2004年9月30日(木)
天気晴朗なれど、風強し・・・

 台風一過の晴天、余波で風が強い・・・にもかかわらず、何故かマンション内の樹木の消毒作業中。地道にリハビリ。
 
 数年後にヴァージンの社長が企画している、宇宙旅行用の試作機が宇宙旅行に成功。飛行機で運んで、空中で飛ばすタイプです。日本は、失敗したロケットを回収して検証する熱意も予算も無いらしい・・・。数分間の宇宙滞在で運賃2,300万円・・・。そう言えばバブル全盛期に、セーラーズ(セーラー服ベースのファッションブランド)の社長が、宇宙旅行の権利を獲得したっけ。どうなったんだろう?並びにある香港麺屋「チャーリーハウス」、随分行っていないなあ。。

 断続的に、いつもの練習。左手の中指の弱さが、気になります。弓の張り具合の調節が、とても微妙・・・。ちょっとの加減で、跳ねやすかったりそうでなかったり・・・。気分転換の洗車。涼しいせいか、1時間で終了。

 夕食は秋メニュー第3弾、牡蠣フライ。母親が広島の出身のせいか、牡蠣も好物です。次は・・・茸だな、やっぱり。夕食後少々練習。一応マンションなので、音を出すのは9:00pmまでと決めています。明日のボラグ先生のコンサート関連の、電話&メール連絡少々。ああ・・・携帯のメール入力は苦手だなあ。

 テレビ・・・お粗末な番組ばかり。見るものも無く、4日のプログラム作成作業。「オーバー トライブ」という、津軽三味線の映画が3日から封切りだそうで、ダブルネックの三味線発見!馬頭琴のダブルネック、演奏途中での転調とかには便利そうだけれど、弓では弾けないだろうな・・・。「Lin」という和楽器の女性ユニット発見!弦楽器やら管楽器の女性ユニットブーム、到来らしい。馬頭琴は,ブームになりそうな気配・・・すら感じられない。
2004年9月29日(水)
台風が九州・関西で、猛威を振るっています

 怪しいな・・・と思ったら、霧のような雨が降りだして、肌寒い1日。リハビリ、本日も順調。新たに、前部内側に詰まる部分発見!ここの痛みが無くなると、随分動かしやすくなるのですが・・・。味噌ラーメンの美味しい季節到来。

 ひたすら・・・といっても、すぐにフリーズする両手をだましだまし・・・練習。飽きて郵便局まで散歩、チケット代金の振込み作業。振込用紙に記入した金額・電話を、何故か再入力しなければならない・・・この機械も欠陥?振り込み手数料が無いから、良いとでも思っているのかな?民間の会社では考えられない選択!そういえば、マンションに出入りする宅急便の関係者は、全員挨拶してすれ違うのに、Uパックのおっちゃんは、無言・・・。民営化って何?

 ダンス教室で使うCD対JASRACの裁判、JASRACの勝ち!CMを作っていた頃の七不思議、レコード会社・音楽事務所に使用料を払ったのに、CM放映の段階で何故かJASRACにも支払いが発生する・・・。
 
 PC絶不調・・・。フリーズする回数が増えて憂鬱・・・。馬頭琴出張レッスンの依頼メール。ヘブンアーティスト事務局から、「ヘブンアーティストTOKYO」の時間決定の連絡メール。上野公園で、三々五々やるのじゃなさそうです。3:00pm〜アトレ、4:30pm〜ブレイクステーション、各々30分。アトレって何処だろう?1週間前ぐらいには判るそうです。ブレイクステーションって、上野駅構内?アンプは用意して頂けるそうです。

 昨夜、ギター少年 →アドナインスのマスター → 私へと、巡ってきた「スダチ」を活かす為に、秋刀魚の塩焼き。大変良い香りで幸せなひと時、どうもありがとう。そろそろ炊き込みご飯の美味しい季節ですね・・・。

 サッカー・ワールドユース・アジア地区予選ベトナム戦テレビ観戦。ルーズなボール処理と相手の捨て身に、攻めあぐねて・・・前半終了。後半、カレン・ロバート選手の投入で若干のチャンスが生まれ・・・、森本選手のゴールで、1:0の辛勝。日本にも、振り向きざまにシュートできるストライカーが誕生!16歳、世界で通用するのは何時になるかな?
2004年9月28日(火)
中国で、備長炭輸出禁止決定

 秋晴れ・・・?の中、リハビリへ。テレビは新内閣と日朝会談の話題ばかり・・・。新内閣、真面目そうな顔が並んでいますが、どうなんでしょう?替え歌を歌ったおっちゃん。相変わらず、知性とかキレ・・・といったものが感じられません。

 断続的に練習。左手、1(人差し指)・2(中指)・4(小指)・2(中指)・・・を、ポジションを変えて繰り返す練習。段々左手の甲が強張ってきて・・・、混乱してしまいます。右手、跳ね弓の練習。跳ね弓単体の練習は良いのですが、曲に乗せると手が固まってしまいます。弓の張り具合も、とても微妙・・・。道は遠い。

 日本で使用している備長炭の1/3を、中国からの輸入に頼っているそうです。これによって中国国内では、木材の異常伐採による森林破壊が進み、その為今後、日本への備長炭の輸出禁止を決定したとの事。モンゴル国・内モンゴル・中国を舞台に、日本人ボランティアによる植林が盛んです・・・。炭、日本ではけっこうな健康ブームですが、何が他国の自然を破壊しているか、考え直さねばなりませんね。BBQ用なんかも中国産なんだろうな・・・。

 夕食後、アドナインスへ。出掛けにFREEのギタリストポール・コゾフのソロアルバムが目に付いて持参、マスターにお願いしてかけて頂く。続いてコータロー氏持参のジミー・ヘンドリックス・・・、今日は70年代ロックディです。

 教育論が展開。色々な小学校で演奏してきましたが、子供は先生の出方を見ています。親を見て、判断基準を決めています。親がずるければ、ずるい子供になります。「ありがとう」「ごめんなさい」を、きちんと言える事。悪いことをした時に、何故悪いのかを納得いくまで、話して聞かせること・・・。続いて転職相談。過去の恩義などは切り離して、今自分にとって何が大切なのかを、考えるべきです。チャンスはそうそう回ってくるものではありませんし、5〜10年後に同じチャンスが回ってきても、自分の環境や体力も変化していますから。生ビール+赤ワイン3杯。1:30ごろ帰宅。

 パラリンピック閉会式テレビ観戦。日本選手団過去最高のメダル獲得、一人で7つの金メダルを得た選手がいます。義足でオリンピック出場を目指している高飛びの選手もいます。タイ人の夫の活動費を捻出する為に、単身東京で働く日本人妻もいます。競技設定の難しさ。障害も、先天性・後天性・進行性・・・と様々。いつのまにか失神。
2004年9月27日(月)
まるで・・・梅雨空

 ジョン・レノン殺害犯に保釈の可能性が出て、それに伴い関連サイトに「出てきたら殺す」という、ファンと称する書き込みが殺到しているそうです。1980年からの服役で、罪が許されたとは考えませんが、あまりに悲しい話です。到底ジョン・レノンの望む事ではないでしょう。良い演奏家でいることも大変ですが、良いファンであって欲しいというのも、演奏家の願いです。ファンが甘やかせば、けして良い演奏家は育ちません。

 横殴りの雨の中、下半身をかなり濡らしてリハビリ。今日も好調に上がる上がる!左腕前部の詰まり?が無くなりました。一時に比べて、とても楽になったにもかかわらず、これで、奥の痛みが無くなれば・・・とは、きりの無い欲望。

 梅雨のような雨と寒さの中、銀行業務3件。隣のスーパーで鰹発見!

 溜まっていた(貯めてしまった)メールの返信作業各種。内モンゴルの馬頭琴の駒の交換に関する問い合わせ。駒と馬頭琴本体のマッチング(相性)が大切です。バイオリン・ビオラの常識では、硬い・茶色・エージング(寝かせておいた)された・・・結果高価な駒が良いとされていますが、馬頭琴には当てはまりません。私は、5〜6枚の(柔らかい〜硬い)整形した駒で適した硬さを探し、更にその硬さの中から最適なものを、5〜6枚の未整形の駒を整形して、試すようにしています。どうしても上手くいかない場合もあります。ボラグ先生は、30枚ぐらいの駒の中から選択するそうです。1枚1,000〜3,500円ぐらいですから、けっこうな投資が必要です

 6月に伺った、喜多見の手打ちそば「志美津や」さんからのメール、私の日記をお読みになって、田舎そばの記述の誤りを教えていただきました。田舎そばのぷりぷり感、なにかつなぎに秘密が・・・と思ったのですが、そば粉のみでつなぎは全く使っていないそうです!お酒を飲まないと失礼なほど美味しいつまみ類!駐車場もあるし、駅からは少々遠いのですが、徒歩で行くことをお勧めします。

 サッカー・ワールドユース・アジア地区予選マレーシア戦テレビ観戦。荒っぽいだけのマレーシアを攻めあぐね・・・ながらも、3:0の勝利。森本選手好調!平山選手、ここでも不発・・・。

 喜作へ深夜散歩。生ビール+酔鯨2杯。3:00帰宅。NHKで、「フランシーヌの場合」が流れている・・・。
2004年9月26日(日)
かえるの会「秋祭り」

 草原を流れるような、霧雨が降っています。2号(内モンゴル)・7号(モンゴル国ジャミヤンモデル)・衣装・・・を持って、東池袋へ。木の葉さんから誘われた「かえるの会」の秋祭り、老若男女集まっての楽しいイベント。かえる三昧!フィギュアにTシャツ・絵本に写真集・シール・かえるグッズ各種にオリジナルのカード類。イベントスペースでは、リボンで作るかえるや、フィギュアに色を塗るコーナーなどもあります。あれまあ!「かば祭り」まであるんですか!

