2004年10月31日(日)
モンゴル国のコンサートに、ハスローさんが出演!

 東京は薄っすらと晴れていたのに、第三京浜に乗る頃は曇り、横浜横須賀道路に入ったら小雨、金沢八景はお天気雨・・・という、50キロ弱の旅の猫の目のような天気。途中、能見台の西友横を通過。この店はオープン当初、ロボット化の実験店舗、今は・・・24時間営業か。ジャスト1時間で到着、開場まで45分もあるので、駐車場に入れて、近隣散策。

 怪しげな本屋で、クラシックコレクション「シューマン」のCD付きブックを発見!これも縁だと、即購入。「トロイメライ」の楽譜がついています。釣具屋点検、以前はほとんど見受けられなかった救命胴衣、しかも子供用が特に充実!初心者親子の船釣り進出・・・と言うことでしょうか。喫茶店でコーヒータイム。以前は紅茶派だったのですが、最近はコーヒー(といっても猫舌なので、アイスコーヒーが多いのですが)を飲むようになりました。

 会場で、本日演奏する「モンゴル文化教育大学所属モンゴルエヘシゲレン音楽芸術団」の「スーホの白い馬」と、「フフ・モンゴル:青空のモンゴル」グループの「チンギス・ハーン」というCDを購入。

 2:00pm演奏スタート。ヨーチン・琴・リンベ・クラリネットが湾曲したような角笛・シャンズ・・・で、さて馬頭琴奏者は?と見れば、内モンゴルの馬頭琴!何故か中国国家1級演奏家のハスローさんでした。モンゴル国のグループのコンサートに内モンゴルの馬頭琴奏者が参加するのは、たぶん前代未聞!帰り際、関係者の方に事情をお伺いしましたが歯切れが悪く・・・悪い話で無ければよいのですが。

 馬頭琴独奏・合奏・オルティンド・ホーミー・ダンス・アクロバット・・・ありの多彩な演目、若者の清清しいステージ。タイトルが「スーホの白い馬」(これは内モンゴルの民話)というだけに、モンゴル国に限らずブリヤートモンゴル(ロシア領)や内モンゴル(中国領)の紹介等もあり、とてもよい方向性だと思います。休憩時間にハスローさんを訪問。

 ハスローさん、いつもの馬頭琴を「E/A」チューニングで使用。ハスローさんらしい、速い弓のアップテンポなオリジナルの「スーホの白い馬」を演奏。モンゴル国の踊りと言うと、頭に茶碗を乗せた踊りや、少女のアクロバットしか見たことが無かったのですが、青年男女による躍動感のあるダンスやシャーマンのダンスを初見物!シャーマンダンスの衣装、頭の羽飾りやビーズ・衣装やブーツのフリンジが、とてもネイティヴアメリカンと似ています。モンゴルに打楽器は皆無・・・だと思っていたのですが、鈴なしのタンバリンの大型版のような楽器を、ばちで打っていました。帰りも順調なドライブ。

 夕食後、トロイメライにチャレンジ。少々CDを聞き込めば・・・結構いい感じになりそうです。NHKで、イブリー・ギトリスというバイオリニストの、バルトークの「無伴奏ソナタ」を鑑賞。テクニックに裏打ちされた、力強い素晴らしい演奏!
2004年10月30日(土)
あああ・・・また雨が降った

 昨夜の印刷作業の祟り・・・?で、リハビリお休み。冷たい雨の降りしきる中、12:00に狛江駅で池谷君と合流、6日のリハーサルへ。5人+初心者2名出席。ビデオで確認しながらリハーサルが進むも、高音部パートの2人不参加の為バランスがとれず・・・、結局本番とは違うパートを弾く事に。楽団の練習・本番には、常にこういった困難との闘い?で、馬頭琴界の層の薄さを実感します。師匠が新しい曲を作り出したところでタイムアウト、途中退席して一時帰宅。

 楽器を持ち替えて、多摩センターへ出掛けようとしたところへ、渋谷区役所から、4日の渋谷区くみんの広場への出演依頼の電話。こんな状態なので、場所等も当日出演者で話し合って調整?・・・するそうです!

 このところ多摩センターでの演奏日、雨降りの確率が異常に高い!私は晴れ男なんですが・・・。雨にもかかわらず、家族連れ・若者グループ・・・で、けっこうな賑わいでした。師匠のアドバイスで、1号(モンゴル国)・3号(内モンゴル・E/Aチューニング)を使用。3号、ゆったりとした曲を弾くのには良い感じですが、高音をがーんと出したい時には物足りませんね。やっぱり常用の2号ならでは・・・の良さがあります。3本持っての電車移動は厳しいので、次回は車で行こうかな。熱心に聴いてくださったご夫婦は、うちだピアノからの情報。アンケートに、シューマンの曲を・・・というリクエストを発見。こういったアイデアを頂くと、新たなアプローチのきっかけ・勉強のヒントになって、大変嬉しい事です。

 喜作で生ビール+酔鯨4杯!・・・で、帰宅。当然爆睡。
2004年10月29日(金)
サチュリ誕生!

 師匠の電話で起床、8:00ごろ次男サチュリ(モンゴル語で幸福の意味)が生まれたそうです。おめでとうございます。今日は師匠の誕生日でもあります。渋谷区から電話、11月28日(日)の「外苑いちょう祭り」の出演依頼。

 冷たい秋晴れ・・・、今夜半から3日間雨だとか。リハビリ微力前進・・・といったところ。帰り道で、八角(中華の香辛料:角煮などに使う)のような木の実?を拾う。強烈な香りがしないのは・・・違うのかな?

 昼食後、PCの更新をしたら、サービスパック2の導入に、えらく時間がかかってしまった・・・。

 練習あれこれ。3号・E/Aチューニングで、「フラワートラベリンバンド」(私の高校生時代に活躍した、内田裕也氏のプロデュースのオリエンタルロックのはしり)の「SATORI」にチャレンジしたら・・・、なかなか中近東風の良い感じ!とりあえずジャンベか和太鼓あたりのリズム楽器とやってみたい。本当は、エレキ馬頭琴にワウワウペダルをかませてやりたい!そうなると、ロックバンドで「村八分」(同時期、京都に現れた伝説のロックバンド:コンサートのノリが悪いと2曲ぐらいでやめて帰ってしまう・・・とか)の「水たまり」あたりもノミネートされますね。

 池谷君と待ち合わせて、メルパルクホール・第3回モンゴル音楽祭へ。会場で、大使館の大束氏・オドバルさん・モンゴルNPOの青年・昨年の専修大学ご学友・永瀬君と遭遇。内モンゴルの塩&民俗音楽シリーズのダイジェストCD購入。

 会場の入りは・・・半分といったところか。前半はモンゴルの古典民謡を中心に、後半は歌手中心の展開で2時間20分のコンサートでした。鮮烈な印象は無いものの・・・セルチマーさんのPOPS以外は、まったりとした心地良い構成でした。肝心のバトチョローン氏の馬頭琴演奏は、バトメンド氏とオルティンドの1曲のみ、硬い・・・というのが正直な感想です。バトメンド氏の歌!秀逸、さすがにノロブバンザトさん最後の弟子。響く弦楽器の中で、シャンズ(大型三味線)の音が浮いていますね。夏にフフホトで見た「オランハス:バレエ音楽」や「心のゴビ」等は、モンゴル国の馬頭琴ならでは・・・の趣があります。今回の団長として、モンゴル国を代表する作曲家のジャンツァンノロブ氏が来日しており、「四季」にピアノで参加していました。作曲家と言うのは、滅多にお会いすることも無いので、嬉しいひと時でした。

 近所の居酒屋で、情報交換少々。31日、中野で本日のフルメンバーのコンサートがありますが、午後金沢八景でも、馬頭琴オーケストラのコンサートがあるようです。こちらの方が見たこと無いからなあ。生ビール2杯。

 帰宅後、明日配布するチラシの印刷。プリンターの速度が上がらず・・・随分と時間を浪費。
2004年10月28日(木)
ハンドロールピアノに、鍵盤付き定規!

 チラシを届けに朝からドライブ・・・と思ったら、車が梱包されていた。クリストほどでは・・・無いけれど。駐車場の修繕の為の汚れよけでした。そういえば退避させた車、ちょうど鳩のお休み処の真下らしく、糞公害続発!

