2004年1月31日(土)
佐野アウトレットモール

 ぷー先生・奥様・お嬢さん・ワンちゃん、お世話になりました。途中足利名物そばで昼食。「佐野アウトレットモール」初体験。まるでパルコの平屋版のよう、好調なようで増築中です。他府県ナンバーも多く、方向音痴の私は駐車場でも迷いそう。自分の車は発見しやすい場所に停めて、判別しやすい形をしていないと・・・。スターバックスでカフェモカを買って(2年ぶり?)、東京方面へ。4:00pmごろ御茶ノ水駅で解散、帰宅。

 先日遊牧民で同席した、和光大学のお嬢さんからメール。町田の国際版画美術館で開催される「卒業制作展」のオープニングパーティご招待。馬頭琴持って伺いますと返信。

 いずちゃん、オナラト先生宅で馬頭琴修行するそうです。うらやましい・・・。
2004年1月30日(金)
最近の夜間高校事情

 港区の幼稚園から演奏依頼で起床、小学校から演奏依頼メール。本日は港区ディです。眠く、少々お酒が残っています、反省。

 1:00pmにお茶の水駅で師匠と合流、桐生を目指す。途中足利で、万馬仲間の長老高橋さん宅訪問。高橋さんはハングライダーで墜落、全身麻痺から奇跡の回復、馬頭琴でリハビリを続けている強者です。1枚の板状になる「馬頭琴スタンド」の試作品を見せていただきました。

 4:00pm過ぎ、桐生の高校に到着。若者数人がいたので会場を尋ねたら「ご案内します」という凛とした返事とともに先導してくれました。ここの生徒は大変礼儀正しく、良い気分でのスタートでした。今時夜間高校に通うのは、金銭的事情というよりも、いじめや登校拒否などの理由が多いそうです。社会に早く出ただけあって、しっかりしていますね。問題を抱え込み頑張りすぎる生徒が多いので、「頑張るなよ〜」とぷー先生は指導するそうです。仙人の様な方です。

 唐突な(私にとって)リハスタート。私は不器用なので、演奏開始時間に合わせて徐々にテンションを上げていきます。急にはスイッチが入らないのです。リハでの早い展開だと、体のリズムがついていきません。まだまだ課題はたくさんあります。

 4曲目の「泉」の伴奏に続き、西郷さんと3人で「窓の蠅」「モンゴルの子守唄」「昇る太陽」の合奏。

 終了後、師匠ご一家・高橋ご夫妻・万馬仲間のそんちゃんと、ぷー先生宅で鉄板焼きパーティ。このところ焼肉を食べる機会が多いです。ビール+赤城山痛飲。師匠とぷー先生、今夏チベット行き決定。向かいの家の松越しのオリオン座が綺麗です。1:00ごろ、部屋にあった「名探偵コナン」を読みつつ就寝。
2004年1月29日(木)
梅木君、ホーミーライブ

 世田谷の小学校から、演奏依頼の電話で起床。歯は素行不良の割りに、違和感があるも大丈夫。

 引き続き「車モンゴル輸出関連」を調べるも成果無し。狛江方面で、銀行処理。給油&洗車、6.9キロ/リットル。
 
 恵比寿で入手したバイオリン用の「魂柱」を、2号にセットしてみる。ハンズなどで入手できるものよりも、木目がはっきりしたものを選びました。バイオリンの魂柱は、内モンゴルの標準サイズの「直径7ミリ」です。今までの物に比べて、音がブライトになった気がします。
  
 先生から電話、明日1:00pmにお茶の水駅で待ち合わせ、衣裳は青。

 「梅木君のホーミー」を聞きに、下北沢へ出発。本日も満員御礼です。知人2名・生徒の池谷君と合流。ホーミーは短い曲が多く少々物足りない・・・。珍しい「モンゴルの子守唄」の馬頭琴演奏がありました。生ビール+ロシアンウォッカボトル半分。

 喜作で、酔鯨2杯。3:00帰宅、爆睡。
2004年1月28日(水)
「蹴りたい背中」のイラストは・・・

 メールで、港区の小学校から演奏依頼、電話で茅ヶ崎の小学校から演奏依頼。

 19歳芥川賞受賞作家綿谷りさ「蹴りたい背中」の新聞広告を見ていたら、今風のイラストが大学の同級生と同名。本人かなあ?このイラスト、好きじゃないなあ・・・。

 「車モンゴル輸出関連」インターネットで調べるも・・・、思ったような事例に当たらない。大使館・運送業者を個別に当たらないと無理そうです・・・。

 渋谷の歯医者で、欠けた根っこの断片摘出。鎮痛剤出ましたが、思ったほどのダメージ無し。

 帰宅、丸山社長に60分のプログラム作成、FAX。

 夕食開始直後、久ちゃんから電話。8:00pm狛江「サイゴン」集合。生ビール2杯&ベトナム料理各種。ボリビア行きは3月にけっこう、その前に沖縄に行くそうです。次回の沖縄行きの話を少々。

 今のところ歯は大丈夫なので、アドナインスへ。70・80年のロック・芝居・CMの話。150名キャパぐらいの「小屋」を作りたい・・・という話。気持ちはわかりますが「仏作って魂・・・」、誰が使うんですか?狛江の若者から飢餓感・やる気を感じませんし、親父の園作ってもねえ・・・。ジンWロック2杯+α(マスターのサービス)で、結局午前様。なか卯前で「豚角煮丼」のぼリ発見、秒読み?
2004年1月27日(火)
ボリビアの前に、会いましょう

 世田谷の小学校から、学習発表会前のスケジュール打診の電話で起床。

 11:00から国立教室、4名。左手の親指のポジション・人差し指と中指の間を開ける、右手の弓のテンションをコントロールする薬指の位置・・・の指導。リトミック教室関係者なので、覚えが早いので楽しみです。ただ、普段使わない筋肉の強化が必要なので、時間が必要です。

 渋谷のバイオリン工房に電話。GOTOHの「ノンスリップペグ・チェロ用」をオーダー。9,600円で入荷は7〜10日後。入荷が楽しみです。

 明日の下北沢の「梅木君のホーミーライブ」予約の電話を入れるも、満員で駄目!同行者に連絡、明後日に変更・・・。梅木君人気ありますね。

 南林間教室、1名。今週も課題の「リズム」訓練。アドバイスに対して素直になりましょう。言い訳をせず、今までの考え方を無にして、根本的に考え直さないと、改善しません。

 久ちゃんから電話、ボリビアの沖縄村探訪がほぼ決まったそうです。出発前の今週、会いましょう。

 チ・ボラグ音楽事務所の丸山社長と電話。3月の神奈川の小学校からの演奏依頼2件、ボラグ先生のコンサート情報を聞く。新宿が穴だそうな。

 トムソーヤで生ビール+赤ワインハーフボトル。師匠から電話で「ウランバートルまで日本から車を運ぶと、全部でいくら掛かる?」・・・難問です。
2004年1月26日(月)
井荻にて

 恵比寿のおやじさんご紹介の工房を訪ねるべく、馬頭琴4本持って出発。カーナビで発見できず、近くに行ったら「37→27」の誤り・・・、カーナビの勝ち!