 11:30からの演奏。木の葉さん2曲+かえるの歌+私3曲の演奏・・・無事終了。かえるの会長さんと歓談。あははさん・シエスタさん・丸さん登場。シエスタさんの弓問題、単に調整ねじが無いので、テンションが変えられない・・・という、モンゴル国の弓によくある事でした。1:30pmから2回目の演奏。「かえるの歌」用のE/BチューニングからF/B♭に変更した7号のチューニングが安定せず、「恋心」かなり苦しい出来でした。やはり1本の馬頭琴で対応する場合には、チューニングの変更は弦1本にしたほうが、無難のようです。E♭/B♭・・・か。遅れて到着した津久井郡の小学校の先生に、サービス演奏少々。学校での演奏の打診、快諾!

 シエスタさんを案内がてら、成城学園まで歓談。小田急線で若い女性に席を譲られて・・・、そんな年寄りに見えたかな?と思ったら、お嬢さんは向かいの席に移動、我々二人が並んで座れるように配慮してくださったのでした。久しく経験したことの無い、嬉しい出来事でした。スーパーのCMではありませんが、「ありがとう」。シエスタさんは、バトエルデネ氏に馬頭琴を習っています。10月1日のボラグ先生のコンサートで再会しましょう。

 単なる夜遊びの因果か少々バテ気味なので、疲労回復に鰹の刺身をニンニクで・・・と、霧雨の中近所のスーパーを2軒回るも・・・無し!とほほ・・・。頭の中が、鰹がぐるぐる回っている。
2004年9月25日(土)
楽しい!送別会でした

 明け方まで雨だったようで、連日の怪しい空模様。先生多忙の為、自主リハビリ。

 和泉多摩川教室、3名+オノンバヤル氏からの紹介の見学者1名。3名、基本の確認。ありゃりゃ、クリップ式のデジタルチューナーを買ってきてしまいましたね。挟む場所にも苦労するし、シビア過ぎて見難いので、馬頭琴の初心者には向かない・・・とアドバイスしてあったんですけどね。返品出来ると良いんですが。前半ボーイング、後半は弦の押さえ方のレッスンを少々。皆さん悪戦苦闘している・・・なあ。池谷君、「ウジムチンの歌」「4歳の銀毛の馬」「娘を嫁に送る歌」「万馬の轟き」の、細部のおさらい。

 夕食後、少々失神。レッスンした後は、かなり疲れています。シャンパン・8号(ねじ馬バックパッカー)を持って、茶茶の送別会へ。ピアニストの永田さんの声が、店外まで響き渡っています。茶茶、満席!の大盛況。池谷君の茶茶馬頭琴初デビュー、なかなか良い演奏でした。続いて私も演奏。ギター2本・パーカッションに歌が始まって、ジョイントコンサート・・・で夜が更けて行く。池谷君のギター、なかなか上手い!ギターに比べると馬頭琴、もどかしいだろうな・・・。楽しい送別会でした。ヤンさん、元気でね。みんなで網走ヒッチハイクツアーでもやるか!シュン君という、なかなか面白いギターを弾く若者に出会いました。恵比寿中瓶5本弱。

 事前に曲のキーがわかっている場合のセッションでは、予め馬頭琴の良さ(ハーモニクスや和音)が出せるチューニングを考えて臨みます。今回のように行き当たりばったりの場合は、単音で音を重ねていくことになるので、普段使い慣れている「G/C」を使用します。音の位置が、把握しやすいからです。曲によっては、その場でチューニングを変えてみたりもしますが、8号のエレキベース用糸巻き、こんな時は本当に便利です。外弦の開放弦をキーに合わせると、内弦と2弦一緒に弾くことで、上手くいきそうな予感・・・。これからの研究テーマですね。

 喜作に寄り道、酔鯨欠品の為、久保田1杯。1:30頃帰宅。
2004年9月24日(金)
あああ・・・ネックが反り出した・・・。

 CDプレイヤー、再充電で使用可能になって・・・一安心。怪しい雲行きの中、リハビリへ。本日は大変好調で、左腕がとても良く上がります。途中で詰まる部分があって、その場所で筋肉に力が入ってしまい固まってしまうのですが、今日は比較的スムーズにその場所を通過できます。このまま快方に向かうと、嬉しいのですが。B5サイズの用紙を購入、26日に配布するチラシの印刷開始。途中で黒インク切れ・・・、消耗度けっこうなものです。

 6月の深沢区民センターでのコンサートでご一緒した、バイオリニストの橋場さんのお父さん?から手紙を頂く。私をモデルにした馬頭琴&モンゴル?の絵が出来上がり、東京都美術館で展示されるそうです。嬉しいような・・・恥ずかしいような。掲示板に情報公開しますので、お時間のある方は上野公園へ散歩でも如何ですか?

 26日の「かえるの会」リハーサルの為に、木の葉さん宅へ8号ねじ馬バックパッカーを持って出発。チンゲルトさんのCD、日本&外国の曲がちょっと・・・。馬頭琴で弾く意味を感じないのと、前奏・後奏の馬頭琴らしさと真ん中の曲が素直に繋がっていない・・・。でも小学校あたりでは受けそうな気もします。モンゴル国立馬頭琴交響楽団、馬頭琴らしさが出ていて、なかなか良い感じです。

 木の葉さんとリハーサル。全体の構成・合図を決めて、無事終了。8号ねじ馬バックパッカー、ネックの順反り(弦の引っ張る強さにネックが負けて曲がる現象)に気が付く・・・。日本に来てから半年強、気候の・・・というよりも、ネックの太さと木材の強度の問題でしょう。近々、野口さんに報告しましょう。食事をご馳走になって、2003浅草サンバカーニバルの映像を見ながら、少々失神。缶ビール1本+赤ワイン4杯。

 降りだした小雨の中、帰宅。このまま涼しくなってくれると・・・、嬉しいのですが。印刷業務再開。
2004年9月23日(木)
あああ・・・CDプレイヤーが不調

 怪しい雲行きの中、師匠のレッスンを受けに、幡ヶ谷へ。電車内のつり革でリハビリ。車内の高い方のつり革に、左手が届くようになりました。徐々にですが、改善しています。昨日購入したCDを聞こうと、プレイヤーを充電して持参したのですが・・・、動かない!うまく充電できていないようです。

 レッスン参加者8名+見学者3名。3ヶ月ぶりのレッスンは、大盛況でした。「ウジムチンの歌」「ドルムナスティ」「万馬の轟き」など、合宿の練習曲のおさらい。見学者への基本講習。見学者持参のバヤルサイハン工房の馬頭琴の、倒れた魂柱の立て直し。2ミリ長くしたものを新調。試奏してみると、音が変!点検すると、裏板の一部が剥がれていました・・・。今夏、親類がウランバートルから買ってきた楽器との事、2003年製作のラベルが付いています。

 終了後7名で牛角へ。先日のヒメルのコンサート、今ひとつの出来だったそうですが、ジャンベ(アフリカの太鼓)大変気に入ったとの事で、次回はジャンベを2つ使うそうです。生ビール3杯。

 狛江で途中下車、茶茶へ。ほどなく貸しきり状態となり、草原・モンゴル・香港・異常気象の話・・・など、とりとめもなくマスターと歓談。先日多摩センターへ来てくれたカップル、茶茶のお客さんだそうです。ありがとうございます。エイジ君の彼女、網走の友人(ムショ仲間ではないです)と登場。ちょっとだけ馬頭琴コンサート。網走ツアーをやろう・・・という話で、盛り上がる。冬の寒さ、想像を絶するようですが・・・、流氷見てみたいな。25日の送別会、伺います。赤ワイン3杯。

 日付変更線を少々オーバーして、帰宅。CDプレイヤー、再充電にチャレンジ。爆酔。
2004年9月22日(水)
師匠の弓の、毛換え

 茹だるような暑さ!復活・・・で、今日も真夏日記録、更新。リハビリ後の帰り道、猫達はどっかに避暑したらしい。

 まるで風俗街のような、お嬢さん方のファッションを眺めつつ、渋谷で師匠と待ち合わせ。バイオリン工房で、弓の毛換えをお願いする。最近?私の紹介・・・ということで、弓の毛換えに来た方がいたようです。毛箱の部分が木工ボンドで止まっていて、毛を抜くことができず、修理できなかったらしい。以前にも書きましたが、ここは馬頭琴工房ではありません。お店の方の善意と私の知識がバランスして、馬頭琴の修理も行って貰えるのです。ただ持っていけばやってもらえる・・・という事ではありません。店名を書かないのも、そういった安易な考えの方で、お店に迷惑をかけたくないという配慮からです。修理の際、私は必ず同行して、修理方法の相談をします。たぶんこのケースは、毛箱のパーツがあれば、対応できたでしょう。そのために私は、毛箱の予備を持っています。

 フランス人でしょうか?素晴らしいプロポーションの白いパンタロンにTバックが透けて・・・。ここまで計算づくだと、見事なものです!デニーズで情報交換。師匠もこの夏の草原で、何やら力?を授かったらしい。私も、同感です。レッスン・睡眠・食事以外の時間の大半を、外で風や陽の光を浴びて雲や霧の流れを眺めて・・・過ごしました。何かを草原から吸収したい・・・と思ったからです。他の合宿参加者と一番違っていた点です。来年5月あたりに、師匠・オナラトさん・ジリムトさん&私で、全国ツアーをやってみたいそうです。この夏の合宿で、この3人の合奏を聴きましたが、月並みな言葉ですが最高!でした。どなたかお手伝いいただける方・興味のある方、いませんか?