 内田ピアノでコーヒータイム&雑談。師匠のチラシも明日配布してくださるとの事、ありがとうございます。ハンドロールピアノの試奏。いろいろな音が出て面白いけど・・・楽器では無いな。キータッチも強く押さないと駄目だし、昔懐かしい紙鍵盤の音が出るバージョンといったところか。コンパクトさには脱帽!続いて鍵盤付き定規?の試奏。1,200円で!音が出て・弾いた音が録音出来て・8曲入力されているなんて・・・、これでイヤフォーンが付いたら最高!お土産によさそうな逸品。

 オーケストラのチューニングを、440から442に変えると音が華やぐ・・・という話を聞きますが、ジャズピアノのキーにも同様のことがあるそうで、キーによって曲想が変わるのだとか。馬頭琴も、D/G・E/A・F/B♭・G/Cで曲想がどう変わるか?興味ある実験です。居候させている馬頭琴、なかなか良い音がしています。もう少し重い弓の方が、良さそうです。松脂もいるなあ。ピアノの調律って、なかなかデリケートなんですね。そういえば西村氏も、コンサート前に調律の終わった楽器を、他人が触るのを嫌がっていました。

 エンジンをかけたら、「サービス in 1ディ」という表示出現!重たいマニュアル各種を持って(何しろ基本・ワゴン用・オーディオ用・点検用・サービス網・・・と豪華絢爛)リハビリに。どうやら12ヶ月点検の時期まで後1日ということらしい。10日前から表示されるそうですが、それにしては昨日も今朝も点灯しませんでしたねえ。来週リコールの修理がてら、入院かな?ヘッドライトのHIDも、標準の4,300→6,000ケルビンに換えて、明るくしたいし・・・。12ヶ月点検、いくらかかるのだろうか・・・不安。お金の心配がなくなると、たぶん私の悩みの8割は・・・無くなるでしょう。

 モンゴル国の馬頭琴の下駒の変更作業。1発でいい感じのものがチョイスできました。調子に乗って、オナラト号の下駒にチャレンジ。新作してみたら・・・見事大当たり!魂柱の位置変更も上手くいって・・・気分良く練習開始。またまた大当たり!数年悩んでいたヴィヴラートが、良い感じになった!前々から師匠に「親指の位置」とは言われていたのですが、やっとその位置が掴めました。ほんのちょっとした事・・・、跳ね弓もこんな具合に解消されると良いのですが。

 3号の弦交換。これも増量していたのですが、鳴らしきれない感じなので、普通の分量の弦にします。

 気分良く喜作へ、深夜散歩。生ビール+酔鯨欠品の為、久保田紅寿2杯・・・で無くなった。新潟の地震報道で、久保田の酒蔵が映っていましたが、一升瓶が割れて惨憺たるものでした。たぶん入手困難になるのでしょうね。いい年をした阿呆な男が、同和・部落問題が判らない・・・と偉そうに吼えている。少しは勉強しなさい!
2004年10月27日(水)
あああ、またしても愚か者が・・・

 大型の余震頻発・交通網ズタズタ・山間部・雨・・・という悪条件にもかかわらず、被災地対応に対して、相変わらずマスコミが言いたい放題・・・。他人事のような目で、情報を垂れ流し・批判するだけでなく、自分達も具体的に貢献してみれば!

 DM用のレイアウト作業開始。11時少し前に、東京も揺れる余震発生!新潟から群馬あたりまでも、かなり揺れた様子です。広域な断層が部分的にずれるのを繰り返しているのが、大型余震続発の原因だそうで、これが一気にずれると、想像もつかない大地震発生となっていたらしい。天気晴朗なれども風強し・・・と思っていたら、いつの間にか曇り空、寒さを感じながらリハビリへ。

 午後から印刷作業に専念するも、どうにもプリンターの調子が悪く・・・A4×100枚の両面印刷に悪戦苦闘。カラーが変色してきて・・・、インク補充してみるも駄目!新しいカートリッジに換えても・・・駄目?プリントの速度があがらない・・・。キャンセルしてやり直したら・・・どうにか回復して一安心。片面の印刷終了、さあ裏面の印刷をと思ったら、黒インク欠乏・・・、しかも補充インクも新しいカートリッジも欠品中!やむなく夕食後、鶴川まで、ドライブするはめに。補充後も調子今ひとつ回復せず・・・ムラが出ていますが、ムラも味だと納得(諦めて)どうにか印刷終了。気分転換に練習少々。

 印刷作業中に、土砂に埋もれた車の中から、幼児が奇跡の生還・・・で、ほっとした気分になったと思ったら、またまた馬鹿者がイラクで人質騒ぎ・・・。余震の続く中命がけで夜間まで作業するレスキュー部隊も、軽い気持ちでイラク旅行に行った愚か者も、万一の際の代償は自分の命で支払うしか無い。こんな事でテロに屈してはいけない!命を大切にしないやつは・・・早晩死ぬ。これも自然淘汰のひとつだと思う。
2004年10月26日(火)
血液型考現学

 朝から雨。火曜日と言うのは・・・雨が多いのかもしれない。昨年の専修大学のモンゴル語講座は火曜日でしたが、雨だった日がとても多かったと記憶。モンゴル関連のイベントも同様の印象・・・。ヘブンアーティスト事務局からの、渋谷区民祭り情報へ電話エントリー。11月3・4日の話とは・・・何ともはや。小雨の中、リハビリへ。

 銀行業務の為、久々の雨天ドライブ。出不精な性格・ガソリン高騰が災いして・・・このところ実用オンリー。

 バトエルデネ音階の練習、相変わらず高音部が綺麗に出ない。ギタージョイント計画の練習、段々スムーズに音がつながるようになって来ました。来週あたりからギターと音あわせを始めたいと思います。E/Aチューニングの楽器の練習、低音が綺麗に響くので、師匠のアドバイスの通りソロで使うのにはこの方が良さそうです。跳ね弓の練習、徐々に良くなって来ていますが・・・まだまだ時間が必要です。11月6日の発表会の練習も始めなければ・・・と、やることが山積み!

 夕食後練習再開。飽きて・・・師匠のチラシを置いて頂くお願いがてら、アドナインスへ。雨上がりの狛江駅前で、大介さん・花見さん・斉藤さんの3○トリオと遭遇。内田さんと情報交換。スカイラークガーデンズで、DMを作ることになったので、私の情報も入れていただく事に。既存のレイアウトに、馬頭琴の解説を加えてみたいと思います。

 マスターご夫妻と、先日のテレビ番組をネタに・・・血液型談義。子供をあるところに行かせるのですが、途中には犬やら綿飴屋など、子供の大好きな危険?が一杯。寄り道は駄目と念押ししてあるのですが、面白いほど明快な血液型別の行動パターン!黙々と脇目もふらず目標に邁進するA型とは対照的に、甘い誘惑に翻弄され続けるB型!個人的にはB型の行動パターンが好きだ・・・とは、無いものねだりなのでしょう。素直な思考パターンを直す為に、学生時代〜会社員時代、随分と天邪鬼になる?訓練をしました。風が吹くと桶屋が儲かる・・・ではありませんが、「山=高い」と連想したのでは発想は広がりませんから。ちなみにマスターはAB型・婦人はO型、私はO型です。生ビール+赤ワイン3杯。
2004年10月25日(月)
YOU CAN DO IT! 

 穏やかな秋晴れの中、リハビリ。もうすぐ、上腕前部内側の詰まりが取れそうな予感・・・。これが取れると!後部外側深部の大物が・・・控えています。春はまだまだ遠い彼方か。

 昼食後じっくりと、バトエルデネ音階の練習。弓の薬指に力を入れるコツが、どうにか飲み込めてきました。いやあ・・・ネックとボディの接合部付近の音出しはキツイ!音と音の間隔が、小指の太さの半分ぐらいしかないので、小指と薬指を重ねるように使わねばならないのですが、ちょっとのズレが大敵で・・・音階にならない。バトエルデネ師匠の高音技!見事なものです。続いてギタージョイント計画の練習。頭に入っているメロディを、具体的な指使い置き換える作業。音のスムーズな繋がりや、ビブラートを綺麗に入れる為には、少々工夫が必要です。モンゴル国の曲の中にも、最低音のF(ファ)をずらしてやると、内モンゴルの馬頭琴の方が弾きやすい・・・ものがある事を発見!涼しい割には、汗達磨になって・・・終了。

 鶴川駅前・和光大学パイデイア前で、わんりぃの田井さんと立ち話。師匠のコンサートのチラシをお預かりしました。モンゴル語講座、7名出席。1万・10万・100万・・・という単位の勉強、数字が頭に入っていないので・・・相変わらずの苦学。

 久しぶりに近所の西洋居酒屋「トムソーヤ」で、生ビール+赤ワインハーフボトル。

 NHKの英語番組に、ジャズピアニストの上原ひろみさん出演中。「YOU CAN DO IT!」オスカー・ピーターソンが、翌日の初録音を前に不安になった彼女に送った言葉だそうです。誰からも言われたことが・・・無いなあ、私はいつも「I CAN DO IT!」だ。チャンネルサーフィンで見かけた武田真理子さん、ルックス・プロポーション・性格・見せっぷりともに抜群ですが、どうにも音痴・・・。とっても素直な小泉孝太郎君が、無学を曝け出して、現代浮世絵師のお姉さんとお話しています。
2004年10月24日(日)
大きな余震で、甚大な被害が継続中・・・