 工房の主人大変謙虚な方で、以前は楽器・弓制作の修行をされたとの事。現在はバイオリン・チェロの修理専門です。マンションの一室に所狭しと、工具・素材がありました。モンゴル国の糸巻きをスムーズにする方法は、現状の穴を埋めてリーマーで開け直し、それに合わせて糸巻きを削る加工で、期間約1週間・1箇所10,000円。糸巻きの加工、従来のシェーパーでは楕円になってしまうので自作の工具を使用しています。馬頭の穴と糸巻きのテーパーは「ぴったり合っていれば・・・」というものでは無く、先端・手元のどちらかを緩めてやる事で性格が変わるそうです。馬頭琴に関してはノウハウが無いので、1回でOKがでるかは?糸巻き事態の全長も、長いと途中でねじれが発生するので良くないそうです。差し込み部分と持ち手部分を接合した物も同様・・・。

 GOTOH(有名なパーツメーカー)から「ノンスリップペグ」という物が出ているそうです。ドライバー1本で調整可能で、それほど加工を(穴埋めして、開け直し)しなくても装着可能。GOTOHなら精度の問題も無いでしょう。問題はトルクですね、馬頭琴の弦のテンションはかなりのものです。帰宅後検索するも、会社にはアクセスできず。明日にでも渋谷の工房に聞いてみましょう。

 弓について、以前の工房では弓も作っていたそうです。現在の「フェルナンブコ欠乏」は恒久的なものではなく、伐採禁止と許可を繰り返しているとの事。ちなみにフェルナンブコの削りカスというのは、赤黒い色をしていてアレルギーを起こすほど有害だそうです。弓はバランスが大切で、バイオリンのメーカーで何処まで馬頭琴のバランスが出せるか・・・、そうですね。大変勉強になりました。縁というのは大切です。ここにたどり着いたのは、自由が丘→狛江→村山市→山形→恵比寿→・・・という流れがあります。

 帰宅早々師匠から電話、30日・師匠の桐生コンサートで、伴奏他で参加することに。その日はぷー先生宅(夜間高校の先生で、昼間はぷー太郎・・・)泊。馬頭琴仲間から「大阪の小学校での演奏」の相談の電話、大阪の知人推薦。梅木君のコンサートご一緒しましょうとの電話、これで3人。
2004年1月25日(日)
ラグビー → 師匠のレッスン

 馬頭琴+ディパック(メンテナンスバッグ・楽譜帳・PDA)のレッスンお出かけ仕様に、ステンレスポット(午後の紅茶のミルクティ:ミルクティの方が保温が良い)+グランドチェア(これがけっこう防寒性大)。通常時の、帽子、半袖ポロ+ブレスサーモブルゾン(汗等の水分で2〜3℃温かくなる優れもの)+ゴアテックスアウター、トランクス+コットンパンツ、靴下+バックスキンハーフブーツに加え、羽毛ブルゾン・ブレスサーモインナーパンツ、靴をゴアテックストレッキングブーツに換えて、秩父宮ラグビー場へ出陣!外苑駅を出たところから行列状態、結構な人気です。

 サントリーのチアガールズの元気な演技の後キックオフ。風下にもかかわらず東芝府中圧倒的・・・かと思ったら、30分ぐらいからサントリーの反撃!前半12:10の好ゲーム。後半は東芝府中のワンサイドで50:20.東芝府中も詰めが甘く、サントリーは粘り不足。今日の審判マイクを付けてない・・・と思ってたら、背後のおじさんが場内アナウンスよりも早く正確な解説!楽しめました。鶴岡さん(チケットを頂いたやきとん家のおやじ)に感謝!

 渋谷のハンズで、修理用の黒檀板購入。黒檀切削用にと思いノミを見ましたが、大きいので保留。恵比寿でお茶休憩後、レッスン場へ。

 江藤君・大江さん・高木さん・永瀬くん・花井さん・増渕君が出席。音階練習に別パートを付けて合奏・・・、どんどん発展して新曲誕生!あっという間の3時間、初心者・初級者には少々辛かったですね、お疲れ様でした。

 ノートンアンチウイルス2003の「延長キー」をネット購入。
2004年1月24日(土)
セーンジャーの馬頭琴コンサート

 万馬仲間の永瀬くんから、本日のセーンジャーのコンサート情報メール、ありがとう。師匠の電話、6:00pmに戸塚駅東口で待ち合わせ。

 恵比寿で教わったバイオリン製作者に電話、月曜2:00pmにアポイント。

 和泉多摩川教室、2名。ボーイングと音階の展開。池谷君、引き続き人差し指と中指を開ける練習、今が一番辛いでしょうね。他の1名、発表会に向けて「心構えと息」・「心のある音・弓さばき」の話。均質に弓が弾けず、最初のアタックが強すぎます。スーッと入ってください。

 湘南戸塚YMCAで7:30pn開演、セーンジャー「スーホの白い馬」コンサート。全体の構成が?10分に及ぶ主催者挨拶・20分のモンゴルのスライド・演奏6曲25分。休憩挟んで演奏6曲+アンコール1曲で35分。演奏全体が雑というのか、聞かせどころが無いというか・・・、私にとっても勉強になりました。終了後、セーンジャー・アシスタント役の竹内君(中学3年生で剣道2段のスポーツ少年)・師匠と和民で歓談。以前は「あがっている」のが目に見えましたが、今回も前半厳しかったそうです。日本中の馬頭琴教室を集めて発表会を・・・!の話で盛り上がりました。来年卒業&就職で忙しいでしょうが、馬頭琴頑張ってください。
2004年1月23日(金)
縁のリレー、山形 → 恵比寿 → 井荻 