 HMVの民族音楽コーナー、韓国物一色!モンゴル関連は、ホーミー系があるのみ。タワーレコード見学、ハスローさんとチンゲルトさんのCD発見!チンゲルトさんの「白馬の伝説」&モンゴル国立馬頭琴交響楽団のCD購入。

 工房に戻って、毛の分量やら長さなどを細かくチェックして、しばらく乾かしてから試奏。師匠も納得できたようです。お店に来ていた、八ヶ岳在住の方と歓談。随分前に、千葉でボラグ先生の演奏を聞いたそうです。現在、八ヶ岳でコンサートを開催したり、ストリートミュージシャンの溜まり場づくりを目指しているそうです。縁があったらまたお会いしましょう。

 日付変更線を過ぎて、喜作へ深夜散歩。隣のテーブルの、図体ばかり大きくて脳みそ小学校程度の若者二人、、サバイバルゲームの話に終始・・・。いい年して平和ボケの戦争ごっこやってないで、外人部隊にでも行って最前線で弾除けでもやってみりゃ良いのに・・・。頼むから多摩川の中洲を荒らさないでくれ!あそこは狸や雉や野鳥やらの、大切な営巣地なんだから。生ビール+酔鯨3杯。
2004年9月21日(火)
真夏日、記録更新!

 師匠から、韓国領事館の問い合わせ電話。梁さんの仕事かな?夕方から、群馬・足利教室だそうです。 

 熱風吹きすさぶ中、3日ぶりのリハビリへ。普段の生活の中や、電車内でつり革やポールを利用して、左腕を上げる訓練をしてはいるのですが、なかなか限界ぎりぎりで我慢・・・ができません。無意識に痛みを和らげる方向に、体を動かしてしまいます。再び痛めてしまったら・・・という恐怖もありますが、所詮人間の意思とは・・・弱いものです。

 冷やし中華で昼食後、潜水艦映画をテレビ鑑賞。潜水艦の狭い艦内、閉所恐怖症の私には・・・見ているだけで辛い!戦車と潜水艦は、絶対不可!やっぱり魚座・酉年には、海軍航空隊だな。韓国の徴兵逃れ問題、野球選手から人気「韓流ドラマ」スターにまで波及。日本でも昔、醤油を飲んだりタバコを食べたり・・・があったそうな。不正、誰に気付かれなくても、自分だけは知っているのに・・・。

 成城の日曜大工センターまでドライブ、園芸用の噴霧器探し。けっこう大型ですが格安2,000円の、手動式4リットル噴霧器&超吸水布を購入。帰宅後、洗車開始。やはりというか、埃を流し去ってしまうほどの勢いは・・・ありませんね。超吸水布は・・・失敗でした。やたらと張り付いてしまって、上手く動かない。たぶん普通の布のほうが、効率良いでしょう。水の消費量3.5リットル、この大きさで正解でした。噴霧器、あれば便利・・・程度の評価。

 真夏日の記録更新だそうです。日本列島の熱帯化?に伴ってか、各地で異常現象多発!東京湾の巨大クロアナゴや、伊豆の海に大型の鮫が居ついているとか、南国産のタニシが稲を食い荒らしているとか・・・。

 人災も色々。カブトムシまで、外来種に駆逐されているそうです。輸入緩和が原因との事、安易に持ち込む業者と、安易な管理をする一般人。王者として君臨していた国産カブトムシは、強敵の出現に成すすべもなく・・・、一方外来種は天敵の無い環境で勢力を拡大・・・って、相撲のようだな。トマト生産農家が、効率化を目指して安易に導入した外国産の蜂が、日本中に拡大。この蜂、海外宅配便で、数日で届くそうです。すべての根源は、人間の欲・・・。

 夕食後失神、日付変更線ぎりぎり手前で復活・・・。26日に配布する、演奏予定チラシのレイアウト開始。
2004年9月20日(月)
連休最終日+敬老の日=とほほ・・・

 用紙を近所の文房具屋で買い出し。印刷やっと終了した・・・と思ったら、肝心の演奏開始時間が違っていた・・・。訂正シールを作って貼り出したら・・・、日付が違ったものを発見!更に訂正シール追加、制作といっても、日付と時間の入れ替えだけなのに・・・。なんと精度の低い作業なんでしょう!とほほ・・・。だらだらと作業が続き、ろくに指慣らしもしないまま時間となり、そそくさと準備して出発。本日は事故も無く無事到着。

 3連休の最終日、しかも敬老の日。イタリアンレストランは休業状態・・・。気を入れて、演奏スタート。お話用のワイヤレスヘッドセット、スイッチを切った瞬間に強力なノイズ!壊れたかなあ・・・。更に気を入れて、演奏開始。反応するのは、お店のお嬢さん方のみ・・・。本日、馬頭琴を聞こうと訪れた方、皆無。淡々と、練習のような一方通行の演奏が続いてしまう。私には、興味の無いお客を振り向かせるだけの、力量はありません。45分のステージを終え、休憩。

 ワイヤレスヘッドセットのチェック。チャンネルを変えてみましたが、改善せず。ヘッドセット側のトラブルですね。ケーブルのジャック分解、異常なし。本体の点検、あああ・・・出力レベルがMAXになっています!ミキサーに繋いで確認・・・すると、OK。どうしてMAXになっていたんだろう?クリッピングポイントは、OFF・センター・MAXの3種類しかなく、ずっとセンターにセットしてあったんですが・・・。一安心して印刷物を眺めていたら・・・、訂正シールの日付の誤り発見!手書き&修正ペンで対応。たぶん占い、最悪の日ですね。

 後半も、淡々と進行。40分の演奏終了後、店長と対策会議。すかいらーくの顧客と、演奏者ネットへのアプローチだけでは不十分です。多摩センター周辺の音楽好きに、情報を伝えないと・・・。不発弾状態で、帰路へ・・・。

 9:00pm和泉多摩川着、トムソーヤで消火作業。生ビール&赤ワインハーフ1本。マスターから揚げ春巻きの差し入れ、ご馳走様でした。スポーツ新聞を見ると、やっぱり・・・絶不調!

 10:30pm帰宅。テレビ鑑賞。中国、今回の権力一本化で、変わって欲しいなあ。明日は気を取り直して、汎用演奏予定チラシを作ろう!1号の弦を張り替えよう!愛車の火山灰を落とすための園芸用霧吹きを買いに行こう!
2004年9月19日(日)
東京JAZZ 2004!

 題名の無い音楽会、ショパンのベスト20。11:40、東京ビッグサイトに向けて出発。

 行きのりんかい線の隣の馬鹿ねえちゃん1号、安っぽい油の臭いを撒き散らして、散々フライドポテトを食いまくったあげく、今度はマスカラのお手入れ・・・。こんな馬鹿姉ちゃんのミニスカートの安っぽい露出癖に惑わされて、引っかかる駄目男・・・いるんだろうなあ。

 1:00pm、東京ビッグサイト入り口に到着。ここからが遠い!GODZILLAが営巣したマジソンスクェアガーデンの映像を思い出すような・・・光景、一体何のためのスペースなんだろう?10分ぐらいは歩いたでしょう。席は、ほぼ真ん中の後方、ステージ両脇にある大きなモニターが活躍しそうです。私の前後席は、ほぼ満席状態・・・なのに、左右はがらがら。

 女性16人のビッグ・ジャズ・バンド「ブルー・エアロノーツ・オーケストラ」が演奏中も、何だか判らないうちに終了。期待はしていませんでしたが、案の定会場の音響は最悪!天井で音がぐるぐる状態。カメラワークが悪いのか、スイッチャーが悪いのか?たぶん両方が駄目なんでしょうね、映像も的外れで・・・。演奏35分に、セッティング変更25分!もうちょっと詰められないんですかね?おかげでスナックコーナーは大盛況!

