宗派:天台宗 本尊:千手千眼観世音菩薩 開基:聖徳太子
本堂 縁起
寺伝によると、往古、聖徳太子がこの地に来臨された折節、紫雲たなびくこのお山をご覧になって「これぞ霊山なり」とおぼしめし、太子自らが千手観音の像を刻み、堂塔を建立されたのが、当寺の縁起であるという。
以来、太子が近江国に創建された十二箇寺中の随一の寺院として、湖東地方に勢威を振るってきた。 ところが、応仁・文明の乱に際し、近江国守護職・佐々木六角氏がこの山に居城を築いたため、寺は兵乱に罹(かか)ったり、山麓に移されたりするなど苦難の路を辿(たど)ることとなった。その後、永禄十一年(1568)、織田信長により六角氏が滅ぼされたため、慶長二年(1597)、再び山上に堂塔が営まれることとなったが、往時をしのぶべくもなかったようである。
古来、万事吉祥の縁結びの祈祷道場として老若男女の尊崇を集め、四季を通じての景勝の名刹でる。
全景 入口 仁王像
境内案内
鐘楼 祠(ほこら) 濡佛
城跡 護摩堂 奥の院
近隣の見所 安土町観光案内
アクセス 関連サイト(観音正寺) 慈悲の道(法話・行事)
場所………〒521-1331
滋賀県蒲生郡安土町石寺2番地
電話………0748-46-2549
交通………JR能登川駅下車、近江バス八日市行にて観音寺口下車
徒歩50分
駐車場……有(表・裏林道を合わせて25台程度)
拝観時間…8:00〜17:00
納経時間…同上
バリヤーフリー状況
障害者用トイレはありませんが洋式で綺麗です。
車椅子の方は裏参道(川並参道)より参拝するフラットで良い
景観・見所
近江国は、日本のほぼ中央に位置するが、その近江国でもまた中央、
すなわち日本の「臍(へそ)」ともいうべき要衝に位置するのが
、標高432.9メートルの繖山(きぬがさやま)、別名観音寺山であります。
貴人にさしかざす衣蓋(きぬがさ)のようにふんわりとした美しい山容から
名付けられたこの繖山の山中にひっそりと佇(たたず)んでいる。
観音寺城跡(佐々木氏)も近くに有ります。