 午前中、ボーっとテレビを見ていたら、男にも更年期障害があるそうな。昨年末「老眼」を発見して、結構ショックでしたし、歯のトラブルも老化ですね。おいて良くなる事・悪くなる事、様々です。

 山形の加藤さんから教えていただいた、恵比寿の楽器の卸屋さんへ5:00pm頃来店予約の電話。1号の(というよりモンゴル国の馬頭琴全体の課題)糸巻きの精度アップの為に、チェロ用のリーマー&シェーパーの転用の可能性の相談、ビオラの駒・魂柱素材・・・の入手が目的です。

 新宿駅南口で3人のバンド発見。クレートのアンプ2台にドラムの基本セット。ドラムの若い娘さんの笑顔が爽やかでした。エルブレスで、ユニフレームのグランドチェア購入。このイスは、直接大地に座る時・競技場のプラスチックイスに座る時にも、角度調整ができてとても重宝です。1つ目は、昨夏の馬頭琴合宿の時、ゲル&屋外で活躍した後、オナラト先生(チ・ボラグ&中国国立野馬馬頭琴楽団のコンサートマスター)にプレゼントしました。10%OFFのチケットをしっかり活用。

 恵比寿へ移動。気骨のあるプロの親父です。チェロのリーマーは合いますが、シェーパーは細すぎて、馬頭琴には無理でした。工具を買うより修理する人を紹介しようと、井荻のバイオリン・チェロの修理専門の方に、その場で電話を入れてくださいました。1度見せて欲しい・・・ということで、月曜訪問を告げる。魂柱・駒・チェロ用ナットを購入。先日、日本語の堪能なモンゴル人が、来店したそうです、誰かな?通常の半額だし、良い店をご紹介頂き、加藤さん感謝!

 近くのフレッシュネスバーガー初体験。退職以来、外で食事というのはめったに無く、ましてファーストフードは・・。最後にハンバーガーを食べた日は、思い出せません。バンズが柔らかく・・・というより電子レンジで温めたような湿気に甘ったるいソース、具はまあまあかな。バンドをやっている女の娘2人+αが、目の前で打ち合わせ。

 6:30pmからの「ながやと祭り」の打ち合わせに。途中ドコモから電話、入院中のシグマリオン3の修理、1ヶ月+更に1ヶ月かかるそうです。ふう・・・。

 下北沢のサッカー少年ビバの店で、遅い新年のご挨拶。無音のテレビで、メキシコの女流画家フリーダ・カーロ、哲学的な顔です。最後に出た本上まなみの「意思を感じない癒し顔」とは好対照。私は音楽も美術も「伝達する為の手段」だと考えます。弾く事・描く事は最終目的ではありません。生ビール+ジンWロック1杯。下北沢駅前で酔っ払いのお兄さんが大声で歌ってます。各駅停車を選んだにもかかわらず混雑、所在無げに子猫が鳴いています。

 ついついアドナインスへ、ライブ終了直後でした。イラクへの自衛隊派遣、チャールズ・ブコウスキー、トルーマン・カポーティ、植草甚一・・・の話で盛り上がり、ジンWロック2杯、2:30帰宅。最近の先生は、何も勉強していませんね。
2004年1月22日(木)
内モンゴルのお正月

 ヘブンアーティスト事務局から案内があるも、2月の屋外。この時期の屋外は手がかじかんでしまって、馬頭琴にとっては鬼門でしょう。

 午後、狛江市役所で事務処理。帰り、駐車場ゲートの故障でしばし出られず。通りかかった職員に訴えるも、開口一番「時間オーバーでしょ」って、失礼な!市民の税金で飯食っている自覚がまったくありません。

 衝動的にDVDレコーダーのカタログ収集。それを持って世田谷通り沿いのカフェ「茶茶」で紅茶1杯、小野君在籍。小野君はアメリカ人の奥さんと不思議な音楽をやっています。奥さん2児を、ロタ島で海中出産しています!

 メールで大和市の小学校の、電話で町田市の小学校の演奏スケジュール決定。

 夕食後、下北沢のモンゴル料理「遊牧民」へ。今日は内モンゴルのお正月です。いつもの?「ツァガーンサル:お正月」(盛り合わせ:茹で肉切れ・ボーズ2個・ホーショル1個・野菜サラダ・ミルク茹で餃子)がパワーアップしていて、更にアイラグ(馬乳酒)・肉うどん付き。つまみには少々多すぎます。

 ゲレルさん登場。町田での会合の後、ちょっと寄ったそうです。彼女はシリンゴル出身の、東京外語大大学院留学生です。しばしシリンゴル・ウランバートル・北京や東京の雑談。生ビール+アルヒ(モンゴルウォッカ)3杯。梅木君が来週ホーミーのライブをやるそうです。歯の治療の後か・・・。幸せな気分で帰宅。

 掲示板で、「テイルピースの金属ねじのすっぽ抜け」「弓の毛換え」の2件、修理できたのを確認。
2004年1月21日(水)
最後?の牛丼

 川崎の小学校からの演奏依頼の電話で起床。2号の試奏、良い感じ継続中。弦の伸び(弦を緩めると、弦が安定するまでに時間がかかります)まだ止まらず。

 午後、渋谷へ。銀行業務。生徒に頼まれた「コンタクトマイク」、自分用のグヤトーンEDMチューナー(ボディに貼り付けるタイプ:先代が行方不明)を購入。「ジャズギターブック:日本のアーチトップギター職人の特集」を発見、購入。馬頭琴制作の参考になるかな?

 歯医者へ。夕暮れの公園通り交差点を6階から眺めつつ、2枚のレントゲン撮影。左上奥歯の根っこが剥離、その破片が歯茎周辺まで押し出されているのが、違和感の原因と判明。本日は消毒のみ、次回麻酔をして摘出とのこと。その後、右上の歯の欠け・クリーニングの予定。

 スペイン坂スタジオ前でTFMの堀越氏・市橋君と、退社以来の遭遇。彼らとは、スタジオ見学者12,000人をNHKまで並べた戦友です。

 無印良品で、MONOマガジンに紹介されていた傑作品トランクスを購入。ちなみに普段は「綿」のトランクスで、モンゴル旅行の時などは乾きの早い「新素材」を利用。高額ですが旅にはとても便利です。色気とは無縁な、おっさんのパンツの話でした。

 ヤキトン家で遅い新年のご挨拶。本日の「おっぱい」は今ひとつ、「しびれ」久々に堪能。生ビール+なかだれ(日本酒の冷酒)2杯。1月25日の秩父宮のラグビー「サントリーVS東芝府中」の招待券を頂く。