 上原ひろみさんのユニット、スタートから飛ばす飛ばす・・・!バークリー音楽院主席卒業だそうです。ピアノ・ベース・ドラムだと、音響の悪さもさほど気にならない。35分の演奏でメンバー紹介2回、よほどメンバーを大切にしているのでしょうね。続いてアドナインスのマスター推奨の「フライド・プライド」。横田明紀男氏のガットギターでスタート、期待も高まったんですが・・・。ヴォーカルのSHIHOさん、メリハリが無いというのか、妙に慣れっちゃってる・・・というのか、発音不明瞭で歌詞も聞き取れず・・・不発。ドラムの村上”ぽんた”秀一氏、曲の途中で颯爽と登場。相変わらず上手ですが、以前のキレが無いような・・・?今回の参加4組とも、ドラムの健闘が光ってました!

 師匠から、弓の毛換えの相談電話。渋谷のバイオリン工房と相談して、22日に伺ってその場で換えてもらう段取りに。

 「リール・ピープル」、ソウルバンドですな。ロンドンのクラブシーン期待の新星だとか。超&重量級の黒人女性2人組のヴォーカル、失神寸前の心地良さ!ただ・・・、音がぐちゃぐちゃに混ざってしまって、耳鳴りが始まりそう・・・。長〜いセッティング変更、登場を待てずに観客から催促の手拍子!結局今回の客の大半は「TOTO」目当てだったんですね。登場と同時に観客、ほぼ総立ち状態!対地攻撃用重爆撃機的ハードロック、こちらも1曲目から全開で、スティーヴ・ルカサーも登場と同時に跳ねっぱなし!頭の隙間のモニターのアップで見ると、ステージに立ってなけりゃ、ただの小太り不良中年集団だなあ。ギターソロが始まっても、歌い終わっているボビー・キンボールを追いかけている・・・やら、ギターだけの超アップ超長撮り・・・とか、超絶?のカメラワーク!健在で・・・意気消沈。演奏が1時間に達しそうなところで、大ヒット曲「ロザーナ」が始まったので、そろそろ終了だと判断して退席。終了してからの退席では、会場の狭い入り口に到達するまでに30分ぐらいはかかりそうですから。

 帰りの山手線、登山帰りの馬鹿姉ちゃん2号。2人で4席分を占拠、パッキングもろくに出来ないらしく、荷物が通路に散乱状態・・・。お願いだからアウトドアなんて止めておくれ、山が泣いちゃうよ!今日は馬鹿姉ちゃんディでした。

 7:00pm帰宅。ちゃちゃっとお吸い物を作って、出前の寿司で手抜き夕食。今日の印象で何か出来ないか?と、馬頭琴と悪戦苦闘。5本の弓比較が始まってしまいましたが、結局いつもの1号・2号・8号のラインナップに落ち着く。

 明日のプログラム&10月のお知らせ大・小のレイアウト&印刷。用紙が無くなり中途で終了。
2004年9月18日(土)
結婚式 → 展覧会 → ライブ

 這う様に起床、横浜へ向かう。「日本(にほん)大通り駅」というネーミング、前後は「馬車道」・「元町・中華街」、どんな由来があるのでしょうね?1時間で到着、隣は中華街ですから、みなとみらい線の開通で、随分近くなったものです。

 従兄弟の慶君の結婚式。小さいころは我儘・破壊魔・・・と、将来に不安を覚えたものですが、しっかりした若者になっていました。港の見えるホテルでの、奇をてらうことの無い、良い結婚式でした。花嫁、水戸の出身だそうで(私も18歳まで住んでいました)、お色直しのドレスの色当てクイズ、正解は「赤に金糸の着物の生地」、賞品が「もみじ饅頭」に「水戸納豆」!二人とも「明るい家庭を築きたい・・・」そうです、お幸せに。おばあちゃん、90歳を過ぎて随分と足が頼りなくなりましたね。しばらく広島に里帰りするとの事、ゆっくりしてきてください

 結婚式場、随分と音大生が活躍しています。ロビーでのバイオリン&ピアノコンサート、教会でのエレクトーン演奏&賛美歌隊2名、披露宴での電子ピアノ演奏・・・。シャンパン+エビス瓶ビール3本ぐらい?

 「日本大通り駅」入り口の「横浜ユーラシア文化館」、今日から開催の「そして、龍は舞い降りた」というタイトルに惹かれて、衝動的に鑑賞。古代中国の神獣を、型押ししたレリーフを墨で拓本にしたものでした。20メートルほどの鰻の寝床のような会場で・・・欲求不満!200円は安いけれど、それだけの価値あったかなあ?パンフレットによると「横浜ユーラシア文化館」、2003年はモンゴルの講演会を5回、馬頭琴の演奏会1回を開催していました。写真が小さいのですが、馬頭琴奏者は橋本秀馬さんかな?

 武蔵小杉で崎陽軒の焼売を買って、5:00pm過ぎ帰宅。車に多量の埃が堆積しているのを発見!こんなにザラザラしているのは初めて、浅間山の火山灰かな?しばし失神の後、焼売夕食。

 アドナインスで、ピアノ&ヴォーカルの永田氏のソロライブ鑑賞。とても味のあるピアノ!地声がとても柔らかく伸びやかな方なんですが、歌う時に作りすぎているのが気になりました。永田さんの知人で、遺跡発掘の仕事をしている女性衆に、馬頭琴披露&談笑。遺跡発掘、何とも魅力的な響きですね。そういえば、高校時代からの絵描き仲間の久保君も、やっていましたね。外で働く・・・って、最近は洗車ぐらいだな。

 遅れてきたエイジ君、財布を失くすは、彼女は療養の為に網走に帰ってしまうは・・・、散々な日々ですね。「東京の水が合わないから」・・・、複雑な心境です。生まれた大地のエネルギーをたっぷりと吸って、復活を待っています。

 マスターから、明日の「東京JAZZ」の招待券プレゼント!生ビール+赤ワイン3杯で、ご機嫌な帰宅、2:00。
2004年9月17日(金)
アテネ・パラリンピック開会式

 残暑?の中、リハビリへ。先生不在のため自主リハビリ、30回の滑車運動・・・でギブアップ。一応20〜30回ぐらいを目安に・・・と言われているのです。痛むところまで上げて、そのまま数秒我慢して・・・とも言われているのですが、とてもとても私の軟弱な意志では、不可能。半年以上の闘病?で、痛みを和らげる方向に、自然に体が動いてしまうのです。

 昼食後、断続的に練習。1号、最近弾きこんでいなかった為か、どうにも低音の貧弱さが気になってしょうがない。本格的に対策を考えないと・・・。2号、弓のおかげか、微妙なニュアンスが出しやすくなりました。ただ・・・弦が死にかけているような気がする。交換から1ヶ月経っていないのに・・・。

 夕方、セブンイレブンでFAX送付&夕食の買い物。今年の秋刀魚は、とても大きい!値段も安いし。

 練習後、アメリカ映画「GODZILLA」鑑賞。日本の古典的ヒーローが、ただの巨大な爬虫類になってしまいました。それでも父性本能は健在で、それに比べると人間界は・・・。アメリカのハリケーンの惨状の映像、巨大な橋がずれてしまって・・・。今年の台風過多で、北海道の建築基準が変更になるそうです。今まで直撃は滅多に無く、上陸しても消耗した低気圧だったので、台風銀座の沖縄の建築基準に比べると、随分緩いのだそうです。POP JAMも面白くない。

 アテネパラリンピックの入場行進を鑑賞。競技場の真ん中の、「♪この木何の木〜♪」のような緑の巨木と、ラテンのリズムが心地良い。国名プラカードを付けた女性の純白のプリーツのドレス、デザインが色々あってとても美しい!車椅子の旗手が多いんですね。国を背負ったような気負いも無く、日本選手が帽子にぬいぐるみを付けていたり、ビデオカメラで撮影をしていたり、中国選手団までもが、カメラに向かってはしゃいでいます。トルクメニスタンの旗手、松葉杖で逆立ちをしたり、逆立ちで行進したり、両腕だけで走って見せたり、物凄いパフォーマンス!やっぱり民族衣装は良いですね。会場のライトアップも大変美しい!それにしても、ゲストの益子直美さん、もう少し勉強してくださいな。

 昨夜帰宅途中の電車内で、久しく見ることの無かった小人症(これって差別用語かなあ?)の人を見たんですが、今回の行進でも何人か見ました。以前は、プロレスの前座試合や女子プロレスなどのテレビ放映でも、頻繁に見かけたものですが。あの人たちは、日本の社会の何処に行ってしまったんだろう?