 新幹線初の脱線事故・土砂崩れで道路が遮断され孤島化した山村・病院で呼吸装置が外れて死亡した患者・地震のショックで亡くなったお年寄り・振動で亡くなった首の座らない乳幼児・・・。頻発する大型の余震の中、インフラ回復の目処も立たず、10℃以下の車での寝泊り・飲み水・食事もままならず、甚大な被害が続いています。合掌。こうも大きな余震が頻発すると、精神的に堪らないけど・・・1ヶ月ぐらいかかるんだろうな。手がかじかんでしまう、寒い朝です。

 這うように7:00起床、とても楽しかった昨日の愚行?を懺悔しつつ・・・軽い朝食を済ませ、恵比寿に向かう。女性見学者1名、10年ほど眠りについていた段さんの馬頭琴を持参。なかなか良い音がします。久々に金子さんが練習に加わって「スーホの白い馬」のハーモニクス部分の重点練習。11月6日の「朗読」のリハーサルの打ち合わせ。随分と背の伸びた金子王子2名が加わって、地震被災者の方には申し訳の無い、筑紫楼でふかひれ麺&ご飯のゴージャスな昼食!続いてコーヒータイム。師匠から、モンゴル国の馬頭琴演奏のほうが、内モンゴルの馬頭琴演奏よりも良い・・・との指摘。自分で弾いていても、そう感じます。何故か?モンゴル国の馬頭琴のほうが、ニュアンスの表現がしやすいのです。

 師匠に送ってもらい、御茶ノ水のStudio K’sでの「Paradise 2004」モノクロ写真のグループ展見学。大変完成度の高い写真展でしたが、ぐーっと心に迫って来るものが無い・・・(最近こういう感想が多いなあ)。見せ方の上手なリミックス世代を象徴するような、老成してしまった青少年の作品を見てもねえ、おじさんの心は・・・ときめかない。

 バンドネオン奏者の演奏を、テレビ鑑賞。淡々と・・・弾きたいのだそうです。
2004年10月23日(土)
馬頭琴教室 → 大分ミーティング in 吉祥寺

 教室での配布用に、馬頭琴イベントカレンダーの制作&チラシのコピー。このところ、色々有りますね。

 早めのリハビリ・昼食後、和泉多摩川教室へ。出席5名。台風22号の為、モンゴル国チーム4名1ヶ月ぶり2回目のレッスン、目下のところチューニングが最大の難関です。何度も何度もチャレンジして、自分の楽器に慣れて下さい。基本的な持ち方・ボーイングの指導。親指の力を抜いて弓を持つように・・・といっても、難しいですね。薬指に力を入れて・・・というのも同様です。とにかく毎日少しの時間でも馬頭琴に触れて、慣れるしかありません。内モンゴルチーム(と言っても1名)、万馬の轟きのアクセントの指導。アクセントを付けてリズムを作らないと、ずるずる・・・とリズムが無くなってしまいます。ガダメーリンの後半転調部分の練習開始。同じ長さの音でも、長く弓を使う・短く使う・・・では随分とニュアンスが違います。打音はメロディの装飾の為に入れるのですが、「打音を入れなければ・・・」と構えると打音が独立してしまって、メロディの流れを壊してしまいます。装飾音を軽く入れる・・・、けっこう難しい練習です。

 吉祥寺へ向かおうとした6:00pm少し前、けっこうな地震発生。新潟・山形あたりが震源のようです。第一報では、さほどの被害は出ていないとの事。吉祥寺ハモニカ横丁「ささの葉」で、大分県佐伯市の友人+王子2人と合流。気の置けない魚が美味しい店です。台風23号の被害状況や「駱駝の涙」が昨日で終了した事などを聞いたりしながら、瓶ビール少々+司牡丹1杯。キムチをお土産に頂きました。

 周辺散策、駅周辺にはストリートミュージシャンが溢れていますが、あまりぱっとせず・・・。ピアノトリオがライブ中の「サムタイム」で2次会、ヨン様顔の達者なピアニスト・同様のウッドベース・19歳の達観しきった・・・ドラムの、興味の持てない演奏でした。それにしてもまあ、隣のおっさん達の行儀の悪さ!再三の注意にもかかわらず、居直って大声で音楽とは無関係な話が続く・・・、おっさんらしい店に行きなさい!生ビール1杯で退散。

 レストランバー「ベースメント」で飲み直し。生牡蠣だけでも、国産・オーストラリア産等6〜7種類の品揃え+カクテル・モルトウイスキー等もなかなか充実+バーテンダーも博識!王子2人との「医師と生命倫理」〜「車の選び方」等会話も弾みに弾んで・・・、あっという間に日付変更線を大幅にオーバー。タクシーでの帰還と相成りました。ご馳走様でした。
2004年10月22日(金)
東京藝術大学 民族楽器展覧会

 やっと秋晴れ。台風被災地では、まだ救出作業が続いている・・・。担当者不在の為、自主リハビリ。

 師匠からの電話で、上野に向けて出発。東京藝術大学で開催中の、民族楽器の展覧会。散歩日和り!日暮里で下車して谷中の墓地を抜ける・・・という、在学当時お気に入りの裏道散策。民家のスケッチをしているお嬢さんやら、カメラ片手のおじさん・・・など、下町風情満喫。「愛玉子(オーギョーチー)」や抹茶&和菓子の「桃林堂」も健在でした。

 佐々木教授の退官パーティ以来ですから、4〜5年ぶり?の母校、建物が乱立して・・・息苦しい空間に変身。行き交う人々も・・・普通の人、車も・・・普通の実用車。昔はそれなりの自己表現があったんですがねえ・・・。銅板葺きの守衛室もモダンな建物に変身、大浦食堂も近代的なカフェになっちゃって・・・。

 なかなか良い展覧会です。24ページのカタログが付いてなんと無料!2:00pm〜楽器の解説と演奏もあります。2日には師匠の馬頭琴演奏もあります。懐かしい故小泉文夫氏のDVDも流れています。詳細は掲示板をご覧ください。

 シリンゴルで茹でたての羊肉満腹!生ビール+白酒2杯(実質4杯分)。茶茶でハートランド中瓶1本+赤ワイン1杯。
2004年10月21日(木)
世の中には、似ている方も・・・いるもんだ!

 台風一過のはずが、寒い曇天。フィリピン沖の海水温上昇が、大型台風連発の要因だそうです。年々異常気象が激化している・・・。うつ伏せになると、左手の置き場に困る左肩の痛みが発生・・・で、本日は軽いリハビリに終始。

 木の葉さんから、展覧会へのお誘い。夕食の準備をして、8号を持って外出。白金台駅から徒歩1分、素敵なお姉さまがオーナーのギャラリー「はんなび」での、灯屋十兵衛氏の「小灯し展」。宮崎産のほおずきにLEDランプを組み込んだ、澄んだ赤色が冴える瀟洒な灯りたち・・・、なかなか素敵な空間でした。色々とお話しましたが、生き方から自然淘汰の考え方等・・・、とても似ています。顔立ち・髭の形から体型までも・・・、共通項があります。入り口の「8888」ナンバーのドイツ製ステーションワゴン灯屋氏のもので、私の愛車も「8888」!たしかに質実剛健、長距離を走っても疲れない、良品です。

 木の葉さん・あははさん・シエスタさん・・・と、馬頭琴+ジャンベ仲間集合中。木の葉さんのトラベラーを弾いてみると、弓が引っ掛からず、松脂を塗っても改善しない。持参の弓に換えたら・・・OKなので、了解を得て持参の松脂を塗ってみると・・・大変化!松脂の選択、かなり重要な事だと再認識。馬頭琴2本+ジャンベでセッション、灯屋氏の鎌倉のお寺での展覧会に、このユニットでの参加が内定したようです。赤ワイン2杯。

 東京都庭園美術館のカフェで、生ビール+赤ワイン1杯。ここのフライドポテト、食べきれないほどの山盛り!喜作に回り道して、生ビール+酔鯨3杯。帰宅後、当然の爆睡。
2004年10月20日(水)
台風23号が、猛威を振るいだした・・・

 連日の冷たい雨の中、リハビリへ。担当者から、効果を上げる為に負荷を増やしたい・・・との申し入れ、憮然!としてお断りする。以前から何度も説明してきたのは、あくまでも馬頭琴が弾ける状態を維持した上でのリハビリ・・・ですから、「リハビリ>馬頭琴」では無いのです。このところ調子も良いし、担当者が来月で退職する為、在職中に効果を上げたい・・・と言う気持ちは判らないでも有りませんが・・・。このところ、けっこうハードなリハビリになっていたのも・・・この為か。

 ギタージョイント計画用の、資料作り。PCでの譜面作りも、多少慣れてきて・・・、サイズの設定等は大体思い道理にできるようになりました。それでも随分と時間を消費・・・。とりあえずアップテンポ〜バラード風まで、4曲から始めて見ようと思います。初デビューは、12月の馬頭琴クリスマス会かな?

