲出します。

 頭休め?に、喜作で生ビール+酔鯨4杯。中途半端な老眼の為か・・・、目がとても疲れています。

 帰宅後のNHKでの、永平寺の108歳の老僧。すべてが座禅、死ぬまで座禅・・・だそうです。なかなか普通の人では見えないものが見える場所にまで到達すると、更にその先が見たくなるのでしょうか?19歳の頃、横尾忠則氏の影響で座禅を始め・夢日記を書き・菜食主義にしたりもしてみましたが・・・、未だ煩悩の塊です。「欲」・・・とは不思議なもので、無ければ向上しないし、有りすぎれば浅ましく卑しい人間になってしまう・・・。心の貧しさは、音に現れます。