 明日は、従兄弟の結婚式の為7:00起きだというのに、時計の針は5:00を指そうとしています。
2004年9月16日(木)
巨大なり・・・馬頭琴ハードケース

 テレビでは連日の、兄弟殺人・保険金殺人・チェッカーズの確執騒動・ハンマー投げドーピング疑惑・・・報道。どいつもこいつも、素顔の何と卑しい事!日差しは強いものの、爽やかなそよ風の中、リハビリへ。

 昼食後、しばし失神。木の葉さん宅へ、ジャミヤンモデル(7号)を持って出発。「かえるの歌」リハーサル、約1時間。チューニング変更の効果、絶大!ハルオさんも参加して、セッション最高潮。ご近所の皆様、お騒がせしました。

 ハルオさん持参の、モンゴル国の馬頭琴用ハードケースを見せていただく。以前方形のハードケースを見ましたが、まるで棺おけのようでした。今回のは馬頭琴のボディシェープに沿って、周囲をカットしたものですが・・・、やはりデカイ!カットした分だけ、馬頭部分の大きさが際立って?います。ボディの厚み10センチ+駒の高さ5センチ=15センチ、馬頭部分の厚みも15センチ・・・なのですが、ボディとネックに角度が付いているので、30センチぐらいの厚みになってしまいます。強度も・・・外板が薄くて、空港で預けられないなあ。飛行機での移動を前提としたら、アムラー師匠が使っているような、ジュラルミン製棺おけしかなさそうです。

 2つ持っている内モンゴル用のハードケース、厚さが15センチで収まっています。ボディの厚み7センチ+駒の高さ2.5センチ=9.5センチ。馬頭の厚み13センチです。外板は厚いバルサが使われており、度重なる飛行機での移動でも、ケースの外側にはダメージがあるものの、馬頭琴自体には影響が無いだけの強度が保たれています。

 木の葉さんのご主人帰宅、なんとSONYの最新鋭デジカメを持っています。私のキャノンパワーショットG−3、なかなか画像も美しく、大きさも通常の持ち歩きにぎりぎりの大きさなのですが、オートフォーカスがイライラするほど遅い!細かい被写体だと、迷っていてなかなか合わないのですが、このSONYオートでもフォーカスが大変速い!さすが民生用ハイエンドモデル、プロユースでもあまりストレスは感じないとの事。ただ値段が約18万円、大きさもねえ・・・。

 エビス缶ビール+赤ワイン適量。ご馳走様でした。日付変更線を30分経過して、帰宅。
2004年9月15日(水)
「かえるの歌」、秘密兵器発見!

 秋晴れ!20分近いリハビリ中に効果を聞かれましたが・・・。普通の状態で痛みがほとんど無くなったので、なるべく左腕を使うようにしていますが、現状の稼動範囲を超えると、目の前が真っ暗になり引き攣るような痛みがあります。軽い痺れも相変わらず継続中で、速いフレーズを繰り返すともたついて・・・。今までは諦めていた、痒いところに手が届かない状態で・・・イライラが噴出!ラジオ体操のひとつも、できやしない・・・。

 ネット中に妙な表示が出てくるので、スパイウェア検出&削除の無料ソフトをダウンロードして、駆除作業。ありゃりゃ・・・こんなに妙な物が巣食っていたんですね!

 ドライブがてら、銀行業務2件。そういえば、昔は「車に乗るために」走っていたほどの走り好きだったんですが、地球温暖化やら渋滞・こうもガソリンが高騰すると、気分良く走ろう・・・という気持ちが失せます。最近はただの移動手段と化しています。銀行横の大き目のスーパーでお買い物、すっかり秋の品揃えになっています。残念なことに冷やし中華、ここにも無いですね。たぶん松茸エキスの入っているであろう「松茸ご飯のもと」購入。明日の夕食は不在なので、マグロの塊購入。近所のスーパーでは最近、鰹もマグロも刺身に切ってある物しか置いていないのです。

 帰宅後、練習。明日リハーサル予定の「かえるの歌」、「かえるの声」の再現に執着していたのですが、断念。気分転換にE/Bチューニングの馬頭琴でチャレンジしたら、良い感じ!馬頭琴らしい「かえるの歌」が誕生しました!内弦を解放弦のまま鳴らして、外弦の解放弦のE(ミ)から始めると、なかなか荘厳な「かえるの歌」が聞こえます。更に、外弦を開放弦にして鳴らし、内弦のE(ミ)から始めると効果倍増!この感じで、オルティンド風な前奏を入れれば、「かえるの歌」も、かなりの楽曲に大変身。2弦一緒に弾くと、予想外に「かえるの声」もいい感じ、是非お試しください。

 ハンガリーに旅立った達郎君の、送別パーティで会ったイスラエル人からメール。18日のチ・ブルグッド&ヒメルのコンサート情報を送付。11月の「夢広場2004」業務連絡・・・等の処理少々。テレビで石田ゆり子さん、久々に鑑賞。
2004年9月14日(火)
ばたばた → ボーっと過ごす・・・を繰り返しています

 けっこう暑い陽気の中リハビリへ。左手使う話から馬頭琴が話題になり、携帯の待ち受け画面の写真をお見せする。馬頭琴ってどんな楽器ですか?という時に、けっこう重宝します。外出時、できるだけ「ねじ馬バックパッカー」を同行するのも、どんな音ですか?という問いに即答する為です。私から馬頭琴を取ったら、ただの髭オヤジなのです。

 昼食後断続的に、大汗をかきながら練習。早く秋にならないかなあ・・・。内モンゴル自治区の首都フフホトは、秋をワープして一気に冬に向かっているようです。1号、もう少し低音が欲しくて魂柱を調整するも、さしたる成果上がらず。

 半年以上サボっていた・・・というより左腕に力が入れられず断念していた、包丁研ぎに着手。3本のうちの1本は、18歳で上京して一人暮らしを始めた時から使っているぺティナイフ、随分減って小さくなりましたが、まだ現役です。ステンレス製でも、定期的に研いでやれば、気持ちよく料理ができます。

 夕食後、爽やかな風の中、アドナインスへ。大介ばんど、ほぼフルメンバーで、11月の泉の森会館でのライブの打ち合わせの真っ最中。ブルースのオムニバスアルバム鑑賞。この淡々とした楽譜通りのようなプレイは白人だな・・・と思ったら、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ時代のエリック・クラプトンでした。続いてジェフ・ベック登場!奔放なギタープレイ、天才ですね。昔も今も容姿、ほとんど変わっていないし。

 マスターから読書専用老眼鏡をお借りするも、全然見えない・・・。私の老眼は極く初歩?なんですね。コンピュータの作業や、読書専用に老眼鏡を作ろうかと思っていたのですが。季節外れの幽霊話に突入。生ビール+ジンWロック3杯で、1:30ご機嫌な帰宅。当然爆睡。
2004年9月13日(月)
小田急線が、人身事故で停まってしまい・・・

 指慣らし少々後、秋晴れの中、リハビリへ。コンビニで振り込めない案件、銀行まで回り道。今時、銀行でなければ振り込めない・・・というのは、銀行から有利な条件でも提供されているのでしょうか?

 昼食後、指慣らしをして、多摩センターへ。小田急線、人身事故のの為ダイヤ遅延との事、相変わらず「回復の目処」が判断できないアナウンスのみ!とりあえず乗ったら・・・百合丘駅で停まったまま、新百合ヶ丘駅で電車が詰まっているらしい。降りてタクシーを待つが・・・なかなか来ない!店長へ状況報告の電話。やっと掴まったタクシーで新百合ヶ丘駅→電車に乗り換え多摩センターへ。通常3:00pmの到着予定が、演奏開始予定の3:30pm到着。

 15分遅れで、遅刻の非礼を詫びて演奏開始するも、1曲目は今ひとつノリが悪い・・・未熟です。熱心な女性の団体(後で伺ったら、奏屋の森元さんの友人だそうです)・カップルにも助けられ、2曲目で回復!今回は、モンゴルの曲のみでプログラムを組んだのですが、サービスで「荒城の月」「花」を追加、好評でした。おかげさまで1時間10分の熱演となりました。コミュニケーションできる・・・というのは、重要なことです。

 店長と10月のスケジュール調整。森元さんが加わって、PRやら今後の対策・・・会議。

 帰宅、夕食。先日の見学者から「チューナーの選び方」の問い合わせ・チケット手配完了のメールなどを返信して、HPの「行動予定」更新作業などを開始。

 「チューナーの選択」。敏感なチューナーは、バイオリンやギターのような単線の楽器には良いのですが、馬頭琴のように沢山の弦を束にしたものには不向きです。たぶん色々な音が出ているのでしょう、敏感なチューナーは、面白いように?混乱します。馬頭琴には、適当にルーズなもの?の方が使いやすいのです。初心者には、以前使っていた「BOSS 12H」とか、セッションの時などに使っている「Guyatone EDM PT−21」(ボディに貼り付けて使うタイプ)なども、薦められませんね。

 もう1つの選択ポイントが、「今出ている音が判断しやすい」事。特にモンゴル国の馬頭琴の場合、糸巻きをスムーズに回せるようになるまで、けっこうな慣れが必要です。初心者は、急激に上げたり・下げたり・・・を繰り返します。微妙に上げたり・下げたり・・・というのが、なかなか出来ない!だから、今出ている音をどうしたらよいのか・・・を、判断しやすいチューナーが必要です。具体的には「C・D・E・F・G・A・B」と、それぞれを音を独立したランプで表示しているものが、見やすいですね。自分のチューニングする音にマーキングしておけば、目標の音に対して上げればよいのか・下げればよいのか・・・の判断が一目で出来ます。画面の中にアルファベットで、今出ている音を単音で表示するものもありますが、使いこなすには慣れが必要です。このタイプにはカシオなど、けっこう安いものもありますが、あまり薦められません。馬頭琴の糸巻きの扱いに慣れ・馬頭琴の音程が身に付けば、この限りではありません。