 毎年お世話になっている、大分県佐伯市の洪水の状況が、テレビで流れています。皆さん無事だと良いのですが・・・。深夜2:00の和泉多摩川は、雨もやんで・・・静寂そのもの。
2004年10月19日(火)
バトエルデネ氏のレッスン

 天気予報がずばり的中、朝から冷たい雨模様。風が無いのが救い・・・、しぶしぶリハビリへ。昼食後、ギターと合わせる為の曲を、CDからMDに落として資料作り&譜面探し。ほとんどの譜面を起こさなければ・・・なりませんね。

 町田のNPO経由で、病院のクリスマスパーティでの演奏依頼。クリスマス用の曲の選択、練習が必要・・・だな。

 降り続く雨の中、7号(ジャミヤンモデル)を持って、出発。池袋駅で、バトエルデネ氏と遭遇。アジナイホール・エンフマンライのコンサートの感想などを訊かれる。バトエルデネ氏前回の台風の時は、大洗発苫小牧行きのフェリーで北海道に向かう船内で、船が揺れて大変だったようです。

 出席者3名。スケールの楽譜を頂く。馬頭琴の真ん中から、ボディとネックの付け根の部分までの音を使う、高音域のスケール練習。付け根の辺りの音程とても微妙で・・・、彼の得意とする領域ですね。おまけに1弓で、ゆっくりと8音を弾く・・・という作業が加わって、なかなか厳しい基礎練習です。「弓の弾き始め」の薬指のコントロールの甘さに気付いたので、しばらく良い練習ができそうです。次回のスケジュール調整をして終了。次回のレッスンまでに克服可能な課題が見つかる・・・という事は、日々の練習に具体的な目標が出来て・・・とても良いですね。

 池袋東武上階のイタリアンレストランで、生ビール1杯。モンゴル国の経済談義。途中寄り道、アドナインスで犬・猫の買い方の講義?をしながら、生ビール+赤ワイン1杯。
2004年10月18日(月)
師匠が・・・見ていた!

 本日も晴天なり・・・、明日からは台風24号の影響で、雨らしい・・・。テレビの占いは・・・ものの見事に、どのチャンネルも最悪!午前中とりあえずリハビリ、途中引っ掛かる部分があるも、随分稼動域が広がる順調なこの1ヶ月の回復状況。こぶし1個分無くなった筋肉と、今ある筋肉の能力が落ちた為に、腕を引き上げられない・・・というジレンマ発生!まだまだ負荷をかけると痛むので、筋力トレーニングは出来ないし・・・。

 昼食後、1号・2号&モンゴル語の教科書を準備、多摩センターへ向かう。

 1時間の演奏で、10人前後のお客が総入れ替えになる・・・という、落ち着かない状況。未熟にも、気が散ってしまって・・・。演奏終了直前、師匠の姿を発見して!一瞬頭の中が真っ白になって・・・、とちった!気を使って最初から、こそっと池谷君と見ていてくださったそうです。終演後、曲順・曲目の選択・・・などアドバイスを頂きました。ここの音響環境だと、3号(E/Aチューニング)のほうが合っている・・・との助言、次回試して見たいと思います。モンゴル人と日本人とでは、曲に関する考え方・構成の仕方に、少々感覚の違いがあるような気がします。

 店長と11月からのスケジュール打ち合わせ、12月23日のちょっとしたイベントに参加します。平日、4:00pmスタートを、2:00pmに変更することに。あたふたと鶴川へ向かい、モンゴル語講座へ出席、7名出席。言葉では言い表せない・・・語学感覚の無さ・周波数のズレを感じます。どこかで、ポンっと抜け出せると良いのですが・・・。ドトールカフェで、パソコンのカタログを見つつ・・・時間つぶし。この2年の間に、テレビ受信・DVD−RW標準の時代に突入。新しいパソコン欲しいなあ!お隣の一団、どこかで見たと顔だと思ったら・・・評論家の針生一郎氏でした。和光大学の先生でしたね。

 2部終了後、バーボルドー先生+生徒6名で、下期顔合わせ会。初対面・・・だと思った2名の方、アジナイホール&エンフマンライ・ライブで、私を目撃・・・していたそうです。次回はモンゴル音楽祭ですね。

 真っ直ぐ帰ってね・・・という村木さんの言葉が頭の中を素通り・・・、喜作へ回り道。師匠からフォローの電話。酔鯨3杯。

 NHKの語学講座で、半年ほど前に恵比寿で見たトルコ音楽3人ユニット「ル・クラブ・バシュラフ」発見!「夢・音楽館」で、元ムーンライダースの鈴木慶一氏と、島谷ひとみ嬢のジョイントを見る。彼女もまた「あやや」と共に、3年前のフフホトのホテルで6週間毎朝顔を合わせた・・・仲です。単に朝食時間にジャパニーズPOPSのプロモーションビデオが流れていた・・・だけなんですけど。爽やかだった印象から、美しくなりましたね!その後の東儀秀樹氏のタイ紀行で、先日のかえるの会で木の葉さんが使った「かえるの楽器」が、タイ国産だった事が判明。
2004年10月17日(日)
ヘブンアーティスト TOKYO 2004

 久々の秋晴れ!1時間ほど指慣らし。1号・2号・衣装・スタンド・ヘブンアーティスト事務局提供の投げ銭箱(これが結構な大きさにもかかわらず、あまり物が入らない・・・という困りモン)を準備。松脂、リーベンツェラーの2番、どうも引っ掛かりが余り良くなく・・・、いつものベルナルデルに変更。やはりこの方が、私好みの鋭い?音が出ます。

 早めの昼食を済ませ、上野に向かう。上野公園、そこそこの人の出。本部で受付を済ませ、控え室のテントに案内されるも、パフォーマーで一杯なので、早々に会場に移動。海外から招聘されたパフォーマーは、かなり大掛かりな仕掛けを持ち込んでいます。上野駅、いつの間にやらとても綺麗になっていました!「ああ上野駅」のイメージの片鱗も無い・・・。1ステージ目トップだったのですが、1時間前では会場の用意がされてなく、隣の2ステージ目の会場でスタッフにご挨拶。ブレークステーション・ライブの会場です。ブレークステーションアーティスト:ハーモニカ&キーボードが、入念なリハーサル中・・・で、いつまで経っても始まらず、隣のハードロック・カフェで時間つぶし。混んでいますね・・・ここ。

 20分前にセッティング開始。ありゃりゃあ・・・ご用意頂いたマイクスタンド、上下にしか伸びない立ち用。電源も無く、ヘッドセットマイクも使えず・・・。気を取り直して、6曲28分のステージ無事終了。2ステージ目の会場に荷物を預け・・・、またまたハードロックカフェに避難。前のパフォーマーが5分前に終了してくださったので、余裕で準備。PAの方にワイアレスヘッドセットマイクを渡して、演奏開始。PAがあると、繊細な音が綺麗に通るので、とても気持ちよく弾けます。今日は高音絶好調!

 帰りの上野駅、山手線秋葉原で線路への人間の立ち入りがあった・・・そうでしばし不通。逆方向の電車を眺めていたら、YKKの宣伝電車、ドアの合わせ目が「ファスナー」!無事再開・・・と思ったら巣鴨でまたまた停車、代々木で急病人が出た・・・そうです。小田急線の急行が結構混んでいるので、各駅停車で船を漕ぎながら・・・帰宅。

 夕食時のビール2缶で、ボーっとしながら、オールスター戦テレビ観戦。あああ、松坂選手また!肝心なところで打たれた・・・。力は有るのに勝負に弱い男・・・。
2004年10月16日(土)
嫌な番組を・・・見てしまった

 チ・ボラグ音楽事務所の丸山社長から、1月の小学校での演奏依頼の電話。肌寒い曇天の中、リハビリへ。整形外科は満員御礼!状態。さすがに半袖で歩くのは気が引ける天候、11月中旬の最高気温17℃だそうです。

 本日お手伝い予定だったコンサートが延期になったようで・・・、中途半端な1日の始まり。この天候だと、明日の会場の下見にも行く気になれず・・・。13本の馬頭琴をあれこれ引っ張り出しては、駒を変えてみたり、ネックを削ろうとか、上駒を作り直そうとか、指板を上に張ってみよう・・・とか妄想三昧。・・・が、結局やったのは明日用の練習のみ。