 本屋で、話題の村上龍の「職業」の本を探すがみつからず。

 狛江で降りて、アドナインスへ。照明の越智君在籍、近々引っ越すそうです。機材運搬車のハイエース、都内ディーゼル規制のためホーミーに乗り換えたそうです。ブルースハープ修行中の金ちゃん登場。元キャロルの内海利勝・ダウンタウンの和田静男のギターの話など。ジンロック2杯+マスターのご褒美。

 帰り道「なか卯」前の「1月下旬、無くなり次第終了」の張り紙、ついつい「最後の牛丼280円」を堪能。めったに食べないんですが・・・釣られました。ボラグ先生、牛丼好きです。
2004年1月20日(火)
でたらめなセール電話に、閉口・・・

 お墓のセールスの電話。電話帳に載せていない母の電話にもかかってくるので、ただ順番に掛けている・・・、迷惑な話です。日中家にいると、お墓・各種先物取引・家の改装のモニター・新築マンション・家の塗装(我が家はマンションですから、これもあてずっぽうですね)・化粧品のセールス(奥様はご在宅ですか?で始まるのでこれも・・・、私は独身です)・・・、色々な電話が掛かってきます。

 先日、山形で教わった「チェロのチューニング:テイルピースの取り付け位置の調整」を、2号でテスト。音質がブライトになった感じです。やりすぎるとツンツンした音になります。ネック・糸巻き部分に弦の振動がびんびん伝わるようになりました。これで様子をみましょう。3号のテイルピースの角度調整を、未加工の駒を挟んでやってみましたが、効果不明。黒檀塊を張ってみないと、判断不能。大手術になってしまいますね、ううう・・・。
2004年1月19日(月)
テイルピースを止める樹脂ひもが、すっぽ抜けた・・・

 明け方はみぞれだった・・・ようで、山形並に寒い東京の朝です。葛飾区の小学校へ電話、3月2日で決定。町田の稲野さん、留守電連絡とれず。

 夕方、世田谷の小学校の教頭先生から電話、2月19日で決定。この小学校は2年目です。稲野さんから電話、町田の小学校からの演奏依頼。

 某掲示板で、内モンゴルの馬頭琴の修理の質問。テイルピースを止めている樹脂製のひも(バイオリンの流用・・・といっても長さは違います)の金属ねじが、すっぽ抜けてしまったとの事。締め直したら、またすっぽ抜けた・・・。チューニングを上げている最中に、突然「ボン」と大きな音がするので、初めて経験すると壊れたと思って呆然となります。樹脂ひものねじ山がバカになったのが原因です。この症状の馬頭琴を数台修理しましたが、このケースだけでなく、多くの馬頭琴は馬の尻尾を三つ編みにしているので、古くなれば切れます。

 以下はボラグ先生に教わった方法です。1、ねじを目一杯締めこむ(2つとも) 2.ねじの前後から瞬間接着剤を、金属の内側に染み込むように付ける 3、接着剤が乾いたら、組み立てる。

 昨夏、フフホトでこのパーツを入手しましたが、別にこのパーツを使わなくても大丈夫です。お古の弦を三つ編みにしても使えます。太いナイロンの釣り糸(たぶん150号以上:100キロクラスのカンパチをつる為の糸)や、銅線を使っている馬頭琴もあります。

 喜作へ深夜散歩、生ビール+酔鯨3杯。
2004年1月18日(日)
山形の皆さん、お世話になりました

 8:00起床、朝食。よほどの二日酔いでもない限り、朝は和食をしっかり食べます。ピアニストの加藤さんに送っていただき、村山市から山形市へ移動。2両編成の列車が、途中から混んでひやひや。山形駅で加藤ご夫妻と合流。

 加藤さんのご自宅で、以前から馬頭琴に流用可能か?と思っていた「チェロのリーマー」や、自作の「魂柱微調整用ハンマー」・木場で入手した弓用の「フェルナンブコ」を見せて頂いたり、チェロの弦の響きを良くするチューニング方法・バイオリンの下駒の調整方法の伝授、恵比寿のバイオリン関連の道具・素材の卸店のご紹介、お土産に目の詰まった「魂柱用材」・「弓用の馬の毛」まで頂きました。息子さんが駅前のライブハウスで店長をしているそうな。山形での拠点づくり、一歩前進。三津屋で、ビール&板そば+天ぷら+鰊をご馳走になり、AZ七日町界隈を見つつ国際ホテルへ送っていただきました。感謝です!

 国際ホテルで、AZ七日町の開店の際お世話になった「マン・クリエイト」の長岡信也代表と再会。山形の色々な話を伺いました。馬頭琴に興味を持っていただき、再会を約束して駅へ。

 座席指定すると後6席という、混雑状態・・・。東京までの3時間弱、馬頭琴3本を膝の間に抱えたまま、身じろぎも出来ず。8:30pmどうにか無事帰宅。

 町田市の夢広場の稲野さん・平野さんから電話有りのメモ。日中友好教会わんりぃの田井さんからメールのあった演奏依頼かな?メールチェック、橋場さんから世田谷の小学校での演奏依頼。子供たちに馬頭琴を聞いてもらうことは、とても楽しい事です。

 昨年、成田山新勝寺で競演したフラメンコギター兄弟デュオの兄から、HP「スペイン留学日記」アップのお知らせ、早速読むと・・・。色々大変ですが頑張ってね・・・と返信。
2004年1月17日(土)
本番

 8:00起床、朝食。部屋に戻って練習。本日も快晴!私も于さんも「晴れ男」」です。そば街道の1店である1階のレストランで、そば昼食。2:00pmに吉田さんと会場入り、吉田さんのピアノで「草原に昇る・・・」のリハーサル、大丈夫!ステージ裏に馬頭琴を並べて、温度慣らし。チューニング変化対策、ほかに無いしなあ・・・。

 バイオリンの加藤玲子さんのご主人が、馬頭琴に興味を持っているそうなので、明日は山形の自宅を訪ねる事にしました。バイオリンを作る方・・・、楽しみです。

 開演6:30pmにもかかわらず、早い方は5:00pmに入場!