お勧めは、安くて・丈夫で・見やすい「KORG DT3」です。比較的安くて・丈夫で・屋外でも見やすい針の付いた「SEIKO ST−909」を、現在使っています。ほとんどのランプ類は、屋外では視認不可能・・・だからです。針が付いていると、精度が高いように感じますが、馬頭琴の4・5度のチューニングは微妙です。針がぴったり合うことも重要ですが、自分の耳で気持ちの良い響きをしているか・・・を判断することが、何より重要なのです。

 喜作まで深夜散歩、生ビール+酔鯨2杯で、3:30ごろ帰宅。
2004年9月12日(日)
1日中、部屋でうだうだと・・・

 あちらこちらの局で、9.11追悼・イラク情勢・・・の番組をやっています。3年前のあの日、近所の店でウイスキーを飲んで帰宅、テレビのスウィッチを入れたら、映画の予告編のような1機目の突入シーン!しばし呆然・・・。不謹慎ながら、この世のものとは思えないほど美しい、おそらくは実際に現地に立って見なければ悲壮感など無い、テレビゲームのような光景でした。未だに、遺体の小片をDNA鑑定して、判別しようとしているのだそうです。テロ行為、いかなる主義主張があろうとも、許されるものではないでしょう。こんなに悲しい「星条旗よ永遠なれ」は聞いたことがありません。黙祷。

 師匠から電話で、「モンゴルの子守歌」の譜面のFAX依頼。マンション前のセブンイレブンまでお出かけ、これが本日唯一の外出でした。ADSLなので、プリンターのFAX機能が使えないのです。

 午後から断続的に、練習。跳ね弓、もうちょっとのところまで来ているのですが・・・、このちょっとがねえ。

 佐藤琢磨選手、予選5番手と期待感いっぱいのF1、テレビ観戦しながら明日のプログラム作成。久しく見なかったHONDAの3・4位フィニッシュ。それにしてもスタート失敗したシューマッハ選手の速い事!フェラーリは地元で1・2位。

 時間つぶしのくだらないテレビで、レースクイーンのお姉ちゃん、「からだ当たり(体当たりの意味らしい)で、レポーターをやりたい」・・・発言!土日の夜は見るものが無い・・・。日本の未来はどうなってしまうのでしょう?セリエAのサッカーが始まり、少々ほっとして印刷業務開始。
2004年9月11日(土)
オノンバヤル工房からの紹介・・・の見学者2名

 早めに出て済まそうと思ったリハビリ、病院側の段取りの行き違いで時間切れ。生徒から当分お休み・・・との連絡。こういうパターンで復帰した例は、今のところありません。どうなりますか・・・。大変音の良い馬頭琴を譲ったのですが、楽器が泣く事の無いように祈るばかり、花嫁の父の心境です。

 昼食後、和泉多摩川教室へ。生徒2名・見学者2名。増えては減って・・・の繰り返し。3ヶ月・6ヶ月・1年・・・当たりに、ターニングポイントがあるようです。見学者2名の馬頭琴、オノンバヤル工房のスタンダードモデル。音は良いほうでしょう。2本とも高音側の糸巻きがキツイのですが、このまま慣れるしかないでしょう。頑張ってください。弓は調整式のもので無いと、日本の気候では無理です。楽器の扱い方・持ち方・松脂の選び方・ボーイングの指導。馬頭琴、普段使ったことの無い筋肉の使用を要求します。太ももはプルプルするし、弓を持つ右手は攣りそうになります。要は慣れ!です。

 草原合宿前に2度ほど指導した初心者、2ヶ月間何もしていなかった様子。チューニングもしていなかったので、音程が安定しません・・・。最初から指導のやり直し。直すべきポイントの指摘・直し方は教えられますが、直すのは本人です。本人が考えて自分の体を動かさねば、直らないのです。池谷君、滑らかな音の繋がり・跳ね弓の指導。今回の草原合宿で、2年間悩んでいた跳ね弓の突破口発見!池谷君は関節が硬い。手首をもっと滑らかに大きく動かす練習を。

 夕食後しばし失神、教室の後は神経が疲労しています。久ちゃんから携帯電話変更の案内メール、沖縄ではFOMA使えないそうです。台風どっぷりの沖縄、お見舞いメールでもしましょうか。 
2004年9月10日(金)
第4回ヘブンアーティスト公開審査

 少々秋めいた風の中リハビリ、先生不在で自主トレ。このところ隠れていた通い道の猫達が、復帰?しましたね。

 昼食後、東京都民銀行世田谷支店までドライブ、小切手の換金へ。ここのロビーは不思議な事に、イタリアンレストランと共用になっています。異業種交流というやつでしょうか?

 今にも泣き出しそうな空模様、新宿へ出発。ヘブンアーティストの公開審査を見る。降ったりやんだりする雨模様で、屋根あり・壁を背にしての、音の反響の良い場所での公開審査でした。多民族風味楽団「モルカ」の弦楽器担当のJun君と、バイオリン担当の小野沢志穂さんが「Gipsy Pot」いう名前でエントリー。前半はバイオリン演歌やら、ハーモニカのお爺ちゃんなど、老人ホーム慰問団?の様相。後半は、多勢に無勢・・・軍団といった感じで、ハンドベル6人やら大人数金管楽器グループが目立つ。こんなに音が大きいと、活動場所があるのかな?二胡の王さん、DJやら何故か着物を着た外国人青年チェリストなどもいたりして・・・。全体的に、大人数・アンプの使用・大音響・・・になりましたね。アルパ(南米のハープ)の藤枝貴子さんの演奏、卓越した技術と伸びやかな容姿、なかなか素敵でした。

 私のイメージする「ストリート音楽」から、どんどん離れていくような気がします。初めて見たのは22歳の冬のパリ、ポンピドーセンターの庭でした。のこぎり音楽でしたが、大変音楽性が高かったような記憶があります。パリの地下鉄のホームで見たバンド合戦も、圧巻でした。十数年前のロンドン、コベントガーデンで見た弦楽四重奏も、音大の学生による投げ銭の価値のある演奏でした。日本のストリートの音楽性が低い・・・と感じるのは、私だけでしょうか?

 下北沢・佳月へ。近藤房之助のお兄さんご一行様在籍。ここには似合わない「Free&Easy」を捲っていると、肉体を鍛えた壮年特集に、近藤房之氏が自転車で登場!生ビール+紅乙女Wロック3杯。

 久々に、遊牧民へ。顔なじみの調理担当の彼と、シリンゴル草原談義。彼はこの辺りの出身だそうです。おもわず「ウジムチンの歌」をハミング。新顔女性2名は、新疆ウイグル自治区の出身。更に「君に捧ぐ一輪のバラ」をハミング。モンゴル国からの留学生の青年と談笑。アルヒWロック2杯が加わって、超ご機嫌!

 喜作で、またまた酔鯨2杯。帰宅、爆睡。
2004年9月9日(木)
人差し指、復活!

 土曜日の馬頭琴教室、見学希望者からのメール。ウランバートルのオノンバヤル工房からの紹介です。

 復活した猛暑の中、リハビリへ。2日サボった為か?いつもより長めのマッサージ&運動。ああキツイ・・・。
 
 昼食後、サンゴ堂へ。車の外気温計は35度を突破!アルゴス・80号の釣竿、大物釣りを始めた当初に買ったものですが、硬すぎて使い物にならなかたのですが、意外や高値!購入価格の3倍ぐらい・・・。釣竿にもコレクターが存在するのですね。手数料を引いて、294,928円。たぶん総額は40万円ぐらいだったのでしょうが、やり取りをして、入金の確認をして、梱包をして発送・・・という作業を考えると、妥当なところでしょうか。帰宅途中給油、6.56キロ/リットル。ハイオクが123円!ここはまだ安いほうですが、まだまだ高騰しそうで・・・恐怖!

 左人差し指の傷、表面が塞がったので、弦に引っかかりそうな部分を爪切りで処理して、本格的に練習再開。多少響くものの、大丈夫!夕食後も練習、強烈な雷鳴・・・。

 読売新聞で、パラリンピックの連載が続いています。日本を代表するとは思えない待遇の選手団が、17日からアテネで熱戦を繰り広げることでしょう。どの程度テレビ放映されるのでしょうか?
2004年9月8日(水)
昨日の反動か?1日中うだうだと・・・

 理由も無く・・・リハビリをサボってしまった。昨日、あれやこれや、1日中動いていた反動でしょうか?動こうという気になりません。まあこんな日は、ぼーと暮らすことにします。なまけもの〜

 台風の余波か?風がけっこう吹いています。気分転換に、午後から2ヶ月ぶり・・・ぐらいの洗車。このところ「雨が降ります・・・」と何度も天気予報に騙されて・・・というか、それを口実に延び延びにしていましたが、あまりに汚くて・・・。記憶に無い小さな傷がたくさん付いています!どうしてなんだろう?

