第五章 今後の展開  

1.時空をこえた巡礼・遍路の魅力 

              1.1 歩く効能、日光浴の効能、森林浴の効能が実感できた。

              1.2 癒しの効能有

              1.3 千数百年前の歴史の重みを感じとれた。

              1.4 植物の研究(各寺に咲く見事な草花と特異な植物に出会えた)

              1.5 教育の基本を学ぶ(法話などにより現在人に足りない教えあり)

              1.6 短歌調感想

(1)  千年の古徳十徳身に沁みて巡礼の道頼もしきかな

(2)  観音の大慈大悲の施無畏受け修行は老世地域に生かす

(3)  風雪に耐えて生き抜く大樹草寺の自然は万薬となる

(4)  千古寺は風光明媚守り受け修行の道は学び励ます

(5) 観音の光差し込む説法は吐く息白く心は熱き

(6)  国宝の寺殿荘厳静寂さ心は福祉世間の為に

(7)  花の寺人の心を牽きつけて華麗に咲いて命ながらう

(8)  山寺で弁当忘れおにぎりを分けていただく絆の強さ

(9)  瞬間の写真を撮って蓄えて宝の駒は思い出多し

(10) 参拝の走行距離は五千キロ長き道程乗って歩いて

(11) 国宝と重文の数幾百と歴史の重み偲びながらう

(12) 創建の寺の謂れ手繰り寄せ不思議の世界教訓多し

(13) 巡礼も寺の由来を調べれば楽しさ倍加再訪誘う

(14) 千年の霊場神秘ロマン秘め霊験受けて人生新た

(15) 涅槃像さわって祈る願なれば心は近く観音様に

(16) 満願の願いは叶う華厳寺は秋空高く夕日まぶしく

2.私どもの提言(まとめ)

2.1 障害者用トイレの設置(せめて洋式を1つ位欲しい、綺麗にして欲しい)
2.2 景観を損なわない段差対策の実施
2.3 美術工芸品の公開機会を多くして欲しい。
2.4 防災道路の有効活用による障害者参拝の容易性の確保
2.5 景観の維持向上にボランテアの多数参加の呼びかけ
2.6 最寄駅からのバスの運行を実施して欲しい。
2・7 手すり及び途中の休憩所が欲しい
2・8 本堂に椅子が欲しい。
2・9 外人向け標識が必要では
   

3.巡礼後の変化と反省点
3.1 一人では無理な事でもグループ活動の重要性が認識できた。
3.2 各人の特技が見直せた。(文章、絵、企画、インタービュー上手い人)
3.3 歴史的重要文化財の維持が難しいと思う。
3.4 また行きたいなと思うようになった。
3.5 近隣の散策をもっとふやしたい(1回の回る寺院の削減が必要)
3.6 常在不滅の旅で、自分の心中を深く見つめる修行でした。
3.7
  千数百年の歴史の重みと悠久の大自然に触れ、煩悩を浄化し、あらゆる災難から私を守護して下さる現世的な御利益を授かる旅でした。
3.8 修行を行っていると言う心を常に持ち続け、会得した精神を今後の人生に如何にし 実行して行くかが大きな課題です。

過去の歴史に学び戦争による破壊防止・天災・人災による焼失防止・公害による景観の破壊防止をボランティアを通して実践し、障害者でも安心して暮らせる町作りを実践したいと思います。