 花束の贈呈があって、馬頭琴のチューニングを換える時間は、それぞれ2曲しかありません。1発勝負です。6:30pm開演。2部のトップ、7:45pmから演奏開始。700人の前での演奏は初めてでしたが、無事終了。実力不足は否めませんが、力は出し切れました。「草原に・・・」、于さんの歌+ピアノ+馬頭琴で無事完走。ステージ上で于さんから握手を求められ、ほっとしました。「見上げて・・・」、于さんの歌・須藤さんの歌・合唱・ピアノ・バイオリン・馬頭琴も順調でした。普段は馬頭琴独奏・馬頭琴合奏・馬頭琴+ピアノ伴奏の経験しかありませんでしたので、今回大変勉強になりました。皆さんありがとうございました。

 会場1階のレストランで打ち上げ。ビール+出羽桜の冷酒痛飲の後、スナックかくれんぼで2次会。須藤さんのご主人に送っていただいたのは12:00過ぎで・・・、途中霧で道が霞んでいました。就寝前に温泉探訪。寝湯と普通の温泉のみの営業でした。
2004年1月16日(金)
雪の山形、3人旅・・・

 11:00出発。平日なので、馬頭琴1本背負って、左肩に3本、右手でキャスターバッグを引いても、まあ快適でした。東京駅のホームで主役のテノール歌手于志輝氏・NPOアジア音友協会代表のピアニスト吉田厚子さんと合流。山形新幹線(初体験!)も2席使えたので快適でした。福島から一面の銀世界!十数年前、山形から猪苗代湖までアルフェッタで走ったルートを逆走している感じです。

 村山駅で、メゾソプラノ歌手の須藤さんご一行のお出迎え。昨日まで吹雪だったそうな。今日は快晴です、東京駅のほうが寒かった。会場でリハーサル。「草原に昇る沈まぬ太陽」は最低音が「F♯」なので、「F♯/B」にチューニング。「見上げてごらん夜の星を」は最低音が「D」なので、「G/C」のままでオクターブ高い「Dでやり過ごす事に。バイオリンと一緒なので、オクターブ上げてしまうと音域が似てしまいます。この2曲を続けてリハ:チューニングを瞬時に換えるのは、馬頭琴にとってはとても辛い作業です。「草原に・・・」について、于さんから「もっと歌い上げるように・・・」という注文。于さんの歌、大変参考になりました。

 「クアハウス碁点」という、最上川3難所のひとつに宿泊。夕食、ビール大瓶2本?食後どうも周囲の部屋に人気がないようなので(別館の一番端の部屋)、復習。東京の桑原さんから小学校の演奏依頼の電話。月曜日に詳細を詰めましょう。待望の温泉タイム、源泉(寝湯)・回遊湯・ジェット噴射湯・箱蒸し・打たせ湯・普通の温泉・・・と、堪能しました。
2004年1月15日(木)
七赤金星・・・様々

 銀行&郵便局へドライブ。こういう生活をしていると、どうも曜日・日付の観念が薄くなります。

 山形に向けて、練習&楽器のメンテナンス、弦の絡みのチェック。爪のお手いれ。私の場合3日に1度ぐらいは切らないと、人差し指が邪魔になります。SEIKOのチューナーが不調、電池交換したのにバッテリー切れの点滅継続!十数年前に購入したKORGのDT−2を引っ張り出す。BOSSの12−Hは壊れたし、グヤトーンは行方不明だし・・・。念のため新しい電池を入れ直してみたら、復活!今時電池の不良?本番前ってけっこうこんな自体が起こるのです。

 天候チェック、−3〜4℃・曇り時々雪・・・。寒いなあ、気休めにホッカイロとダウンのインナーを持っていこう。

 馬頭琴3本・弓&予備弓・メンテナンスバッグ・楽器スタンド3本・デール(モンゴル衣裳)・帽子・ベルト・ブーツに着替えを用意して、チケット&時間の確認、シグマリオン3のバッテリーを充電して、準備万端かな?

 山形市の知人からメールが来ないので、メールで携帯番号を知らせる。

 喜作まで夜中の散歩。ジャズヴォーカルのりかさん&彼氏、清美さんに遭遇。喜作の親父・彼氏・私が「七赤金星」である事が判明。3人ともだいぶ性格が違うのですがねえ・・・。

 帰り道のお稲荷さんで、山形の無事を祈願して(私は神道です)、3:30pm帰宅、爆睡。
2004年1月14日(水)
修理を依頼する時の心得

 メール&BBSチェック、知人から「弓の毛がすっぽ抜けたので、修理したい・・・」。渋谷のバイオリン工房と担当者を紹介しました。馬頭琴の専門工房はありませんから、たいていバイオリン・チェロ工房にお願いすることになります。
相手は馬頭琴に関しては素人:知識が無いですから、お任せはできません。提示されたバイオリン・チェロの培ったノウハウの中から、馬頭琴に最適な方法を選択する必要があります。依頼する側にも相応の知識が要求されます。

 馬頭琴の弓の毛替えの場合、ビオラの倍ぐらいの分量の毛が必要です。それだけの分量の毛を、毛箱に通す事がバイオリン工房では難しいのです。以前「モンゴルではどんな方法で・・・」と質問されたので、昨夏フフホトの工房で見てきました。なんと「糸を螺旋状に巻いて」するすると通していました。弦交換の時に、私は2つ折にした細いワイヤーの使用を皆さんに薦めますが、モンゴルでは先端を舐めて通してしまいます。モンゴル人の知恵と経験には脱帽!

 チ・ボラグ音楽事務所の丸山社長から電話。16日の葛飾シンフォニーヒルズのボラグ先生のコンサートで、馬頭琴の体験レクチャーの依頼だったんですが、申し訳ありません山形で仕事です。
2004年1月13日(火)
生徒二人目、脱落・・・

 国立教室に着いたとたん、南林間教室の大島さんから電話。身内の看病の為、しばらく教室を休むとの事。本当に「馬頭琴を続ける」事は難しいです。お大事に

 国立教室は3回目、石丸さん・大和田さん・深谷さん・丸山さんの4名フル出席。ボーイングと音階練習。「音が出ないんです」・・・点検したら松脂不足で、一同爆笑。下ろしたての弓には、なかなか松脂が付かないのです。目で見ると「白い:松脂が付いた部分/弦の生色:付いていない部分」が判ります。他の3名もほぼ同様の状態なので、再度松脂の塗り方の指導。松脂の分量・・・、3年ぐらいかかったかな?人差し指と中指の間を広げる練習。