 釣具屋から、預けておいた釣り具のネットオークション終了の電話。30万円弱になったそうです。一息つけるなあ。振込みだと15日のなるという事なので、明日小切手を受け取りに行くことに。

 茶茶で、池谷君と待ち合わせ。弦を交換したら、魂柱が倒れてしまった・・・の復旧作業。駒を外した状態で、スムーズに魂柱が立っているのが、魂柱の長さを決める基本です。今夏草原合宿に持って行った馬頭琴なので、ボディが乾燥して魂柱の長さが合わなくなった・・・のかと思いましたが、長さは大丈夫です。どうして倒れたかな?不思議です。数分の作業で無事終了。弦交換の状態チェック、弦を3つ編みにする位置を、間違えましたね。内外逆になっています。内外どちらの弦のほうが伸びるか・・・を考えれば判る事なんですけどね。良い?経験、次は間違えないでしょう。エビス中瓶1本+ジンWロック1杯。

 道すがらのお稲荷さんにお参り・・・喜作に寄り道、酔鯨3杯。本日も爆睡。
2004年9月7日(火)
らくだの涙・・・是非ご覧ください

 10:55に国立教室に到着するも、「ダルクローズ・リトミック国際大会2004」開催の後遺症で、レッスンをする環境が整っておらず、断念し帰宅・・・憮然。忙しいのは判るんですが、電話1本で済むことですけど・・・ね。

 昼食後渋谷へ。さくらやでプリンターのインク類購入。東急文化村ル・シネマで、「らくだの涙」のチケットを購入し、恒例109の階段で、ハルオさんと待ち合わせ。見せていただく予定の馬頭琴のハードケース、出掛けの雨で持参断念したそうで・・・残念。弓2本を貸与、使ってみて自分に合った方を選択してください。ちなみに弓を持ち歩くときは、釣竿が入っているプラスチックケースを弓の長さに切った物を使うと、毛も汚れないし安全です。たぶん釣り具屋で貰えます。イタリアンカフェで情報交換・・・。

 「らくだの涙」5:10pm〜を鑑賞。NHKあたりの美化された映像でも、ボランティア団体の悲惨な映像でも無い、ゴビ砂漠での「遊牧民の今の暮らし」を見ることができます。珍しいですね、冒頭で猫が映っています。多くのモンゴル人は猫を気味悪がるし、猫が3回飛び越えると死者が化け物になる・・・なんて言ったりするんですが。子供を紐で結わえたり、お客と主人が嗅ぎタバコの交換をしたり、普段のお茶や食事風景など・・・、観光ゲルでは見ることのできない、遊牧民の実生活。らくだに乗って街に出かけた子供は、アイスクリームを舐めながらテレビゲームに噛り付いて・・・、ラストシーンでは羊数十頭分という高価なパラボラアンテナ&ソーラー発電のテレビを購入していたり・・・。

 それにしてもゴビ砂漠の、なんと殺伐としている事!緑なんてまったく見られないし、砂嵐と強烈な風!今夏合宿を行ったシリンゴル草原の、緑の絨毯とは別世界です。毎日がサバイバル訓練!3日も居たら、うんざりするだろうな・・・。

 ラッキーな監督ですね。ドイツ留学中の卒業制作に、故郷モンゴルの「遊牧民の暮らし」のドキュメントを撮ったら、らくだの出産シーズンで、6頭目のらくだのお産が難産で、しかも生まれたのは白い子らくだ、おまけに母親は育児拒否・・・。昔ながらの馬頭琴と歌の儀式を行い音を聞かせたら・・・、涙を流して子らくだに乳を飲ませるようになる・・・というシンデレラストーリー。街から帰る子供たちを乗せた2頭のらくだが、蜃気楼の中から登場する・・・など、少々フレームワークにさえ気をつけたら、どこでも映像になる・・・自然の恵み!今後が辛いだろうな。

 多くの雑誌などで取り上げられていますが、観客動員は・・・。早めに見たほうが良いかも。予告編の韓国映画、とても美しい映像でした。山間の湖上の寺院で成長する男を描いた映画ですが、背景が墨絵の世界のようで・・・。

 外に出て「台南担仔麺」を探すも見つからず、雨が降り出したので、近くの「髭張ルーロウ飯」で生ビール2杯。強風の中「台南担仔麺」再度探索するも・・・見つからず。

 池谷君から電話、弦の交換無事終了・・・するも、魂柱が倒れたとの事。明日6:30pmに、茶茶で復旧作業。今夏の草原合宿で、馬頭琴の湿気が抜けたんでしょうか?

 途中下車、アドナインスへ。大介さん・内田さん他在籍。ジンWロック3杯。強風の中帰宅し、爆睡。
2004年9月6日(月)
♪ 自分で削いだ〜人差し指が痛い〜 ♪ (字余り

 10月1日に開催される、チ・ボラグ先生のコンサート情報を、掲示板にアップしました。神奈川県・座間です。

 花曇の中、リハビリへ。帰りは、鬱陶しいほどの快晴でした。VTR郵便物&処置に困っていたソフトケースの送付。YANASEの吉村さんから電話、リコールの修理の件。実作業1時間、接着剤の乾燥に2時間、計3時間ぐらいの作業だそうです。ここ6年ぐらいに販売されたほとんどの車が対象でしたから、やっと工場が受け入れられる状態に戻ったのですかね?ついでにヘッドランプも明るくしたいな・・・。

 昼食後、練習を開始するも、左手人差し指のダメージの為、早い運指は弦に触れて痛くて断念・・・。しばらくは右手の弓の練習中心にするしか・・・無い。次の演奏予定は13日(月)、何とかなるでしょう。クラシックやフラメンコのギタリストは、付け爪をしたり、アロンアルファで爪を固めたり・・・するようです。プラスチックの薄板で、傷を覆ってやれば大丈夫かもしれない・・・なんて、馬鹿なことを考えたりして。怪我をしない事が一番です!

 オナラト号の、弓の皮の巻き直し。3センチ幅×7センチ長。長さは皮の厚みによっても変わるので、事前に巻いてみて厚みの確認をします。皮の裏側の周囲4辺を、3ミリ幅ぐらいにカッターで剥きとって、皮専用の接着剤で貼り付けます。はみ出た接着剤を、アルコールでふき取って終了。幅に少しだけテーパーをかけた方が、上手くいくようです。

 明日久々開催の、国立教室の準備。レンタル馬頭琴のチェック、弓を入れて松脂を入れて。楽譜は・・・と、3ヶ月以上休講していましたから、また最初からやり直しかな?またまたコピー機の黒のインク切れ・・・。

 第4回ヘブンアーティスト・音楽部門の公開審査が、9月10日(金)にあります。場所は東京都庁の広場2箇所、3:30〜7:30pm頃まで。バグパイプ・ハンドベル・アルパ・チェロ・ハーモニカ・韓国の打楽器・胡弓・大正琴・和太鼓・・・、コーラスなどもあるようです。詳細は「http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/heavenartist/index.html」まで。
2004年9月5日(日)
人差し指の厄日・・・

 味噌汁の具にと、ぼーっとワカメを切っていたら、左手人差し指の爪の真ん中の部分の、爪とお肉を円形に削いでしまいました。慌てて止血、ニッコーバンを貼って・・・。ニッコーバン、絆創膏の部分が布製で丈夫なので、比較的演奏には影響しませんが、密着性が良いので剥がす時にとても痛い・・・。1年半ぶり位のどじです。傷は直接弦には触れませんが、弦の振動がけっこう響くのです。

 9:00前に出発、飯能遠征。11:00過ぎ、師匠に迎えに来てもらって、会場へ。ちょっと山間に入った、薪でパンやクッキーを焼く工房と併設の、彫刻のアトリエ?でした。庭・外壁・室内・・・と、レリーフやらタブローで溢れている!昔デッサンでお世話になった、懐かしい青年マルスの像や、イルカの鬼瓦?などもあります。

 内モンゴル出身の歌手オドバルさんの歌と師匠の伴奏、師匠の馬頭琴演奏、オドバルさんのお姉さんの娘さんによる舞踊・・・。私は、「泉」改め「泉とマルコポーロ」改め、本日「天空の鷹」となった、師匠のオリジナル曲の伴奏で1曲参加。師匠から弓のリズムの注文殺到するも、なかなか上手くいかず、いつものパターンで一件落着。2:00〜4:00pmの楽しいひと時でした。師匠も私も、十二分にモンゴルの空気と太陽・星空・現地の歌・・・を吸い込んできたせいか、体の中からエネルギーが迸っている!どうやら左の人差し指は演奏に差し支えないな・・・と安堵していたら、演奏直前に、今度は右手の人差し指を、椅子の座板に挟んだ・・・。これで、足の人差し指でもぶつけたら・・・。私の両足の人差し指は、親指よりもかなり長いのです。

 オドバルさんから、10月16日(土)江戸東京博物館ホールで行うリサイタルの、舞台監督(早い話がステージ進行の雑用係ですが)の依頼。前回のリサイタルも、お手伝いさせていただきました。ヘブンアーティストTOKYOとダブりましたが、調整できるでしょう。今回は、子守唄・親子の情愛の歌・恋の歌・・・など、草原に生きるモンゴル遊牧民の素朴さがテーマだそうです。馬頭琴・琴・三弦・笛・四胡が加わります。

 師匠の車で16号線に出て、八王子から中央高速で新宿に向かう。途中、広大な横田基地を通過、人影皆無・・・。ボラグ先生が11月に、沖縄の古謝美佐子さん・三味線の木下伸市君とコンサートを開催、とても楽しみな組み合わせ!

