<ピークコンサルトとの出会い>

ピークコンサルトとの出会いは2004年のラスベガスのウインターCESでした。
ステレオボックス社のブースでピークコンサルト社GRNDEが奏でる音を聴いとき「こんなスピーカーが世の中に存在するんだ!」と物凄い衝撃は受けたのです。
自分の求める(空想上に存在する)最終理想的な音をGRANDEは奏でていたのでした。
それはどの様な音かと言うなら現代スピーカーとビンテージスピーカーの良いとこ取りしたような音です。
反応の良さ、ハイスピードを求めたなら現代スピーカーはビンテージスピーカーの足もとにも及びません。
低歪、ワイドレンジを求めたならビンテージスピーカーは現代スピーカーには及びません。
そしてGRANDEから出てくる音はビンテージスピーカーを彷彿させるハイスピードと、現代スピーカーの中でも最右翼の低歪とワイドレンジな音なのです。
そのようなオーディオ的な特性として弱点を持たないGRANDEが聴かせてくれた音は、音楽そのもの。
リスナーを音楽に集中させ、音楽の世界にどっぷりと浸らせてくれる。
「目を閉じて音楽を聴くなんていったい何時以来のことだろう?」と初対面のGRANDEに不覚をとってしまった私はピークコンサルトの日本(ドルフィン)への導入を決めたのです。



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