 終了後弓を届けに、立川の永瀬君のところに。

 帰宅後、近所の蕎麦屋へ行ったら、さなえさんとばったり、新年のご挨拶。

 南林間教室1名のみに・・・、昨年4月から順調に3名が続けていたのですが。リズムの悪さを直す為に「メトロノームに合わせて歌う」→「歌にあわせて馬頭琴を弾く」を指導。本人に自覚が無いと、直らないです。

 近所の洋風居酒屋「トムソーヤ」で、新年のご挨拶。生ビール+赤ワインハーフボトル。
2004年1月12日(月)
あああ・・・、体中から筋肉痛・・・

 牧さんというから、馬頭琴教室に関する質問メール。一般的にメールの方は失礼な方が多いですね。返信しても返事が無いとか・・・。この方がそうでないことを祈ります。

 飲み過ぎたかな・・・、体中の筋肉が痛みます。

 明日の馬頭琴教室用の譜面の準備。昨夏オナラトさんから習った「大きく跳ぶ音階」と、「白鳥」。

 師匠のレッスンへ。初心者:音階練習1時間+初級:「昇る太陽」1時間+中級「運命」1時間・・・の計3時間でへろへろ。「感情」の入った演奏をするよう再三の指摘、今年の最大目標です。先日師匠から譲っていただいた弓を、永瀬くんに貸すことに。良い弓というのは本当に無いですね。また、予備の弓が無くなってしまいました。
2004年1月11日(日)
天馬の会、初自主練習会

 天馬の会のあははさんに電話、今日の練習会の参加時間の確認。モンゴルから持ち帰った1号の3つ目のソフトケース、合うと良いのですが・・・。天馬の会長に電話、野口夫妻の見学&馬頭琴試奏の件を伝える。

 2:00pmに護国寺駅で合流。ねじ馬スタンダード、糸巻きは抜群ですがネックを縦に割って糸巻きを組み込んだ為か、音が悪い・・・。いくら使いやすくても音が悪くてはねえ。ソフトケース、ばっちりでした。これでもか・・・というくらい大きく作ってありました。童子君の張り替えた弦の調整。編み込み済みの弦でしたが、弦が絡んでいたというか、まったく整えていない・・・。この楽器も糸巻きの滑りが始まっています。1号の弦交換。

 帰りの有楽町線内で、パルコ時代の後輩鈴木君ご夫妻+お子さんに遭遇。

 下北沢の釣りの師匠の店に、遅い新年のご挨拶。今年はマグロとブりが◎、たらの入荷が少なく白子は超高値だそうです。胡麻焼酎ロック3杯、鏡開きのお餅でお雑煮を頂きました。

 店を出たところで、宗之助&るみご夫妻と遭遇。私が19歳から通っていた美容院(退職後丸坊主にしてしまった)です。「ラカーニャ」で岩下君にご挨拶。隣の中川五郎氏、M’Sファクトリーのピックアップシステムの使用者だった事を思い出し、質問。「とても良いよ・・・」との事。馬頭琴に良いピックアップを付けるのが、今年の目標の1つです。
2004年1月10日(土)
修理完了、ノイズ消滅!

 和泉多摩川・南林間教室の生徒からメールで、業務多忙の為しばらく出席できないとのこと。年度末ですから。練習続けてください、上達には時間がかかるけど、忘れるのは瞬時です。

 和泉多摩川教室、参加者はレッスン2回目の池谷君のみ。定期的に練習・指導を受けないと・・・。ボーイングと音階の練習。左手の人差し指と中指の間が開かないですね。練習方法を指示。「ジャミヤンモデル」「バックパッカーねじ馬:ベースペグ仕様」の説明&試奏。修理完了した2号を使って、弦交換の説明。ノイズ感知!

 野口さんから電話、明日の天馬の会の練習を見学したいとの事。護国寺駅改札口で2:00pmに待ち合わせ。大阪に行く予定の「ジャミヤンモデル」「ねじ馬スタンダード」の感想も聞いてみたいとの事。

 国立教室の大和田さんに、ソフトケースの入荷のメール連絡。大分のTOMOさんから、大分に来てください・・・とのメール。大分行きの計画もしなくては。
2004年1月9日(金)
オノンバヤル氏、帰国

 朝、師匠をピックアップ、成田空港へ。オノンバヤル氏、来日中に入手した木材を、大切そうに機内持込み。お土産を手渡して別れる。空港のカフェテリアでビーフカレー950円。この値段だと、狂牛病の影響は無いのかな?

 帰宅後、ネックの修理再会。いい感じで終了。これでノイズが無くなれば万々歳・・・ですが。夕食後弦を張ろうと、秋刀魚を焼き始めたら、久ちゃん(毎月沖縄に通う○人)から電話、狛江のベトナム料理サイゴンで8:00pm待ち合わせ。サイゴンの社長&梅津さんに新年のご挨拶。梅津さんは今年歌に初チャレンジだそうです。久ちゃんの携帯映像で、沖縄「うりずん」の忘年会の様子拝見。200名ぐらい参加、土屋さん・スタッフの皆さん、お疲れ様です。生ビール3杯。

 久ちゃんと別れ、ジャズ&ブルース「アドナインス」へ、新年のご挨拶。ジンWロック4杯、大いに話して、ご機嫌で2:00pm帰宅、飲みすぎたな・・・爆睡。
2004年1月8日(木)
日テレライセンス、不合格通知・・・

 いずちゃんからの荷物を受け取りに、成田空港へ。用賀→渋谷が込んでいるらしく、幡ヶ谷から乗るようカーナビの指示。方向音痴の私にはありがたい装備で、HDD内臓になってからは反応も早く快適です。かなりの強風でステアリングが取られます。屋根に4人乗車時でも楽器が載せられるように、ルーフボックスを装着しているので、それも影響しているようです。所要時間1時間45分。2:20pmごろ、無事万馬仲間のそんちゃん帰国。新宿まで送る。給油、6.6キロ/リットル。帰り道の成城タイヤで、OZ・BBSのホイールカタログを入手&店内鑑賞。OZ超高価!BBSはまあまあ、AMGはけっこう安い!

 近所の酒屋で、オノンバヤル氏のショップオープン祝い&ジャミヤン先生の長寿祈願のシャンパン2本購入。

 3日に受けた「日テレ ライセンス オーディション」の不合格通知届く。「日テレライセンスが目指す、アート性の高い大道芸の確立という方向性と合致しない・・・」のだそうです。場違いな場所に出てしまった・・・というのが本音。後日、審査員のコメントが届くそうで、楽しみというか・・・。

 17日の山形県村山市での演奏の後、18日に山形市によって演奏・・・という件でメールのやり取り。

 万馬仲間の倉富君から、勤務先の小学校での演奏依頼。いずちゃんから預かっ荷物関連のやり取り。
2004年1月7日(水)
オノンバヤル氏と再会

 這うように起き、師匠と11:12の特急で、新検見川駅へ。2:05pm無事合流。オノンバヤル氏、ジャケットにネクタイ・ビジネスコートにアタッシュケースという姿で登場!

