宗派:高野山真言宗 本尊:千手観世音菩薩 開基:山蔭中納言政朝卿
山門 縁起
総持寺の縁起(歴史)
亀に乗った観音様として有名な総持寺は平安時代、中納言藤原山蔭卿により開かれました。亀の恩返しにより開かれた総持寺の御話は、今昔物語や源平盛衰記等にも紹介されています。
山蔭卿の父である高房卿は大宰府に赴任の途中、猟師たちが一匹の大亀を捕らえていました。高房卿は、自分の着物と交換し、大亀を河に放しました。
翌朝、河に落ちた山蔭は、昨日の大亀が元気な山蔭を背に乗せて現れたのです。
観音様の御恩に感謝した高房卿は観音様の造像を発願します。その後、高房卿は亡くなり山蔭卿が、父高房卿の遺志を継いで千手観音を像立し、総持寺を創建されました。
本堂 山門入口前
普悲観音堂とぼけ封じ観音 地蔵堂
金堂 大師堂 包丁塚
神社風建物
近隣の見所
アクセス 関連サイト(総持寺) 慈悲の道(法話・行事)
場所………〒567-0801
大阪府茨木市総持寺1-6-1
電話………072-622-3209
交通………阪急
総持寺駅下車5分
駐車場……有(20台)
拝観時間…6:00〜17:00
納経時間…8:00〜17:00
バリヤーフリー状況
車椅子の方でも参拝は可能です
障害者用トイレは境内入口(山門横)にあります
景観・見所
亀に乗った観音様で有名、町の真中に位置している。
道教では仙人が住むという蓬莱山を背負っているのが亀といわれ、
中国では亀は竜と共に神聖な動物とされてきたようである。
また、亀は神仙思想の世界と現世を繋ぐ動物とも言われているという。
境内は大変綺麗です。山陰流包丁式(4月開催)で有名です