 前回とても良かったNHK・秘境シルクロード、今回の「熟年ラクダ隊タクラマカン砂漠を行く」は、超最悪!素人の集団が思い入れだけで望んだ旅紀行。駱駝の絶対数が足りない、飲み水が不十分で駱駝の分が無い、個人の健康管理が出来ていない、日本で考えた装備のトラブル、現地気候の調査不足・・・など金満中年アウトドアライフの醜悪な実態。こんなの放送して、勘違いする中年がまた増えるのでしょうね、あああ嫌いだ嫌いだ・・・。それにしても駱駝はタフですね。熟年が続々リタイアする中、2頭も出産!新生児も自力で旅に加わるのですから。

 気分転換に茶茶へ。貸し切り状態から後続の3人、連続飯屋状態に突入!トマト&チキンカレー大好評でした。先日多摩センターにお越しいただいたお嬢さんもお見えになって・・・、しばし狛江・和泉多摩川談義。17年の間に随分と変わってしまいました。19日、小野ファミリーの元気ママのお誕生会が、高井戸のお寺であるそうな・・・どうしようかな?何か食べ物1品持参と言われても、小野ファミリーベジタリアンだからなあ・・・何も思いつかない。無難なところでシャンパンにしたりするのですが・・・30人分となると?ハートランド中瓶+赤ワイン3杯。

 寄り道で喜作、酔鯨2杯・・・で、1:30帰宅。最近日本中で地震発生中!
2004年10月15日(金)
1号の調整をするも・・・

 爽やかな秋晴れ・・・と思いきや台風並みの風!の中リハビリへ。昨日のほぼ5時間立ちっ放しが腰に・・・。

 1号の弦の巻き直し。弦の伸びは安定しました。魂柱調整にチャレンジするも・・・あまり変化無し。ついでに下駒の変更を試みるも、現在の下駒断然優位、もう少し低音を豊かにしたかったんですが。

 17日の演奏曲目選択作業。入れ替えこみの30分×2ステージ。場所が違うので、同じ5曲でいく事に決定!モンゴル国の曲目が少ないのが・・・痛手。シュミレーション練習。リーベンツェラーの2号を試してみるも・・・、まだ判りません。今しばらく使ってみないと。昨夜見た、師匠たちの小指技の練習。なかなか弓と小指のタイミングが合わない・・・。

 誰でもピカソ「日本の芸を伝承する外国人特集」を見ながら、17日に配布するチラシのレイアウト作業。続いて18日用のプログラムのレイアウト・・・と思ったのですが、効率が悪いので同じものに統一する事にして、印刷作業に突入。
2004年10月14日(木)
モンゴリアン・ロック

 叔母さんが癌で、余命1年半・・・との電話でブルーな起床。朝からヘビー話題です。肌寒い曇天の中、リハビリへ。

 1号の弦交換。前回は弦の分量を1.5倍ぐらいにしてみたのですが、強く弾いた時の音量は確保されるものの、ボディ自体の振動が無くなってしまった気がするので、今回は普通に戻してみました。続いて馬頭琴+ギタープロジェクトの為の曲選定開始。とりあえずアジナイホールの2枚のCDを聞きながら、ギターの入れ方を、ストローク・中間・アルペジオ・自由型に分けて・・・。次に、効果・双方の弾きやすさを考慮して、優先順位決め作業・・・。あっいけない!出発時間を過ぎてしまった。

 木の葉さんとの待ち合わせに大幅に遅れて・・・初台到着。20分ぐらいの中途半端な時間つぶしに、オペラシティ2階のバイオリンショップへ。アクセサリー中心のショップと思いきや、宝物発見!1年ぐらい前に生産中止になった、フランス製のビオラ駒の最高級品がディスプレイされていました。他にもあるかな・・・と欲張ったものの、これ1枚でした。2号に使っているものと同グレードの駒入手!リーベンツェラーの松脂も、1〜4番まで揃っています。1・2番はバイオリン、3番はビオラ、4番はチェロ用だそうです。以前使っていた4番は、具合は良かったのですが、融けて箱からはみ出してしまって・・・。チェロの人たちは冷蔵庫で保管しているそうです。2番を購入、試して見る事に。

 初台ドアーズでの、ハランガ・アジナイホールのリーダー:エンフマンライ氏のワンマンライブです。う〜ん、告知方法に問題がありそうな客数ですねえ。少々遅れて演奏開始、スモークの焚かれる中、エンフマンライ+日本人3人組(キーボード・ベース・ドラム)登場で、いい感じになりそうだな・・・と思っていたら、2曲目からはカラオケ+エンフマンライの歌&ギター。ギターもさびの部分以外はカラオケで・・・、場末のスナック回りをしている演歌歌手を髣髴させます。ところどころに2台の馬頭琴が入ったりするのですが・・・。休憩&セッティング変更があって、後半スタート。1曲目のメンバーで復活全開!なかなか楽しいライブになりました。これなら、2時間半もやらずに、前半のカラオケをカットしたほうが良かったのに・・・。

 エンフマンライ氏、私よりも1歳年下ですが、ロックのスタイルが少々古典的過ぎて・・・。それでも観客の大多数のモンゴル人&相撲取りは、一緒に歌ったり踊ったりデジカメでバチバチ撮影したり・・・と、なかなかのアイドルぶりでした。テレビ番組でロックバンドが音を厚くする為に、オーケストラや弦楽器ユニットを加える・・・と言う感じの、馬頭琴の使われ方で、2台の馬頭琴はバンドの同列ではありませんでした。2人の師匠も身じろぎもせず、淡々と譜面どおりの演奏をこなす・・・といった感じで。これなら私が弾いたほうが、はるかにロックンロール!これがアジナイホールの正体だったようです。この試み、単調なアジナイホールのコンサートに対して、新機軸展開のヒントになるかとも思ったのですが、結果はエンフマンライ氏1人でも、日本人ユニットを加えて楽しくライブがやれることが判ったというだけのものでした。馬頭琴がもっと音楽の勉強をしないと・・・、ライブコンサートにはなりませんね。

 唐突に入った、オルティンドの独唱は秀逸でした。馬頭琴で伴奏を入れれば良かったのに・・・。これこそ馬頭琴のライブ感だと思うのですが・・・。

 喜作で、生ビール+久保田3杯(酔鯨欠品の為)。
2004年10月13日(水)
出張レッスン

 1号(エンフジャルガル)・7号(ジャミヤンモデル)・8号(ねじ馬トラベラー)を持って、出張レッスンへ。小雨の世田谷通り大渋滞・・・なので246へ抜けて、7キロの道のりを1時間10分かけて走破?ふう・・・。

 まずは楽器の調整から。バヤルサイハン工房の馬頭琴です。手の大きさに合わせて上下駒の高さの調整、細い棒やすりで削ってやります。続いて弦のよじれの修正。皆さん弦交換の際、丁寧に弦の絡みを取って三つ編みをするのですが、組み付けの際にねじったまま付けて、絡んでいることが多いです。音叉でしごいてやると、うまく絡みが取れます。糸巻きは、ごく普通の動きです。弓はシャガイ弓で調整不可能なタイプ、今後調整式の弓の購入をご検討ください。松脂は・・・プロのバイオリニストですから、大丈夫ですね。

 弦が伸びて音程が安定しないので、1号を使ってレッスンスタート。基本的な持ち方から、チューニングの仕方、ボーイングの練習、弦の押さえ方と1オクターブの音階練習。ちょっとした左指の弦に対する角度で、ひーひーする音・・・典型的な初心者の悩みです。慣れるしかありません。鏡を上手に使って練習してください。練習・・・という事もお判りですから。

 帰宅途中、アジナイホールのCDを聞きながら思った事。ギターの伴奏を使うと、ギターの曲・琴の曲にチャレンジできそうです。改めて聞きなおして、課題曲を採譜してみましょう。

 2号・オナラト号の、弦のチェック。まだ伸びているので、半音高くチューニング。

 サッカーWカップ・アジア予選・オマーン戦。前半押しまくられて・・・終了。鈴木選手の目の覚めるようなヘディングで、1点先取、良いムードになりかけた後半20分、通訳に退場命令・・・。どうにか1:0で辛勝するも、高原選手本日も不発。
2004年10月12日(火)
糸巻きの交換

 朝のうち陽がさした・・・と思っていたら、リハビリ時間には曇って・・・。本日から腰を暖めて干渉波で震わすリハビリ追加。

 午後から銀行までドライブ・・・と思ったら、けっこうな雨でした。3件消化して、帰宅後おでんの煮込み作業。コツは、コトコト煮立てないように、ひたすらとろ火。唐突におでんの美味しい季節の到来。

 オナラト号の弦の巻き直し作業。馬頭琴の弦は、最初に巻いた状態から5センチ程度伸びるので、最初の状態のままだと糸巻きのポスト(軸)に弦が巻き付き過ぎてしまって、動きにスムーズさが無くなります。ある程度弦が伸びた状態から、解いて巻き直してやると、スムーズになります。試しに下駒の交換作業。1発目の駒が、相性最高・・・で、ご機嫌!