 師匠宅で、バトチョローン氏(モンゴル国の馬頭琴界のトップ)から、ボラグ先生(師匠の師匠で、父親。私は孫弟子になります。内モンゴル馬頭琴界のトップ)に、プレゼントされた馬頭琴(オノンバヤル作)の補修箇所のチェック。昨夏野口さんからプレゼントされた馬頭琴(オノンバヤル作)の改造点の確認やら、革張り馬頭琴・蛇皮貼り馬頭琴・ボラグ先生の特注馬頭琴(5号)・北京のバイオリン工房で作られた馬頭琴(3号)を、見たり・弾いたり・叩いたり・・・と、大変研究熱心でした。

 食事をしながら情報交換。モンゴル国の若手奏者が育たず、先細り状態。馬頭琴の価格・レッスン代の高騰等、モンゴル人が馬頭琴を習える環境が厳しくなっています。日本人の闇雲な馬頭琴購入やら、言い値でレッスン料を支払う日本人留学生など、日本人の行動がその原因です。弾かない馬頭琴をモンゴルに里帰りさせ、若手の馬頭琴奏者を育成することを、考えねばならないようです。

 帰宅したら、内モンゴルから荷物到着、いずちゃん(万馬馬頭琴楽団のメンバーで、現在フフホトの民族高等考科学校で日本語教師)から。携帯に電話したら、中国東北地方旅行で風邪をひいたそうです、お大事に。

 師匠からの電話、9日オノンバヤル氏を見送りに、成田空港へ行く事になりました。

 16日から山形でご一緒するピアニストの吉田さんから電話。チケット購入したとのことなので、取りに行きました。
2004年1月6日(火)
足利教室の新年会

 天馬の会、あははさんの電話で起床。お願いしていた1号用のソフトケースの3つ目をウランバートルから持ち帰った・・・との事。エンフジャルガル氏の馬頭琴は特大で、綿密な寸法を渡したにもかかわらず、1回目小さすぎ、2回目は縦横5センチづつ広げて・・・とお願いしたにもかかわらず小さい!今度のは合うかなあ?

 昨夜貼った黒檀部分を、ノギスで計測&現物あわせで荒削りしたところで、出発時間。

 浅草で師匠と合流、足利へ。館林・足利教室の4名+私で、「昇る太陽」の中間部分の練習。こちらの方々の上達ぶりに脱帽!やはり「継続は力」ですね。

 8:00pmから、通称「汚い焼肉屋」で新年会。師匠・高橋ご夫妻・岩崎さん・ぷー先生(夜間高校の先生で、昼間はぷー太郎だから)の計6名。焼肉・ホルモンに味噌ラーメンもいけてました。

 高橋家で二次会。途中ぷー先生にマッサージなどもしていただき、3:30就寝。
2004年1月5日(月)
2号馬頭琴のノイズ原因、特定か・・・

 2号馬頭琴が1ヶ月前あたりから(11月期末の沖縄行きあたり)、何やらノイズが出ています。普通は糸巻きの取っ手のガタつき・ギア自体の遊びの場合が多いのですが、どちらでもありません。数ヶ月前にチェックした万馬仲間の金子さんの馬頭琴も、同様の症状が出ています。気分転換に弦を交換しようとしてびっくり!以前はきっちり入っていたボディとネックの接合部にガタつきが・・・。

 1号でも同様の症状があったので、渋谷のバイオリン工房で見ていただきましたが原因特定できず・・・ということがありました。結局は、ボディとネックの接合部の微妙なガタが原因でした。

 まずは計測。ノギスで測ったところ驚くような数値が!普通の人よりも弾く時間も長く、持ち歩き・飛行機・車で揺られる事も多いのですが、こんな事が原因でしょうか?早々修理開始、2ミリ厚の黒檀板をネックの接合部に接着、クランプ掛け。明日厚みを調整、これで直れば、金子号もチェックしてみましょう。

      ボディ側  19.9ミリ  19.8ミリ  30.0ミリ
      ネック側  19.3ミリ  18.2ミリ  28.8ミリ
      誤  差   0.6ミリ   1.6ミリ   1.2ミリ

 夜、野口さん(ウランバートルでゲストハウスを経営、昨夏お世話になりました)から電話、オノンバヤル氏(ウランバートルでアルゴサン馬頭琴工房を経営、モンゴル国ではトップクラスの丁寧な仕事をします。私の6号、モニター中の7・8号の作者)が来日したが、銚子の親類宅にいるとの事。当初は東京滞在・・・だったので、食事でもしながら私の馬頭琴を何本か見せるつもりだったんですが・・・。7日の場所・時間設定・・・で色々、検見川駅2:00pm待ち合わせ→師匠宅・・・でまとまりました。野口さんは朝、市川から銚子まで迎えに行くそうです。
2004年1月4日(日)
ホームページビルダー購入

 「万馬」の初自主練習会に出席、案の定永瀬マネージャー1人。正月から練習できるのはおじさん2人か・・・と思っていたら、新人江藤君が実家から帰省して登場!馬頭琴上達のコツは、熱心な練習に尽きます。「草原に昇る沈まぬ太陽」の練習。テノール歌手のキーに合わせて半音低くチューニング。概要は固まったので、後日メロディラインを録音して、被せる練習をすればいけそうです。みんなで合奏の「見上げてごらん夜の星を」は難問で、一番低い音が「D」!さてどうしたものか・・・。

 練習後永瀬くんと、新しい餃子屋でささやかな新年会。一口サイズの餃子メニューを堪能。浪花の店です。ホームページの制作ソフトについて相談。

 渋谷で「ホームページビルダー」購入、何と640グラム・348ページのマニュアル添付!電車内で読み出したら、成城学園駅をワープして登戸に到着。本を読んでいると時々起こる現象です。

 自宅を通過、喜作に新年のご挨拶&読書。今年の運勢はなかなか良いそうです。頑張ろう・・・と思ったら、昨年末飲み屋を閉めた女性登場。世の中相変わらず厳しいんですね。酔鯨2杯、不景気風が染み込まぬよう早々に退散。