 夕食後、しばし失神・・・。HPの更新作業少々。
2004年9月4日(土)
微妙なニュアンスが表現できるようになった・・・ら、詰まらない音にも気が付くようになって・・・

 花曇りの中、リハビリへ。帰宅後、印刷作業再開。20枚印刷して、2枚が巻き込み、結局4枚のロス:20%の無駄・・・。

 昼食後、リハーサル。あああ・・・1号の弦、張り替えなかった。

 どんよりと怪しい空を見上げながら出発。案の定、多摩センターに着いたら・・・雨。厳しい集客でしたが、予約の団体さん・小2のお客様などもいらして、和やかな1部50分のステージ、無事終了。試練の2部、新曲が多く、弾き込みの足りなさを痛感!しながら50分のステージ。弓が良くなった為か、草原合宿の成果か?微妙なニュアンスの表現力がアップ!終演後、渡辺店長からも「音が変わりましたね・・・」というコメントを頂戴。ただ、微妙なニュアンスが表現できるようになった反面、ミストーンというのか、詰まらない音を出している自分に気づくことも多くなって・・・ジレンマ。演奏中に、チンゲルトさんが出す音の秘密、発見!普通の打音よりも長めに、指で弦の上を滑らすと、とても元気の良い音が出ます。

 和泉多摩川に戻って、団体さんで盛況の西洋居酒屋トムソーヤで、生ビール+赤ワインハーフボトル1本。遠雷なるも、かなりの大きな音を聞きながら帰宅。

 ロシアの人質事件、犠牲者も多く(実数は把握できていませんが)大変残念な結果となってしまいました。が、憎むべきは子供を人質にとって、水・食料も与えずに立て篭もったテロ組織です。彼らの要求を呑めば、今後も多くの同様の事件が発生するでしょう。その意味において、イラクから撤退したフィリピン政府の判断は適切ではなく、政権維持のための詭弁としか言いようがない・・・。10数年前の香港にも多くの高学歴のフィリピン女性が、お手伝いさんとして働いていました。出稼ぎ省のあるフィリピン政府は、全世界で働くフィリピン人の為の安全・・・と発言していましたが、この決断は海外で働く多くのフィリピン人には人質としての価値が高い・・・ことを、明言してしまった事に他なりません。犠牲者の冥福を祈ります。

 僕らの音楽で、森山良子さんの「砂糖きび畑」を聞く。妙に力が入っている・・・というか、捏ね繰り回した歌い方が悪印象・・・。もっと空気のような歌い方のほうが似合うと思います。

 豪雨の渋谷の映像を見ていたら、シリンホトの洪水!を思い出した。渋谷、文字通り「谷」の町です。谷の真ん中を「宇田川」という川が流れているのですが、人間の便宜の為に蓋をしてしまいました。洪水が起こるのも当然の事です。
2004年9月3日(金)
あれこれ雑用で、今日も暮れていく・・・

 師匠から電話、本日のリハーサルキャンセル&10月10日の演奏の打診。師匠の長男マチュリの通うバイオリン教室の発表会で、演奏することになりました。秋の日差しを感じる中、リハビリへ。担当の理学療法士、11月に退職するとの事。その頃までには完治させたいものです。

 明日のプログラムの構成作業。45分×2ステージ。ピアノが入らないので、手が抜けない・・・というか、途中で息を抜けない厳しさがあります。ピアノが入ることで、前奏の間に気分を高揚させたり、間奏で息をついたりする余裕ができるのですが・・・。1・2部とも9曲づつ選択。こうしてみると、モンゴル国の楽曲が不足しているなあ・・・。バトエルデネ氏からの楽譜が楽しみです。構成を考える→練習→考える・・・のインターバルで、もう夕暮れ。陽が短くなっています。

 夕方、池谷君に交換用の弦を渡す。巻いてある弦は、先端(馬頭の方に行く側)から解きます。溶かして玉になっている方から解くと、絡んでしまって収拾つかなくなります。

 夕食後、練習少々。プログラムのレイアウト&印刷作業。ありゃまあ!途中で黒インク不足。おお、前回の補充用インクが残っていた・・・。無事作業続行で、片面印刷終了。本日はこれを乾燥させて終了します。乾燥が不十分なまま印刷を開始すると、私のヒューレットパッカードのプリンターは、2〜3枚を少しづつずらして印刷してしまいます。以前は1枚づつ差し込んだりもしましたが・・・。

 NHKポップジャムで、今夏は「親父ロック」ブーム・・・という言葉初体験。ザ・フー、クイーン、KISS・・・の公演がそれだそうです。確かに観客は相当くたびれ果てて?いました。多摩美の学園祭で、KISSのメイクの友人が吹いた火が、天井の火災報知器を直撃・・・など、懐かしい思い出です。喜作まで深夜散歩。生ビール+酔鯨と思ったらまだ欠品中なので、久保田の百寿1杯・・・で品切れ、やむなく他の銘柄でもう1杯。
2004年9月2日(木)
指圧治療 → ホルモン焼き

 リハビリ室満杯で、天井の滑車を使って自主リハビリ。右手を下ろすと左手が上がる・・・という、単純な構造のものですが、30回でギブアップ。これを使うと頭の高さまで、どうにか上がるようになりました・・・が、辛い!

 1月から音信不通で、届けようの無かったソフトケースの依頼主からメール。モヤモヤが1つ片付きそうです。ホームページの馬頭琴日記の更新作業。今回は割合スムーズに終了。モンゴルの草原で撮った雲・花の写真もアップしたいのですが・・・、雑用に追われて集中してやる時間が無い・・・というか、期限の無いものに対してなかなか気持ちが集中しない・・・、会社員時代からの悪い癖です。弓の練習少々。

 和泉多摩川駅前で、何やら青春物のロケがあって通れない・・・。電車1本乗り損なって、5:05pmに湘南台の駅到着。とても巨大な駅に驚愕!修子先生から全身の指圧治療。左腕全体が固まってしまっているそうです。駅前のホルモン焼きでモンゴルの話を肴に、生ビール2杯+瓶ビール1/2本、全身の指圧だるさも手伝って・・・ご機嫌で帰宅。

 池谷君から電話で、弦が欲しいとの事。そういえば前回の練習の時に、随分弦が切れて細くなっていました。1ヶ月少々で弦交換、しっかり練習をしていますね!1人で弦交換できるかな?

 NHK夢・音楽館で、もとネーネーズの古謝さん&夏川りみさんのデュエット鑑賞。しっとりとても良い歌です。沖縄の歌の旋律は、馬頭琴で表現できそうですね。今度三線の伴奏でトライしてみましょう!
2004年9月1日(水)
防災の日に浅間山は噴火するは、台風も来るは・・・

 師匠のユニット「チ・ブルグッド&ヒメル」のコンサート情報を、掲示板にアップしました。馬頭琴の新しい可能性を見出せると思いますので、是非ご覧ください。在日モンゴル留学生会の物産展などもあるそうです。しかも無料!
 
 師匠から電話、5日のリハーサルを3日に師匠宅で実施。師匠のオリジナル「泉」1曲ですが、久しぶりなので事前音合わせがあったほうが安心です。ピアニストの日裏さんからメール、オカリナを入れたコンサート企画没ったとの事。音合わせの感じがとても良かったので・・・残念!

 リハビリへ。10分ほど暖めて、10分ほど左腕を、前・後ろ・横へ上げる運動をする(理学療法士の方にマッサージしてもらいながら、動かしてもらう)だけなのですが、何故かぐったりします。・・・で、午後食事休憩中に失神。

 ぶり返した暑さの中で、練習。今までサボっていた左手指を早く動かす練習。左腕全体が硬くなっているし、若干の痺れも残っているので、もどかしい・・・。右手で跳ね弓の練習。新しい弓のおかげか、随分意図に近い感じで動くようになりました。・・・で、さあやるぞ!と力が入ると、とたんに止まってしまいます。いかに右手の力を抜いて、跳ねさせよう・・・という煩悩から意識を開放させられるか・・・ですね。

 修子ちゃんと、明日の指圧治療の連絡メール。携帯メールの着信音をディレク&ドミノスの「愛しのレイラ」!滅多にならないメールの着信音が鳴ると、びっくりしてしまいます。ちなみに携帯の着信音は、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」・・・。70年代ロックの申し子的・・・というか、おっさんの選曲ですね。 

 夕方洗車でも・・・と思っていたのですが、失神で断念して正解!早々明日の午後は雨だとか・・・。またまた巨大な台風が、嫌なコースを進んでいるし、浅間山が噴火したそうです。天変地異・・・とまでは言いませんが、本格的に歯車が狂い出しているような。群馬では、猛暑で出来過ぎたキャベツを、価格維持のために捨てているそうです、合掌。