 続いて、2号の外弦の糸巻き交換。弦を外して、馬頭裏のマイナスねじを外します。この時ドライバーは、スナップオンなどの精度の高いドライバーを使わないと、甘い(素材の柔らかい)ねじなので溝が崩れてしまいます。糸巻き交換をしたことの無い馬頭琴は、裏蓋・ギアのシャフト部分の目隠しの小パーツを取り付けた後、厚めの塗装が施されていますから、カッターなど鋭い刃の刃物で、接合部分を切り離す作業が必要です。この部分が最初から切り離されている場合は、糸巻きの修復歴のある馬頭琴と言うことになります。

 取っ手無しのギア部分のみのパーツがあったので、裏蓋を外して糸巻きのギア部分を収めてあった溝に現物合わせ、工房によって使っている糸巻きのサイズが微妙に違うからです。左右でも、糸巻きのギア部分の形が反転しています。どうやら無事クリアー。馬頭琴から外した糸巻きの取っ手を外す為に、取っ手真ん中のピンを、釘のようなもので叩いて抜くのですが・・・抜けない!どうやら接着剤を使っているようです。方向転換して、取っ手付きの別のパーツを持ち出して、まずはポスト(軸)の弦を通す穴のバリ(金属の切削かす)やエッジの処理。棒やすり・紙やすりでこの部分を滑らかにしておかないと、突然弦が切れる原因になります。新しい馬頭琴の弦交換の際にも、この作業をします。本体に組み込んで、裏蓋をねじで固定して、弦を取り付けて・・・終了。

 夕食後、アドナインスへ。大介バンドのチャーミングガール真弓さん、盲腸から腹膜炎を併発、入院されたそうです。早期の回復を祈っています。マスターから、登戸のギターリペアーショップ情報入手。ピックアップの交換やらワイアリング・・・などが得意科目だそうなので、馬頭琴エレキ化計画の相談に行ってみましょうか。生ビール+赤ワイン4杯。日本テレビが、深夜放送を止めてしまった・・・。
2004年10月11日(月)
最近、NHKばかり見ているような・・・

 昨夜からの雨が残ったようで・・・、寒い1日です。師匠から電話、本日の足利教室へのお誘いがあるも・・・辞退。さしたる用事は無いものの・・・家事やら雑用で、突然の外出というのはけっこう難しいのです。

 NHK・第36回思い出のメロディ、亡霊ならまだしも・・・醜い豚のような醜態を晒す元アイドルがいたりして・・・絶句。

 NHK・秘境シルクロード「カナス・森と伝説の湖」鑑賞。新疆ウイグル自治区の話。砂漠から北上してアルタイ山・氷河湖を訪ねる旅。馬を一飲みにする巨大魚が住むという伝説があるそうです。訪ねてみたくなりました。

 パシフィックリーグ・優勝決定戦をテレビ観戦しながら、2号・オナラト号の弦交換。弦を外したら、オナラト号の魂柱が倒れた・・・ので魂柱の長さチェック。弦を張った状態では問題ありませんでした。ここ数日、2号の外弦の糸巻きの調子が悪く、緩めたときに、反応しない・・・。遅かれ早かれ壊れる兆候なので、明日交換しましょう。西武が優勝しました。これで、1年目監督同士の日本シリーズ・・・か。時代が新しい血を要求している。

 14日(木)の初台ドアーズでの「ハランガ:エンフマンライ:アジナイホールのリーダー」のコンサート、日本人のミュージシャンが3人参加するそうです。これはちょっと興味が沸いて来ました。

 祝日の為か映画も無く・・・またまたNHKで「ためしてガッテン再放送」鑑賞。民放は番組再編時期で、新番組の宣伝ばかり。加えて祝祭日は不毛・・・。深夜帯のまともだった番組がゴールデンタイムに移動して、またまた深夜はすっからかん。
2004年10月10日(日)
松脂の塗り方

 台風の翌日は乞食の洗濯日・・・と言いますが、朝からどんより曇っています。昨夜の台風、足早に過ぎ去ったはいえ、かなりの被害が出たそうです。題名の無い音楽会で、東儀秀樹氏率いる「男子6楽坊」を鑑賞。

 松脂の塗り方についての質問メール2件。おろしたての弓の毛には、なかなか松脂が馴染まないので、じっくりすり込んでやらねばなりません。左手の平に松脂を上に向けて乗せます。右手で演奏するときの形に弓を持ち、5〜10センチぐらいづつ2〜3往復させて塗ります。左手の薬指に力を入れます。毛を見ると、白っぽくなった部分(松脂が付いた部分)と、毛の色のままの部分(松脂が付いていない部分)が、判別できると思います。ムラ無く均一に、全体が白っぽくなるようにします。松脂を付け過ぎると、雑音が出ますが、松脂の適量が判断できるようになるには、1〜2年の経験が必要でしょう。付けすぎた場合(弓を弾いた時に、白い松脂の煙幕が出る)は、弓の手元の松脂が塗られていない部分をはじいて、余分な松脂を払ってください。松脂を塗った部分には、指で触れることも、弦以外のものに触れることも(布で拭く・・・とか)厳禁です。

 サッカー・山本ジャパン・ラストマッチ・ハンガリー戦テレビ観戦。手緩い相手に助けられて、大久保選手渾身の1点で先制するも、後半開始早々同点、終了間際に逆転負け!再三の得点チャンスに得点できないのは・・・。

 師匠の依頼でFAX送付のため、本日初外出・・・。しとしと雨が降っています。セブンイレブンのFAX故障中のため、ファミリーマートまで遠征。帰宅後、F1鈴鹿グランプリテレビ観戦。HONDA3・4フィニッシュ。佐藤琢磨選手、4位でした。

 夜明かしの原因となっていた「24」が、終わってしまった・・・。テンポの速さと、これでもか・・・という不運の詰め込み具合は、かなり楽しめました。不運の原因の大半は、他人の悪意だけでなく「善意」だったりもするので、なんともはや・・・。
2004年10月9日(土)
アジナイホールのコンサート

 風穏やかなるも・・・冷たい小雨の中、和泉多摩川教室。遠方の皆さんは台風の為お休みで、池谷君と3時間のレッスン。夏合宿で習った曲の復習から初めて、新曲「ガダメーリン」開始。この曲は、たっぷりと長く弓を使う練習には最適です。17日の千葉での合奏の為、想定曲の練習。

 昼食後、狛江駅で池谷君と再合流して錦糸町へ。雨足が強くなってきました。錦糸町駅で師匠と合流。会場手前の喫茶店で、木の葉さん・オドバルさんと合流。風も徐々に強くなってきました・・・、帰りの足が心配。

 台風の影響で、かなり厳しい客足で、10分遅れで開始。馬頭琴2本+シンセサイザー・ギター+中国琴+オルティンド+エレキベースの6人編成+映像・・・と言う構成。前半は馬頭琴を中心にした展開。後半はエンフマンライ氏の曲を中心に・・・というプログラム。オルティンドのオトゴンバヤルさんの歌声!秀逸でした。大沢氏(クレイジーKENバンドにも参加しているらしい)の、ライブ感たっぷりのベースが光っています。ボルドー師匠、低音パート冴えています。アムラー師匠、元気がありませんね・・・、新曲も不発。背中に妙なケーブルが・・・と思ったら、ホーミーの音を拾うマイクだったようです。師匠たち、ホーミーも始めたのですね。20分の休憩を挟んで、2時間15分のステージでした。

 馬頭琴ファンでとしてでは無く、音楽・美術に関わってきた冷静な目で見た感想としては、厳しい言い方になりますが、古臭い曲の展開と古臭い映像の展開・・・で、新鮮味・ライブ感・客とのコミュニケーション不在の、盛り上がりの無いVCDを見ているようなコンサートでした。2人の師匠と、良いディレクター・プロデューサーとの出会いを、切望します。

 あれまあ!電車が止まってしまった・・・。焼肉屋で時間つぶし。生ビール2杯半。2時間後、嘘のように風雨が止んで、徐行運転の電車に乗って出発。

 狛江で途中下車、茶茶貸切状態・・・、ハートランド中瓶1本。帰り道、喜作に寄り道。大盛況の中、サッカー・アジアユース3位決定戦テレビ観戦。バックヘッドのクリアーボールがオゥンゴール・・・、PKでどうにか3位・・・。酔鯨2杯。
2004年10月8日(金)
ああああ・・・台風らしい進路といえばそうなのだけれど

 冷たい雨に打たれながら、自主リハビリ&診察。このところ、長時間歩いたりすると、腰痛が・・・。2年前の夏、6週間のフフホト滞在の後半に、左膝下の内側の痺れを体験、帰国後CTスキャンを撮ったところ、L4と呼ばれる腰の部分のヘルニアと判明。ビタミン剤の服用2ヶ月で全快したのですが・・・。その時MRI撮影の為に、グレーの蒲鉾状に入れられたところ、心臓バクバク状態に陥ってしまい・・・、閉所恐怖症と判明しました。どうりで、エレベータやトンネルが嫌いなわけです。

 午後のNHKに、女性二胡奏者&妹のヴォーカリストが登場!チック・コリアの「スペイン」を演奏していました。このあたりのラインナップは、馬頭琴でチャレンジしてみても面白そうですね。昨日は「徹子の部屋」にも二胡奏者が出演していたそうです。馬頭琴の音の話題になると・・・、必ず二胡の音と比較されます。

 TBSで国会議員の「花」、NHKで伊禮麻乃さんの三線&ヴォーカル鑑賞。本日は、二胡のち沖縄ディですね。

 台風22号、今年上陸した中でも最大!久々の関東直撃予報で、珍しく?停電の可能性なども示唆されています。明日のアジナイホールのコンサートは、大丈夫でしょうか?