 ブルグッド師匠から電話、6日の足利でのレッスン会&新年会の打ち合わせ。

 深夜、テレビのチャンネルを適当に回していたら(決まった番組を見るという習慣が無いので、いつものことです)、何とNEW YEAR ROCK FESTIVAL第1回を、放送してました。やたらと「継続は力・・・」という言葉が飛び交い、31年も続けば当然か。高校時代好きだったJOEのSATORIに聞き入ってしまいました。PARCO時代に浅草ロック座にビールを差し入れたことがありますが、裕也さん直立不動でお礼を・・・。とても礼儀正しい方です。しかし、懐メロだなあ・・・、精彩が無くエネルギーを感じられる出演者がほとんどいない。
2004年1月3日(土)
日テレ ライセンス オーディション

 カーナビに「日テレ」が載っておらず、汐留地区は巨大な空白地帯!環8・首都高とも、かなりの車。それでも55分で到着。さて日テレが解らず車を停めると、真下が「カレッタ汐留」のパフォーマンス会場。和太鼓が演奏中・・・も、観客まばら。反対側車線に「汐留タワー」を発見し、入場。この駐車場やたらと大きい!

 幸いエレベーターから受付が近く、安堵。控え室、クラウン(ピエロ)のメイクをする人達で大混雑。やはり「ヘブンアーティスト=音楽」というイメージは皆無!どうも場違いなので、会場探索へ。今回は「日テレプラザ」「ライトタワープラザ」「カレッタプラザ」の3箇所ですが、本日演奏予定の「カレッタプラザ」最悪の環境・・・。日も当たらず人通りもまばらで、通行人はレストランに直行。めげずセッティング開始、用意されたPAは「クレート」のバッテリー内臓アンプ&ワイヤレスピンマイクでした。控え室を諦め、やはり寒いのでカフェを探すも、少ない&禁煙。結局日の当たらない喫煙スペースで小休止。

 1:00pmに演奏開始するも、1曲終わると観客が散ってしまいます。観客も私の指も「寒さ」に負けて・・・、落馬(弦から指が落ちるミス)数度、ホッカイロ効き目無し。「運命」で盛り返し、最後の「優駿」では良い感じの集客。なんだもう終わりか・・・という観客を後に時間通り1:30pm終演。審査員のテリー伊藤氏・いとうせいこう氏・夏木マリ氏現れず、あれっ?という感じ。1月にご案内を頂いている「プルデンシャルタワー:赤坂見附」、「屋外+12:00〜1:00pmのランチタイム・・・」という本日とかなりの類似条件です。

 夜、山形での演奏会でご一緒するピアニストの吉田さん宅にお邪魔して、「草原に昇る沈まぬ太陽」の楽譜の受け取り。彼女は「アジア音友協会」という団体を設立中です。日本に留学したアジア人の実情の情報交換。
2004年1月2日(金)
イラクとハゼの関係

 明日の「日テレライセンスオーディション」の為の30分の曲目選定&練習。真ん中にアップテンポの曲を入れたいのですが、現在の実力+外での演奏・・・を考えて断念。屋外の寒さ対策に、モンゴル国の厚めのデール・気休めのホッカイロを準備。左手の指が冷たいと最悪ですが、ホッカイロ握っていると汗ばんでくるのにも困りものです。天気予報は快晴、気温も本日並みで風も穏やか・・・に安堵。帰省ラッシュスタートということで、出発時間何時にしようか?

 昨年末釣った、ハゼの天ぷら&ビールで夕食。例年この時期のハゼは、横須賀の海上自衛隊基地の湾内なんですが、今年は一般船入港禁止だとか。思わぬところで「イラク」の影響を受けました。
2004年1月1日(木)
東京国際フォーラムから、新年快楽!

 31日7:30pm、愛車で出発し、東京国際フォーラムへ。「2003年東京ミレナリオ」の影響で、交通渋滞・駐車場の入場待ちの可能性を事務局から指摘されましたが、通常よりスムーズで40分ほどで到着、駐車場もガラガラ。

 時間をもてあまし、光の彫刻:パラトゥーラ見学。なかなか綺麗でしたが、会場への入り口は1箇所のみ、立ち止まっての撮影禁止、最寄の有楽町駅を使うな・・・と、規制でがんじがらめ。警察官・アルバイト大量動員で、交通整理に当たっておりました。

 会場に戻ると、顔見知りの二人組み「ハイビーム」がパフォーマンス中。100組ぐらいの親子連れが見ており、こんな時間に・・・と歓心!

 控え室に楽器搬入するも、事務局と同席の為練習もままならず、喫茶店で暇つぶし。私のネームボードは「ひげ」のみで、「馬頭琴が」抜けています。事前に事務所の方と会場で音出しチェックまでしたのに、音楽演奏への配慮は感じられませんね。

 10:00pm、控え室でチューニングを始めたら、20人ぐらいの関係者がカウントダウン関連のミーティングを開始、こそこそする羽目に。ソーヤー谷村さん登場。

 前のパフォーマーが話し込んでいて、結局11:05pm演奏開始。おまけに演奏中も横でガチャガチャと片付ける音が・・・、時間とマナーは守ってよ、お兄さん!


 向かいのベンチのカップルがいい感じでいるが、寄ってくる人は少数。正面に何やら怪しい人が熱心に・・・と思ったら、昨夏ウランバートルで会ったハルオさんでした。寄ってくる人が少なく、長く話していても辛いので、当初の12曲に3曲プラスしてジャスト12:00まで演奏。途中下の会場で和太鼓が勇壮に鳴り響いて・・・、事務局の神経を疑ってしまいます。「東京都公認ヘブンアーティスト=大道芸=パントマイマー」のようです。

 さっさと片づけを済ませ、ハルオさんと喫茶店で新春馬頭琴話。マイクの事とかエフェクターの事とか、日本人にしか出来ないであろう「未来の馬頭琴」の話題で大いに盛り上がる。

 ハルオさんを新宿まで送って、3:30帰宅。日記を書いていたら朝になってしまい、お雑煮を作り朝食。年賀状の返事用のビジュアル制作、プリントアウト。

 少し馬頭琴の弾き初め、1:00pmからご近所の中川家で新年会。恒例の藤本家で二次会。おばあちゃん・まめ(パピヨン)も昨年亡くなってしまい、ちょっと寂しい。熊本のこってりした雑煮を頂いて、10:30pm帰宅。