 久々に、PCで楽譜の書き込み作業。どうにかこのソフトにも慣れてきた・・・と思ったら、またまたトラブル発生!プリントアウトしてみたら、何故か重なってしまっている部分が有り、修復できない・・・。入力をやり直す気力も無く、結局修正ペンでアナログ修正作業。
2004年10月7日(木)
写真展 → 絵画展 → ライブ

 鱗雲?の中、リハビリへ。8号(ねじ馬バックパッカー:トラベラーと改名されたようです)を持って、都内ツアーへ出発。

 上野公園、平日の午後だというのに、けっこうな人通り・・・。東京都美術館、正面の無い、排水溝のようになだれ込んでしまう・・・という、地下要塞のような不可思議な建物。以前の建物は、階段を登ってアプローチする・・・という、入るための明快な行動が必要で。故寺山修二氏が階段の途中に座っていたのを目撃した事があって、尚更敷居の高い建物でした。解体中に、壁のレンガのかけらを拾ったのですが、さて何処に仕舞ったんだろう?

 6月の深沢区民ホールでの演奏をご覧になった、日本文人画府常任理事の橋場さんが、「モンゴルの風をききたい」というテーマで、私をモデルにした水墨画を描いてくださいました。159点の大半が風景画の中、数少ない人物画!モンゴルの博物館で見るような?馬頭琴奏者の姿でした。

 品川で迷子になりながら・・・坂の昇り降り。どうにか「再春館ギャラりー」に到着。こちらも幽玄の世界、広田敦子さんの写真展。ユリカモメから撮ったモノクロの風景・・・、完成度の高い展示でした。たぶん彼女と私とは、受信する周波数帯が違うのでしょうね。私には考えもつかない・・・テーマの探り方。何故か?人間は無いものねだりをする・・・という話が、思い出されて・・・。謹厳実直なドイツに、「ドイツ幻想派」という絵画の流れがあります。ボッシュの工作機械やメルセデス・ベンツを作るドイツ人が、理不尽な世界に憧れて生まれたのだとか・・・。私も、自分に無いものを持っている人に、憧れます。

 水道橋の「東京倶楽部」、冴理さんのライブへ。相変わらず趣のあるヴォーカル!2部で、ピアノ・ギター・コントラバス・パーカッションと一緒に、「もののけ姫」で演奏に参加。冴理さん、明日は網走へ向かうそうです。冴理さんの提案で、小学校での馬頭琴とのコラボレーション企画進行中。生ビール+赤ワイン4杯。

 またまた寄り道をして、アドナインスで、生ビール+ジンWロック1杯。帰宅途中、狛江駅前のおまわりさんから声をかけられて・・・。「何をお持ちですか?」「楽器です、お見せしましょうか?「お願いします」・・・○×△。馬頭琴を持ち歩くようになってから初めて体験した、職務質問というやつですな。帰宅後「24」鑑賞。
2004年10月6日(水)
今日も、NHKで二胡が・・・

 久々の秋晴れ・・・と思ったら、黒い雲が西の空に出現。この天気も明日までだそうで、週末は台風の影響か?梅雨空に戻るのだとか・・・。明日は重い腰を上げて・・・、品川で写真展鑑賞 → 上野で私がモデルになった絵画鑑賞 → 水道橋で冴理さんのライブ鑑賞ツアーにでも行くか。

 NHK・地理「中国経済」で、先日セブンアーティスト公開オーディションに参加していた王君が、二胡入門を展開。ジミー・ヘンドリックスの「紫の煙」の演奏もあって・・・。

 断続的に練習。右手の弓が上手く動かない部分、親指が瞬間的に弓を押さえている・・・のを発見!たぶん弓が不安定になるので、無意識に力が入るのでしょうが、ここで上手く脱力できると・・・新展開がありそうです。

 日付変更線20分前に、けっこうな横揺れの地震!東京は震度3だったそうですが、震源地の妹の嫁ぎ先近辺では震度5とか・・・。地震といえば会社員時代、池袋サンシャイン60の46階に勤務していましたが、昼食の時間帯にはかなり待たないとエレベータに乗れない込み具合・・・。万一地震があったら、殺到する2箇所の非常階段で圧死するだろうな・・・と考えて、上等なウイスキーを飲みながら、眼下の揺らぐ街でも見ようか・・・と、机の下に隠し持っていたのですが、残念ながら?機会に恵まれませんでした。

 サッカー・アジアユース・準決勝・韓国戦テレビ観戦。圧倒的なスピード不足でボールにほとんど触れない状態も、後半ロスタイムゴール前の混戦でどうにか同点に持ち込んで・・・延長戦突入。、シュート精度の低い韓国に助けられ・・・て善戦しましたが、後半目の覚めるような1発を食らって力尽きたか・・・と思ったら、眠りっぱなしの大砲?平山選手のヘディングで再び同点!PK戦、2人連続ゴール枠ににも入らず・・・更に平山選手も枠を外して、2度の同点ゴールを台無しにする何とも締りの無い敗戦。相変わらず耳障りな、怒鳴るだけの松木の解説・・・って言うのかな?こういう人が指導者やっていてもねえ・・・。ストライカー不在なら、何年経っても・・・状況は変わらない。

 気分転換に、「24」鑑賞。嵌っているような・・・。
2004年10月5日(火)
♪ ああああ〜 東京は〜 今日も〜 雨だった〜 ♪

 3日連続の雨、結構な降り・・・。さすがに半袖では気が引ける寒さの中、リハビリへ。引き続きPC不調、CDのドライバーが、認知されたりされなかったり・・・。チンギス・ハーン廟が発見されたそうです。ウランバートルの南東方向・・・か。

 外は寒いが、室内は湿度十二分・・・。断続的な練習・・・も、大汗をかく展開。「スーホの白い馬」、単音バージョンとハーモニクスバージョンが、ごちゃ混ぜになって混乱・・・。

 NHK・歌謡コンサートで、二胡&琵琶が演歌の伴奏。琵琶はギター代わりのアルペジオか・・・。二胡の奏でるメロディからは、切ない女心が歌い上げられた感じで・・・。案外二胡ブームというのは、こんな感覚への賛同なのかもしれませんね。

 NHKで、チベットの遊牧民の生活を鑑賞。湖の側の世界で1番高い標高5,000メートル!の遊牧地だそうです。夏の1日に、春夏秋冬を味わう暮らし・・・。午前の日差しで大地の水分が蒸発し、正午には積乱雲が発達、3時ごろから雨→あられ→雪へと変わって・・・温度差20℃以上。食事は麦の粉を練ったものとバター茶のみ、移動は徒歩・・・。インドからヒマラヤを越えて、産卵に来る渡り鳥。藻と少しの小魚以外、ほとんど生命の存在が感じられない湖。鯉まで鱗を失くし、体表から酸素を取り込む高地での順応。マイナス20℃以下、雪の降らない乾いた冬。秒速20メートルを超える風と、凍った湖の御神渡り・・・。こんなところにまで、文化大革命の爪跡が残っています。

 「24」が、いよいよ佳境に入って・・・。テンポの速い盛り沢山なドラマ、けっこう好きです。
2004年10月4日(月)
演奏 → モンゴル語後期1回目

 財布を無くした夢で目が覚めて・・・。無くしたと思っていたら、関東近県でクレジットカードが使いまくられていて・・・。たぶん昨晩泥酔したと思われる・・・地下の店の入り口から階段の下にいる黒幕相手に、何故か手元にあった丸太を投げつけた・・・ところで目が覚めた!気分転換にリハビリ・・・。課題の前部内側の詰まりが、取れかかっているような・・・。

 冷たい雨の中、ボラグ先生のレッスン会場確保に行くが、留守で確認できず・・・。リハビリ後再トライ、悪い予感的中。10・11日とも、空いていませんでした。連休だものねえ。PC不調で・・・立ち上がらない!マニュアルを引っ張り出して、数度のリセット・電源外し・・・で、何とか復活。ふう・・・、PCの新調を考えないといけない時期かも・・・憂鬱。
 
 降り続く雨の中、2号・7号(ジャミヤンモデル)を持って、多摩センターへ。ここでも厳しい現実・・・。店長から「雨男ですか?」の問いに絶句・・・。私は強力な晴れ男です!・・・が。待ち時間に、モンゴル語対策。たぶんボルドー先生から、「夏休みに何をしましたか?」と聞かれそうなので、単語を拾ったのですが・・・、結局徒労でした。。
 
 再開モンゴル語、2名新人が増えて計8名!先生もかなり丁寧に教えてくれて・・・、判りやすい授業でした。何と新人のうちの1名は、ハンガリーに留学した達郎君/マッサージをして頂いた修子ちゃんの、ママでした!モンゴル国で3ヶ月仕事をして帰国し、一年発起といったところだそうです。モンゴル関連の世界は・・・やはり狭い!

 PC・デジカメ・本屋・・・で時間つぶし。2部終了後、2名と居酒屋で情報交換、生ビール2杯。またまた喜作で、酔鯨3杯。先日のスカイラークでの、うちだバンド演奏で歌っていた夏目さん。最初にお見かけした時は、合唱団で見事なピアノをご披露していましたが、別のところではエレキベースを弾いていたらしい・・・。多才な方です。
2004年10月3日(日)
師匠のレッスン

 秋雨前線活動中。しとしと・・・と、朝から冷たい雨が降リ続いています。秋の味覚、松茸の炊き込みご飯の準備。

 嫌な番組でした。バリ島に嫁いだ日本人妻のドキュメント。バリの農家に第2婦人として嫁ぎ、日本では満たされなかった「家族愛」を、ひたすら要求する日本人妻。持参金目当てに、結婚を承諾した夫。平和だった家庭を乱され困惑し、状況を受け入れる事ができない第1婦人。自分の欲望を相手に要求するだけで、誰も相手の事など考えもしない・・・醜い欲の世界。理想郷と思われているバリに、こんな現実もあるのですね。

 師匠のレッスン、初心者2名・初級2名・中級4名。マチュリ(師匠の長男)も、自分の背丈ほどの自前の馬頭琴を持参、いよいよ始まるのかな?「スーホの白い馬」の単音バージョンの練習スタート。ハーモニクスバージョンとは、ポジションやディテールが違っていて、少々困惑。このところの跳ね弓の練習の成果か・・・、随分楽に弾けるようになりました。餃子屋でミーティング。ボラグ先生滞在中に、レッスンをお願いする事に。生ビール2杯。

 喜作で酔鯨3杯。時化続きで、鰹の入荷無し・・・。 
2004年10月2日(土)
うちだバンド at スカイラーク ガーデンズ

 秋晴れ・・・というには少々暖かすぎる?雲ひとつ無い快晴。リハビリ順調。ホームページ、日記の入れ替え作業。

 姫神の星さんが亡くなったそうです。姫神せんせいしょんや、きたろう・富田勲・・・など、シンセサイザーのデビューは衝撃的でしたねえ。最近は音源再生装置になってしまって、スイッチONでお終い・・・。昨年見た「姫神+馬頭琴」も、ステージでの動きの無さを、馬頭琴の音や手振り鐘で誤魔化しているような・・・。CDの再生では無い、生のライブが見たいのです。エキサイティングな楽器同士の闘いが見たいのです。シンセサイザー奏者は、是非ご再考願います。

 このところ、連日夕食時不在(金〜月)なので、あれこれ作り置き。昨夜頂いた栗剥きに難儀、指を切ってしまっては笑えない・・・。南瓜を蒸して裏ごし、ブロッコリーを電子レンジにかけて、練り物を煮て、ほうれん草を茹でて・・・、ありゃりゃ練り胡麻が・・・。以前は胡麻を擂っていたのですが、擂り残しが入れ歯の間に入って具合が悪いそうです。

 うちだバンド、スカイラーク ガーデンズに初登場!ここの企画でも活躍している奏屋のヴァイオリニスト森元さん、ヴォーカルの大介さん・加藤夕季さん・内田夫人・花見夫人・・・など知った顔も多く、内田さんの人徳だなあ。収まるものですね、ピアノ・ドラム・ベース・トロンボーン・ヴォーカルが、スペース内にきっちり!かなり音量に気を使っていて、スネアに弱音器つけていたり・・・。ジャズコンボ初登場ですから、無理も無いか・・・。大変心地良い1時間でした。先日内モンゴルの草原で馬頭琴を聞いた・・・という内田さんのお知り合い、ご来場お待ちしています。関係者を除くと、いつもと同じくらいの客席状況。

 結婚式の2次会で、大介バンドを起用した・・・フジ君夫妻と歓談。奥様ご懐妊!おめでとうございます。ただ・・・予定日の2月23日は、私の誕生日です。池田満寿夫・宇崎竜堂・皇太子・ジョニーウインター・中島悟・中島みゆき・ピーターフォンダ・・・と○才揃いの日!新宿美術学院時代のデザイン科の同級生2人、学生時代にサポートしていたバンドの岡田君も、生年月日がすべて一緒とは・・・。生ビール+赤ワイングラス2杯。フジ君の車で自宅まで快適ドライブ。ありがとう。
2004年10月1日(金)
ボラグ先生のコンサート

 雲ひとつ無い秋晴れ!の中、早めに整形外科に行くも満員で・・・先生の手が空かず、自主リハビリとなりました。やはりお昼間際の隙間を突くのが、コツらしい。風も無く、心地良い秋の日差し。いずちゃん情報では、フフホトの気温は朝晩10℃以下、0℃以下の日もあるそうです。秋・・・が無いそうです。

 早めの昼食を済ませ、相武台前へ。相模大野で各駅停車に乗り換えたら、あれまあ江ノ島方面でした。慌てて戻るはめに・・・。相武台前で、万馬馬頭琴楽団の大江さんと合流、バスで会場に向かう。数ヶ月ぶりのボラグ先生との再会。このところ自伝映画の撮影で、かなりハードな中国・モンゴルでの移動をされていたそうです。

 ピアノの調律が済み、リハーサル開始。少々大きすぎるぐらいの会場の反響。音の響きが良いと、やはり気持ちよいのでしょうね、リハーサルから全開!その後、光村図書のCDロム版「スーホの白い馬」の収録。更に2時間のコンサート・・・と、いつもながらボラグ先生の集中力と体力に脱帽!ブルグッド師匠・池谷君来場。

 今回の4台の馬頭琴。いつもの古い内モンゴル製(G/C)、いつものオノンバヤル工房(ウランバートル)コンサートマエストロ(E/A)は、駒をビオラ用に変更、指板も厚めのものに張り替えてありますね。相変わらず糸巻きが硬く、チューニングに苦労されていました。今回初登場は、1993年にウランバートルで入手したという、1960年代の馬頭琴(D/G)。馬の弦が張ってあり、とても柔らかい音がします。壊れていたものを修理されたそうで、これほど弾き込まれた年代物!初めて見ました。黒毛を張ったシャガイ弓を使用して、あんなに素晴らしい音が出せるのですね!最後の1台はブルグッド師匠所有の、北京のバイオリン工房製(D/G)。魂柱が倒れたら、チョールのような感じの音がするようになった・・・というレア物!リハーサル終了後、大江さんが持ってきた足が可動するフランス製ビオラの駒に換えたら、なかなか良いのでそのまま本番に突入。4台の馬頭琴の良さを、曲によって巧みに使い分けています。

 万馬馬頭琴楽団の倉富君・永瀬君、先日「かえるの会」でお会いしたシエスタさんも来場。シエスタさん、ヨックモックの秋のクッキー(芋・栗味)ご馳走様でした。今年のベストコンサート!と思える熱演でした。前半5曲、15分の休憩を挟んで後半5曲+アンコール曲、昨夏草原でオナラトさんに習った「賛歌」。あっという間の2時間でした。「鳥の歌」秀逸でした。「万馬の轟き」、あのスピードで弾ける様になるのは・・・。

 師匠・永瀬君・大江さん・池谷君と、世田谷通り沿いのイタリアンレストランでミーティング。生ビール1杯。師匠の車で和泉多摩川まで送っていただきました。喜作で生ビール+酔鯨3杯。西村さんから、丹波栗を頂く。栗ご飯だと、母親食べられるかなあ?秋三昧!の1日でした。